2008年8月3日日曜日

080803 Reds (W4-2)

Nationals 4-2 Reds Season 41-70 (streak W3)

Pitching: Balester(W2-3), Shell(H2), Manning(H4), Hanrahan(S1)
Hitting: Kearns(3/4 1R), Milledge(1/2 2BB 1R 1RBI 1SB), Bonifacio(2/4)
HR: Milledge(9)

 初回、簡単に2死をとられた後、ラスティングス・ミレッジ(Lastings Milledge)が2試合連続となるソロホームランを放ち先制。更に、相手のミスにもつけ込み、4点を奪いました。これが結局ナショナルズの全得点で、以降は、これを必死に守る展開となりました。

 コリン・バレスター(Collin Balester)が2勝目。5回まで無失点に抑え、6回先頭のジョーイ・ヴォット(Joey Votto)にソロホームランを打たれ、さらに1死1、3塁とされたところでマウンドを降りました。もう一踏ん張りして欲しかった、というのが本音です。このピンチでマウンドに上がったのが、防御率2点を切り、すっかりブルペン・エースとなりつつあるスティーブン・シェル(Steven Shell)。今日も期待に応え、三振とセカンドゴロで無失点で切り抜けました(初勝利を記録するのも時間の問題でしょう)。ここが今日の試合の一番の山場でしたね。その後、マニングを挟み、最後はジョエル・ハンラハン(Joel Hanrahan)がソロで1点は返されつつも、初セーブを記録。よく抑えきりました。
 
 6月のマリナーズ以来、今シーズン2度目のスウィープです。気持ちいいなあ。

MVP: Steven Shell (残念ながら画像はありません。)

080802 Reds (W10-6)

Nationals 10-6 Reds Season 40-70 (streak W2)

Pitching: Bergmann, Manning(W1-2), Ayala(H19), Rivera
Hitting: Kearns(3/5 2R 1RBI), A.Gonzalez(3/5 2R), Milledge(1/3 1BB 3R 1RBI), Bonifacio(2/5 1R)
HR: Milledge(8), Belliard(10)

 いろいろと初物が出た試合。逆転で連勝を飾りました。
 (写真は、試合を観戦に来ていたベン・バーナンキFRB議長です)

 先発のバーグマンは悪夢のような2回に5失点で、リードを許したまま降板し、また白星が尽きませんでした。好投した日はランサポートがなかったのに、巡り合わせが悪い年か言いようがありません。打線が終盤に逆転してくれたことで勝ち投手になったのは、チャーリー・マニング(Charlie Manning)。嬉しい、メジャー初白星を記録しました。

 打線は、6,7,8の3回で8点をあげました。口火を切ったのはロニー・ベリヤード(Ronnie Belliard)の代打2ラン。チーム初の10号本塁打選手となりました。ようやく、という感じです(サンフランシスコだけが、まだ10号を放った選手がいないまま)。それにしても、まさかベリヤードが最初になるとは思いませんでした・・・(打線の不振を象徴しています)。4点差を2点差に縮め、まだ追いつける、という雰囲気を作った貴重な当たりでした。7回には打者1巡の猛攻で4点を奪い一気に逆転。勝ち越しタイムリーを放ったのは、またも代打のピート・オーア(Pete Orr)。今シーズン初打点を記録しました。あとは押せ押せでした。
 新加入の二遊間の2人が今日も打ってくれました。特にボニファシオの2安打は、二塁打と三塁打(メジャーでは初三塁打)。ホームランバッターではありませんが、なかなかのバットコントロールと足で稼ぐ長打を見せてくれました。 

MVP: Ronnie Belliard

Prospect Watch (as of 080801)

 8月2日時点でのプロスペクトたちの様子をまとめてみました。(数字は、月間成績ではなくそのチームでの通算成績。一部8月1日終了時点の数字が混じっています)。GCL NationalsのEsmailyn Gonzalezと08年のドラフト2順目Destin Hoodをトップ・プロスペクトリストに追加しました。

[Pitchers]
G IP W L K BB ERA WHIP
Ross Detwiler lhp (A+) 21 97.0 6 7 88 47 5.20 1.63
Jordan Zimmermann rhp (AA) 16 91.2 6 2 81 33 3.24 1.17
Jordan Zimmermann rhp (A+) 5 27.1 3 1 31 8 1.65 0.84
Collin Balester rhp (MLB)  5 26.1 1 3 16 8 5.13 1.37
Collin Balester rhp (AAA)  15 78.2 9 3 64 23 4.00 1.30
Colton Willems rhp (A) 19 104.1 5 8 58 30 3.71 1.24
Cory VanAllen rhp (AA) (6/5DL) 5 26.2 3 1 21 7 3.71 1.20
Cory VanAllen rhp (A+)  5 27.1 3 0 19 7 0.66 0.91
Zechry Zinicola rhp (AAA) 5 23.0 2 2 12 12 5.87 1.52
Zechry Zinicola rhp (AA) 15 18.2 3 2 13 13 2.89 1.88
Zechry Zinicola rhp (A+) 8 12.1 2 0 15 3 0.00 0.49
Jack McGeary lhp (Rk) 8 36.0 0 1 36 10 5.25 1.47
Josh Smoker lhp (A) 5 18.0 0 4 21 9 11.50 2.22
Josh Smoker lhp (Rk) 3 15.0 1 0 5 8 1.20 1.13


 Balesterは7月1日にメジャーデビューを果たし、見事初勝利をあげました。その後は援護の少なさもあり、勝ち星を伸ばすことはできませんでしたが、十分メジャーの先発ローテーション投手としての仕事はしています。

 マイナーリーグで、今月一番の好投を見せたのは、Zimmermann。6試合の登板で4勝0敗、防御率1.82、イニング数とほぼ同じ数の三振を奪っています。Detwilerは、7月の防御率は何とか3点台としました。コントロールが少し向上してきたようですが、好不調の波が激しく、まだまだ昇格云々される段階ではないようです(現在40人ロースターに入っていますが、どうするのかなあ)。ブルペン投手のZinicolaはやはりAAAで苦しんでいます。じっくりクローザーに育てるほうがいいと思うのですが・・・。Willemsは少し成績を落としましたが、防御率は3点台とまずまずの内容を続けています。Smokerは約1か月実戦から離れてフォームの調整に費やし、GCLで復活を遂げました。かなり心配しましたが、一安心です。McGearyは苦労していますね。DL入りしたままのVan Allenですが、GCLで調調登板し、無難に4回を無失点に抑えました。近いうちにHarrisburgに戻ってくるようです。


[Hitters]

AB R HR RBI AVG OBP SLG SO SB
Chris Marrero 1b (A+) 6/18 DL 256 40 11 38 .250 .325 .453 55 0
Michael Burgess of (A) 377 60 18 60 .260 .346 .493 128 5
Justin Maxwell of (AA) (5/29 DL)  146 35 7 28 .233 .367 .459 28 13
Jake Smolinski of (A) (5/30 DL) 184 28 4 22 .261 .338 .402 33 1
Stephen King 3B (A)  314 38 6 33 .280 .334 .404 66 4
Bill Rhinehart 1B (AA)  120 17 4 20 .275 .376 .467 17 0
Bill Rhinehart 1B (A+)  25 5 2 4 .320 .370 .640 5 1
Bill Rhinehart 1B (A)  261 39 9 56 .295 .344 .490 36 0
Esmailyn Gonzalez SS (Rkl)  122 24 0 26 .344 .416 .467 14 4
Destin Hood of (Rk)  24 6 0 6 .292 .346 .375 4 2


 Rhinehartは初めてAAで1か月過ごしましたが、3割近い数字を残し、4本塁打、そして20打点というのは立派です。フロント陣からも来年、ジョンソンとD.ヤングが開幕に間に合わない場合には備えて、秋にメジャーで試すかもしれないという発言が出てきました。そうなればまさにシンデレラストーリーです。Hagerstownの2人、BurgessKingは少し成績を落としましたが、まずまず順調、といったところでしょうか。Burgessにはもう少し期待してるのですが・・・。MaxwellはDL入りしたまま、依然情報がありません。

 最後に、今回追加したGCLの両選手について。E.Gonzalezは、ドミニカ出身で、07年にチームと契約しましたが、まだ若干18歳。潜在能力は高く評価されていますが、早速いかんなく発揮してくれています。長打はありませんが、出塁率の高さと三振の少なさがポイントでしょうか。Hoodについては、順調に育ってくれることを願うばかりです。


 その他の選手についてはチーム毎に。 (成績は月間成績ではなく、現所属球団での通算成績)

[AAA Columbus] 

 Dバックスから移籍してきたEmilio Bonifacio(.452/.500/.516)がしっかり結果を残し、わずか8試合でメジャーに昇格していきました。このまま定着できることを願っています。一方で、6月末にAAからジャンプアップしてメジャーデビューしたものの結果を出せず降格してきたRoger Bernnadina(.358/.442/.552/8SB)が、うっぷんを晴らすかのように、よく打ち、よく走りました。また、AAから昇格してきたパワーヒッターのLuis Antonio Jimenez(.364/.440/.500)もしっかりとした成績を残しています。AA以下で打ちまくってきたLeonard Davis内野手、Luke Montz捕手の2人は壁にぶつかったようです。

 Tyler Clippard、期待されて昇格してきたMarco EstradaCraig Stammenなどが苦労している中で、Futures Gameにもナショナルズから唯一人出場したShairon Martis(1-2/3.28/1.49)が好投しています。まだ21歳と若いので無理に昇格させる必要はないでしょうが、試したくなります。なお、Mike O’Connorが7月27日にDLから復帰。やはりAAAでは打たれませんねぇ(2試合12.2回を投げて自責点はわずかに2)。


[AA Harrisburg]

 Robert Brownlie(8-1/3.38/1.21)は、引き続き好投を続けました。完全に先発ローテに定着です。Adrian Alaniz(0-3/ 3.63/1.25)と内容はまずまずなのに勝ち星がついてきません。A+では9勝負けなしだったのに、不思議なものです。たが、8月1日の投球では5回無失点だったように、内容は明らかに良くなってきているようです。ブルペンのAdam Carrは打たれ始めました。

 A+から昇格してきたRhinehart以外の選手の中で、Marvin Lowrance(.362/.448/.759/5HR) とMatt Rogelstad(.311/.340/.356)が、いい成績を残しています。Mike Damielsが、7月の打率2割と調子を落としています。9月には昇格させてみたい選手なだけに、気になります。なお、故障で離脱していたIan Desmond (.241/.305/.384/8HR)が復帰しました。


[A+ Potomac] 

 Detwilerを除き主要な選手が昇格やDL入りで、ちょっと寂しいロースターになっています(開幕当初は一番熱かったのですが)。週間MVPも獲得した、Luis Atilano (4-1/2.11/0.89)がどこまで本物か、注目して見ていきます。打線も、Hagerstownから昇格してきてからも好調を維持しているDaniel Lyons(.310/.437/.440)以外にはとりたてて目立つ選手はいない状況です。しかし、チームとしては好調で、前期優勝に続き、後期もここまで地区首位を快走しています。


[A Hagerstown] 

 開幕からずっと好調のSean Rooney(.328/.376/.400)でしたが、7月半ばにけがで離脱・・・。BurgessとKing以外というと、月半ばにVermontから昇格してきたJesus Valdez(.327/.357/.442)が目立つくらいでしょうか。この選手も長打も足もない24歳なので、そんなに期待は高くありません。なお、Jose Lozada 遊撃手が08年ドラフト組からの初昇格者となりましたが、打率2割3分台と苦労しています。

 Willems以外の投手陣で目につくのは、Bradley Meyers(7-5/4.18/1.42)。7月に限れば、3勝3敗ながら防御率は1.80と素晴らしい内容だったようです。昨年のドラフト5巡目(McGearyの1つ前)の投手ですから、これからまだまだ伸びるかもしれません。注目です。また7月末には、今年のドラフト10巡目のTom MiloneがVermontから昇格し(08年ドラフト組の投手では最初の昇格)、6回を無失点に抑える上々の初戦を飾りました。


[A- Vermont]

 全体に打撃は低調なのですが、07年ドラフト4順目の捕手、Derek Norris(.315/.488/.512/6HR/8SB)はなかなかいい打撃を見せています。今年のドラフト21順目のMichael Guerrero(.271/.299/.447 /6HR)が好調です。先月紹介したSuozaはケガで離脱してしまいました。
 
 08年ドラフト12巡目のWilliam Atwood(0-1/2.57/0.89)をはじめ投手陣は概して好投しています。中でも、07年のドラフト7巡目のP.J. Dean(2-0/0.33/0.67)が6試合27イニングを投げて自責点わずか1(失点3)という驚異的な数字を残しています。


[Rk GCL Nationals]

 E.Gonzalez、Hoodのほかにも、今年のドラフト組の中から、9巡目のJ.R. Higley(.337/475/.435)、22巡目のChris Curran(.321/.411/.372/12SB)、38巡目のRonnie Labrie(.342/.429/.474)が素晴らしいシーズンを送っています。投手陣に目を向けると、今年のドラフト6順目のPaul Demny(2-0/2.12/.0.88)が期待通りの滑り出しを見せているのとともに、07年15巡目のPatrick Arnold(4-0/1.80/1.08)が好投しているのが目立ちます。


Minor League Player of the Month:

Hitter: Roger Bernadina (AAA Columbus)


7月の成績:17G 63AB 12R 2HR 10RBI .381/.458/.587/8SB
 よく打ち、よく走りました。打率2割にも満たず、盗塁を1つも決めることをできず、メジャー初昇格は、散々なものでした。このままでは終わらないという決意を、リベンジに燃える気持ちを感じました。応援したくなる選手です。 

Pitcher: Jordan Zimmermann (AA Harrisburg)

7月の成績:6G 39.2IP 4W 0L 1.82ERA 0.93WHIP 39K
 文句のつけようのない素晴らしい成績でした。AAでこの数字ですから、秋の昇格候補であることは間違いないでしょうが、大事に大事に育てたい投手です。

2008年8月2日土曜日

月間MVP (July 2008)

 今月も、悪い意味で、選ぶのが大変でした・・・。

Hitter of the Month: Willie Harris

AB R HR RBI AVG OBP SLG SB
Cristian Guzman 76 9 0 7 .250 .289 .316 0
Willie Harris 86 12 4 15 .291 .354 .500 1
Austin Kearns 86 12 2 11 .256 .330 .395 0
Jesus Flores 65 8 3 16 .277 .290 .446 0
Ronnie Belliard 71 8 3 11 .239 .341 .451 0
Ryan Zimmerman 29 1 0 2 .310 .444 .379 1


 チームで今シーズンただ1人の週間MVPを獲得したハリスで決定。まあ、大した成績ではなかったのですが。惜しむらくは、ここにはありませんが、最初の5試合で2本塁打を含む.368/.400/.789と大暴れしていたデュークスがケガで離脱してしまったこと。あのまま活躍していれば、そうとうな数字になったでしょう・・・。グズマンは、ここにきて、指の怪我もあり調子を落としました。リーグ最多安打のタイトルもはかない夢となりました。

Picher of the Month: John Lannan
G IP W L S K ERA WHIP
Tim Redding 5 28.0 1 3 0 19 4.82 1.53
John Lannan 5 30.2 2 2 0 17 3.82 1.40
Colin Balester 5 26.1 1 3 0 16 5.13 1.37
Jay Bergmann 5 26.0 0 3 0 14 3.81 1.23
Odalis Perez 5 24.1 1 3 0 18 5.92 1.48
Joel Hanrahan 9 10.2 0 1 0 10 1.69 0.75
Steven Shell 9 17.0 0 0 1 15 2.12 1.18
Jesus Colome 10 9.1 0 0 0 4 0.96 1.29


 今月もラナンは安定していました。31日の最終登板こそ8失点と暴発しましたが、それも守備に足を引っ張られてのもの。5登板のうち4登板でクオリティ・スタートを記録。ここまでシーズン6勝。なんとか、残り2か月で10勝までたどり着いて欲しいものです。
 
 チームとして5勝しか上げなかったこともあり、セーブはほとんどつきませんでした。移籍までの20日間で、ジョン・ラウチに付いたセーブはわずかに1つ。好投を評価されてラウチ移籍後のクローザーに任命されたハンラハンでしたが、一度もセーブ機会が訪れませんでした。(シェルの1セーブは3イニングを抑えてのセーブです。)

Rookie of the Month: John Lannan  
 ここも、ラナンで決まり。今月は、コリン・バレスターのデビューで幕を開けましたが、結局その後は勝ち星が伸びず、投球内容も安定感を欠きました。先月末に昇格したロジャー・ベルナディーナにも期待しましたが、ダメでした。そんな中、スティーブン・シェルが安定した投球を見せ、すっかりロングリリーフとして定着しました。8月以降は若手がどんどん登用されるでしょうから、是非、ラナン以外を選ぶことができるよう願っています。

080801 Reds (W5-2) : New Month, New Faces, 連敗脱出!


Nationals 5-2 Reds Season 39-70 (streak W1)
Pitching: Perez(W4-8), Rivera, Hanrahan
Hitting: Dukes(2/4 1R 2RBI), Harris(1/3 1BB 2R), Flores(1/4 2RBI), Milledge(2/4), Bonifacio(1/4 1R 1RBI 1SB), A.Gonzalez(1/2 2BB 1R)

 複雑な心境です。指に死球を受けたジマーマンが今日から数試合欠場となりました。そして、連敗脱出です。ジマーマンがプレーした9試合だけきっちり連敗だなんて・・・。

 さて、今日から8月。既報の通り多くのロースタームーブがあり、全く新しいラインナップとなりました。

1. Bonifacio 2B
2. Harris 3B
3. Dukes LF
4. Kearns RF
5. Flores CA
6. Redding CF
7. Casto 1B
8. Gonzalez SS
9. Perez P

  イライジャ・デュークス(Elijah Dukes)がDLから復帰し、エミリオ・ボニファシオ(Emilio Bonifacio)アルベルト・ゴンザレス(Alberto Gonzalez)がナショナルズの1員としてのデビュー。迫力に欠ける打線ではありますが、今日は序盤に連打連打で5点を奪い、試合の主導権を握りました。ボニファシオはタイムリーを放ち盗塁も記録、ゴンザレスも1安打2四球と、2人とも上々のデビューを飾りました。(写真は勝利を喜ぶ2人)

 しかし、今日は、先発のオダリス・ペレス(Odalis Perez)が、いい仕事をしてくれました。今シーズン最長となる8回の1死まで投げ、3安打1失点で、4勝目。序盤をしっかり投げて流れを作り、中盤以降はランナーを出しつつも要所を締めていました。9月になったら戦力外か、と私は書いてしまいましたが、今日の投球内容を見ると、まだまだやれる、と思ってしまいました。

 また、9回にはジョエル・ハンラハン(Joel Hanrahan)がクローザー指名を受けてから初めてリードしている(4点リードなので、セーブはつきませんでしたが)場面で登板。いきなりジェイ・ブルース(Jay Bruce)にホームランを打たれましたが、後続は断ち、勝利に貢献です。

 悪夢の7月は忘れて、こういう試合をお願いします!

MVP: Odalis Perez

7月終了時点の成績(08)

 7月31日終了時点の成績は以下の通り。7月は5勝19敗と月別では最悪の成績となりました。最後に9連敗ですから・・・。このままでは、シーズン100敗が現実のものとなります。月が変わって、ツキが変わることを願うばかりです。

National League East (as of 080731)
W L % GB
Philadelphia 59 49 .546 -
New York 58 50 .537 1.0
Florida 58 51 .532 1.5
Atlanta 50 58 .463 9.0
Washington 38 70 .352 21.0


 コメントする気力もない数字が並びます。

 投手陣は比較的よく頑張りましたが、打線は相変わらず。エラー数もどんどん順位が下がっていきます。

Team Offence (as of 080731)
総得点 398 16 位 →
打率 .241 16 位 →
出塁率 .314 15 位  ↑ かすかにパドレスを上回った
長打率 .360 16 位 →
本塁打 76 14 位 →
盗塁 44 12 位  ↓


Team Defense (as of 080731)

総失点 524 11 位 ↑
防御率 4.44 11 位 ↑
奪三振 696 12 位  ↓
被本塁打 114 8 位 ↑
エラー 79 14 位 ↓

2008年8月1日金曜日

Dukes→Activated、Bonifacio & A.Gonzalez→Nats、Mock→AAA、Lopez & Lo Duca→Released

 ずいぶん長いタイトルになってしまいましたが、1日に3つものロースター変更が行われました。完全にモード切替えです。

 7月31日までにトレードが成立しなかったフェリペ・ロペス(Felipe Lopez)ポール・ロデューカ(Paul Lo Duca)の両選手が、8月1日にあっさり戦力外とされました(単純なリリースのようです)。完全に来季以降に視線を動かしているチームにとって、来季以降の戦力と考えていない(今季終了後にFAとなる選手)を置いておくロースター枠はないということです。2人とも(特にロペスは)他球団に拾われるでしょうから、そこでどういうプレーを見せるでしょうか。正直なところ、活躍を願う気持ちにはなれません・・・。

Felipe Lopez (08 season for Nationals)
100G 325AB 34R 2HR 25RBI .234/.305/.314 4SB

Paul Lo Duca (08 season for Nationals)
46G 139AB 13R 0HR 12RBI .230/.301/.281 1SB

 空いた枠に入るのが、リハビリを終えてDLから復帰のイライジャ・デュークス(Elijah Dukes)と、先日のトレードでヤンキースから来たアルベルト・ゴンザレス(Alberto Gozalez)。更に、ラウチとのトレードで移籍してきてからのColumbus(AAA)での数試合で強いインパクトを与えたエミリオ・ボニファシオ(Emilio Bonifacio)も昇格となりました。

Emilio Bonifacio (for Columbus(AAA))
8G 31AB 9R 0HR 3RBI .452/.500/.516 4SB

 以上の3人を加えるには1つロースター枠が足りないため、ギャレット・モック(Garret Mock)がAAAに降格となりました。トレード期限までにペレスかレディングが移籍していれば、そのローテーション枠に収まったのでしょうが、残念ながら、現実とはなりませんでした。今回の昇格では、リリーフとして3試合に登板し、無失点に抑えていましたが、Columbusでは本来の先発に戻るようです。なんだか、不憫です。

080730-31 (2L): シーズンワーストタイの9連敗

7/30
Nationals 5-8 Phillies Season 38-69 (streak L8)
Pitching: Redding(L7-6), Shell, Ayala, Colome
Hitting: Harris(3/5 2R 1RBI), Flores(2/4 1R 2RBI), Zimmerman(1/2 2BB 1RBI)
HR: Harris(8), Flores(7)

 レディングが、5回途中(1死も取れず)7失点というひどい投球でした。初回に2点を失ったものの、その裏ハリスの先頭打者弾、フローレスの2ランで逆転してもらい、2回以降は立ち直ったかに見えましたが、5回に激しく打ちこまれました。無死1塁でピッチャーのモイヤーに四球なんて余計なことをした結果ですね。打線は、2回以降も毎回のようにスコアリングポジションにランナーを進めましたが、クラッチが出ませんでした。

7/31
Nationals 4-8 Phillies Season 38-70 (streak L9)
Pitching: Lannan(L6-11), Manning, Mock, Colome
Hitting: Orr(3/4 1R), Zimmerman(1/1 1R)

 ラナンでも勝てず。3カード連続でスウィープを喫し、ついに4月に記録した9連敗に並んでしまいました。あれが底かと思っていましたが、今のほうが状況は深刻ですね。守備に足を引っ張られ、投手陣が踏ん張れなくなってきました。今日も3エラーが絡んでラナンが8失点(自責点は6)。9回に2点を返しましたが、一方的な試合展開でした。なお、この試合がナショナルズでの最後の試合となったフェリペ・ロペス(Felipe Lopez)は、代打でヒットを放ちました。さようなら。

 それより、心配なのは、3回裏に、ジマーマンが指に死球を受けて退場したこと。MRIを受けることになるようです…。結局ジマーマンが復帰してから見事に全敗のまま、また欠場になりました(泣)。明日勝ったら勝ったで、少し複雑な気持ちになります。

トレード期限: Good Bye Manny


 7月31日午後4時(米国東部時間)でウェイバーを経ないトレードの期限が過ぎました。
 ナショナルズに関しても、レディング、ロペス、ロデューカなどのベテラン選手についても、(希望的観測も含め)噂はありましたが、結局、まとまったのは、Jhonny Nunez投手をヤンキースに放出し、代わりにAlberto Gonzalez遊撃手を獲得するというマイナーなものにとどまりました。

 Johnny Nunezは、シーズン前のBAのプロスペクトランキングで25位の22歳の投手で、開幕はPotomac(A+)の先発ローテーションんで迎えましたが、結果を残せず、ブルペンに回されています。ブルペンではそこそこの好投を見せていました。


 一方のAlbert Gonzalezはベネズエラ出身の25歳。もともとはDバックスと契約し、あのランディ・ジョンソン(Randy Johnson)のトレードの一員としてヤンキースに移りました。今シーズンは主にAAAでプレーしてきましたが、長打は全くなく、打率も決して高くはなく、つまり守備の人です(ヤンキースでメジャーデビューは果たしていますが、66打数で打率.152)。グズマンが離脱しているため、早期にメジャーに上がるようですが、どんなに育ってもユーティリティ、基本は守備固めという選手でしょう。期待は高くありません。

 他球団に目を向けると、マーク・テシェーラ(Mark Teixeira)がエンゼルスへ、イヴァン・ロドリゲス(Ivan Rodriguez)がヤンキースへ(レンジャーズでの同僚A-RODと再会ですね)、ケン・グリフィーJr.(Ken Griffey Jr.)がホワイトソックスへ、といったビッグネームのトレードが相次ぎましたが、何といっても、マニー・ラミレス(Manny Ramirez)を中心とした大型三角トレードには驚き、そして寂しく思いました。パッケージの全体像は以下の通り。

 Manny Ramirez (BOS → LAD)
 Jason Bay (PIT → BOS)
 Brandon Moss (BOS → PIT)
 Craig Hansen (BOS → PIT)
 Andy LaRoche (LAD → PIT)
 Bryan Morris (LAD → PIT) (A)

 マニーがどんな選手かなんて、いまさら私が語る必要はないでしょう。でも、何を隠そう、「私が一番好きなレッドソックスの選手」でした。グリーンモンスターを越えていくホームランを何度観せてもらったか・・・・。球場一体となった「Let's Go Manny」コールが今も聞こえます。

 今この記事を書いている部屋には、レッドソックスの背番号24番のレプリカジャージーがかかっていますが、これを着て、今春の東京ドームでの開幕シリーズで、(フェンウェイパークとは違いただ1人で声を上げなければならなかったのですが)もう一度「Let's Go!! Manny!!」と声援を送れたことは、素晴らしい思い出です。いや、まだ現役を引退したわけではないんですが、レッドソックスの選手として応援してきたので、非常に寂しいです。でも、ほんと、ありがとう、マニー。そして殿堂入りを期待しています。

Cory VanAllenが実戦復帰(Rk)

 シーズン序盤にPotomac(A+)で驚異的な好投を見せ、Harrisburg(AA)に昇格したものの、その後故障で離脱していたCory VanAllenが、ようやく7月30日にGCL Nationals(Rk)の実戦で投げました。結果は、4回を投げて3安打無四球2三振で1失点(自責点は0)とまずまずでした。次回登板はHarrisburgのようです。

 試合(ボックススコアはこちら)は、2番手で投げた今年のドラフト6順目(これまでに契約済みの投手では最高順位)のPaul Demny が、4回を無安打1四球のみと快投し、勝ち投手となりましたし、すっかりリードオフに定着しているChris Curran外野手(22順目)がホームランを含む4安打3打点、Daniel Killian捕手(7順目)が満塁ホームランを放つなど、他の選手も含め08年のドラフト組が大活躍してくれました(Destin Hoodも1安打)。また、将来のショートと期待される、Esmailyn Gonzalezも2安打2打点と好調を維持しています。