2010年11月27日土曜日

John Sickels: Nationals Top 20 Prospects

 お次はJohn Sickels氏(元記事はこちら。あえてHarperじゃなくてEspinosaの写真を使ってますね)。上位の顔ぶれはBPとあまり変わりませんが、 AFLでもがんばったLombardozziの評価が高いことが目立ちます。

Grade A(スター間違いなし)
1. Bryce Harper OF
Grade B (メジャーでのレギュラー候補)
2. Derek Norris C
3. Danny Espinosa INF
4. Sammy Solis LHP
5. A.J. Cole RHP

6. Wilson Ramos C
7. Robbie Ray LHP

Grade C (メジャーに昇格・定着できるかどうかボーダーラインの選手)
8. Michael Burgess OF
9. Eury Perez OF
10. Rich Hague SS
11. Cole Kimball RHP
12. J.P. Ramirez OF
13. Chris Marrero 1B
14. Steve Lombardozzi 2B
15. Brad Meyers RHP
16. Brad Peacock RHP
17. A.J. Morris RHP
18. Tyler Moore 1B
19. Tom Milone LHP
20. Daniel Rosenbaum LHP

BP: Nationals Top 20 Prospects

 今年もプロスペクトランキングの季節がやってきました。まずはBPから(元記事はこちら)。BPは例年11位までなんですが、今年はおまけで20位まで紹介されていました。2010年ドラフト組が、Harper、Cole、Solis、Rayと上位に顔を並べています(Cole、Rayはまだなんとも言えませんが)。

Five-Star Prospects
1. Bryce Harper, OF
2. Derek Norris, C

Four-Star Prospects
3. Danny Espinosa, SS/2B
4. A.J. Cole, RHP

Three-Star Prospects
5. Sammy Solis, LHP
6. Wilson Ramos, C
7. Michael Burgess, OF
8. Robbie Ray, LHP
Two-Star Prospects
9. Eury Perez, OF
10. Tyler Moore, 1B
11. Rick Hague, SS

Nine More:
12. Cole Kimball RHP
13. J.P. Ramirez OF
14. Chris Marrero 1B
15. Brad Meyers RHP
16. Jason Martinson SS
17. A.J. Morris RHP
18. Brad Peacock RHP
19. Paul Demny RHP
20. Destin Hood OF


 私案を記事にする余裕はないのですが、個人的にはMoore、Morrisが過大評価のように思える一方で、Tom Milone、Daniel Roenbaumがランクインしてもよかったのになあと思っています。

2010年11月24日水曜日

Espinosa 右手を手術

 Danny Espinosa二塁手が右手のhamate boneを除去する手術を受けることになりました。全治6週間とのことで、来季のスプリングトレーニングには十分間に合う見通し。hamate bone除去手術は近いところではDerek Norrisが受けましたし、かつてはRyan Zimmermanも受けており、キャリアには影響はないことが一般的。 ニュースのタイトルを見たときはギョッとしましたが、まあ大丈夫でしょう。

 セプテンバーコールアップからの衝撃的なデビューを経て、オフには(本ブログではフォローし切れていませんが)プエルトリコのウィンターリーグでプレー。22試合で.281/.343/.483というなかなかの好成績を残していました。
 
 来季は開幕セカンドと期待しています。しっかり直して、鋭気を養って、戻ってきてください。

2010年11月23日火曜日

Cy Young, MVP (ZimとDunnも得票)

 両リーグのCy Young、MVPが発表され、今季のアワードもこれでとりあえず終了しました。

Cy Young
NL: Roy Halladay (PHI)
AL: Felix Hernandez (SEA)

 Halladayは満票での受賞。最多勝、防御率3位、奪三振2位もさることながら、9完投勝利、4完封勝利は、2位がそれぞれ5完投、2完封と圧倒的な数字でした。そして5月29日のマーリンズ戦での完全試合。まさに受賞にふさわしい1年でした。

 Felixは最下位マリナーズからの受賞。防御率1位にもかかわらず打線の援護に恵まれず勝ち星はわずか13でしたが、21勝のSabathia(NYY)などを抑えての受賞。心からおめでとうと言いたいです。

MVP
NL: Joey Votto (CIN)
AL: Josh Hamilton (TEX)

 Vottoは満票にわずか1票足りないだけの圧倒的な受賞となりました。ホームランと打点の二冠王のPujorsがいたのでもっと接戦かと思いましたが、意外な大差。OBP、SLGで1位という点とともに、なんといってもチームを15年ぶりのプレーオフに導いたことがvaluableという点で評価されたのではないかと思います。まだ26歳。これからが楽しみです。

 ところでナショナルズの選手では、Zimが16位(18ポイント)、Dunnが21位(9ポイント)でした。Zimは昨年の2ポイントから大きく上昇しました。チームが最下位の中、よく評価してもらえたなあ、とうのが実感です。
 
 Hamiltonは、故障で約1か月休みましたが、こちらもチームを久方ぶりのプレーオフに導いたことを評価されたと思います。

2010年11月21日日曜日

11/20 AFL Championship 初めてテレビでHarperを見た

 AFLの優勝決定戦が開催され、Scottdale Scorpionsの3-2での勝利にナショナルズの選手たちが大いに貢献しました。

 まず先発の機会を与えられたSammy Solisが、2回と4回にいずれもエラーがらみで1点ずつを失いましたが、1回と3回は三者凡退に抑える好投で、見事にこの優勝決定戦の勝ち投手となりました。

 打線は1番ショートSteve Lombardozzi、4番キャッチャーDerek Norris、7番ライトでBryce Harperが先発。1点を先制された直後の2回裏、先頭のNorrisがシングルで出塁すると、同点としてなお1死2塁の場面でHarperが逆転のシングルをレフトに流し打ちました。4回に追いつかれた直後には、今度はLombardozziが2死2塁からライトフェンス際まで運ぶいい当たりの決勝二塁打を放ちました。Burgessも代打で出てきて四球を選び、このAFLに参加した全打者が活躍してくれました。

 試合は4回以降3-2のままで推移し、9回表、マウンドにはCole Kimball。見事に三者凡退でセーブを記録しました。

Harper 1/4 RBI 2K
Norris 1/3 R
Lombardozzi 1/3 double RBI
Burgess 0/0 BB
Solis 4.0IP 2R (1ER) 3H 1BB 3K (W)
Kimball 1.0IP 0R 0H 0B 1K (S)

 MLB Channelで生中継していましたが、外出から帰っててきてテレビをつけたときには既に6回表。Harperの打席は2度見ましたが、残念ながらいずれも空振り三振。録画は見ました。

 参加した選手たちはみんな収穫多きAFLだったのではないでしょうか。来季の飛躍を期待します。

2010年11月20日土曜日

40人ロースター整理

 今年もこの季節がやってきました。ルール5ドラフトに備えた40人ロースターの整理です。

 今季のナショナルズは、AFLでも活躍したCole KimballAdam Carrの両投手、そして元ドラ1のChris Marrero一塁手の3人を40人ロースターに追加しました。

 枠が1つ足りず、Juan JaimeをウェイバーにかけたところDバックスに奪われてしまいました。2010年は故障で全く投げられませんでしたが、故障前には98マイルを記録し、奪三振率をはじめとしたスタッツを見る限りは、大きく期待していました。残念ですが、故障からしっかり回復し、活躍することを願っておきます。

2010年11月19日金曜日

11/18 AFL レギュラーシーズン終了

 あっという間にアリゾナ秋季リーグのレギュラーシーズンが終わってしまいました。最終戦にはLombardozziだけが出場しましたが、4打席凡退に終わりました。

 各選手の成績は下記のとおり。Harperのみならずどの選手も期待通り、期待以上の成績を残してくれました(Burgessだけは少し物足りない成績とですが)。NorrisのOPS(OBP+SLG)はリーグ4位。Lombardozziも十分上位打線で活躍できました。投手陣は軒並好投。CarrのWHIPは規定投球回数に達した投手の中ではなんと1位。Kimballはわずかに規定投球回数に到達しませんでしたがそれでも奪三振率も高く評価を上げました。奪三振率といえばPeacockは更にすごくて脅威の12点台です。Solisも後半ほど良くなっていきました。

Bryce Harper
9G 35AB 6R 1HR 7RBI 4BB 11K 1SB .343/.410/.629

Derek Norris
16G 54AB 10R 4HR 19RBI 11BB 18K 2SB .278/.403/.667
Steve Lombardozzi
21G 82AB 16R 0HR 4RBI 10BB 8K 2SB .293/.385/.439

Michael Burgess
18G 65AB 8R 2HR 12RBI 4BB 20K 1SB .246/.286/.477
Sammy Solis
6G(5GS) 23.2IP 7BB 12K 3.80/1.23

Brad Peacock
9G 12.0IP 3BB 17K 4.50/1.08

Adam Carr
10G 13.0IP 3BB 8K 2.08/0.69

Cole Kimball
11G 12.0IP 2BB 15K 0.75/0.83

 残すはチャンピオンシップのみ。Bryce Harperも出場予定。土曜日午後3時(日本時間日曜日朝5時)からMLB.tvでも視聴可能とのことです。

2010年11月18日木曜日

11/17 Harper最終戦(レギュラーシーズン)は2安打

 Bryce Harperのアリゾナ秋季リーグ最終戦。といってもチームが土曜日に開催される優勝決定戦への進出を決めており、Harperの出場が見込まれています。MLB.tvでは中継される予定。土曜日午後1時(アリゾナ時間)。必見です!といっても、私も見られるかどうか微妙なところですが。

 さて、今日の試合。2回の第1打席は併殺に倒れましたが、第2打席でシングル。第3打席を三振の後、最終第4打席でタイムリー二塁打を打ちました。最後までしっかり結果を残しました。この.343/.410/.629というラインが公式記録として残るわけです。すごい18歳だ。

 もう1人、Norrisも2安打。OPSの数字ではHarperをも上回っています。こちらも素晴らしい。

 投げても、CarrとKimballがともに1回無失点。いい感じです。

Harper 2/4 double RBI K .343/.410/.629
Norris 2/4 triple R K .278/.403/.667
Carr 1.0IP 0R 1H 0BB 1K (H1)
Kimball 1.0IP 0R 0H 0BB 1K

11/16 Lombardozzi2安打で3割超

 理由は良く分かりませんが、7回までで終了した試合。1番ショートで先発のLombardozziが2安打で打率を.307まで上げました。いい感じです。NorrisとBurgessの2人は3打席凡退。

Lombardozzi 2/4 K
Norris 0/3
Burgess 0/3

2010年11月15日月曜日

11/15 AFL みんないい活躍

 AFLも残り1週間となってしまいました。あー、今年も野球シーズン終わっちゃうなあ。

 今日の試合に出場したナショナルズの選手はみんな活躍。投げては、Sammy Solisが2点リードの6回から3イニングを1安打無失点に抑えると、最終回はBrad Peacockがしっかり締めました。Solisはこれで登板終了かな。最終的には防御率を3点台まで下げてきました。打つほうは、1番DHのLombardozziが二塁打2本を含む3安打すれば、8番ライトで出場のMichael Burgessは三塁打と2号ソロ。この調子で、いい感じでシーズンを終えましょう。

Solis 3.0IP 0R 1H 0BB 2K (H1) 3.80/1.23
Peacock 1.0IP 0R 1H 0BB 1K 4.50/1.08
Lombardozzi 3/5 2doubles R K .297/.398/.459
Burgess 2/4 triple HR(2) R RBI 2K .258/.299/.500

新人王、Strasburgには一票も入らず

 両リーグの新人王が発表されました。

Rookie of the Year
NL: Buster Posey(SF)
AL: Neftali Feliz(TEX) 

 ナショナルズの選手には一票も入りませんでした。Strasburgはさすがに稼動期間が短すぎたか・・・。それにしても、ほぼフルシーズン出場したStoren、Desmondには3位票の1つくらいは欲しかった。残念です。
 
 受賞したのは奇しくもワールドシリーズを戦った両チームの2人(投票はレギュラーシーズン終了直後なので、ポストシーズンでの活躍は加味されていません)。Jason Heyward(ATL)とJaime Garcia(STL)の2人も受賞に値する成績を残しましたが、Poseyの受賞はシーズンが深まるにつれ確実になっていきましたね。順当な結果だと思います。一方、ア・リーグは2年連続でクローザーの受賞となり、去年も書きましたが、ちょっと不満。個人的にはAustin Jackson(DET)のほうが相応しかったと思っています。

2010年11月13日土曜日

11/13 AFL Harper無安打も1盗塁

Bryce Harperが5番(だんだん打順が上がってきています)ライトでフル出場。1四球、1相手エラーで2度出塁し、初盗塁を記録しました。もう1人、1番セカンドで出場したLombardozziは1安打1四球でこちらも2度出塁しました。投手陣の登板はありませんでした。

Harper 0/3 BB R SB .323/.400/.613
Lombardozzi 1/3 BB R CS

11/12 AFL Burgess故障?

7番ライトで先発したMichael Burgess外野手が、6回表の守備から交替しました。交替した理由など詳細は不明。故障でなければいいのですが。Adam Carrが2点リードの9回表に登板て、三者凡退。初セーブを記録しました。

Burgess 0/1 BB K
Carr 1.0IP 0R 0H 0BB 1K S(1)

2010年11月12日金曜日

Zim、Silver Slugger賞は獲得

 前日、Gold Glove賞を逃して悔しい思いをしたRyan ZimmermanがSilver Slugger賞のほうは受賞しました。むしろGold Gloveのほうが手堅く受賞し、リーグの三塁手の中で、打率、OPSではトップでしたが、本塁打、打点ではともに3位タイということもあり、こちらは難しいかなと思っていたので、意外な結果となりました。ま、とにかく喜びましょう。

[National League]
1B Albert Pujols (STL) 3年連続6度目
2B Dan Uggla(FLA) 初
3B Ryan Zimmerman(WAS) 2年連続2度目
SS Troy Tulowitzki(COL) 初
OF Ryan Braun(MIL) 3年連続3度目
OF Carlos Gonzalez(COL) 初

OF Matt Holliday(STL) 2年ぶり4度目
C Brian McCann(ATL) 3年連続4度目
P Yovani Gallardo(MIL) 初


[American League]
1B Miguel Cabrera(DET) 4年ぶり3度目
2B Robinson Cano(NYY) 4年ぶり2度目
3B Adrian Beltre(TB) 6年ぶり2度目
SS Alexei Ramirez(CHW) 初
OF Carl Crawford(TB) 初
OF Jose Bautista(TOR) 初

OF Josh Hamilton(TEX) 2年ぶり2度目
C Joe Mauer(MIN) 3年連続4度目
DH Vladimir Guerrero(TEX) 3年ぶり8度目

 一番の論争は、Joey VottoではなくてPujorsでいいのかという点でしょう。本塁打、打点ではPujorsがリーグトップでしたが、Joey Vottoが出塁率でも長打率でも上回りました。伝統的なスタッツを重視すればPujorsに軍配を上げることになるのかもしれませんが、往々にしてプレーオフ進出への貢献が加味されたりするMVPでは逆の結果となるような気もします(直近では2005年のPujorsがSSを逃しながらMVPに選ばれています)。

 ア・リーグはMauer以外は全員前年と顔ぶれが変わりました。ここまで変わることも珍しいでしょう。

11/11 AFL Burgess2点三塁打

 Burgessが2点タイムリー三塁打、Lombardozziも1打点を記録。投げるほうはKimballがランナーを出しながらも無失点。10試合11イニングで1失点と、快投を続けています。

Burgess 1/4 triple 2RBI K
Lombardozzi 1/4 RBI SB(2)
Kimball 1.0IP 0R 1H 1BB 1K

2010年11月10日水曜日

Olsen、English、Walker、Biseniusが退団

11/10 追記
 さらにJoe Biseniusも退団。セプテンバーコールアップで昇格しましたが生き残ることはできませんでした。ただ、9.64/2.57という成績だけ見るとひどかったようですが、5回しか登板機会を与えられず、しかもフィリーズ打線に滅多打ちにされた最後の登板を除けば4イニングで自責点1とまずまずのないようだったので気の毒な気もします。新天地が見つかるといいですね。
*********
11/8オリジナル
 Scott OlsenJesse Englishの両投手が40人ロースターから外れ、FAとなりました。

 Olsenは、2008年11月にトレードでWillinghamとともにマーリンズからやってきました。先発ローテーション投手と期待されましたが、故障離脱もあって2年間で28試合(26先発)の登板で、6勝12敗、防御率5.76と結果を残すことができませんでした。時折好投することもありましたが、球速も戻らず、制球も安定せずで、不安定な投手でした。今季の終了間際にブルペン行きとなった不満を漏らすなどしており、退団は確定的と言われていました。

 Englishは、昨オフにジャイアンツからWaiver Claimで獲得。昨季までAAでしか投げたことがなかったのに、スプリングトレーニングで好投して開幕メジャーを勝ち取り、メジャーデビューを果たしました。7試合でまずまずの成績を残していましたが、4月末にマイナー降格となり、その後は呼ばれることなく、7月に故障でシーズン終了となっていました。故障の具合もあまりよくないとのことで、退団もやむなしかと思います。

 Tyler Walkerも退団。ベテラン右腕として開幕からブルペンで着実に仕事をしていましたが、6月に故障離脱。手術をしましたが、引退との話も伝わってきています。

11/10 AFL Harper 2三塁打、Norris4号、Solis5回1失点

 今日は投打ともにいい日でした!

 7番ライトで出場のBryce Harperは第2、第4打席で2本の三塁打を打ち、2打点としっかり活躍。OPSは1.000を超えてしまっています。4番DHで出場のDerek Norrisも負けじと、初回の先制4号2ランの後、二塁打、シングルと打ち、こちらはあと三塁打が出ていればサイクル。3打点の活躍でした。

 先発のSammy Solisは5回を2安打1四球、ソロ本塁打による1失点のみと好投。5度目の先発でこれまで一番の内容。ほっとした、というのが正直な気持ちです。奪三振が少ないのは、そういう投手なのか・・・。

Harper 2/5 2triples 2R 2RBI 2K .357/.419/.679
Norris 3/6 double HR(4) 2R 3RBI K .277/.419/.419
Solis 5.0IP 1R 2H 1BB 2K (W1-0) 4.53

Zim、Gold Glove賞ならず

 今年もアワードの季節がやってきました。最初に発表されたのはGold Glove賞。昨年初めて受賞し、今年も有力候補といわれいたZimmermanでしたが、Scott Rolenに奪われました。Zimmermanの評価も高かったはずですが、エラーの数で17-8と差をつけられこと、何より投手のArroyo、セカンドのPhillipsともども、今季大躍進したレッズの選手に負けた、と感じます。やっぱりチームが強いとこういう賞もついてくるんでしょう。Rolenの守備はもちろん素晴らしいし、印象的なカムバックということもあり、まあ納得です。むろん、来年は取り返してほしいですが。

[National League]
P Bronson Arroyo(CIN) 初
C Yadier Molina(STL) 3年連続3度目
1B Albert Pujols(STL) 4年ぶり2度目
2B Brandon Phillips(CIN) 2年ぶり2度目
3B Scott Rolen(CIN) 4年ぶり8度目
SS Troy Tulowitzki(COL) 初

OF Michael Bourn(HOU) 2年連続2度目
OF Carlos Gonzalez(COL) 初
OF Shane Victorino(PHI) 3年連続3度目


[American League]
P Mark Buehrle (CHW) 2年連続2度目
C Joe Mauer(MIN) 3年連続3度目
1B Mark Teixeira(NYY) 2年連続4度目
2B Robinson Cano(NYY) 初
3B Evan Longoria(TB) 2年連続2度目
SS Derek Jeter(NYY) 2年連続5度目
OF Ichiro Suzuki(SEA) 10年連続10度目
OF Carl Crawford(TB) 初
OF Franklin Guetierrez(SEA) 初


 ALの外野手ではイチローが10年連続となり、外野手ではWillie MaysとRoberto Clementeの12回受賞に次ぐ獲得回数となりました。昨年まで9年間併走してきたTorii Hunter(LAA)は遂にストップと明暗を分けました。また、Franklin Guetierrezは昨年UZRでは独走だったのに選出されず議論を起こしていましたが、今年はうれしい初受賞となりました(UZRではすっかり成績を下げていますが)。投手のMark Buehrleは開幕戦での伝説的なプレーで獲得が決まったようなものでしたね(笑)。

マイナーリーグFA (Leonard Davis退団)

 BAのHPにマイナーリーグFA選手一覧がまとめてありました。元ナショナルズの選手は以下の通り。 

RHP: Jimmy Barthmaier+ (Hi A), Zach Dials (Hi A), Luis Garcia (Lo A), Jason Jones (AA), Andrew Kown (AAA), Dan Leatherman (AA), Carlos Martinez+ (Hi A)
LHP: Jesse English+ (AAA), Victor Garate (AA), Glenn Gibson (SS), Chuck James (AA), Yunior Novoa (AA)
C: Nolan Brannon (R), Devin Ivany (AA)
2B: Chase Lambin (AAA)
3B: Ofilio Castro (AA), Pete Orr (AAA), Wilberto Ortiz (Hi A)
SS: Pedro Lopez (AAA)
OF: Jason Botts (AAA), Leonard Davis (AAA), Chris Duncan (AAA), Marvin Lowrance (AA), Edgardo Baez (AA), Brad Coon (AA), Jerry Owens++ (AAA), Jamar Walton (Hi A)

 ナショナルズで40人ロースターに入っていたことがあるのは、English(既報)、Garate、Orr、Leonard Davisといったところ。Davisは2008年にちょっとブレークし、球団公式のMinor League Player of the Yearに選ばれてアリゾナ秋季リーグに送られたりと、多少の期待感はありましたが、花開くことなく退団となりました。

2010年11月9日火曜日

11/9 AFL Burgess 1号本塁打

 Michael Burgessが4回にダブル、6回に1号2ラン本塁打を打つ活躍。よしよし。投手陣では、Carr、Kimballが2人で3イニングを無失点と好投。よしよし。

Burgess 2/4 double HR(1) 2R 2RBI
Lombardozzi 0/1
Carr 2.0IP 0R 0H 1BB 0K
Kimball 1.0IP 0R 1H 0BB 2K

11/8 AFL Peacock 3ラン被弾

 これまで好投してきたPeacock投手。今日も8点リードの7回裏に登板し、簡単に2死を取りましたが、その後、四球、シングル、そしてBrandon Wood(こんなところで何やってんだ?)に3ランを打たれてしまいました・・・。残念。
 
 打者は、Norrisが1安打1打点、Lombardozziが2安打1四球とまずまずでした。

Norris 1/5 double RBI 3K
Lombardozzi 2/4 BB R
Peacock 1.0IP 3R 2H 1BB 2K

2010年11月6日土曜日

11/5 AFL Harper 1安打1四球

 オールスター前の最後の試合とあり、普段は水曜日と土曜日にだけ出場が認められているBryce Harperですが、例外として金曜日に出場。6番ライトと微妙に打順が上がっています。第1打席で四球を選んだ後、ライトへシングルを放ちました。その後の3打席ではチャンスに三振したりと凡退しましたが、それでもたいしたものです。

Harper 1/4 BB 2K .348/.423/.565

2010年11月5日金曜日

11/4 AFL 2投手は無失点でしたが

 Carr、Kimballの2投手はいずれも1回を三者凡退と好投。しかし、打者はNorrisが4打席凡退、Burgessも1安打のみと物足りませんでした。Norrisの打率が.250まで落ちてきました。ちょっと戻したいところです。

Norris 0/4 RBI 3K
Burgess 1/4 R K
Carr 1.0IP 0R 0H 0BB 1K
Kimball 1.0IP 0R 0H 0BB 3K

2010年11月3日水曜日

11/3 ALF Haper3出塁、Solis4回2失点

 先日の第3週が終わったところでの記事で、Bryce Harperに四球出塁がないと書きましたが、今週初登場の今日の試合でいきなり2回歩きました。バント安打も含めて4打席で3度出塁。恐れ入ります。Lombardozziも三塁打を含む2安打。

 投手陣では、Sammy Solisが4度目の先発で、4回2失点(2ラン本塁打)と今までで一番まとまった結果を残しました。ただ、三振はわずかに1つだけと物足りません。

Bryce Harper 1/2 2BB 2R 1K
Lombardozzi 2/4 triple 2R 1K
Solis 4.0IP 2R 5H 1BB 1K
Peacock 1.0IP 1R 1H 0BB 1K
Kimball 1.0IP 0R 1H 0bB 1K

FA申請 (Adam Dunn他)

 ワールドシリーズは、4勝1敗であっけなくサンフランシスコ・ジャイアンツの勝利で終わりました。まさかCliff Leeが2敗するとは思いもよりませんでしたねー。昨日の試合はナイスゲームでしたが、まさに1球に泣くとはこのこと。打ったEdgar Renteriaを褒めるべきかもしれません。シリーズ2勝のTim Lincecumを抑えて見事MVP。今年で引退、なんてことも本人が匂わせていましたが、まだまだ守備も含めてできるところを見せてくれました。

 さて、いよいよストーブリーグに突入です。さっそくFA申請が始まりました。

 ナショナルズの選手では、Adam DunnWillie HarrisMiguel BatistaKevin Menchが早速申請。この他、Adam Kennedyが球団オプション待ちとなっています。(→11/3 球団オプションが行使されずKennedyもFAとなりました)

 Dunnとは再契約の交渉が続いているようですが、妥結には至りませんでした。個人的には残留して欲しいですが、タイプAのFAでドラフトピックが2つ入ってくることを考えればどちらでもOKです。でも退団する場合には、Zimmermanのプロテクションとして4番を打てる1塁手を獲得することは必須です。Harrisはこの3年間(当ブログを始めてからずっと)いい仕事をしてくれました。特に守備では素晴らしいプレーが記憶に残っています(こちらなど)。でも今季の打撃成績は悲惨で、外野手はそれなりにそろっていますから、退団は間違いないと思われます。Batistaは再契約のうわさがあります。今季もいい仕事をしてくれていましたので、安ければOKです。

11/2 AFL Lombardozzi 3安打

 前日下位打線で結果が出なかったLombardozzi。今日はリードオフに戻って三塁打を含む3安打。やっぱりこうでなくては。Norrisはヒットなしでしたが、さすが2四球で出塁。Burgessは4打席凡退。ちょっと成績が下降線です。

Norris 0/2 2BB K
Lombardozzi 3/4 triple
Burgess 0/4 K
Carr 1.0IP 0R 0H 0BB 1K

2010年11月1日月曜日

11/1 AFL Norrisは2打点

 今日は打者3人が、6番Norris、8番Burgess、9番Lombardozziとそろって出場。しかし結果はいまひとつでした。Norrisが2点タイムリー二塁打を打ちましたが、後の2人はそろって4打席凡退。

Norris 1/4 double 2RBI 2K
Burgess 0/4 K
Lombardozzi 0/4 K

AFL Week 3を終えて

 アリゾナ秋季リーグも第3週が終わり、そろそろスタッツも安定してきたのでまとめておきます。

 野手陣では、Harperが週2回の出場という限られた機会ながら十分な結果を残しています。しかしそれ以上にインパクトを残しているのがNorris。OPSでは常にリーグのトップクラスに位置づけています。素晴らしい。後の2人もまずまず。Lombardozziの打率が低下気味ですが、それを補う出塁率が目を引きます。 

Bryce Harper
4G 17AB 1R 1HR 4RBI 0BB 5K 0SB .353/.353/.647

Derek Norris
9G 26AB 7R 3HR 12RBI 9BB 7K 2SB .308/.486/.808

Michael Burgess
10G 37AB 4R 0HR 7RBI 3BB 13K 1SB .270/.317/.378

Steve Lombardozzi
11G 44AB 11R 0HR 3RBI 8BB 3K 1SB .227/.364/.364

 
 投手陣では、Sammy Solisがピリッとしません。3試合とも失点。そろそろ好投してほしいところです。ブルペンから投げている3人はいずれも素晴らしい、と言っていい成績です。特にPeacockの奪三振は実に印象的。ますます楽しみです。

Sammy Solis
3G(3GS) 11.2IP 5BB 7K 5.40/1.63

Brad Peacock
6G 9.0IP 2BB 13K 2.00/0.89

Cole Kimball
6G 7.0IP 1BB 7K 1.29/0.86

Adam Carr
5G 7.0IP 2BB 4K 3.86/1.00