Nationals 6-9 at PHI Season 13-35 (st. L5)
Pitching: Martis(L5-1), Bergmann, MacDougal, Villone, Tavarez, Wells, Colome
Hitting: Gonzalez(2/3 R RBI), Hernandez(2/5 RBI), Johnson(2/5)
HR: Belliard(2)
前回登板で満塁弾を浴びていたRyan Howardに対して、今日も2回の第1打席でソロ、そして、3回の第二打席でまたも満塁弾を浴び、ついにShairon Martisが今季初黒星を喫しました。それ以外の打者にも打たれ過ぎ。防御率も5点台まで上がってしまいました。
打線はまた復調してきており、Cole Hamelsを相手に、6回には代打Belliardの2ランで1点差まで詰め寄るなど6点を取りましたが、そこまで。その裏、ブルペンが頑張ってきたのに、Anderson Hernandezのエラーで2点を失い、流れまで失いました。これ以外にもDunnが2つのエラーをするなど、なんともしまらない守備は相変わらず。
昨日のDetwilerといい、ブルペンがせっかく良くなってきたのに、先発投手陣がだめ。歯車がかみ合わないとはこのことです。
ところで、今日の先発センターは、なんとAustin Kearnsでした。まずまずちゃんと守れたようです。
2009年5月31日日曜日
2009年5月30日土曜日
Floresの復帰、遅れる
右肩故障中のJesus Flores。当初順調な回復で、このフィリーズ3連戦の前にも合流かといわれていましたが、依然として痛みが完全には引かないということで、もう少し様子を見ることになったようです。復帰時期は未定。打線の厚みという観点からも一日も早い復帰を願います。
Alberto Gonzalez→MAJOR、Justin Maxwell→Optioned to AAA
打撃不振と書いたばかりのJustin Maxwellがマイナーに降格させられました。まあ、20打席で出塁は3四球1死球のみで無安打。10三振。完全に自分を失っていました。期待が大きかっただけに、悲しいです。マイナーでしっかり打撃を作り上げて再昇格を狙ってください。
で、代わって昇格したのはAlberto Gonzalez。開幕はメジャーでしたが、その後マイナーに送られており、久しぶりの昇格。AAAでも3割を超える打率を残しており、実力で勝ち取ったと言えるでしょう。
それにしてもセンターはどうするんだろう。とりあえずはWillie Harrisしか守れません。Dukesの復帰が近いという読みでしょうか。あまり無理はさせないでほしいんだけどなぁ。(ちなみに、Lastings Milledgeは故障でAAAにさえいません。)
で、代わって昇格したのはAlberto Gonzalez。開幕はメジャーでしたが、その後マイナーに送られており、久しぶりの昇格。AAAでも3割を超える打率を残しており、実力で勝ち取ったと言えるでしょう。
それにしてもセンターはどうするんだろう。とりあえずはWillie Harrisしか守れません。Dukesの復帰が近いという読みでしょうか。あまり無理はさせないでほしいんだけどなぁ。(ちなみに、Lastings Milledgeは故障でAAAにさえいません。)
5/29 L4-5 @PHI (Detwiler初黒星)
Nationals 4-5 at PHI Season 13-34 (st. L4)
Pitching: Detwiler(L0-1), Bergmann, Villone, MacDougal, Beimel, Tavarez
Hitting: Willingham(2/2 2HBP 2R RBI), Bard(1/3 BB R RBI)
HR: Willingham(7)
メジャー3先発目となるRoss Detwilerでしたが、今日はよく打たれました。4回までに10安打で5失点。外野守備のお粗末さ、不運な当たりもありましたが、それでもいい当たりをされすぎ。さすが強打のフィリーズというべきでしょう。高めに入った球を痛打されました。せっかく2回表にWillinghamの7号ソロで先制してもらったのに、試合を作れませんでした。メジャー初黒星。与四球が1だったのがせめてもの救いでしょう。とりあえず、Scott Olsenの復帰見通しがたたない中、メジャーにい続ける模様です。
とにかく早々に5-1とリードされた試合でしたが、ブルペンはよく頑張りました(この10試合くらいは防御率3点台に抑えている)。7回裏も1死満塁のピンチを迎えましたが、Beimelが踏ん張ってしのぎきるなど5回以降を無失点。打線も、6回表にJosh Bard、Anderson Hernandezの連続タイムリーで3点を返して1点差と迫りましたが、あと1点が届きませんでした。
ところで、今日センターで先発出場させてもらったJustin Maxwellの打撃不振は深刻です。6回1死2塁、8回は2死1,2塁といずれも同点機に回ってきていずれも三振…。明らかに打席で力みすぎ。意識がレフト方向に向きすぎているように見えます。まあ、昇格後20打席ヒットが出ていないので焦る気持ちも分かりますが。
Pitching: Detwiler(L0-1), Bergmann, Villone, MacDougal, Beimel, Tavarez
Hitting: Willingham(2/2 2HBP 2R RBI), Bard(1/3 BB R RBI)
HR: Willingham(7)
メジャー3先発目となるRoss Detwilerでしたが、今日はよく打たれました。4回までに10安打で5失点。外野守備のお粗末さ、不運な当たりもありましたが、それでもいい当たりをされすぎ。さすが強打のフィリーズというべきでしょう。高めに入った球を痛打されました。せっかく2回表にWillinghamの7号ソロで先制してもらったのに、試合を作れませんでした。メジャー初黒星。与四球が1だったのがせめてもの救いでしょう。とりあえず、Scott Olsenの復帰見通しがたたない中、メジャーにい続ける模様です。
とにかく早々に5-1とリードされた試合でしたが、ブルペンはよく頑張りました(この10試合くらいは防御率3点台に抑えている)。7回裏も1死満塁のピンチを迎えましたが、Beimelが踏ん張ってしのぎきるなど5回以降を無失点。打線も、6回表にJosh Bard、Anderson Hernandezの連続タイムリーで3点を返して1点差と迫りましたが、あと1点が届きませんでした。
ところで、今日センターで先発出場させてもらったJustin Maxwellの打撃不振は深刻です。6回1死2塁、8回は2死1,2塁といずれも同点機に回ってきていずれも三振…。明らかに打席で力みすぎ。意識がレフト方向に向きすぎているように見えます。まあ、昇格後20打席ヒットが出ていないので焦る気持ちも分かりますが。
Strasburg Watch #15 (15Kも今季初黒星、おそらくシーズン終了)
Regional Roundの第1戦、Virginia戦に先発。プレーオフを勝ち上がっていくためには「必勝」の試合でしたが、7回を2失点ながら、味方打線が1点に抑えられてしまい、敗戦投手となってしまいました。
2失点は、初回、2回に1点ずつ。立ち上がりの落ち着かないうちに取られてしまったようです。初回は2番打者にソロホームランを浴び、2回は連続ワイルドピッチで2死3塁として、セカンドへの内野安打で失点しました。前回登板では背中の張りを訴えて降板していましたが、その影響は感じさえなかったようです。球威自体はいつもと変わらず、15奪三振。しかし、シーズン最多の8安打を浴びました。そこはさすが全米ランキング7位(直近のBAのランキングによれば)のVirginiaはMountain West Conferenceの弱小チームとは違うということでしょうか。
今季初黒星。おそらく、これがシーズン最終登板となったはずです。チームメイトが連勝して次に進めれば別ですが、奇跡が起きなければ無理でしょう(今日もStrasburg降板後1イニングで3点も失っていました)。
下記がStephen Strasburgのシーズン成績。なんといっても奪三振195が圧巻。奪三振/9回は16.1、奪三振/四球は10.3といずれも驚異的な数字です。
Stephen Strasburg (2009 season for SDSU)
15G (13-1) 109.0IP 65H 19BB 195Ks 16ER 1.32ERA 0.77WHIP
5/29 vs Virginia (L) 7IP 8H 0BB 2ER 15K
大きな怪我もなくシーズンを終え、いよいよドラフトの日を迎えることになります。
2失点は、初回、2回に1点ずつ。立ち上がりの落ち着かないうちに取られてしまったようです。初回は2番打者にソロホームランを浴び、2回は連続ワイルドピッチで2死3塁として、セカンドへの内野安打で失点しました。前回登板では背中の張りを訴えて降板していましたが、その影響は感じさえなかったようです。球威自体はいつもと変わらず、15奪三振。しかし、シーズン最多の8安打を浴びました。そこはさすが全米ランキング7位(直近のBAのランキングによれば)のVirginiaはMountain West Conferenceの弱小チームとは違うということでしょうか。
今季初黒星。おそらく、これがシーズン最終登板となったはずです。チームメイトが連勝して次に進めれば別ですが、奇跡が起きなければ無理でしょう(今日もStrasburg降板後1イニングで3点も失っていました)。
下記がStephen Strasburgのシーズン成績。なんといっても奪三振195が圧巻。奪三振/9回は16.1、奪三振/四球は10.3といずれも驚異的な数字です。
Stephen Strasburg (2009 season for SDSU)
15G (13-1) 109.0IP 65H 19BB 195Ks 16ER 1.32ERA 0.77WHIP
5/29 vs Virginia (L) 7IP 8H 0BB 2ER 15K
大きな怪我もなくシーズンを終え、いよいよドラフトの日を迎えることになります。
Mike MacDougal→MAJOR、Luke Montz→Opitoned to AA
通算50セーブを記録している32歳のベテランMike McDougalがブルペンに追加されました。5月3日にマイナー契約を結びましたが、一定期間内にメジャーに昇格できなればFAとなることができる契約となっていて、フロントは決断を迫られていました。Syracuse(AAA)では8試合に登板して3失点とまずまずの成績を残していたので、順当な判断かと思います。クローザーということではなく、あくまで1ブルペン要員として貢献してくれれば十分です。
もともとは1999年のドラフト1順目(全体25位)でロイヤルズに入団。03年にはクローザーとして活躍し、オールスターにも選ばれました。06年にホワイトソックスにトレードされて、一時的に好投したこともありましたが、怪我が多く安定した成績を残すことはできていません。今季は開幕から打ち込まれ、4月21日にDFA、同29日に解雇されていました。ちなみにホワイトソックスとの間で300万ドルの契約を結んでいましたので、ナショナルズが最低保障年俸を払い残額がホワイトソックスから払われることになっています。
Montzは結局出番のないままマイナーへ戻されました。あくまで緊急事態召集でしたから仕方ないけど。
もともとは1999年のドラフト1順目(全体25位)でロイヤルズに入団。03年にはクローザーとして活躍し、オールスターにも選ばれました。06年にホワイトソックスにトレードされて、一時的に好投したこともありましたが、怪我が多く安定した成績を残すことはできていません。今季は開幕から打ち込まれ、4月21日にDFA、同29日に解雇されていました。ちなみにホワイトソックスとの間で300万ドルの契約を結んでいましたので、ナショナルズが最低保障年俸を払い残額がホワイトソックスから払われることになっています。
Montzは結局出番のないままマイナーへ戻されました。あくまで緊急事態召集でしたから仕方ないけど。
2009年5月28日木曜日
Randy Johnsonがキャリア299勝目
地元サンフランシスコでのブレーブス戦で、Randy Johnsonが6回を3安打1失点と好投し、今季4勝目、キャリア299勝目をあげました(こちら)。今季10試合目の登板でようやく4勝、一度も奪三振が2桁に届かないなど、45歳の衰えは隠せませんが、目標としてきた(であろう)300勝についに王手をかけました。
なぜこの記事を書いているか?
それは、次の登板予定が何を隠そうナショナルズだからです!6月3日、ナショナルズパークで史上24人目の(そしてMike Mussinaが引退した今、史上最後になるかもしれない)偉業に挑むことになります。なお、Johnsonは1985年のドラフト2順目でMontreal Exposに入団し、1988年にはメジャーデビュー、メジャー初勝利をExpoとして記録しています。
そういえば、去年もJohn Smolzのキャリア3000奪三振に立ち会ったなあ・・・。
なぜこの記事を書いているか?
それは、次の登板予定が何を隠そうナショナルズだからです!6月3日、ナショナルズパークで史上24人目の(そしてMike Mussinaが引退した今、史上最後になるかもしれない)偉業に挑むことになります。なお、Johnsonは1985年のドラフト2順目でMontreal Exposに入団し、1988年にはメジャーデビュー、メジャー初勝利をExpoとして記録しています。
そういえば、去年もJohn Smolzのキャリア3000奪三振に立ち会ったなあ・・・。
2009年5月27日水曜日
5/27 L4-7 @NYM (またも疑惑のホームラン判定に屈する)
連敗をストップしたいところですが、相手は防御率1.50のSantana様。厳しい戦いになりますが、Jordan Zimmermannがいい刺激を受けて好投してくれることを期待しています。
Washington
Guzman -- 6
Johnson -- 3
Zimmerman -- 5
Dunn -- 9
Willingham -- 7
Belliard -- 4
Maxwell -- 8
Nieves -- 2
Zimmermann -- 1
[試合後コメント]
Natioanl 4-7 at NYM Season 13-33 (st. L3)
Pitching: Zimmermann(L2-2), Villone, Wells, Colome, Hanrahan
Hitting: Johnson(3/5), Dunn(1/4 R 2RBI)
HR: Dunn(16)
3-3の同点で迎えた6回裏。無死1塁でDavid Murphyの放った打球はライトのフェンスに直撃して跳ね返りました。打球を処理したDunnからの送球リレーで一塁走者は本塁タッチアウト!1死3塁となったはず、でしたが、ここで審判が集まりレビュー。5分間の中断の後に出された結論は「ホームラン」。
なんじゃそりゃ!一昨日に続くレビューによるメッツのホームランとなりましたが、今日のは理解に苦しみます。レビューのルールは「確定的な証拠がある場合にのみ元の判定を覆す」というものだったはず。先日のSheffieldのホームランに関しては当初の判定がホームランであり、それを覆すだけの確定的な証拠がないため、ナショナルズファンとしては疑問を感じながらも納得せざるをえませんでした。しかし今回は、当初のホームランではないという判定を覆すだけの証拠があったのでしょうか?いたずらに時間をかけて多くの人に疑問な判定の変更を行うのでは、何のために導入したのか分かりません。それとも「ホームチームに有利なように判定する」という暗黙のルールがあるのでしょうか?あるいは「メッツの有利なように判定する」とか!?メッツの新球場Citi Fieldの構造上の欠陥に言及する意見もあります。
ちなみに、メッツ側のテレビ中継の中でちょうど打球が近くに飛んできた観客(もちろんメッツファン)がインタビューされて「あれはホームランじゃない」と証言しました(苦笑)。
とにかく、これで試合は台無し。Jordan Zimmermannは相変わらず初回に失点しましたが、その後は奪三振の山を築き、あのホームランまではしっかり仕事をしていました。打線も制球が定まらないJohan Santanaに対し、攻めきれないながらもじわじわと点を取っていました。しかし、あのホームランの後は、緊張感のないぐだぐだの試合でしまいました。審判って大事です。
それにしても、Jose Reyes、Carlos Beltran、Carlos Delgadoを故障で欠くメッツに3連敗するとは・・・・。情けない。明日は移動日で次はフィリーズです。
Washington
Guzman -- 6
Johnson -- 3
Zimmerman -- 5
Dunn -- 9
Willingham -- 7
Belliard -- 4
Maxwell -- 8
Nieves -- 2
Zimmermann -- 1
[試合後コメント]
Natioanl 4-7 at NYM Season 13-33 (st. L3)
Pitching: Zimmermann(L2-2), Villone, Wells, Colome, Hanrahan
Hitting: Johnson(3/5), Dunn(1/4 R 2RBI)
HR: Dunn(16)
3-3の同点で迎えた6回裏。無死1塁でDavid Murphyの放った打球はライトのフェンスに直撃して跳ね返りました。打球を処理したDunnからの送球リレーで一塁走者は本塁タッチアウト!1死3塁となったはず、でしたが、ここで審判が集まりレビュー。5分間の中断の後に出された結論は「ホームラン」。
なんじゃそりゃ!一昨日に続くレビューによるメッツのホームランとなりましたが、今日のは理解に苦しみます。レビューのルールは「確定的な証拠がある場合にのみ元の判定を覆す」というものだったはず。先日のSheffieldのホームランに関しては当初の判定がホームランであり、それを覆すだけの確定的な証拠がないため、ナショナルズファンとしては疑問を感じながらも納得せざるをえませんでした。しかし今回は、当初のホームランではないという判定を覆すだけの証拠があったのでしょうか?いたずらに時間をかけて多くの人に疑問な判定の変更を行うのでは、何のために導入したのか分かりません。それとも「ホームチームに有利なように判定する」という暗黙のルールがあるのでしょうか?あるいは「メッツの有利なように判定する」とか!?メッツの新球場Citi Fieldの構造上の欠陥に言及する意見もあります。
ちなみに、メッツ側のテレビ中継の中でちょうど打球が近くに飛んできた観客(もちろんメッツファン)がインタビューされて「あれはホームランじゃない」と証言しました(苦笑)。
とにかく、これで試合は台無し。Jordan Zimmermannは相変わらず初回に失点しましたが、その後は奪三振の山を築き、あのホームランまではしっかり仕事をしていました。打線も制球が定まらないJohan Santanaに対し、攻めきれないながらもじわじわと点を取っていました。しかし、あのホームランの後は、緊張感のないぐだぐだの試合でしまいました。審判って大事です。
それにしても、Jose Reyes、Carlos Beltran、Carlos Delgadoを故障で欠くメッツに3連敗するとは・・・・。情けない。明日は移動日で次はフィリーズです。
Daniel Cabrera→(ようやく)DFA、Luke Montz→MAJOR
ようやくDaniel CabreraをDFAとしました。DFAされることは、スプリングトレーニングを見て開幕前に予想していたとおりではありますが、それにしても早かった。35与四球、10暴投がリーグ最多という事実が全てを物語っています。Mike Rizzo暫定GMが”I was tired of watching him."とコメントしていますが、ファンの総意でしょう。
Daniel Cabrera (2009 Season for Nationals)
9G 8GS (0-5) 40IP 5.85ERA 2.08WHIP 16K 35BB 2HBP 10WP
マイナー行きの意思はないようですので、退団なります。ごきげんよう。
また、Josh Bardが夫人の出産のためチームを離れました。緊急措置として40人ロースター搭載済みのLuke MontzがAAから今季初昇格。もっとも、今季はマイナーでも2割に届かない大不振にあえいでいますので、DL入りしているJesus Floresが週末に復帰してくるまでの一時的な在籍となりそうです(少なくとも守備はいいので、一度くらいは出してやりたいが)。
Daniel Cabrera (2009 Season for Nationals)
9G 8GS (0-5) 40IP 5.85ERA 2.08WHIP 16K 35BB 2HBP 10WP
マイナー行きの意思はないようですので、退団なります。ごきげんよう。
また、Josh Bardが夫人の出産のためチームを離れました。緊急措置として40人ロースター搭載済みのLuke MontzがAAから今季初昇格。もっとも、今季はマイナーでも2割に届かない大不振にあえいでいますので、DL入りしているJesus Floresが週末に復帰してくるまでの一時的な在籍となりそうです(少なくとも守備はいいので、一度くらいは出してやりたいが)。
5/26 L1-6 @NYM (Livanを打ち崩せず)
Nationals 1-6 at NYM Season 13-32 (St. L2)
Pitching:Stammen(L0-1), Bergmann, Wells, Tavarez
Hitting: Dunn(2/3 BB R RBI), Guzman(2/4), Willingham(2/4)
HR: Dunn(15)
Craig Stammenのメジャー2度目の先発。やはり決め球に欠ける感じで、追い込みながらも打ち取るのに苦労している場面が多く、5回までに95球を要しました。記録は3失点で負け投手。しかし3回の2失点は、1死満塁からの併殺打となるはずだったショートへのゴロをGuzmanがはじいてしまいオールセーフとなったため(二遊間への打球だったために記録はヒット)。低め低めにボールを集めており好投と評してよいと思っています。
なお、メッツ組織のナンバー1プロスペクト(BAでは全体30位)Fernando Martinezがメジャーデビューし、Stammenとは3打席対戦。初打席は1-2から内角高めのストレートで空振り三振、続く打席はファーストゴロ(1打点)、死球でした。
そんなStammemに対して、打線は球速が90マイルにも達しないLivan Hernandezの前に、全く援護できませんでした。5回表には2死2塁からCraig Stammenが自らセンター前にヒットを放ちましたが、Bardはホームでタッチアウト。計9安打を放ちながら、Stammen降板後の7回にAdam Dunnがレフトスタンドへ流し打ちの15号ソロを放って1点を返すのがやっと。なんと、127球の完投勝利を許してしまいました。うーむ。打線の調子が落ちてきているなあ・・・。
Pitching:Stammen(L0-1), Bergmann, Wells, Tavarez
Hitting: Dunn(2/3 BB R RBI), Guzman(2/4), Willingham(2/4)
HR: Dunn(15)
Craig Stammenのメジャー2度目の先発。やはり決め球に欠ける感じで、追い込みながらも打ち取るのに苦労している場面が多く、5回までに95球を要しました。記録は3失点で負け投手。しかし3回の2失点は、1死満塁からの併殺打となるはずだったショートへのゴロをGuzmanがはじいてしまいオールセーフとなったため(二遊間への打球だったために記録はヒット)。低め低めにボールを集めており好投と評してよいと思っています。
なお、メッツ組織のナンバー1プロスペクト(BAでは全体30位)Fernando Martinezがメジャーデビューし、Stammenとは3打席対戦。初打席は1-2から内角高めのストレートで空振り三振、続く打席はファーストゴロ(1打点)、死球でした。
そんなStammemに対して、打線は球速が90マイルにも達しないLivan Hernandezの前に、全く援護できませんでした。5回表には2死2塁からCraig Stammenが自らセンター前にヒットを放ちましたが、Bardはホームでタッチアウト。計9安打を放ちながら、Stammen降板後の7回にAdam Dunnがレフトスタンドへ流し打ちの15号ソロを放って1点を返すのがやっと。なんと、127球の完投勝利を許してしまいました。うーむ。打線の調子が落ちてきているなあ・・・。
2009年5月26日火曜日
Strasburgのシーズン継続! (Road to College World Series)
Stephen Strasburgが所属するSan Diego State University は、プレーオフの最初の関門であるMountain West Conference Tournamentを第1戦から3連勝し(Strasburgは第2戦に投げた)、残り2戦のうちどちらかを勝てば次のステージに進めることになっていたのですが、5月22、23日の2戦をともに落としてしまい、次のステージに進めるかどうかはNCAAの選抜を待つことになっていました。例年、弱小地区とみなされているMountain West Conferenceから進めるのは1校ということがほとんどなので、厳しいかなあと思っていましたが、なんとか滑り込みました。
これで、少なくともあと1試合、Strasburgの登板があります。
>>>>>>>>>>>>>>>>>
この機会にCollege Baseballのシステムについて勉強してみました。(いろいろなサイトを見ながら書いたものなので、誤りがあればご指摘いただければ幸いです)
① Regular Season : 2月から5月までレギュラーシーズンが行われ、各校ともを50~60試合を戦います。この対戦相手はConference(下記②参照)を構成する大学との対戦が中心ですが、それ以外の大学との対戦も多く組まれています。【SDSUは通算37勝19敗でした。】
② Conference Tournament (5/19-23日程は09年のもの。以下同じ): 全米NCAA一部の30のConferenceに別れ、ダブルエリミネーション方式(WBCで日本でもおなじみですね)のトーナメントを戦います。【SDSUはUtahに敗れ2位に終りました。】
③ Regional Round (5/29-6/1) : ここからいよいよ全米規模のトーナメントになります。参加校は64校。②のトーナメントの勝者30校は自動的に出場権を得、残り34校は①、②の成績を元にしたNCAAによる選抜で決定されます(日本の選抜高校野球みたいだ)。【SDSUは、NCAAによる選抜で出場権を与えられました。】。
64校が16の地区に別れて、やはりダブルエリミネーション方式で戦います。組み合わせは、まずシードの8校を選び、この8校が順当に勝ちあがっても④のSuper Regionalで対戦しないようにトーナメントが作られます(抽選会なんてのはない)。ちなみに、2009年のシード校は次の通りです。(右のカッコ内はドラフト上位指名候補)
1.Texas
2. California State University, Fullerton
3. Louisiana State University (Jared Mitchell)
4. North Carolina (Dustin Ackley、Alex White)
5. Arizona State (Mike Leake)
6. UC Irvine
7. Oklahoma
8. Florida
④ Super Regionals (6/5-8) : Regional Roundの勝者16校が8組に分かれ、3回戦制(2戦先勝)で争います。
⑤ College World Series (6/13-24) : Super Regionalsの勝者8校が出場。4校ずつに分かれてのダブルエリミネーションのトーナメントを勝ち上がった2校が、決勝は3回戦制(2戦先勝)で争います。昨年は必ずしも下馬評の高くなかったFresno Stateが初優勝を飾りました。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
今日明らかになったのは、上記③のRegional Roundの組み合わせ。
SDSUは最激戦地区の呼び声の高い地区に入りました。NCAAでは第6シードとされているものの今日現在のBAのランキング(をはじめとする多くのランキング)では全米1位とされているUC Irvine。同じBAのランキングなら全米7位でシードされなかったのが不思議なVirginia(Ryan Zimmermanの母校でもある)。それに昨年のCollege World Series優勝のFresno Stateと同じ地区。
明らかにアンダードッグとなるSDSU。さあStrasburgはどこと対戦するでしょうか。初戦のVirginia戦か?それとも第2戦か?Conference Tournamentでは第2戦に登板しましたが、Tony Gwynn監督の決断が注目されます。Strasburgを温存してなんとか初戦を勝ち、大学最強と言われるUC Irvine相手にどんな投球をするか見てみたいと思うのは私だけではないはず。 (日本の高校野球じゃないので、1ラウンドの中で先発投手が2度先発することはありません。College World Seriesの決勝まで行ったら分かりませんが。)
これで、少なくともあと1試合、Strasburgの登板があります。
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この機会にCollege Baseballのシステムについて勉強してみました。(いろいろなサイトを見ながら書いたものなので、誤りがあればご指摘いただければ幸いです)
① Regular Season : 2月から5月までレギュラーシーズンが行われ、各校ともを50~60試合を戦います。この対戦相手はConference(下記②参照)を構成する大学との対戦が中心ですが、それ以外の大学との対戦も多く組まれています。【SDSUは通算37勝19敗でした。】
② Conference Tournament (5/19-23日程は09年のもの。以下同じ): 全米NCAA一部の30のConferenceに別れ、ダブルエリミネーション方式(WBCで日本でもおなじみですね)のトーナメントを戦います。【SDSUはUtahに敗れ2位に終りました。】
③ Regional Round (5/29-6/1) : ここからいよいよ全米規模のトーナメントになります。参加校は64校。②のトーナメントの勝者30校は自動的に出場権を得、残り34校は①、②の成績を元にしたNCAAによる選抜で決定されます(日本の選抜高校野球みたいだ)。【SDSUは、NCAAによる選抜で出場権を与えられました。】。
64校が16の地区に別れて、やはりダブルエリミネーション方式で戦います。組み合わせは、まずシードの8校を選び、この8校が順当に勝ちあがっても④のSuper Regionalで対戦しないようにトーナメントが作られます(抽選会なんてのはない)。ちなみに、2009年のシード校は次の通りです。(右のカッコ内はドラフト上位指名候補)
1.Texas
2. California State University, Fullerton
3. Louisiana State University (Jared Mitchell)
4. North Carolina (Dustin Ackley、Alex White)
5. Arizona State (Mike Leake)
6. UC Irvine
7. Oklahoma
8. Florida
④ Super Regionals (6/5-8) : Regional Roundの勝者16校が8組に分かれ、3回戦制(2戦先勝)で争います。
⑤ College World Series (6/13-24) : Super Regionalsの勝者8校が出場。4校ずつに分かれてのダブルエリミネーションのトーナメントを勝ち上がった2校が、決勝は3回戦制(2戦先勝)で争います。昨年は必ずしも下馬評の高くなかったFresno Stateが初優勝を飾りました。
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今日明らかになったのは、上記③のRegional Roundの組み合わせ。
SDSUは最激戦地区の呼び声の高い地区に入りました。NCAAでは第6シードとされているものの今日現在のBAのランキング(をはじめとする多くのランキング)では全米1位とされているUC Irvine。同じBAのランキングなら全米7位でシードされなかったのが不思議なVirginia(Ryan Zimmermanの母校でもある)。それに昨年のCollege World Series優勝のFresno Stateと同じ地区。
明らかにアンダードッグとなるSDSU。さあStrasburgはどこと対戦するでしょうか。初戦のVirginia戦か?それとも第2戦か?Conference Tournamentでは第2戦に登板しましたが、Tony Gwynn監督の決断が注目されます。Strasburgを温存してなんとか初戦を勝ち、大学最強と言われるUC Irvine相手にどんな投球をするか見てみたいと思うのは私だけではないはず。 (日本の高校野球じゃないので、1ラウンドの中で先発投手が2度先発することはありません。College World Seriesの決勝まで行ったら分かりませんが。)
Chris Marrero(A+)が週間MVP
Potomac(A+)のChris Marrero一塁手がCarolina Leagueの5/18-24の週の週間MVPに選ばれました。
5月に入って少し打撃が低下してきたかな、と思っていたら今週は7試合中5試合で打点を記録し、計11打点の大爆発!打率.428でホームランも2本(ハイライトは19日の満塁弾)。シーズン打率も3割に到達。着実な成長を感じます。オールスター前にはAA昇格かな。課題は守備と言われていますので、一塁手としてどんどん経験を積んでいって下さい。
昨季は調子を上げてきたところで6月に怪我に見舞われるという不運に泣きました。くれぐれも故障には気をつけてください。
5月に入って少し打撃が低下してきたかな、と思っていたら今週は7試合中5試合で打点を記録し、計11打点の大爆発!打率.428でホームランも2本(ハイライトは19日の満塁弾)。シーズン打率も3割に到達。着実な成長を感じます。オールスター前にはAA昇格かな。課題は守備と言われていますので、一塁手としてどんどん経験を積んでいって下さい。
昨季は調子を上げてきたところで6月に怪我に見舞われるという不運に泣きました。くれぐれも故障には気をつけてください。
5/25 L2-5 @NYM (チャンスに一本が出ず)
Nationals 2-5 at NYM Season 13-31 (St.L1)
Pitching: Lannan(L2-4), Colome, Cabrera, Bergmann, Wells
Hitting: Nieves(2/3 BB R RBI), Harris(1/3 2BB R), Johnson(1/3 2BB)
チーム全体で9四球ももらっておきながら、ここ一本が出ませんでした。残塁の山。7回表1点を返して3点差とし、なお1死満塁のチャンスでしたが、Dunn、Kearnsの4,5番が凡退。この2人、10打席で1四球のみ、10残塁と大ブレーキ。やはりDukesがいるのといないのとで打線の厚みが違います。復帰が待ち望まれます。
先発のLannanの調子はかなり悪かったようですが、それでも併殺を奪いながら5回までは1失点と踏ん張ってきました。しかし6回つかまり、Gary Sheffieldにレフトフェンス際に飛び込む3ランを打たれてしまいました。この当たり、ファンが触って入ったかどうか微妙な当たりでビデオ判定が行われましたが、覆らず。うーむリプレイを見れば入っていないように見えるのはナショナルズファンだから?
どうでもいい話題ですが。先発失格とされたDaniel Cabreraがブルペン投手として初登板。3点ビハインドの7回裏の頭から投入されましたが、1つのワイルドピッチを挟み3つの四球で2死満塁としたところでBergmannの救援を仰ぐことになりました(抑えてもらえたので失点はつきませんでした)。打者5人に25球。うちストライクはわずかに10球でした(笑)。もうDFAでいいんじゃない?
Pitching: Lannan(L2-4), Colome, Cabrera, Bergmann, Wells
Hitting: Nieves(2/3 BB R RBI), Harris(1/3 2BB R), Johnson(1/3 2BB)
チーム全体で9四球ももらっておきながら、ここ一本が出ませんでした。残塁の山。7回表1点を返して3点差とし、なお1死満塁のチャンスでしたが、Dunn、Kearnsの4,5番が凡退。この2人、10打席で1四球のみ、10残塁と大ブレーキ。やはりDukesがいるのといないのとで打線の厚みが違います。復帰が待ち望まれます。
先発のLannanの調子はかなり悪かったようですが、それでも併殺を奪いながら5回までは1失点と踏ん張ってきました。しかし6回つかまり、Gary Sheffieldにレフトフェンス際に飛び込む3ランを打たれてしまいました。この当たり、ファンが触って入ったかどうか微妙な当たりでビデオ判定が行われましたが、覆らず。うーむリプレイを見れば入っていないように見えるのはナショナルズファンだから?
どうでもいい話題ですが。先発失格とされたDaniel Cabreraがブルペン投手として初登板。3点ビハインドの7回裏の頭から投入されましたが、1つのワイルドピッチを挟み3つの四球で2死満塁としたところでBergmannの救援を仰ぐことになりました(抑えてもらえたので失点はつきませんでした)。打者5人に25球。うちストライクはわずかに10球でした(笑)。もうDFAでいいんじゃない?
2009年5月24日日曜日
5/24 W8-5 Orioles (Dunnの2ラン&満塁弾で打ち勝つ) [Live]
開幕から30球団でも上位の成績を残してきた打線がさすがに湿ってきました(特にこの10試合.171/.333/.286/1HのAdam Dunn)。今日あたりは奮起を期待したい。今季は勝ち運に恵まれているShairon Maritsが今日の先発です。
→試合開始直前にラインナップが変更。Nick Johnsonが急きょ外されました。故障でなければいいんですが・・・
Orioles:
Roberts - 2B
Jones - CF
Markakis - RF
Huff - 1B
Wigginton - 3B
Reimold - LF
Moeller - C
Andino - SS
Bergesen - P
Nationals:
Harris -- CF
Guzman -- SS
Zimmerman -- 3B
Dunn -- 1B
Willingham -- LF
Belliard -- 2B
Kearns -- RF
Nieves -- C
Martis -- SP
[試合後コメント]
Nationals 8-5 Orioles Season 13-30 (st.W1)
Pitching: Martis, Villone(W2-0), Beimel(H7), Hanrahan(S5)
Hitting: Dunn(2/4 2R 6RBI), Nieves(2/4 R RBI), Kearns(2/4 R), Harris(2/4 R)
HR: Dunn2(13,14)
Adam Dunnが大爆発。試合前のコメント(上記)で湿ってきたとか書いて失礼しました!「40本100打点はストップ」とか根拠もなく書いてしまったこと(こちら)、心から反省しています!!6回裏に逆転2ラン。再逆転された7回裏に今度は満塁弾。計6打点。特に2本目は追い込まれながら左投手からの逃げていくスライダーを左中間へはじき返す見事なバッティングでした。前の打席で本塁打しておきながら目の前でZimmermanが敬遠されたことで闘志に火が点かないはずがありません。ファースト守備でも結構がんばっていましたし(笑)。
Shairon Martisは6回0/3で5失点。リードを許しての降板となりましたが、自らタイムリーも放ち、いつものようにがんばってくれました。6回を終えて3失点。球数がもう少し多ければ(6回終了時点で85球)、あと1人打者が出塁していれば、あるいはブルペンが鉄壁ならば(笑)、きっと交代だったろうに。少なくとも、私の評価は下がっていません。
Nick Johnsonが急きょ先発メンバーを外れたことに関して、故障発生か?トレードされたのか?といった憶測が飛び交いましたが、どうやら胃痛ということで、ほっとしました。故障はもちろん最悪ですが、トレードもなにやら寂しいので・・・。
故障関連でいくつか。左手の指を痛めて先発を外れていたAnderson Hernandezでしたが、代打で登場し見事にヒット(Dunnの満塁弾で生還)。その後守備にもつき8回には素晴らしいダイビングキャッチを見せてくれましたので、大丈夫そうです。また、DL入りしているElijah DukesとJesus Floresは順調に回復しており、それぞれマイナー選手たちと練習できるまでになっているとのこと。Scott Olsen(不要論も相当出てきているが)もキャッチボールを開始したとの情報がありました。
MVP: Adam Dunn
→試合開始直前にラインナップが変更。Nick Johnsonが急きょ外されました。故障でなければいいんですが・・・
Orioles:
Roberts - 2B
Jones - CF
Markakis - RF
Huff - 1B
Wigginton - 3B
Reimold - LF
Moeller - C
Andino - SS
Bergesen - P
Nationals:
Harris -- CF
Guzman -- SS
Zimmerman -- 3B
Dunn -- 1B
Willingham -- LF
Belliard -- 2B
Kearns -- RF
Nieves -- C
Martis -- SP
[試合後コメント]
Nationals 8-5 Orioles Season 13-30 (st.W1)
Pitching: Martis, Villone(W2-0), Beimel(H7), Hanrahan(S5)
Hitting: Dunn(2/4 2R 6RBI), Nieves(2/4 R RBI), Kearns(2/4 R), Harris(2/4 R)
HR: Dunn2(13,14)
Adam Dunnが大爆発。試合前のコメント(上記)で湿ってきたとか書いて失礼しました!「40本100打点はストップ」とか根拠もなく書いてしまったこと(こちら)、心から反省しています!!6回裏に逆転2ラン。再逆転された7回裏に今度は満塁弾。計6打点。特に2本目は追い込まれながら左投手からの逃げていくスライダーを左中間へはじき返す見事なバッティングでした。前の打席で本塁打しておきながら目の前でZimmermanが敬遠されたことで闘志に火が点かないはずがありません。ファースト守備でも結構がんばっていましたし(笑)。
Shairon Martisは6回0/3で5失点。リードを許しての降板となりましたが、自らタイムリーも放ち、いつものようにがんばってくれました。6回を終えて3失点。球数がもう少し多ければ(6回終了時点で85球)、あと1人打者が出塁していれば、あるいはブルペンが鉄壁ならば(笑)、きっと交代だったろうに。少なくとも、私の評価は下がっていません。
Nick Johnsonが急きょ先発メンバーを外れたことに関して、故障発生か?トレードされたのか?といった憶測が飛び交いましたが、どうやら胃痛ということで、ほっとしました。故障はもちろん最悪ですが、トレードもなにやら寂しいので・・・。
故障関連でいくつか。左手の指を痛めて先発を外れていたAnderson Hernandezでしたが、代打で登場し見事にヒット(Dunnの満塁弾で生還)。その後守備にもつき8回には素晴らしいダイビングキャッチを見せてくれましたので、大丈夫そうです。また、DL入りしているElijah DukesとJesus Floresは順調に回復しており、それぞれマイナー選手たちと練習できるまでになっているとのこと。Scott Olsen(不要論も相当出てきているが)もキャッチボールを開始したとの情報がありました。
MVP: Adam Dunn
2009年5月23日土曜日
5/23 L1-2 Orioles (Detwiler vs. 上原)[Live]
Ross Detwilerのデビュー第2戦。相手投手はこちらもルーキーの(笑)上原浩治。楽しみな対戦です。セカンドにHarrisが入りました。外野守備には定評がありますが、セカンドは・・・。心配です。
Baltimore
Roberts - 4
Jones - 8
Markakis - 9
Mora - 5
Wigginton - 3
Reimold - 7
Zaun - 2
Izturis - 6
Uehara - 1
Washington
Guzman - 6
Johnson - 3
Zimmerman - 5
Dunn - 7
Kearns - 9
Harris - 4
Bard - 2
Maxwell - 8
Detwiler - 1
[試合後コメント]
Nationals 1-2 Orioles Season 12-30 (st. L2)
Pitching: Detwiler, Tavarez(L1-4), Villone, Bergmann, Hanrahan
Hitting: Dunn(2/4), Johnson(1/2 2BB)
HR: Guzman(2)
6 回を1安打に抑えたRoss Detwilerをはじめ、投手陣はオリオールズ打線をわずか3安打に抑えましたが、3本ともが得点にからみ、対するナショナルズは7安打しながらも得点はソロ本塁打による1点のみ。タイムリーになるはずだった当たりがベースに当たるなど、なんだかついてない試合でした。
それにしてもDetwilerの投球には勇気づけられます。まだ対戦相手のスカウティングが進んでいないのかもしれませんが、ボールの勢い(最速95マイル、6回になっても94マイル)、手元での微妙な変化は本物のように見えます。あの唯一のヒット(しかもタイムリー)となったNick Markakisの三遊間へのゴロで、ちゃんとHarrisがベースカバーに入っていたら・・・・と思わずにはいられません。どうやら次回登板もありそうです(Olsenの復帰時期は現時点では全く未定)。
最後に、打撃ではほとんど貢献できなかったJustin Maxwellのスーパーキャッチの動画を紹介しておきます(こちら)。初回1死走者なしでAdam Jonesのホームランを奪いとりました。このプレーがDetwilerの今日の好投を引き出したと言っても過言ではないでしょう。
ちなみに上原は3回無失点ながら、左のハムストリング(太もも裏)を痛めて降板でした。
Baltimore
Roberts - 4
Jones - 8
Markakis - 9
Mora - 5
Wigginton - 3
Reimold - 7
Zaun - 2
Izturis - 6
Uehara - 1
Washington
Guzman - 6
Johnson - 3
Zimmerman - 5
Dunn - 7
Kearns - 9
Harris - 4
Bard - 2
Maxwell - 8
Detwiler - 1
[試合後コメント]
Nationals 1-2 Orioles Season 12-30 (st. L2)
Pitching: Detwiler, Tavarez(L1-4), Villone, Bergmann, Hanrahan
Hitting: Dunn(2/4), Johnson(1/2 2BB)
HR: Guzman(2)
6 回を1安打に抑えたRoss Detwilerをはじめ、投手陣はオリオールズ打線をわずか3安打に抑えましたが、3本ともが得点にからみ、対するナショナルズは7安打しながらも得点はソロ本塁打による1点のみ。タイムリーになるはずだった当たりがベースに当たるなど、なんだかついてない試合でした。
それにしてもDetwilerの投球には勇気づけられます。まだ対戦相手のスカウティングが進んでいないのかもしれませんが、ボールの勢い(最速95マイル、6回になっても94マイル)、手元での微妙な変化は本物のように見えます。あの唯一のヒット(しかもタイムリー)となったNick Markakisの三遊間へのゴロで、ちゃんとHarrisがベースカバーに入っていたら・・・・と思わずにはいられません。どうやら次回登板もありそうです(Olsenの復帰時期は現時点では全く未定)。
最後に、打撃ではほとんど貢献できなかったJustin Maxwellのスーパーキャッチの動画を紹介しておきます(こちら)。初回1死走者なしでAdam Jonesのホームランを奪いとりました。このプレーがDetwilerの今日の好投を引き出したと言っても過言ではないでしょう。
ちなみに上原は3回無失点ながら、左のハムストリング(太もも裏)を痛めて降板でした。
Nick Johnsonにトレードのうわさ
5/24 追記
レッドソックスに対して、Manny Delcarmen(今季ここまで19IP/0.95/1.32のセットアッパー)とのトレードを申し出て断られた模様です。他にも、メッツのBobby Parnell(今季ここまで19.1IP/1.86/1.40のブルペン)という噂もあります。こんな感じで各球団と交渉しているんでしょう。
うーむ。今のJohnsonの状態を考えれば、ブルペン投手ならクローザー当確というレベルでなければ、もったいない。今季はもういいので、今すぐ使えるブルペンよりも、3年後に先発2番手くらいになれる素材のプロスペクトのほうが個人的には望ましいと思っています。
**********
5/22 オリジナル
今季ここまで健康を維持し、期待通りの打撃、守備を披瀝しているNick Johnsonにトレードのうわさがちらほら。(まあナショナルズの今季は終った、という意味ですが)
候補に挙がっているのは、メッツ、レッドソックス、ジャイアンツといったところ。
メッツはCarlos Delgadoが10週間(8月はじめ?)の離脱とされているためその間の穴をどう埋めるかという問題に直面しています。しかし、よりによってメッツには行かないで欲しいなあ。交換でいただける選手もそんなに選択肢がないようですし。
レッドソックス、ジャイアンツはそれぞれDH、一塁手が不振であるため。David Ortizはようやくようやくようやく5月20日に今季1号を放ちましたが、不振(衰えだとは思いたくない)は深刻。ジャイアンツの一塁手のプラトーンTravis IshikawaとRich Auriliaの2人も合わせて.228/.275/.272という大不振。当然、ナショナルズが見返りに欲するのは投手ですが、この両チームであれば事欠かないはず。でもレッドソックスは渋いからなあ。Clay BuchholzやMichael Bowdenとは言いませんので、適当なところでどうですか?
仮にJohnsonをトレードしたら誰がナショナルズの一塁を守るのかという問題が生じます。Dunnが毎日というのは悪夢です。Willinghamがどれだけ守れるのか知りませんが、そのほうがましかな。AAAで必死に機会をうかがっているBrad Eldredでいいんじゃないでしょうか。
レッドソックスに対して、Manny Delcarmen(今季ここまで19IP/0.95/1.32のセットアッパー)とのトレードを申し出て断られた模様です。他にも、メッツのBobby Parnell(今季ここまで19.1IP/1.86/1.40のブルペン)という噂もあります。こんな感じで各球団と交渉しているんでしょう。
うーむ。今のJohnsonの状態を考えれば、ブルペン投手ならクローザー当確というレベルでなければ、もったいない。今季はもういいので、今すぐ使えるブルペンよりも、3年後に先発2番手くらいになれる素材のプロスペクトのほうが個人的には望ましいと思っています。
**********
5/22 オリジナル
今季ここまで健康を維持し、期待通りの打撃、守備を披瀝しているNick Johnsonにトレードのうわさがちらほら。(まあナショナルズの今季は終った、という意味ですが)
候補に挙がっているのは、メッツ、レッドソックス、ジャイアンツといったところ。
メッツはCarlos Delgadoが10週間(8月はじめ?)の離脱とされているためその間の穴をどう埋めるかという問題に直面しています。しかし、よりによってメッツには行かないで欲しいなあ。交換でいただける選手もそんなに選択肢がないようですし。
レッドソックス、ジャイアンツはそれぞれDH、一塁手が不振であるため。David Ortizはようやくようやくようやく5月20日に今季1号を放ちましたが、不振(衰えだとは思いたくない)は深刻。ジャイアンツの一塁手のプラトーンTravis IshikawaとRich Auriliaの2人も合わせて.228/.275/.272という大不振。当然、ナショナルズが見返りに欲するのは投手ですが、この両チームであれば事欠かないはず。でもレッドソックスは渋いからなあ。Clay BuchholzやMichael Bowdenとは言いませんので、適当なところでどうですか?
仮にJohnsonをトレードしたら誰がナショナルズの一塁を守るのかという問題が生じます。Dunnが毎日というのは悪夢です。Willinghamがどれだけ守れるのか知りませんが、そのほうがましかな。AAAで必死に機会をうかがっているBrad Eldredでいいんじゃないでしょうか。
2009年5月22日金曜日
5/22 L2-4(12) Orioles (Zimmermann好投も延長で惜敗)
今日からインターリーグ。まずはボルチモアを迎えます。また左のRich Hillが先発ということでMaxwellが先発ですね。昨日の試合で左手の指を痛めて途中退場したAnderson Hernnadezは欠場。ちょっとけが人が増えてきました。心配です。Zimmermannがんばれ!
Washington
Guzman - 6
Johnson - 3
Zimmerman - 5
Dunn - 9
Willingham - 7
Belliard - 4
Bard - 2
Maxwell - 8
Zimmermann - 1
[試合後コメント] (夜になってから全イニング観戦しました。12回までの割には3時間で終わりました)
Nationals 2-4 Orioles(12) Season 12-29 (St.L1)
Pitching: Zimmermann, Villone, Bergmann, Beimel, Wells(L0-2)
Hitting: Willingham(1/3 2BB), Johnson(1/4 BB R)
HR: Zimmerman(11)
Jordan Zimmermannのメジャー7戦目。5月に入っての4登板では毎試合5点以上取られていましたので、そろそろ結果が欲しいところ。特に鬼門となっていた初回を、今日は三者凡退に抑える上々の立ち上がり。2回にNorlan Reimondに高めのストレートをレフトスタンドに運ばれまず1点、3回にも2死から連打でさらに1点と、計2点を失いましたが、球速は95マイルに達し、直球も変化球も切れがあり、制球も十分。安定した投球でした。最後の回となった7回も先頭打者にヒットで許しましたが、次打者をダブルプレーに打ち取り、結局3人で終了。7イニングは今季最長。被安打6、1四球、7奪三振という成績を合わせ鑑みると、勝ち星こそつきませんでしたが、ベストの内容だったと思います。
そのZimmermannの後を受けたブルペンは2夜続けて、よく頑張りました。8回はVillone、9回は昇格後初登板となったBergmann、10回はBeimel、11回はWellsが無失点に抑えていきました。
しかし、今日は打線が援護できませんでした。延長12回まであったにも関わらずチームでわずか4安打。4回裏にRyan Zimmermanが右中間スタンドに11号2ランを放って追い付くのが精一杯。5回以降はわずかに1安打。延長に入ってからのランナーは四球の1人だけで、チャンスさえ作れませんでした。
迎えた12回表。2イニング目となったWellsが力尽きました。2死走者なしから、あえて代打を送らずそのまま打席に立ったピッチャーのDanny Baezに内野安打を打たれ(といっても、当たりそこねの三塁への打球で不運としかいいようがない)、オリオールズの1,2番、Brian Roberts、Adam Jonesの連続二塁打で2点を失ってしまいました。
Washington
Guzman - 6
Johnson - 3
Zimmerman - 5
Dunn - 9
Willingham - 7
Belliard - 4
Bard - 2
Maxwell - 8
Zimmermann - 1
[試合後コメント] (夜になってから全イニング観戦しました。12回までの割には3時間で終わりました)
Nationals 2-4 Orioles(12) Season 12-29 (St.L1)
Pitching: Zimmermann, Villone, Bergmann, Beimel, Wells(L0-2)
Hitting: Willingham(1/3 2BB), Johnson(1/4 BB R)
HR: Zimmerman(11)
Jordan Zimmermannのメジャー7戦目。5月に入っての4登板では毎試合5点以上取られていましたので、そろそろ結果が欲しいところ。特に鬼門となっていた初回を、今日は三者凡退に抑える上々の立ち上がり。2回にNorlan Reimondに高めのストレートをレフトスタンドに運ばれまず1点、3回にも2死から連打でさらに1点と、計2点を失いましたが、球速は95マイルに達し、直球も変化球も切れがあり、制球も十分。安定した投球でした。最後の回となった7回も先頭打者にヒットで許しましたが、次打者をダブルプレーに打ち取り、結局3人で終了。7イニングは今季最長。被安打6、1四球、7奪三振という成績を合わせ鑑みると、勝ち星こそつきませんでしたが、ベストの内容だったと思います。
そのZimmermannの後を受けたブルペンは2夜続けて、よく頑張りました。8回はVillone、9回は昇格後初登板となったBergmann、10回はBeimel、11回はWellsが無失点に抑えていきました。
しかし、今日は打線が援護できませんでした。延長12回まであったにも関わらずチームでわずか4安打。4回裏にRyan Zimmermanが右中間スタンドに11号2ランを放って追い付くのが精一杯。5回以降はわずかに1安打。延長に入ってからのランナーは四球の1人だけで、チャンスさえ作れませんでした。
迎えた12回表。2イニング目となったWellsが力尽きました。2死走者なしから、あえて代打を送らずそのまま打席に立ったピッチャーのDanny Baezに内野安打を打たれ(といっても、当たりそこねの三塁への打球で不運としかいいようがない)、オリオールズの1,2番、Brian Roberts、Adam Jonesの連続二塁打で2点を失ってしまいました。
2009年5月21日木曜日
5/21 W5-4 Piraets (Craig Stammenが鮮烈なメジャーデビュー)
Craig Stammenのメジャーデビュー、初先発です。残念ながらまたライブ観戦はできないので、夜になってから見ることにします。センターは相手先発が右(Ian Snell)ということで、Willie Harrisが先発です(Justin Maxwellはベンチ。使ってほしいなあ)。
Washington
Guzman - 6
Johnson - 3
Zimmerman - 5
Dunn - 9
Willingham - 7
Harris - 8
Bard - 2
Hernandez - 4
Stammen - 1
[試合後コメント]
Nationals 5-4 Pirates Season 12-28 (st.W1)
Pitching: Stammen, Tavarez(W1-3), Hanrahan(S4)
Hitting: Bard(1/3 2RBI), Johnson(2/4 R), Willingham(1/3 BB 2R)
初回からなんと12者連続凡退。Craig Stammenのデビューは、先日のDetwilerのデビュー戦を上回る、強烈な印象を残しました。5回表先頭のAdam LaRocheが一塁線を破るダブルを打たれ遂に初ヒットを許したところで観客からスタンディングオベーションが起こりました。そのあとも、6回終了まで打者19人に対して許したランナーはそのLaRocheだけ(後続の2本の内野ゴロの間に生還を許しました)。とにかくストライク先行。6回までは3ボールにさえならないテンポの好い投球で、6回終了時点でなんと69球。シンキング・ファストボールで内野ゴロの山を築いていきました。素晴らしすぎる内容で驚きました。Stammen 6.1IP 4H 1BB 3K 4R
しかし、6回裏終了時点で3-1とリードし、初勝利も視野に入ってきた7回表に落とし穴がまっていました。1死後、審判の辛い判定もあって四球で2人目のランナーを許すと、Adam LaRocheに今度はライトスタンド上段まで運ばれました。うーむ。わずか2安打で3失点か・・・。これで3-3の同点。さらに気落ちしたのか、ダブル、センター前シングルと続けられてあっという間に3-4と逆転を許し降板。惜しかった。でも十分。拍手です。
今日は2番手Tavarezががんばって7回、8回にそれ以上の失点を許さず、1点を追って迎えた8回裏にZimmerman、Dunnの連続タイムリーで逆転し、9回は「クローザー」Joel Hanrahanが1安打許しながらも最後は連続三振で抑えました。連敗は7でストップしました。
勝ち投手にはなれなかったとは言え、メジャーデビューで鮮烈な投球を見せ、チームに喝を入れたStammenをMVPとします。
MVP: Craig Stammen
Washington
Guzman - 6
Johnson - 3
Zimmerman - 5
Dunn - 9
Willingham - 7
Harris - 8
Bard - 2
Hernandez - 4
Stammen - 1
[試合後コメント]
Nationals 5-4 Pirates Season 12-28 (st.W1)
Pitching: Stammen, Tavarez(W1-3), Hanrahan(S4)
Hitting: Bard(1/3 2RBI), Johnson(2/4 R), Willingham(1/3 BB 2R)
初回からなんと12者連続凡退。Craig Stammenのデビューは、先日のDetwilerのデビュー戦を上回る、強烈な印象を残しました。5回表先頭のAdam LaRocheが一塁線を破るダブルを打たれ遂に初ヒットを許したところで観客からスタンディングオベーションが起こりました。そのあとも、6回終了まで打者19人に対して許したランナーはそのLaRocheだけ(後続の2本の内野ゴロの間に生還を許しました)。とにかくストライク先行。6回までは3ボールにさえならないテンポの好い投球で、6回終了時点でなんと69球。シンキング・ファストボールで内野ゴロの山を築いていきました。素晴らしすぎる内容で驚きました。Stammen 6.1IP 4H 1BB 3K 4R
しかし、6回裏終了時点で3-1とリードし、初勝利も視野に入ってきた7回表に落とし穴がまっていました。1死後、審判の辛い判定もあって四球で2人目のランナーを許すと、Adam LaRocheに今度はライトスタンド上段まで運ばれました。うーむ。わずか2安打で3失点か・・・。これで3-3の同点。さらに気落ちしたのか、ダブル、センター前シングルと続けられてあっという間に3-4と逆転を許し降板。惜しかった。でも十分。拍手です。
今日は2番手Tavarezががんばって7回、8回にそれ以上の失点を許さず、1点を追って迎えた8回裏にZimmerman、Dunnの連続タイムリーで逆転し、9回は「クローザー」Joel Hanrahanが1安打許しながらも最後は連続三振で抑えました。連敗は7でストップしました。
勝ち投手にはなれなかったとは言え、メジャーデビューで鮮烈な投球を見せ、チームに喝を入れたStammenをMVPとします。
MVP: Craig Stammen
Craig Stammen→MAJOR、Garret Mock→Optioned to AAA
Craig Stammenがメジャーに昇格。Garret MockがSyracuse(AAA)に降格となりました。現在のブルペン投手の中でオプションが残っているのがMockだけなので仕方ないかなと思いますが、先日のDetwilerの後を受けて登場した際の「四球、ワイルドピッチ、死球」というパフォーマンスも印象を悪くしています。それまでは、そこそこの内容だったのになあ・・・・。
Garret Mock (2009 season for Nationals)
13G (0-2) 13.0IP 6K 8BB 6.92/1.85
個人的には好きな投手です。腐らずにAAAで好投を続けていれば(ベテランぞろいになりつつあるブルペンですから)きっとチャンスはあるでしょう。がんばって!
Garret Mock (2009 season for Nationals)
13G (0-2) 13.0IP 6K 8BB 6.92/1.85
個人的には好きな投手です。腐らずにAAAで好投を続けていれば(ベテランぞろいになりつつあるブルペンですから)きっとチャンスはあるでしょう。がんばって!
Strasburg Watch #14 (軽い背中の張りで降板)
プレーオフに入り、Mountain West Conference Tournamentの第2戦に先発。無失点ながら、1点リードの8回2死、四球を与えたところで降板しました。軽い背中の張りがあるということで大事を取っての降板。心配することはないようです。奪三振が少なかったことも合わせ、前回登板から中4日で投げたことが影響したかもしれません。チームはそのまま勝ち、シーズン13勝目を記録しました。
カレッジベースボールのプレーオフのシステムは実はよく知らないのですが(誰か詳しい人がいたら教えてください)、今回がStrasburgの今季最終登板になったかもしれません。今週開かれているこのトーナメントでの登板機会はもうないはず。次の登板があるかどうかはチームメイトたちのがんばり次第ということでしょうか。
Stephen Strasburg
5/20 vs New Mexico (W) 7.2IP 3H 1BB 0ER 6K
2009 season for SDSU 14G (13-0)
102.0IP 57H 19BB 180Ks 14ER 1.24ERA 0.75WHIP
カレッジベースボールのプレーオフのシステムは実はよく知らないのですが(誰か詳しい人がいたら教えてください)、今回がStrasburgの今季最終登板になったかもしれません。今週開かれているこのトーナメントでの登板機会はもうないはず。次の登板があるかどうかはチームメイトたちのがんばり次第ということでしょうか。
Stephen Strasburg
5/20 vs New Mexico (W) 7.2IP 3H 1BB 0ER 6K
2009 season for SDSU 14G (13-0)
102.0IP 57H 19BB 180Ks 14ER 1.24ERA 0.75WHIP
2009年5月20日水曜日
Cabreraがようやくローテーションを外れる
炎上してもManny Acta監督とRandy St.Claire投手コーチが必死に擁護してきたDaniel Cabreraでしたが、遂にローテーションから外すという決断が下されました。今季のスタッツは下記の通りですが、リーグ最多の四球数とワイルドピッチ数(9個)に象徴される制球力のなさと、味方のエラーなどをきっかけに大崩れする精神面の弱さは、目にあまりました。「先発した全8試合でチームが敗れている」という事実は重い。
当面、ロングリリーフに回り、St.Claire投手コーチと投球フォームの修正などに取り組むとのことです。しかし、あの制球力では大差の場面を除き(といっても今の打線なら5点差くらいで負けているならあきらめたくない)、ブルペンはなおさら怖いというのが正直な感想です。Cabrera自信のコメント。”I have to throw strikes. It's been the same for my career -- throw strikes.” 分かってるんだ・・・。
Daniel Cabrera (2009 season for Nationals)
8G (0-5) 39.1IP 16K 32BB 5.95/2.03
代わって、Syracuse(AAA)で好投していたCraig Stammenを昇格させ、明日21日の先発を任せることになりました。25歳でのうれしい初昇格、メジャーデビューとなります。
05年のドラフト12順目(John Lannanの次に指名された)入団。昨季までは着実にステップアップを果たしていたとはいえ、球速はあるものの球のムーブに乏しいというフォーシームのストレート主体の投球で、あまり目立つ成績ではありませんでした。今季はツーシームを習得したことで打たせて取れるグラウンドボール投手に進化し、評価を一気に上げました。Rizzo 暫定GMも”He was a little bit of a late-bloomer. We saw him last year, and he was a little bit of a different pitcher.”と変化を評価しています。奪三振が少ないので上のレベルで通用するか不安という声もありますが、そんな声をかき消す投球を期待しています(Shairo Martisにも同じ不安がささやかれていました)。
Craig Stammen (2009 season for Syracuse(AAA))
7G (4-2) 40IP 14K 8BB 1.80/1.03
なお、Stammenをこのままローテーションに定着させるかどうかについてRizzo 暫定GMは、Detwilerに関するコメントとほぼ同じ慎重な言い回しをしています。
さて、これでナショナルズの先発陣は、なんと4人がルーキー(残るLannanも昨季がルーキーイヤーでした)と、おそろしくフレッシュなローテーションになりました。年齢で見ても22~25歳。あれ?Stammenが最年長なんだ(笑)。観戦する側としては毎日ぴちぴちの投手が見られるので、とても楽しみです。
(カッコ内は、5月20日試合開始前時点での年齢, メジャー先発数)。
John Lannan (24, 45)
Craig Stammen (25, 0)
Jordan Zimmermann (23, 6)
Ross Detwiler (23, 1)
Shairon Martis (22, 12)
当面、ロングリリーフに回り、St.Claire投手コーチと投球フォームの修正などに取り組むとのことです。しかし、あの制球力では大差の場面を除き(といっても今の打線なら5点差くらいで負けているならあきらめたくない)、ブルペンはなおさら怖いというのが正直な感想です。Cabrera自信のコメント。”I have to throw strikes. It's been the same for my career -- throw strikes.” 分かってるんだ・・・。
Daniel Cabrera (2009 season for Nationals)
8G (0-5) 39.1IP 16K 32BB 5.95/2.03
代わって、Syracuse(AAA)で好投していたCraig Stammenを昇格させ、明日21日の先発を任せることになりました。25歳でのうれしい初昇格、メジャーデビューとなります。
05年のドラフト12順目(John Lannanの次に指名された)入団。昨季までは着実にステップアップを果たしていたとはいえ、球速はあるものの球のムーブに乏しいというフォーシームのストレート主体の投球で、あまり目立つ成績ではありませんでした。今季はツーシームを習得したことで打たせて取れるグラウンドボール投手に進化し、評価を一気に上げました。Rizzo 暫定GMも”He was a little bit of a late-bloomer. We saw him last year, and he was a little bit of a different pitcher.”と変化を評価しています。奪三振が少ないので上のレベルで通用するか不安という声もありますが、そんな声をかき消す投球を期待しています(Shairo Martisにも同じ不安がささやかれていました)。
Craig Stammen (2009 season for Syracuse(AAA))
7G (4-2) 40IP 14K 8BB 1.80/1.03
なお、Stammenをこのままローテーションに定着させるかどうかについてRizzo 暫定GMは、Detwilerに関するコメントとほぼ同じ慎重な言い回しをしています。
さて、これでナショナルズの先発陣は、なんと4人がルーキー(残るLannanも昨季がルーキーイヤーでした)と、おそろしくフレッシュなローテーションになりました。年齢で見ても22~25歳。あれ?Stammenが最年長なんだ(笑)。観戦する側としては毎日ぴちぴちの投手が見られるので、とても楽しみです。
(カッコ内は、5月20日試合開始前時点での年齢, メジャー先発数)。
John Lannan (24, 45)
Craig Stammen (25, 0)
Jordan Zimmermann (23, 6)
Ross Detwiler (23, 1)
Shairon Martis (22, 12)
5/20 L1-2 Pirates (Lannan7回1失点の好投もむなし)
相手先発が左のPaul Maholmということもあり、昇格したばかりのJustin Maxwellがさっそく先発の機会を与えられました。楽しみです。
Washington
Guzman - 6
Johnson - 3
Zimmerman - 5
Dunn - 7
Kearns - 9
Belliard - 4
Maxwell - 8
Nieves - 2
Lannan - 1
[試合後コメント]
Nationals 1-2 Pirates Season 11-28 (st.L7)
Pitching: Lannan, Villone, Hanrahan(L0-2)
Hitting: Guzman(2/4 R), Johnson(1/3 BB RBI)
104球で7回まで投げきり、7安打されながらも2四球5奪三振で要所を締めて1失点。先発投手陣の柱として、John Lannanは十分な仕事をしてくれました。しかもこの1点もレフトがAdam Dunnでなければ防げたかもしれません。8回Ron Villoneは今日も無失点(登板過多が気になり始めたが)。でも、歯車ってかみ合わないものですね。
今日は打線がダメでした。6安打で1点のみ。最後の打者、代打Willinghamの打球はセンターへの大飛球でしたがわずかに届かず・・・。なお、Maxwellは四球、痛烈なセカンドライナー、ポップフライでした。
1-1の同点で迎えた9回表、「クローザー復帰」というベンチの信任を与えられてから初のマウンドとなったJoel Hanrahanでしたが、3本のシングルで1死満塁とされると、2死目を取ってなんとかピンチをしのいだかと思わせておきながら、次の打者のときにワイルドピッチでみすみす勝ち越し点を献上してしまいました。またか・・・。はぁ。
Washington
Guzman - 6
Johnson - 3
Zimmerman - 5
Dunn - 7
Kearns - 9
Belliard - 4
Maxwell - 8
Nieves - 2
Lannan - 1
[試合後コメント]
Nationals 1-2 Pirates Season 11-28 (st.L7)
Pitching: Lannan, Villone, Hanrahan(L0-2)
Hitting: Guzman(2/4 R), Johnson(1/3 BB RBI)
104球で7回まで投げきり、7安打されながらも2四球5奪三振で要所を締めて1失点。先発投手陣の柱として、John Lannanは十分な仕事をしてくれました。しかもこの1点もレフトがAdam Dunnでなければ防げたかもしれません。8回Ron Villoneは今日も無失点(登板過多が気になり始めたが)。でも、歯車ってかみ合わないものですね。
今日は打線がダメでした。6安打で1点のみ。最後の打者、代打Willinghamの打球はセンターへの大飛球でしたがわずかに届かず・・・。なお、Maxwellは四球、痛烈なセカンドライナー、ポップフライでした。
1-1の同点で迎えた9回表、「クローザー復帰」というベンチの信任を与えられてから初のマウンドとなったJoel Hanrahanでしたが、3本のシングルで1死満塁とされると、2死目を取ってなんとかピンチをしのいだかと思わせておきながら、次の打者のときにワイルドピッチでみすみす勝ち越し点を献上してしまいました。またか・・・。はぁ。
Elijah Dukes→DL、Alex Cintron→DFA、Jason Bergmann+Justin Maxwell→MAJOR
Elijah DukesがDL入り。15日に痛めたハムストリングの状況が思わしくなくDL入りとなりました。5番打者に定着して期待通りの打棒を見せていたので、本当に残念です。しっかり直して復帰してきてくれることを願います。
また、Alex Cintronを、ようやく、の感がありますがDFAとしました。主に代打ということで調整が難しかったのかもしれませんが、28打席で2安打2四球(.077/.143/.077)ではどうしようもありません。スプリングトレーニングでの活躍で期待した私が浅はかでした・・・。
で、代わって昇格したのはJustin MaxwellとJason Bergmann。ともに今季2度目の昇格となります。打者2人に対して昇格したのは打者1人に投手1人。ブルペンの枚数を1枚足すことになりました。Bergmannはオプションが残っているためにマイナーに送られていましたが、前回昇格時もまずまずの内容(5.0IP/3.60/1.40)でしたし、AAAでは安定した成績(16.1IP/1.10/1.10)を残しています。フライボール系投手なので被弾は多いのですが、球威はあり、なんとなく好きな選手なので期待しています。
Maxwellは、Dukesの離脱に伴っての昇格、つまりセンターのレギュラーが不在の状況なので意外に多くの出場機会を得るかもしれません(一応、Willie Harrisとのプラトーンとなる)。今季のAAAでは111打席で.230/.319/.390と結果を残せていませんが、4月の昇格時を含めメジャーでは通算36打席で.294/.333/.500/2HRとなかなかなの成績です。楽しみにしています。
また、Alex Cintronを、ようやく、の感がありますがDFAとしました。主に代打ということで調整が難しかったのかもしれませんが、28打席で2安打2四球(.077/.143/.077)ではどうしようもありません。スプリングトレーニングでの活躍で期待した私が浅はかでした・・・。
で、代わって昇格したのはJustin MaxwellとJason Bergmann。ともに今季2度目の昇格となります。打者2人に対して昇格したのは打者1人に投手1人。ブルペンの枚数を1枚足すことになりました。Bergmannはオプションが残っているためにマイナーに送られていましたが、前回昇格時もまずまずの内容(5.0IP/3.60/1.40)でしたし、AAAでは安定した成績(16.1IP/1.10/1.10)を残しています。フライボール系投手なので被弾は多いのですが、球威はあり、なんとなく好きな選手なので期待しています。
Maxwellは、Dukesの離脱に伴っての昇格、つまりセンターのレギュラーが不在の状況なので意外に多くの出場機会を得るかもしれません(一応、Willie Harrisとのプラトーンとなる)。今季のAAAでは111打席で.230/.319/.390と結果を残せていませんが、4月の昇格時を含めメジャーでは通算36打席で.294/.333/.500/2HRとなかなかなの成績です。楽しみにしています。
Detwilerが土曜日にも先発
Ross Detwilerが土曜日のオリオールズ戦にも先発することが明らかになりました。昨日の登板はあくまでスポットスタートですぐにマイナーに戻されるという観測もありましたが、昨日の好投で自らチャンスを手繰り寄せました。まあ、あの投球をされれば納得するしかないかな。スプリングトレーニングで見たときに失った期待感を、一気に戻してくれましたから。
Scott Olsenが復帰するまで、ということであれば3度目の先発もありそうですが、個人的には(まだ決め球に苦労していたので)育成の観点からマイナーでもう少し経験を積ませたいところです。フロントもまだ早いという認識はもっているようで、Mike Rizzo GMは3度目の登板の有無について問われ、次のように慎重に述べています。いい時もあれば悪い時もあるでしょう。大事に育ててやってください。
"It's not whether he gives up two or less runs or three or less runs or whatever, it's how we perceive -- he needs to develop. He's still in the developmental process. We don't want him to hit a snag. If he hits a snag, we'll put him back in Class AAA and use this as a stepping-stone and work his way up. Because he's well ahead of my perceived schedule for him."
Scott Olsenが復帰するまで、ということであれば3度目の先発もありそうですが、個人的には(まだ決め球に苦労していたので)育成の観点からマイナーでもう少し経験を積ませたいところです。フロントもまだ早いという認識はもっているようで、Mike Rizzo GMは3度目の登板の有無について問われ、次のように慎重に述べています。いい時もあれば悪い時もあるでしょう。大事に育ててやってください。
"It's not whether he gives up two or less runs or three or less runs or whatever, it's how we perceive -- he needs to develop. He's still in the developmental process. We don't want him to hit a snag. If he hits a snag, we'll put him back in Class AAA and use this as a stepping-stone and work his way up. Because he's well ahead of my perceived schedule for him."
5/19 L5-8(10) Pirates (Martisでも勝てず)
Nationals 5-8 Pirates(10) Season 11-27 (St.L6)
Pitching: Martis, Villone, Beimel(L0-3)
Hitting: Hernandez(2/4 R RBI), Nieves(2/5 RBI), Dunn(1/2 2BB R RBI)
HR: Dunn(12)
Martisが6回まで5失点と試合を作れなかったのが敗因。5安打2四球は全て点を取られた1回と3回。他の4イニングはパーフェクトピッチングだったので、調子が悪かったのか良かったのかよく分かりません。
今日は珍しくブルペン(といってもずっと好投していたRon VIilloneが2イニングですが)が踏ん張り、9回まで追加点を与えませんでしたが、打線は9回に5点目を取って追いつく(Martisの黒星は消えた)のが精一杯。10回に2イニング目となったBeimelが3点を失ってジエンド。
過去10試合のチーム得点は、8,7,7,6,6,5,5,6,7,5=1試合平均6.2。その間のチームの勝敗はなんと1勝9敗。これが、われらがナショナルズの現状です。
Pitching: Martis, Villone, Beimel(L0-3)
Hitting: Hernandez(2/4 R RBI), Nieves(2/5 RBI), Dunn(1/2 2BB R RBI)
HR: Dunn(12)
Martisが6回まで5失点と試合を作れなかったのが敗因。5安打2四球は全て点を取られた1回と3回。他の4イニングはパーフェクトピッチングだったので、調子が悪かったのか良かったのかよく分かりません。
今日は珍しくブルペン(といってもずっと好投していたRon VIilloneが2イニングですが)が踏ん張り、9回まで追加点を与えませんでしたが、打線は9回に5点目を取って追いつく(Martisの黒星は消えた)のが精一杯。10回に2イニング目となったBeimelが3点を失ってジエンド。
過去10試合のチーム得点は、8,7,7,6,6,5,5,6,7,5=1試合平均6.2。その間のチームの勝敗はなんと1勝9敗。これが、われらがナショナルズの現状です。
2009年5月19日火曜日
5/18 L7-12 Pirates (Detwiler、Impressiveなメジャー初先発!)
Ross Detwilerのメジャー初先発。残念ながらライブでは見られませんが、好投を願っています。打線、援護頼むよ!
Washington
Guzman - 6
Johnson - 3
Zimmerman - 5
Dunn - 9
Willingham - 7
Harris - 8
Hernandez - 4
Bard - 2
Detwiler - 1
[試合後コメント]
Nationals 7-12 Pirates Season 11-26 (St. L5)
Pitching: Detwiler, Mock(BS1, L0-2), Colome, Wells, Beimel, Hanrahan
Hitting: Bard(2/4 R 2RBI), Zimmerman((2/5 R RBI), Guzman(2/4 BB R), Willingham(2/5), Johnson(1/2 3BB 2R 3RBI)
HR: Johnson(4), Zimmerman(10)
打線は打っても、ブルペンが崩壊といういつもの展開。
15日 6-10
16日①5-8
16日②5-7
17日 6-8
18日 7-12
と5連敗のスコアを並べて見るとチームの姿がよくわかると思います。ちなみに、シーズンでも5点以上取った試合での成績は7勝14敗(6点以上でも6勝10敗)となっています。あきれた。
まあ、それはさておき、Ross Detwilerのメジャー初先発は素晴らしい内容でした。5回を投げて4安打無四球6奪三振で3失点(自責点は2)。投球数84球のうち61球がストライク。無四球というところがなんといっても光ります。IMPRESSIVEという表現がぴったり。残念ながら夜になって(もちろん結果を知らないで)録画を見ましたが、ライブを見る気持ちで見ながらメモを付けてみました。
*******************
1回表
先頭バッターはDelwyn Young。注目の初球は真ん中低めにストレートでストライク!カウント0-2からファールで粘られた後、外高めへのチェンジアップで空振り三振!!
2番Freddy Sanchez。0-1からの2球目をショートゴロ。しかし、これをGuzmanがグラブに収めることができず。エラー。こらー、しっかり守ってやれ。
3番Nate McLouch。カウント2-2から緩いセカンドゴロ。二塁だけアウト。
4番Craig Monroe。1-1からの3球目をショートゴロ。まったく簡単なゴロだったのにまたしてもはじいてしまった。ごら!!!
5番Adam LaRoche。カウント1-2からサードファールフライ!
味方(というかGuzman)の守備に足を引っ張られても動揺を見せることもなく、落ち着いた投球。臆することなくストライクを先行させる攻める投球ができていた。impressiveな立ち上がり。
1回裏
Guzmanがエラーのお詫びとばかりにダブルで出て、Johnsonも四球で続いたものの、Zimmermanが併殺。結局無得点。
2回表
6番Robinson Diaz: 2-2から粘られたがライトへのイージーフライ。
7番Andy LaRoche: 3-2からショートフライ。
8番Jack Wilson: ワンバウンドでDetwilerの頭を超える緩いゴロ、セカンドのHernandezの送球は間に合わず内野安打。初ヒットを許した。
9番。Ross Ohlendolf: イージーショートゴロ。今度はきちんと処理してくれた。ほっ。
ストレートの球速は88~92マイルというところ(テレビ表示では93マイルが最速)。追い込むのは簡単だが、決め球に苦しんでいるという感じ。でも、ハードヒットされたあたりは一本もない。素晴らしい。
2回裏
三者凡退。
3回表
Young: 1-2から外低めのストレートで空振り三振。
Sanchez: センター前にはじき返された。今日初めてちゃんと打たれた。
打者McLouth、カウント1-0の場面で牽制ピックオフ!のはずが、Detwilerからの送球をJohsonが受け損ない、ランナーは悠々と二塁へ進塁。こここ、こらーー!!どうなってんだ今日の守備は。
McLouth: 1-2から死球。打者は打者でヒジに当たったようで痛そうだけど、Detwilerにとっても痛い。
Monroe: 1-1からの3球目。外低めのストレートをセンターへ。ただのセンターフライかと思いきや、ぎりぎりでフェンスを越えるホームラン。あららら。Harrisも取れそうといえばとれそうだったし、ほんの少し右ならフェンスがあった(二塁打で済んだ)のに。なんとも不運。
LaRoche(兄): 見逃し三振!!
Diaz: 初球、いい当たりでしたが、Detwilerのグラブに入るライナー。
打順が2順目に入り少しいい当たりをされはじめました。ホームランは悔しいけど仕方ない。その後を同じようにストライク先行の投球できっちり終えたところは評価していいと思います。
3回裏
1死からGuzmanがヒットで出たものの盗塁失敗。3人で攻撃終了。
4回表
LaRoche(弟): 0-1から簡単にライトフライ。
Wilson: 2-2からサードの頭を緩いライナーで超えるダブル。
Ohlendolf:チェンジアップで三球三振(空振り)。
Young: 2-2から内角のストレートで内野ポップフライ。
ここまで無四球。3ボールになったのさえ1人だけ。安心感のある投球を続けています。スプリングトレーニングで見た時とは全く違う投球です。さあ、打線の援護が欲しいところ。
4回裏
Zimmermanの三遊間への当たり。Wilsonの素晴らしい守備の前にアウト。うーむ。仕方ないけど、初回のGuzmanの守備と比べてしまうと悲しくなる。結局三者凡退。頼むよー。
5回表
Sanchez: 1-2から91マイルの高めストレートでチェックスイング三振!!
McLouth: チェンジアップで三球三振!!!
Monroe: 初球、痛烈な当たりもサードライナー!!!
素晴らしい!ここまで6奪三振。84球と球数も多くないのでまだまだ行けるぞ!
5回裏
先頭のWillie Harrisがダブル。1死後Josh Bardがライトフェンス直撃のダブルで、1点返した。惜しい、もうちょっとでスタンドインだった。
代打Alex Cintron。えー、ここで交代かぁ。もう少し投げさせてやりたかったなぁ。勝ち投手になってもいい内容でした。
2死1,2塁となって、Nick Johnsonがライトスタンドに特大の逆転3ラン!!!!!おおおおお!!!!なんとこれでDetwilerが勝ち投手の権利を得てしまった!!!!わお!!!Ryan Zimmermanが左中間スタンドに二者連続弾!!!!これで5-3!!!
ブルペン陣よ、今日だけでいいからしっかり守ってやってくれ。
6回表
Garret Mock in。いきなり先頭打者に四球。おい! ワイルドピッチ。おいおい!死球。こらこら!!送りバントで1死2,3塁とされて、次の打者にレフトへタイムリーを運ばれて同点。Detwilerの勝ち投手の権利はあっさり消えました。もう、笑っちゃいます。Colomeに代わっても同じ。打たれる打たれる。結局この回5点を取られて5-8。今日もブルペンに泣かされました。
*******************
この後、打線はさらに2点を返しましたが、ブルペンはさらに4点を失い、またしてもハイスコアリングゲームで敗れました。前半の楽しい観戦とは大違い。終盤はまともに見る気にもなりませんでした。
Washington
Guzman - 6
Johnson - 3
Zimmerman - 5
Dunn - 9
Willingham - 7
Harris - 8
Hernandez - 4
Bard - 2
Detwiler - 1
[試合後コメント]
Nationals 7-12 Pirates Season 11-26 (St. L5)
Pitching: Detwiler, Mock(BS1, L0-2), Colome, Wells, Beimel, Hanrahan
Hitting: Bard(2/4 R 2RBI), Zimmerman((2/5 R RBI), Guzman(2/4 BB R), Willingham(2/5), Johnson(1/2 3BB 2R 3RBI)
HR: Johnson(4), Zimmerman(10)
打線は打っても、ブルペンが崩壊といういつもの展開。
15日 6-10
16日①5-8
16日②5-7
17日 6-8
18日 7-12
と5連敗のスコアを並べて見るとチームの姿がよくわかると思います。ちなみに、シーズンでも5点以上取った試合での成績は7勝14敗(6点以上でも6勝10敗)となっています。あきれた。
まあ、それはさておき、Ross Detwilerのメジャー初先発は素晴らしい内容でした。5回を投げて4安打無四球6奪三振で3失点(自責点は2)。投球数84球のうち61球がストライク。無四球というところがなんといっても光ります。IMPRESSIVEという表現がぴったり。残念ながら夜になって(もちろん結果を知らないで)録画を見ましたが、ライブを見る気持ちで見ながらメモを付けてみました。
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1回表
先頭バッターはDelwyn Young。注目の初球は真ん中低めにストレートでストライク!カウント0-2からファールで粘られた後、外高めへのチェンジアップで空振り三振!!
2番Freddy Sanchez。0-1からの2球目をショートゴロ。しかし、これをGuzmanがグラブに収めることができず。エラー。こらー、しっかり守ってやれ。
3番Nate McLouch。カウント2-2から緩いセカンドゴロ。二塁だけアウト。
4番Craig Monroe。1-1からの3球目をショートゴロ。まったく簡単なゴロだったのにまたしてもはじいてしまった。ごら!!!
5番Adam LaRoche。カウント1-2からサードファールフライ!
味方(というかGuzman)の守備に足を引っ張られても動揺を見せることもなく、落ち着いた投球。臆することなくストライクを先行させる攻める投球ができていた。impressiveな立ち上がり。
1回裏
Guzmanがエラーのお詫びとばかりにダブルで出て、Johnsonも四球で続いたものの、Zimmermanが併殺。結局無得点。
2回表
6番Robinson Diaz: 2-2から粘られたがライトへのイージーフライ。
7番Andy LaRoche: 3-2からショートフライ。
8番Jack Wilson: ワンバウンドでDetwilerの頭を超える緩いゴロ、セカンドのHernandezの送球は間に合わず内野安打。初ヒットを許した。
9番。Ross Ohlendolf: イージーショートゴロ。今度はきちんと処理してくれた。ほっ。
ストレートの球速は88~92マイルというところ(テレビ表示では93マイルが最速)。追い込むのは簡単だが、決め球に苦しんでいるという感じ。でも、ハードヒットされたあたりは一本もない。素晴らしい。
2回裏
三者凡退。
3回表
Young: 1-2から外低めのストレートで空振り三振。
Sanchez: センター前にはじき返された。今日初めてちゃんと打たれた。
打者McLouth、カウント1-0の場面で牽制ピックオフ!のはずが、Detwilerからの送球をJohsonが受け損ない、ランナーは悠々と二塁へ進塁。こここ、こらーー!!どうなってんだ今日の守備は。
McLouth: 1-2から死球。打者は打者でヒジに当たったようで痛そうだけど、Detwilerにとっても痛い。
Monroe: 1-1からの3球目。外低めのストレートをセンターへ。ただのセンターフライかと思いきや、ぎりぎりでフェンスを越えるホームラン。あららら。Harrisも取れそうといえばとれそうだったし、ほんの少し右ならフェンスがあった(二塁打で済んだ)のに。なんとも不運。
LaRoche(兄): 見逃し三振!!
Diaz: 初球、いい当たりでしたが、Detwilerのグラブに入るライナー。
打順が2順目に入り少しいい当たりをされはじめました。ホームランは悔しいけど仕方ない。その後を同じようにストライク先行の投球できっちり終えたところは評価していいと思います。
3回裏
1死からGuzmanがヒットで出たものの盗塁失敗。3人で攻撃終了。
4回表
LaRoche(弟): 0-1から簡単にライトフライ。
Wilson: 2-2からサードの頭を緩いライナーで超えるダブル。
Ohlendolf:チェンジアップで三球三振(空振り)。
Young: 2-2から内角のストレートで内野ポップフライ。
ここまで無四球。3ボールになったのさえ1人だけ。安心感のある投球を続けています。スプリングトレーニングで見た時とは全く違う投球です。さあ、打線の援護が欲しいところ。
4回裏
Zimmermanの三遊間への当たり。Wilsonの素晴らしい守備の前にアウト。うーむ。仕方ないけど、初回のGuzmanの守備と比べてしまうと悲しくなる。結局三者凡退。頼むよー。
5回表
Sanchez: 1-2から91マイルの高めストレートでチェックスイング三振!!
McLouth: チェンジアップで三球三振!!!
Monroe: 初球、痛烈な当たりもサードライナー!!!
素晴らしい!ここまで6奪三振。84球と球数も多くないのでまだまだ行けるぞ!
5回裏
先頭のWillie Harrisがダブル。1死後Josh Bardがライトフェンス直撃のダブルで、1点返した。惜しい、もうちょっとでスタンドインだった。
代打Alex Cintron。えー、ここで交代かぁ。もう少し投げさせてやりたかったなぁ。勝ち投手になってもいい内容でした。
2死1,2塁となって、Nick Johnsonがライトスタンドに特大の逆転3ラン!!!!!おおおおお!!!!なんとこれでDetwilerが勝ち投手の権利を得てしまった!!!!わお!!!Ryan Zimmermanが左中間スタンドに二者連続弾!!!!これで5-3!!!
ブルペン陣よ、今日だけでいいからしっかり守ってやってくれ。
6回表
Garret Mock in。いきなり先頭打者に四球。おい! ワイルドピッチ。おいおい!死球。こらこら!!送りバントで1死2,3塁とされて、次の打者にレフトへタイムリーを運ばれて同点。Detwilerの勝ち投手の権利はあっさり消えました。もう、笑っちゃいます。Colomeに代わっても同じ。打たれる打たれる。結局この回5点を取られて5-8。今日もブルペンに泣かされました。
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この後、打線はさらに2点を返しましたが、ブルペンはさらに4点を失い、またしてもハイスコアリングゲームで敗れました。前半の楽しい観戦とは大違い。終盤はまともに見る気にもなりませんでした。
Tom Milone(A+)とDerek Norris(A)が週間MVP
Tom Miloneは08年ドラフト10順目で大学から入団した左腕投手。昨季、契約後のショートシーズンとHagerstown(A)で13試合に登板して安定した成績を残し、今季はPotomacのローテーション投手として開幕。Colton Willemsが合流した際に一度リリーフにまわされましたが、すぐに先発に復帰して、15日の試合では、8回を4安打無四球7奪三振で無失点という快投を演じました(無四球というところが特に素晴らしい!)。シーズン成績も7試合の登板で3勝2敗、3.11ERA/1.22WHIPと安定してきました。08年入団投手のフロントランナーです。
Derek Norrisは既に何度もご紹介している07年4順目高卒入団の期待の捕手。4月も期待通りでしたが、5月に入って更に調子を上げ、この1週間は.565/.630/.826と手が付けられない成績でした(全7試合で2回以上出塁したとのこと・・・)。4月は18試合で27個と多いなあという印象を持った三振数も5月に入って17日まで14試合終了時点でわずか4個に急減。杞憂だったようです。
2009年5月17日日曜日
5/17 L6-8 Phillies (信じがたいエラーで逆転負け) [Live]
このシリーズ3連敗で迎えた4戦目。なんとかスウィープは逃れたいところで、先発はZimmermann。5月に入ってからは3登板続けて打ち込まれていますので、今日は個人的にも好投してほしいところ。注目は立ち上がりでしょう。Dukesは先発に復帰しましたね。ほっ。
Washington
Guzman - 6
Johnson - 3
Zimmerman - 5
Dunn - 9
Dukes - 8
Willingham - 7
Hernandez - 4
Nieves - 2
Zimmermann - 1
[試合後コメント]
Nationals 6-8 Phillies Season 11-25 (st.L4)
Pitching: Zimmermann, Villone, Tavarez(L0-3), Colome(BS1), Beimel
Hitting: Guzman(3/5 3R), Johnson(2/3 2BB 2R), Hernandez(2/4), Dunn(1/3 BB R 2RBI)
あまり語る気にもなりません。あんなエラーで逆転負けを喫するなんて、ほんと情けないです。
なぜZimmermannは初回につかまるのか?このあたりは投手コーチはじめブルペンがなんとかできることではないかと思ってしまいます。
Dukesのけがが心配。あまり無理させず、数試合休んではどうでしょうか。
Washington
Guzman - 6
Johnson - 3
Zimmerman - 5
Dunn - 9
Dukes - 8
Willingham - 7
Hernandez - 4
Nieves - 2
Zimmermann - 1
[試合後コメント]
Nationals 6-8 Phillies Season 11-25 (st.L4)
Pitching: Zimmermann, Villone, Tavarez(L0-3), Colome(BS1), Beimel
Hitting: Guzman(3/5 3R), Johnson(2/3 2BB 2R), Hernandez(2/4), Dunn(1/3 BB R 2RBI)
あまり語る気にもなりません。あんなエラーで逆転負けを喫するなんて、ほんと情けないです。
なぜZimmermannは初回につかまるのか?このあたりは投手コーチはじめブルペンがなんとかできることではないかと思ってしまいます。
Dukesのけがが心配。あまり無理させず、数試合休んではどうでしょうか。
Strasburg Watch #13 (無敗のままレギュラーシーズン終了)
初回に四球と2本のヒットで2点を失ったものの、その後はそこそこランナーを出しながらも7回まで投げ、三振もきっちり二桁には乗せました。
これで、13試合登板で12勝無敗。勝ち負けなしの1試合もリードして降板したもののブルペンが打たれて逆転負けしたものでしたから、ほとんど完璧なシーズンということになりました。チームも37勝19敗という好成績となりましたので、次はプレーオフでの登板になるはずです。
Stephen Strasburg
5/15 vs Utah (W) 7IP 6H 1BB 2ER 10K
2009 season for SDSU 13G (12-0)
94.1IP 54H 18BB 174Ks 14ER 1.34ERA 0.76WHIP
これで、13試合登板で12勝無敗。勝ち負けなしの1試合もリードして降板したもののブルペンが打たれて逆転負けしたものでしたから、ほとんど完璧なシーズンということになりました。チームも37勝19敗という好成績となりましたので、次はプレーオフでの登板になるはずです。
Stephen Strasburg
5/15 vs Utah (W) 7IP 6H 1BB 2ER 10K
2009 season for SDSU 13G (12-0)
94.1IP 54H 18BB 174Ks 14ER 1.34ERA 0.76WHIP
Scott Olsen→DL、Ross Detwiler→MAJOR!!!!!
Scott Olsenが左肩に違和感があるということで、DL入りすることになりました。土曜日に先発したもののストレートの球速が80マイル台前半まで落ちることもあり、確かに気にはなりました。症状はどの程度かはっきりしませんが、ひとまず5日間は腕を完全に休め、そのあと投球練習を再開するようです。少し休めばいいくらいだといいのですが。
代わってRoss DetwilerがAAから呼ばれることになりました(Rizzo GMも認めました)。スポットスタートになるのかと思いましたが、どうやらOlsenが復帰するまで2回以上の登板がありそうです。うーん、やや急ぎ過ぎな気がするなあ。
代わってRoss DetwilerがAAから呼ばれることになりました(Rizzo GMも認めました)。スポットスタートになるのかと思いましたが、どうやらOlsenが復帰するまで2回以上の登板がありそうです。うーん、やや急ぎ過ぎな気がするなあ。
2009年5月16日土曜日
Ross Detwiler昇格?
今日ダブルヘッダーが行われたため、月曜日の先発投手が足りません。MockかTavarezかなあとぼんやり思っていましたが、ここにきてRoss Detwilerが先発するという噂が飛んでいます。ローテーション通りなら16日(土)に先発する予定だったAAでの試合を欠場したことで、一気に真実味を帯びてきました。まだ正式発表はありません。
07年のドラフト1順目全体6位の大卒左腕投手。入団時にメジャー契約を結んでおり、すでに40人ロースターには搭載済み。メジャー登板は既に07年の9月にリリーフで1イニング経験しています。08年はA+で期待はずれというべき投球(こちら)。今季はAAで開幕し、先日の報告(こちら)のとおり4月はいま一つでしたが、5月に入ってからの2先発では、計10回を1失点。ヒットは7本打たれましたが、1四球、16奪三振と見違えるような投球をしていたようです。
今回昇格となってもあくまでスポットスタートでしょうが、実現すれば”必見”の試合となりそうです。連敗ストッパーという役回りにならないようにお願いします。
07年のドラフト1順目全体6位の大卒左腕投手。入団時にメジャー契約を結んでおり、すでに40人ロースターには搭載済み。メジャー登板は既に07年の9月にリリーフで1イニング経験しています。08年はA+で期待はずれというべき投球(こちら)。今季はAAで開幕し、先日の報告(こちら)のとおり4月はいま一つでしたが、5月に入ってからの2先発では、計10回を1失点。ヒットは7本打たれましたが、1四球、16奪三振と見違えるような投球をしていたようです。
今回昇格となってもあくまでスポットスタートでしょうが、実現すれば”必見”の試合となりそうです。連敗ストッパーという役回りにならないようにお願いします。
5/16 L5-7(6回雨天コールド) Phillies[Game2] (もうたくさんなんですが)
ダブルヘッダー第2戦。先発はDaniel Cabrera。よろよろした投球を続け、あるとき突然壊れて四球連発という、メルトダウンとしか呼びようのない投球が続いています。前回登板後は監督、投手コーチとの面談まで行われました。今季ここまで先発した7試合全てでチームが敗れていますので、もうさすがに後はないでしょう。確かに守備に足を引っ張られている面はありますが、そこを踏ん張るのが投手ってもんだ!フィリーズ先発は、急きょAAAから呼ばれた24歳のルーキー(メジャー経験は昨年8月の1イニングのみ)Andrew Carpenterなんだから、恥ずかしい投球はしないように!
[試合後コメント]
Nationals 5-7 Phillies (6回雨天コールド)Season 11-24 (St. L3)
Pitching: Cabrera(L0-5), Villone
Hitting: Willingham(2/2 BB R), Belliard(2/3 R RBI), Harris(1/2 R 2RBI)
2本のホームランを打たれたのもひどいですが、6点目を取られた後に2つの四球で満塁とし、3つ目の押し出し四球で7点目を取られたことの印象が最悪。もう、ほんと、たくさんなんですが・・・。それでも、ベンチの判断は球速も戻ってきた(確かにストレートは常時92マイル程度を計測)ということで、先発から外すことはないようです・・・。
打線は今日も活発で7-2とされた直後の5回う裏に3点を返しましたが、6回表から登板したRon Villoneが無死満塁のピンチを迎えたところで、雨天中断。結局そのままコールドゲームとなってしまいました。まあ、ダブルヘッダー第2戦のナイトゲームということで仕方ないかな。
面白いことに、この試合の勝ち投手は5回途中で降板したAndrew Carpenter。ダブルヘッダーでコールドゲームとなった場合の特例だそうです。メジャー初勝利となりました。おめでとうございます。
[試合後コメント]
Nationals 5-7 Phillies (6回雨天コールド)Season 11-24 (St. L3)
Pitching: Cabrera(L0-5), Villone
Hitting: Willingham(2/2 BB R), Belliard(2/3 R RBI), Harris(1/2 R 2RBI)
2本のホームランを打たれたのもひどいですが、6点目を取られた後に2つの四球で満塁とし、3つ目の押し出し四球で7点目を取られたことの印象が最悪。もう、ほんと、たくさんなんですが・・・。それでも、ベンチの判断は球速も戻ってきた(確かにストレートは常時92マイル程度を計測)ということで、先発から外すことはないようです・・・。
打線は今日も活発で7-2とされた直後の5回う裏に3点を返しましたが、6回表から登板したRon Villoneが無死満塁のピンチを迎えたところで、雨天中断。結局そのままコールドゲームとなってしまいました。まあ、ダブルヘッダー第2戦のナイトゲームということで仕方ないかな。
面白いことに、この試合の勝ち投手は5回途中で降板したAndrew Carpenter。ダブルヘッダーでコールドゲームとなった場合の特例だそうです。メジャー初勝利となりました。おめでとうございます。
5/16 L5-8 Phillies[Game1] (Olsenが3発被弾、完敗) [Live]
今日はダブルヘッダー。ただし、先発はOlsen、Cabreraというやや期待値の低い2人ですが、昨夜ブルペンを使いきっていますので長く投げて欲しいところ・・・。まずは第1戦。キャッチャーはBard。センターはHarrisが入っています。Dukesの足の具合が悪いのでなければいいのですが・・・・。心配。
Nationals
Guzman-- SS
Johnson-- 1B
Zimmerman -- 3B
Dunn -- RF
Willingham -- LF
Bard-- C
Harris -- CF
Hernandez -- 2B
Olsen -- P
[試合後コメント]
Nationals 5-8 Phillies Season 11-23 (st. L2)
Piching: Olsen(L1-4), Mock, Colome
Hitting: Zimmerman(2/4 R 2RBI), Harris(1/2 2BB)
HR: Zimmerman(9), Willingham(6)
先発が打たれて、打線も相手先発に抑えられて、完敗でした。Ryan Zimmerman1人だけ、元気一杯って感じです。Mockが3イニングを投げて、他の投手への負担を軽減してくれましたので、(結果的ンは痛かったとはいえ)3イニング目には失点しましたが、評価してあげたいと思います。
Nationals
Guzman-- SS
Johnson-- 1B
Zimmerman -- 3B
Dunn -- RF
Willingham -- LF
Bard-- C
Harris -- CF
Hernandez -- 2B
Olsen -- P
[試合後コメント]
Nationals 5-8 Phillies Season 11-23 (st. L2)
Piching: Olsen(L1-4), Mock, Colome
Hitting: Zimmerman(2/4 R 2RBI), Harris(1/2 2BB)
HR: Zimmerman(9), Willingham(6)
先発が打たれて、打線も相手先発に抑えられて、完敗でした。Ryan Zimmerman1人だけ、元気一杯って感じです。Mockが3イニングを投げて、他の投手への負担を軽減してくれましたので、(結果的ンは痛かったとはいえ)3イニング目には失点しましたが、評価してあげたいと思います。
Ryan Zimmermanの写真
30 試合で遂に終ったRyan Zimmermanの試合連続安打。残念でしたが、何だかすがすがしい気持ちです。何枚かの写真とともに、記録を振り返っておきたいと思います。
連続試合安打が始まったのは、(開幕戦1安打、2戦目5打数凡退の後の)3試合目、4月8日、マイアミでのマーリンズ戦からでした。その間の成績は143打席131打数50安打11二塁打8本塁打11四球26打点。打率.382 出塁率.427 長打率.649と(当然ですが)文句の付けようのない成績です。
試合ごとの成績はこちらでご覧になれます。
試合ごとの成績はこちらでご覧になれます。
記録を見ていくと30試合のうち実に14試合で第1打席にヒットを打っていました。これに対して、最終打席でなんとか記録を継続したというのはわずかに2回。4月13日のフィリーズ戦と、5月9日のDバックス戦で、ともに、最終打席にホームランを打ちました。
いろいろなスタッツを見て気づいたことは、インプレーになった打球におけるフライボールの率が高くなったこと。昨季までのキャリア平均が36%ほどだったのに対して、今季はここまで41%と上がっていること。当然ながら本塁打の率も高くなっています。つまり、コンタクトヒッターというよりも強打者に進化しつつあるということです。打球方向については、あまりきちんとした統計は発見できなかったので印象になりますが、センター前にはじき返した打球が目立ちました。最近では対戦相手も二遊間を狭くするシフトとっているようにも見えました。ライト方向にも強い打球を打っていました。Zimmerman本人もRick Eckstein打撃コーチの好影響を認めています。
契約延長を済ませ、すっきりした気持ちで打席に入っていることも打撃に好影響を与えたかもしれません。連続試合安打が止まった試合の9回表、併殺崩れで出塁した後進塁し、Dukesの内野ゴロの間の生還した後に見せた表情です。
連続試合安打記録が途切れることがほぼ確実になった直後にも関わらず、いい顔です。本人も試合後に記者に対して”The streak thing doesn't really mean much to me, I enjoy doing well and helping the team out. I'll trade in personal stuff for wins any day. “とさえコメントしています。
また、この間の守備での貢献も忘れてはなりません。守備範囲や併殺への貢献なども加味したUZR(Ultimate Zone Rating in Runs Above Average)というスタッツでは、Evan Longoria(TB)に次ぐ2位。エラーが少し多いのですが、守備範囲では堂々1位です。
また、この間の守備での貢献も忘れてはなりません。守備範囲や併殺への貢献なども加味したUZR(Ultimate Zone Rating in Runs Above Average)というスタッツでは、Evan Longoria(TB)に次ぐ2位。エラーが少し多いのですが、守備範囲では堂々1位です。
これからも勝利のため、チームを引っ張っていってください。応援しています。
2009年5月15日金曜日
Ron Villone→MAJOR、Mike Hinckley→DFA
→5/15追記
Hinckley、ウェイバーはクリアしましたが、AAA行きを拒否してFAとなりました。さようなら。
*********
崩壊が続くブルペンですが、さらに動きが。シーズンが開幕してからマイナー契約を結んでいたRon Villoneを昇格させ、Mike HinckleyをDFAとしました。
Villoneは39歳、メジャー15年目となります。これまで11球団を渡り歩いてきましたが、私はヤンキースでの印象が強いですね。昨季はカージナルスで投げ、4.68ERAとまずまず。昨季の対戦打率が対右打者.300に対して対左打者は.176と基本的に左殺しです。今季はAAAの8試合で2.35ERA、0.78 WHIPと好成績を残していましたので、昇格候補としては妥当。
40人枠を空けるためもあり、HinckleyがDFAされました。うーむ。このフロントの動きには首をかしげざるをえません。確かに昨日は1死も取れずにヒット、四球で降板しましたし、これまでの登板でも四球は確かに多かったけれど、それは右打者にも対戦させた起用法に問題があったのではないかと思います。左打者には極めて有効な投手でしたから(今季打者17人に対して、わずか1安打3四死球に抑えています)。ベンチとしてもそれなりに信頼してきたのでしょう(だからこそ昨日あの場面で使ったはず)。それをいきなりリリースですか・・・。解雇するなら、先日取ったばかりとはいえ、全く役に立たないKensingで良かったのでは・・・。おそらく他球団にクレームされてしまうと思います。
Mike Hinckley(2009 season for Nationals)
12G 9.2IP 11BB 3K 4.66ERA 1.97WHIP
Hinckley、ウェイバーはクリアしましたが、AAA行きを拒否してFAとなりました。さようなら。
*********
崩壊が続くブルペンですが、さらに動きが。シーズンが開幕してからマイナー契約を結んでいたRon Villoneを昇格させ、Mike HinckleyをDFAとしました。
Villoneは39歳、メジャー15年目となります。これまで11球団を渡り歩いてきましたが、私はヤンキースでの印象が強いですね。昨季はカージナルスで投げ、4.68ERAとまずまず。昨季の対戦打率が対右打者.300に対して対左打者は.176と基本的に左殺しです。今季はAAAの8試合で2.35ERA、0.78 WHIPと好成績を残していましたので、昇格候補としては妥当。
40人枠を空けるためもあり、HinckleyがDFAされました。うーむ。このフロントの動きには首をかしげざるをえません。確かに昨日は1死も取れずにヒット、四球で降板しましたし、これまでの登板でも四球は確かに多かったけれど、それは右打者にも対戦させた起用法に問題があったのではないかと思います。左打者には極めて有効な投手でしたから(今季打者17人に対して、わずか1安打3四死球に抑えています)。ベンチとしてもそれなりに信頼してきたのでしょう(だからこそ昨日あの場面で使ったはず)。それをいきなりリリースですか・・・。解雇するなら、先日取ったばかりとはいえ、全く役に立たないKensingで良かったのでは・・・。おそらく他球団にクレームされてしまうと思います。
Mike Hinckley(2009 season for Nationals)
12G 9.2IP 11BB 3K 4.66ERA 1.97WHIP
5/15 L6-10(12) Phillies (9回に追いつくも結局力負け)
西海岸遠征が終わり、しばらくホームでの試合となります。キャッチャーはFloresが結局DL入りすることになり、Josh BardがAAAから呼ばれましたが、Floresの故障以来4試合に先発し17打数7安打と打撃好調のNievesを使っていくことになりそうです。
Nationals:
Guzman - SS
Johnson - 1B
Zimmerman - 3B
Dunn - LF
Dukes - CF
Kearns - RF
Hernandez - 2B
Nieves - C
Lannan - P
[試合後コメント]
Nationals 10-6 Phillies Season 11-22 (st. L1)
Pitching: Lannan, Mock, Villone(H2), Colome, Beimel(BS2), Tavarez, Hanrahan, Wells(L0-1)
Hitting: Zimmerman(3/6 2R RBI), Nieves(2/5 BB 2RBI), Harris(1/3 2RBI)
私が観戦を終了した時点では4-3とリードしていました。その後もいろいろとあって4時間以上かかった試合は、延長12回で破れてしまいました。9回裏2死からWillie Harrisのダブルで2点を追い付いたところは盛り上がったようですが、やはりブルペン(全員使い切った)が持ちこたえられませんでした。1死から3連続四球で満塁としてしまったのでは勝てようがないでしょう(12回表のKip Wellsさんへ)。試合後のアクタ監督の怒りのコメント。先発が7回は投げないと勝てないな。
"We basically walked ourselves to death at the end of the game. When you play with fire, obviously you burn yourself."
Elijah Dukesが7回の守備で(Ryan Howardの逆転3ランの打球を追いかけて)左のハムストリングを痛めて退場してしまいました。昨季もあったDukesの弱点のようなところです。心配です。
Nationals:
Guzman - SS
Johnson - 1B
Zimmerman - 3B
Dunn - LF
Dukes - CF
Kearns - RF
Hernandez - 2B
Nieves - C
Lannan - P
[試合後コメント]
Nationals 10-6 Phillies Season 11-22 (st. L1)
Pitching: Lannan, Mock, Villone(H2), Colome, Beimel(BS2), Tavarez, Hanrahan, Wells(L0-1)
Hitting: Zimmerman(3/6 2R RBI), Nieves(2/5 BB 2RBI), Harris(1/3 2RBI)
私が観戦を終了した時点では4-3とリードしていました。その後もいろいろとあって4時間以上かかった試合は、延長12回で破れてしまいました。9回裏2死からWillie Harrisのダブルで2点を追い付いたところは盛り上がったようですが、やはりブルペン(全員使い切った)が持ちこたえられませんでした。1死から3連続四球で満塁としてしまったのでは勝てようがないでしょう(12回表のKip Wellsさんへ)。試合後のアクタ監督の怒りのコメント。先発が7回は投げないと勝てないな。
"We basically walked ourselves to death at the end of the game. When you play with fire, obviously you burn yourself."
Elijah Dukesが7回の守備で(Ryan Howardの逆転3ランの打球を追いかけて)左のハムストリングを痛めて退場してしまいました。昨季もあったDukesの弱点のようなところです。心配です。
Jesus Flores→DL、Josh Bard, Jesus Colome→MAJOR、Logan Kensing→DFA
9日の試合でファールチップを右肩に受け途中交代し、その後欠場していたJesus FloresがDL入りとなりました。単なる打撲という診断は変わらないのですが、なかなか痛みが引かないため。開幕から1か月、昨季終盤の不振を吹き飛ばす活躍を見せていました(.311/.382/.522、4HR)ので、チームの得点力という点でも心配です。一日も早い復帰を願います。
スプリングトレーニングに招待選手として参加し、開幕メジャーを勝ち取ったものの、Jordan Zimmermannの昇格時にマイナーに落とされていたJosh Bardを呼び戻しました。ただし、Floresが欠場した4試合に先発して17打数で7安打と打撃絶好調で、もともと守備には定評のあるWil Nievesが基本的にスターターを務め、Bardは控えという位置になると思います。Nievesは何げにいい選手です(これで意外性の一発があれば文句なしの控え捕手なんですが・・・)。
一方、投手陣にもさらなる動きが。Logan KensingをようやくDFAしました。トレードで移籍してきてから登板した6試合で、無失点に抑えたのがわずか1試合(しかもワンポイントで打者1人と対戦しただけ)。この間の防御率は泣く子も黙る18.00、対戦打率.480。終わってました。
で、代わりにAAAからJesus Colomeを呼びました。07年、08年シーズンにナショナルズのブルペンでそこそこの成績を残していましたが、年俸調停となったこのオフにリリースされ、マイナー契約でスプリングトレーニングに参加。そこから、AAAでしっかり成績を残して今回の昇格につなげました。昨季まではコントロールに難あり、といわれてきましたが、どうでしょうか。
スプリングトレーニングに招待選手として参加し、開幕メジャーを勝ち取ったものの、Jordan Zimmermannの昇格時にマイナーに落とされていたJosh Bardを呼び戻しました。ただし、Floresが欠場した4試合に先発して17打数で7安打と打撃絶好調で、もともと守備には定評のあるWil Nievesが基本的にスターターを務め、Bardは控えという位置になると思います。Nievesは何げにいい選手です(これで意外性の一発があれば文句なしの控え捕手なんですが・・・)。
一方、投手陣にもさらなる動きが。Logan KensingをようやくDFAしました。トレードで移籍してきてから登板した6試合で、無失点に抑えたのがわずか1試合(しかもワンポイントで打者1人と対戦しただけ)。この間の防御率は泣く子も黙る18.00、対戦打率.480。終わってました。
で、代わりにAAAからJesus Colomeを呼びました。07年、08年シーズンにナショナルズのブルペンでそこそこの成績を残していましたが、年俸調停となったこのオフにリリースされ、マイナー契約でスプリングトレーニングに参加。そこから、AAAでしっかり成績を残して今回の昇格につなげました。昨季まではコントロールに難あり、といわれてきましたが、どうでしょうか。
2009年5月14日木曜日
5/13 W6-3@SFG (Zimmermanの連続試合安打止まる) [Live]
ほんとうに久しぶりにライブ観戦(ただし、おそらく最後までは見られない予定)。
Martisに連敗ストッパーへの期待がかかります。打線は以下の通り。Dunnが今季初の欠場。Willinghamの好調が可能にしたんでしょうね。対するはBarry Zito。31歳のお誕生日だそうです。
Nationals
Guzman SS
Johnson 1B
Zimmerman 3B
Willingham LF
Dukes CF
Kearns RF
Belliard 2B
Nieves C
Martis P
[試合後コメント]
Natioanls 6-3 at SFG Season 21-11 (st. W1)
Pitching: Martis(W5-0), Beimel(H6), Wells(S2)
Hitting: Johnson(4/5 R 2RBI), Dukes(2/5 3RBI), Guzman(3/5 2R), Zimmerman(0/3 2BB R)
Ryan Zimmermanの連続試合安打は今日でついに終ってしまいました。でも、今日まで、ひどいチーム状況の中でナショナルズを追いかけるファンにとって貴重な楽しみを提供してくれました。ありがとう。これからも応援しています!それに、今日もヒットこそ出ませんでしたが、2四球(敬遠を含む)で1得点を記録して、チームの勝利に貢献してくれていました。
今日の試合はライブで見ていましたが、何といってもShairon Martisの好投が光りました。初回こそ大ピンチでしたがそこをしのぐと、サイ・ヤング賞投手の(といってももうすっかり昔のこと、という印象ですが)Barry Zitoとともに中盤までいい投球を見せ、終盤になってつかまったZitoと対照的に、次第に調子を上げました。最終回となった7回は2つの四球もあって1点を失いましたが、犠牲フライの1点だけにとどめ、109球を投げ、2安打4四球2奪三振という素晴らしい内容。5月に入って3戦3勝。無傷の5勝目はリーグの最多に並びました。チーム11勝のほぼ半分を1人であげています。奪三振数が少ないので、「幸運なだけ」という人もいますが、92-93マイルのストレートと緩急の付いた変化球とをしっかり低めにコントロールしており、大崩する気配があまりありません。これからも期待しています。それに、今日もバットでも活躍。5回1死から二塁打で出塁し、Nick Johnsonのタイムリーで先制のホームを踏みました。
それにしてもブルペンは、今日も出てきた2人が2人とも失点。相変わらずの不安定ぶりです。
MVP: Shairon Martis
Martisに連敗ストッパーへの期待がかかります。打線は以下の通り。Dunnが今季初の欠場。Willinghamの好調が可能にしたんでしょうね。対するはBarry Zito。31歳のお誕生日だそうです。
Nationals
Guzman SS
Johnson 1B
Zimmerman 3B
Willingham LF
Dukes CF
Kearns RF
Belliard 2B
Nieves C
Martis P
[試合後コメント]
Natioanls 6-3 at SFG Season 21-11 (st. W1)
Pitching: Martis(W5-0), Beimel(H6), Wells(S2)
Hitting: Johnson(4/5 R 2RBI), Dukes(2/5 3RBI), Guzman(3/5 2R), Zimmerman(0/3 2BB R)
Ryan Zimmermanの連続試合安打は今日でついに終ってしまいました。でも、今日まで、ひどいチーム状況の中でナショナルズを追いかけるファンにとって貴重な楽しみを提供してくれました。ありがとう。これからも応援しています!それに、今日もヒットこそ出ませんでしたが、2四球(敬遠を含む)で1得点を記録して、チームの勝利に貢献してくれていました。
今日の試合はライブで見ていましたが、何といってもShairon Martisの好投が光りました。初回こそ大ピンチでしたがそこをしのぐと、サイ・ヤング賞投手の(といってももうすっかり昔のこと、という印象ですが)Barry Zitoとともに中盤までいい投球を見せ、終盤になってつかまったZitoと対照的に、次第に調子を上げました。最終回となった7回は2つの四球もあって1点を失いましたが、犠牲フライの1点だけにとどめ、109球を投げ、2安打4四球2奪三振という素晴らしい内容。5月に入って3戦3勝。無傷の5勝目はリーグの最多に並びました。チーム11勝のほぼ半分を1人であげています。奪三振数が少ないので、「幸運なだけ」という人もいますが、92-93マイルのストレートと緩急の付いた変化球とをしっかり低めにコントロールしており、大崩する気配があまりありません。これからも期待しています。それに、今日もバットでも活躍。5回1死から二塁打で出塁し、Nick Johnsonのタイムリーで先制のホームを踏みました。
それにしてもブルペンは、今日も出てきた2人が2人とも失点。相変わらずの不安定ぶりです。
MVP: Shairon Martis
2009年5月13日水曜日
Terrell Youngをレッズに返却
Rule5ドラフトの全体1位で指名していたブルペンのTerrell Young投手をレッズに返却しました。スプリングトレーニングでも必ずしも期待通りの成績を残せていなかった上に、開幕を前に故障して、ずっとDLに載ったままでした。せっかくの全体1位指名権だったのに、無駄にしてしまいました。がっかり。
Prospect Watch (09年4月)
もうすっかり5月も半ばとなってしまいましたが、ようやく書きあがりましたので載せておきます。
Minor League Player of the Month
Pitcher: Tyler Clippard
Hitter: Chris Marrero
まずは注目選手から。今季はまず下記の12人をフィーチャーしていきたいと思います。
【Pitchers】
Ross Detwiler, LHP, Harrisburg (AA)
4G 0W2L 17.1IP 9BB 12K 4.15ERA 1.70WHIP
防御率はそんなに悪くはありませんがこれは幸運な部分も多く、被安打、与四球は多く、奪三振は少ないという内容が続いており、不安ばかりが募っています・・・。
Collin Balester, RHP, Syracuse (AAA)
4G 1W2L 21.2IP 6BB 17K 4.98ERA 1.43WHIP
スプリングトレーニングで結果を残せずAAAで開幕。あっさり支配してほしかったのですが、開幕から2試合続けて打ち込まれるなど結構苦しんでいます。続く2試合は好投しましたので、次第に調子を上げてきてくれると信じています。早くDaniel Cabreraに代わって昇格してほしいと切に願っています。
Jack McGeary, LHP, Hagerstown (A)
4G 0W1L 18.2IP 14BB 17K 5.79ERA 1.75WHIP
開幕戦こそ6回途中まで3安打1四球7奪三振で自責点0と好投しましたが、その後はピリッとしません。昨季に比べて与四球が多いことが気になります。昨季は計63回2/3でわずか16四球でしたが、今季はなんと4月だけで14四球。被打率、奪三振率はほとんど変わっていませんので、これが結果に反映していると思われます。何かメカニックを変えたのでしょうか。心配な兆候です。
Josh Smoker, LHP
(故障で出遅れ。おそらくVermontスタート)
Colton Willems, LHP
(故障で出遅れましたが、5月になり、Potomac(A+)に合流しました。)
【Hitters】
Chris Marrero, 1B, Potomac (A+)
77AB 23H 3HR 13RBI 8BB 14K .299/.375/.494 1SB
言うことありません。打率、出塁率、長打率、全ての数字が期待通りの水準です。三振も多くない。開幕前のプロスペクトランキングで、BPなんかは大きく評価を下げていましたが、それを見返す躍進です(私は昨季の故障前の様子と秋季練習の報道を基に期待を高めて1位にしていました)。昨季は怪我に泣きましたが、健康でさえあればこれくらいはできる、というところを見せています。とにかく故障しないで、着実にステップアップしていって下さい。
Michael Burgess, OF, Potomac (A+)
75AB 15H 5HR 18RBI 10BB 20K .200/.310/.440 5SB
打率の低さ、三振の多さは相変わらず気になりますが、5本塁打18打点はともにチームトップであるのみならず、リーグでも上位に顔を出します。遠くへ飛ばす才能は本物ということなんでしょうね。三振なんて気にせずに、どんどん打っていって欲しいと思います。また、5盗塁を記録しているのにはちょっと驚きましたが、元気のいいところを見せてくれてうれしいですね。
Danny Espinosa, SS, Potomac (A+)
66AB 22H 2HR 10RBI 16BB 17K .333/.476/.545 7SB
08年のドラフト3順目。昨季はドラフト後の19試合ながら.328/.476/.359の好成績を残しA+での開幕を迎え、好調を維持しています。本塁打こそ少ないものの二塁打数はチームトップとギャップを抜く打撃はできます。また盗塁数チームトップというのも面白い。ショートの守備も高評価を受けており、トッププロスペクトになれる素材ではないかと感じさせてくれます。
Derek Norris, C, Hagerstown (A)
65AB 16H 3HR 10RBI 11BB 27K .246/.359/.462 1SB
打率より1割以上高い出塁率。素晴らしい選球眼は健在です。また、3本塁打(チーム唯一の複数本塁打))に加えて5二塁打と長打力もなかなかのものを見せています。懸念材料は三振が異様に多いこと。ボール球を振っての三振なのか見逃し三振なのかは、残念ながら分かりません。後者であればあまり心配することはないかなとも思いますが。
Bill Rhinehart, 1B, Harrisburg (AA)
62AB 14H 3R 2HR 7RBI 4BB 13K .226/.269/.371 0SB
個人的には注目していますが、一般的な評価は低い選手。そんな下馬評を覆す活躍を期待していたのですが、今季はここまで苦労しています。がんばれ!
Destin Hood, OF
(おそらくVermontスタート)
J.P. Ramirez, OF (おそらくVermontスタート)
【チームごとの注目選手】
以下は、チーム毎に活躍が目立った選手を中心に紹介していきます。
Syracuse Chiefs (AAA)
投手陣は、若いのががんばっています。なんと言っても目立つのは、今年からブルペンに転向したTyler Clippard(0.79/0.79)が11回1/3で16奪三振に対して2四球と素晴らしい成績。もう後がないという立場で奮起している様子が目に浮かびます。40人枠に入っているにも関わらずなかなか昇格のお呼びがかからず、崩壊しているナショナルズブルペンの最後の切り札とでもいうべき存在になりつつあります。Jay Bergmann(3.00/1.17)もしっかり成績を残しています。先発陣で目立つのは、4試合の先発全てで好投したCraig Stammen(2.35/0.91)。奪三振が11と少ないのが気になりますが、四球も4とさらに少ない。Marco Estrada(2.25/1.12)もなかなかの好スタートです。
打線で目立ったのは、29歳のJorge Padilla(.378/.452/.432)と28歳のSeth Bynum(.333/.357/.692)といういわゆるAAAAプレーヤーたち。Bynumはショートというポジションでのこの成績は注目してもよいかもしれません(まぐれかもしれませんが)。期待の若手ではJustin Maxwell(.214/.313/.357)と低調。メジャーに行ったり来たりということもあったかもしれません。Luke Montz(.172/.314/.207)は不振でAAに降格となってしまいました。
Harrisburg Senators (AA)
12連敗を含め4月のチーム成績が2勝16敗という悲惨なチームでしたから、当然個人成績も伸びていません。40人ロースターにも入っているIan Desmond遊撃手が7試合で.346/.433/.538という好スタートを切ったのですが、残念ながらhamate boneの除去手術のためにDL入り(大事ではない手術ですし、2か月程度で復帰できるとのことなので期待を持って待ちたいと思います)。
打線で他に目立ったのは、04年7順目のMarvin Lowrance(.309/.356/.582)という微妙な選手くらいでした。昨季活躍したLeonard Davis(.239/.282/.403)は苦労しています。投手陣を見渡しても、ブルペンのZechry Zinicolaが6試合(6回2/3)で自責点1というのが目立つくらいで、先発、ブルペンともあまりぱっとしませんでした。
Potomac Nationals (A+)
Marrero, Burgess, Espinosaのトッププロスペクトが3人に引っ張られて、本塁打数、盗塁数でリーグ8チームのトップとなっています(個々人でそこまで注目するほどの成績の選手はいません)。
投手陣では08年ドラフト12順目入団で期待が高かったWilliam Atwood(11.65/1.94)が、どこか故障でもあるのではないかと思うほど最悪のスタートを切っていますが、Atwood以外のローテーション投手である07年5順目のBradley Meyers(2.00/1.00)、07年19順目のJeff Mandel(2.66/1.10)、06年ドラフト16順目のErik Arnesen(2.25/1.50)が好発進。特にMeyersの好投は目を引きます。もともと高評価のプロスペクトでしたが、ここに来て素材が開花しつつあるのかもしれません。今後も要注目です。08年ドラフトTom Milone(4.15/1.62)もローテーションに入っていましたが、5月になって合流してきたColton Willemsにひとまずその座を譲りました。いずれは先発に戻してもらえるでしょうから、めげずにがんばってください。
→5月11日にArnesenがHarrisburg(AA)に昇格。おそらくMiloneがローテーションに復帰すると思われます。
Hagerstown Suns (A)
08年ドラフト組のうち大卒組は多くがここで開幕を迎えていますが、あまり成績は芳しくありません。打撃陣で目を引くのは、Norrisを除くと06年22順目の24歳とプロスペクトと呼ぶに微妙なRobert Jacobsen一塁手が好調(341/348/523)なくらいで、08年組みの野手は軒並み低調。
投手陣でも、ローテーションに入っていて3試合まずまず投げていた08年8順目のRicardo Pecina(3.55/1.66)がDL入り。投げるほうでない腕を故障したとかなのであまり心配していませんが。先発陣で好投しているのは、06年41順目入団の21歳のBrad Peacock(2.45/1.23)と、ドミニカ生まれの20歳のMarcos Frias(3.68/1.09)。ブルペンでは、昨季ドミニカサマーリーグで支配的な投球を見せたOsvaldo Rodriguez(1.86/1.24)がここでも好投。といってももう24歳であり、早々に昇格させたいところです。
Minor League Player of the Month
Pitcher: Tyler Clippard
Hitter: Chris Marrero
まずは注目選手から。今季はまず下記の12人をフィーチャーしていきたいと思います。
【Pitchers】
Ross Detwiler, LHP, Harrisburg (AA)
4G 0W2L 17.1IP 9BB 12K 4.15ERA 1.70WHIP
防御率はそんなに悪くはありませんがこれは幸運な部分も多く、被安打、与四球は多く、奪三振は少ないという内容が続いており、不安ばかりが募っています・・・。
Collin Balester, RHP, Syracuse (AAA)
4G 1W2L 21.2IP 6BB 17K 4.98ERA 1.43WHIP
スプリングトレーニングで結果を残せずAAAで開幕。あっさり支配してほしかったのですが、開幕から2試合続けて打ち込まれるなど結構苦しんでいます。続く2試合は好投しましたので、次第に調子を上げてきてくれると信じています。早くDaniel Cabreraに代わって昇格してほしいと切に願っています。
Jack McGeary, LHP, Hagerstown (A)
4G 0W1L 18.2IP 14BB 17K 5.79ERA 1.75WHIP
開幕戦こそ6回途中まで3安打1四球7奪三振で自責点0と好投しましたが、その後はピリッとしません。昨季に比べて与四球が多いことが気になります。昨季は計63回2/3でわずか16四球でしたが、今季はなんと4月だけで14四球。被打率、奪三振率はほとんど変わっていませんので、これが結果に反映していると思われます。何かメカニックを変えたのでしょうか。心配な兆候です。
Josh Smoker, LHP
(故障で出遅れ。おそらくVermontスタート)
Colton Willems, LHP
(故障で出遅れましたが、5月になり、Potomac(A+)に合流しました。)
【Hitters】
Chris Marrero, 1B, Potomac (A+)
77AB 23H 3HR 13RBI 8BB 14K .299/.375/.494 1SB
言うことありません。打率、出塁率、長打率、全ての数字が期待通りの水準です。三振も多くない。開幕前のプロスペクトランキングで、BPなんかは大きく評価を下げていましたが、それを見返す躍進です(私は昨季の故障前の様子と秋季練習の報道を基に期待を高めて1位にしていました)。昨季は怪我に泣きましたが、健康でさえあればこれくらいはできる、というところを見せています。とにかく故障しないで、着実にステップアップしていって下さい。
Michael Burgess, OF, Potomac (A+)
75AB 15H 5HR 18RBI 10BB 20K .200/.310/.440 5SB
打率の低さ、三振の多さは相変わらず気になりますが、5本塁打18打点はともにチームトップであるのみならず、リーグでも上位に顔を出します。遠くへ飛ばす才能は本物ということなんでしょうね。三振なんて気にせずに、どんどん打っていって欲しいと思います。また、5盗塁を記録しているのにはちょっと驚きましたが、元気のいいところを見せてくれてうれしいですね。
Danny Espinosa, SS, Potomac (A+)
66AB 22H 2HR 10RBI 16BB 17K .333/.476/.545 7SB
08年のドラフト3順目。昨季はドラフト後の19試合ながら.328/.476/.359の好成績を残しA+での開幕を迎え、好調を維持しています。本塁打こそ少ないものの二塁打数はチームトップとギャップを抜く打撃はできます。また盗塁数チームトップというのも面白い。ショートの守備も高評価を受けており、トッププロスペクトになれる素材ではないかと感じさせてくれます。
Derek Norris, C, Hagerstown (A)
65AB 16H 3HR 10RBI 11BB 27K .246/.359/.462 1SB
打率より1割以上高い出塁率。素晴らしい選球眼は健在です。また、3本塁打(チーム唯一の複数本塁打))に加えて5二塁打と長打力もなかなかのものを見せています。懸念材料は三振が異様に多いこと。ボール球を振っての三振なのか見逃し三振なのかは、残念ながら分かりません。後者であればあまり心配することはないかなとも思いますが。
Bill Rhinehart, 1B, Harrisburg (AA)
62AB 14H 3R 2HR 7RBI 4BB 13K .226/.269/.371 0SB
個人的には注目していますが、一般的な評価は低い選手。そんな下馬評を覆す活躍を期待していたのですが、今季はここまで苦労しています。がんばれ!
Destin Hood, OF
(おそらくVermontスタート)
J.P. Ramirez, OF (おそらくVermontスタート)
【チームごとの注目選手】
以下は、チーム毎に活躍が目立った選手を中心に紹介していきます。
Syracuse Chiefs (AAA)
投手陣は、若いのががんばっています。なんと言っても目立つのは、今年からブルペンに転向したTyler Clippard(0.79/0.79)が11回1/3で16奪三振に対して2四球と素晴らしい成績。もう後がないという立場で奮起している様子が目に浮かびます。40人枠に入っているにも関わらずなかなか昇格のお呼びがかからず、崩壊しているナショナルズブルペンの最後の切り札とでもいうべき存在になりつつあります。Jay Bergmann(3.00/1.17)もしっかり成績を残しています。先発陣で目立つのは、4試合の先発全てで好投したCraig Stammen(2.35/0.91)。奪三振が11と少ないのが気になりますが、四球も4とさらに少ない。Marco Estrada(2.25/1.12)もなかなかの好スタートです。
打線で目立ったのは、29歳のJorge Padilla(.378/.452/.432)と28歳のSeth Bynum(.333/.357/.692)といういわゆるAAAAプレーヤーたち。Bynumはショートというポジションでのこの成績は注目してもよいかもしれません(まぐれかもしれませんが)。期待の若手ではJustin Maxwell(.214/.313/.357)と低調。メジャーに行ったり来たりということもあったかもしれません。Luke Montz(.172/.314/.207)は不振でAAに降格となってしまいました。
Harrisburg Senators (AA)
12連敗を含め4月のチーム成績が2勝16敗という悲惨なチームでしたから、当然個人成績も伸びていません。40人ロースターにも入っているIan Desmond遊撃手が7試合で.346/.433/.538という好スタートを切ったのですが、残念ながらhamate boneの除去手術のためにDL入り(大事ではない手術ですし、2か月程度で復帰できるとのことなので期待を持って待ちたいと思います)。
打線で他に目立ったのは、04年7順目のMarvin Lowrance(.309/.356/.582)という微妙な選手くらいでした。昨季活躍したLeonard Davis(.239/.282/.403)は苦労しています。投手陣を見渡しても、ブルペンのZechry Zinicolaが6試合(6回2/3)で自責点1というのが目立つくらいで、先発、ブルペンともあまりぱっとしませんでした。
Potomac Nationals (A+)
Marrero, Burgess, Espinosaのトッププロスペクトが3人に引っ張られて、本塁打数、盗塁数でリーグ8チームのトップとなっています(個々人でそこまで注目するほどの成績の選手はいません)。
投手陣では08年ドラフト12順目入団で期待が高かったWilliam Atwood(11.65/1.94)が、どこか故障でもあるのではないかと思うほど最悪のスタートを切っていますが、Atwood以外のローテーション投手である07年5順目のBradley Meyers(2.00/1.00)、07年19順目のJeff Mandel(2.66/1.10)、06年ドラフト16順目のErik Arnesen(2.25/1.50)が好発進。特にMeyersの好投は目を引きます。もともと高評価のプロスペクトでしたが、ここに来て素材が開花しつつあるのかもしれません。今後も要注目です。08年ドラフトTom Milone(4.15/1.62)もローテーションに入っていましたが、5月になって合流してきたColton Willemsにひとまずその座を譲りました。いずれは先発に戻してもらえるでしょうから、めげずにがんばってください。
→5月11日にArnesenがHarrisburg(AA)に昇格。おそらくMiloneがローテーションに復帰すると思われます。
Hagerstown Suns (A)
08年ドラフト組のうち大卒組は多くがここで開幕を迎えていますが、あまり成績は芳しくありません。打撃陣で目を引くのは、Norrisを除くと06年22順目の24歳とプロスペクトと呼ぶに微妙なRobert Jacobsen一塁手が好調(341/348/523)なくらいで、08年組みの野手は軒並み低調。
投手陣でも、ローテーションに入っていて3試合まずまず投げていた08年8順目のRicardo Pecina(3.55/1.66)がDL入り。投げるほうでない腕を故障したとかなのであまり心配していませんが。先発陣で好投しているのは、06年41順目入団の21歳のBrad Peacock(2.45/1.23)と、ドミニカ生まれの20歳のMarcos Frias(3.68/1.09)。ブルペンでは、昨季ドミニカサマーリーグで支配的な投球を見せたOsvaldo Rodriguez(1.86/1.24)がここでも好投。といってももう24歳であり、早々に昇格させたいところです。
5/12 L7-9@SFG(今日はBeimel・・・)
Nationals 7-9x at SFG Season 10-21 (st.L3)
Pitching: Zimmermann, Tavarez, Wells(H4), Beimel(BS1, L0-2)
Hitting: Johnson(2/4 BB R 5RBI), Nieves(3/4 R), Zimmerman(2/5 R), Guzman(2/5 R)
HR: Johnson(3)
先発のJordan Zimmermannが味方のエラーに足を引っ張られながらも6回を5失点(自責は3)で降板した後、Nick Johnsonの3ラン(7回)と2点タイムリー(8回2死から)という大活躍で一気に逆転し、いい流れで終盤を迎えていました。
そして迎えた1点リードの9回裏。マウンドには今季のブルペンでただ1人信頼感のあったJoe Beimel。あっさり2死を取り、ランナーなし。さすがに今日は大丈夫だろうと思いながら、所用でGamedayのチェックをしていた席を離れました。
3時間後。席に戻って確認したら・・・・・・・・・・えっ?負けた?
あの後、ヒット、四球のランナーを置き、Pabro Sandovalに逆転サヨナラ3ランをレフトスタンドに叩き込まれてしまいました。
ありえなーーーーーーーーーーーい。
またかーーーーーーーー。誰が出てきてもダメ。伝染病?何かのウィルス?
なお、Ryan Zimmermanは第1打席であっさりセンター前ヒットを打ち、連続試合安打を30試合の大台に伸ばしています。
Pitching: Zimmermann, Tavarez, Wells(H4), Beimel(BS1, L0-2)
Hitting: Johnson(2/4 BB R 5RBI), Nieves(3/4 R), Zimmerman(2/5 R), Guzman(2/5 R)
HR: Johnson(3)
先発のJordan Zimmermannが味方のエラーに足を引っ張られながらも6回を5失点(自責は3)で降板した後、Nick Johnsonの3ラン(7回)と2点タイムリー(8回2死から)という大活躍で一気に逆転し、いい流れで終盤を迎えていました。
そして迎えた1点リードの9回裏。マウンドには今季のブルペンでただ1人信頼感のあったJoe Beimel。あっさり2死を取り、ランナーなし。さすがに今日は大丈夫だろうと思いながら、所用でGamedayのチェックをしていた席を離れました。
3時間後。席に戻って確認したら・・・・・・・・・・えっ?負けた?
あの後、ヒット、四球のランナーを置き、Pabro Sandovalに逆転サヨナラ3ランをレフトスタンドに叩き込まれてしまいました。
ありえなーーーーーーーーーーーい。
またかーーーーーーーー。誰が出てきてもダメ。伝染病?何かのウィルス?
なお、Ryan Zimmermanは第1打席であっさりセンター前ヒットを打ち、連続試合安打を30試合の大台に伸ばしています。
2009年5月12日火曜日
5/11 L7-11@SFG (CabreraとKensingはもうたくさん!)
Nationals 7-11 at SFG Season 10-20 (st. L2)
Pitching: Cabrera, Kensing, Villone, Hanrahan
Hitting: Zimmerman(4/5 2R 4RBI), Dunn(2/4 BB R), Dukes(2/5 RBI), Guzman(2/5)
HR: Willingham(5), Belliard(1), Zimmerman2(7,8)
いつものようにグダグダながら、なんとか5回の2死まで3失点で来たDaniel Cabrera。Fred Lewisの打球は力なくレフトへ上がりました。取っていればそれで攻撃終了だったのですが、これをJosh Willingham(2回表に2試合連続となるソロ本塁打を打っていましたが)が捕ることができず・・・。2者が生還してしまいました。この2失点はCabreraの責任ではないので次を抑えていれば、そこまで評価は下がらないのですが、それができないのがCabreraのCabreraたるゆえん。次の8番打者敬遠で2死1,2塁として次打者のRandy Johnsonに対し、なんとストレートの四球・・・。たまらずSt. Claire投手コーチがマウンドに向かうも続く2人の打者に、連続押し出し四球を与えてしまいました・・・。要するに切れちゃったんでしょうね(嘲笑)。交代したLogan Kensingもさらに押し出し四球を与える体たらく。Kensingはこの回の次の打者こそ打ち取りましたが、続投した6回には1死も取れずに連打で2失点・・・。もうこの2人は解雇しましょうよー。BalesterやBergmannが打たれる(打たれながら育っていく)のを見るほうがまだましです。
→とはいえ、試合直後、アクタ監督は記者に対して、Cabreraが次もローテーションどおり登板すると明言したとのことです・・・。他方で、試合後のインタビューを拒否したCabreraに対するメディアの評判は下がる一方だったりします(笑)。
そろそろ日本の日刊紙を含む各種メディアでも注目され始めたZimmermanの連続試合安打ですが、初回にあっさりセンター前ヒットを打ち、29に伸ばしました。7号ソロ、8号3ランを含む4安打4打点。絶好調です。 Zimmermanだけではなく打線全体でもジャイアンツを上回る15安打で7点をとりましたが、投手陣がこれでは・・。
そうそう、この勝利がRandy Johnsonのキャリア298勝目でした。メッツ(Johan Santana)との次戦に勝つことができれば、古巣マリナーズの本拠地で300勝トライとなりますが、さてさて。
Pitching: Cabrera, Kensing, Villone, Hanrahan
Hitting: Zimmerman(4/5 2R 4RBI), Dunn(2/4 BB R), Dukes(2/5 RBI), Guzman(2/5)
HR: Willingham(5), Belliard(1), Zimmerman2(7,8)
いつものようにグダグダながら、なんとか5回の2死まで3失点で来たDaniel Cabrera。Fred Lewisの打球は力なくレフトへ上がりました。取っていればそれで攻撃終了だったのですが、これをJosh Willingham(2回表に2試合連続となるソロ本塁打を打っていましたが)が捕ることができず・・・。2者が生還してしまいました。この2失点はCabreraの責任ではないので次を抑えていれば、そこまで評価は下がらないのですが、それができないのがCabreraのCabreraたるゆえん。次の8番打者敬遠で2死1,2塁として次打者のRandy Johnsonに対し、なんとストレートの四球・・・。たまらずSt. Claire投手コーチがマウンドに向かうも続く2人の打者に、連続押し出し四球を与えてしまいました・・・。要するに切れちゃったんでしょうね(嘲笑)。交代したLogan Kensingもさらに押し出し四球を与える体たらく。Kensingはこの回の次の打者こそ打ち取りましたが、続投した6回には1死も取れずに連打で2失点・・・。もうこの2人は解雇しましょうよー。BalesterやBergmannが打たれる(打たれながら育っていく)のを見るほうがまだましです。
→とはいえ、試合直後、アクタ監督は記者に対して、Cabreraが次もローテーションどおり登板すると明言したとのことです・・・。他方で、試合後のインタビューを拒否したCabreraに対するメディアの評判は下がる一方だったりします(笑)。
そろそろ日本の日刊紙を含む各種メディアでも注目され始めたZimmermanの連続試合安打ですが、初回にあっさりセンター前ヒットを打ち、29に伸ばしました。7号ソロ、8号3ランを含む4安打4打点。絶好調です。 Zimmermanだけではなく打線全体でもジャイアンツを上回る15安打で7点をとりましたが、投手陣がこれでは・・。
そうそう、この勝利がRandy Johnsonのキャリア298勝目でした。メッツ(Johan Santana)との次戦に勝つことができれば、古巣マリナーズの本拠地で300勝トライとなりますが、さてさて。
2009年5月11日月曜日
Bradley Meyersが週間MVP(A+)
Potomac(A+)のBradley Meyers投手が5/4-10の週のCarolina Leagueの週間MVPに選ばれました。2試合に登板して、計13回2/3を投げて3安打無四球8奪三振で、無失点と素晴らしい投球内容でした。
もともとは07年ドラフト5順目で入団した期待の高いプロスペクトでしたが、フルシーズン1年目となった昨季はHagerstown(A)で1年間ローテーションを守ったものの目立った成績を残せませんでした(4.79/1.52)。そんな経緯で、今季はやや評価を下げて開幕を迎えましたが、23歳で迎えた今季は開幕から5試合好投を続けています(1.16/0.84)。今後も関心を持って見ていきたいと思っています。
もともとは07年ドラフト5順目で入団した期待の高いプロスペクトでしたが、フルシーズン1年目となった昨季はHagerstown(A)で1年間ローテーションを守ったものの目立った成績を残せませんでした(4.79/1.52)。そんな経緯で、今季はやや評価を下げて開幕を迎えましたが、23歳で迎えた今季は開幕から5試合好投を続けています(1.16/0.84)。今後も関心を持って見ていきたいと思っています。
5/10 L8-10 @ARI (Dunn、Hammerがそろって2本塁打も打ち負け)
Nationals 8-10 at ARI Season10-19 (st. L1)
Pitching: Olsen, Mock, Kensing(BS2, L0-2), Villone, Tavarez
Hitting: Dunn(3/5 2R 3RBI), Willingham(2/5 2R 2RBI), Zimmerman(3/5 R RBI)
HR: Dunn2(10,11), Willingham2(3,4)
今季のパターンである「打っても打ってもブルペン崩壊」という試合でした。
Adam Dunnが3試合連続となる10号、11号連発。Josh Willijnghamもソロを2本。Ryan Zimmermanは3安打で連続試合安打を28にしました。わーい。
問題は投手陣。先発Olsenは5回途中にゴロを左足に受けて降板しましたが、そもそもその時点で100球を超えるよれよれの投球で被安打10、5失点を重ねていました。それでも打線のおかげで中盤までは接戦でした。しかし、1点リードを奪った直後に登板したKensingが4点を失い試合の流れを決めてしまいました。5月2日以降8試合続けて4点以下しか取れなかった30球団最低の打線に1回で4点も取られるなんて・・・。
Kensingのこれまでのいくつか登板を見ていますが全くダメ。球がちょっと速いだけ。コントロールもないし、すぅーっと真ん中に投げることしかできません。一応数字を紹介しますが、5試合(4回2/3)で、8失点(15.43 ERA)、対戦打率は何と.455。Hinckleyのほうがずっとまし、というのが私の印象です(Hinckleyはまだウェイバーにかかったまま。他球団に奪われないといいけどなぁ)。
Pitching: Olsen, Mock, Kensing(BS2, L0-2), Villone, Tavarez
Hitting: Dunn(3/5 2R 3RBI), Willingham(2/5 2R 2RBI), Zimmerman(3/5 R RBI)
HR: Dunn2(10,11), Willingham2(3,4)
今季のパターンである「打っても打ってもブルペン崩壊」という試合でした。
Adam Dunnが3試合連続となる10号、11号連発。Josh Willijnghamもソロを2本。Ryan Zimmermanは3安打で連続試合安打を28にしました。わーい。
問題は投手陣。先発Olsenは5回途中にゴロを左足に受けて降板しましたが、そもそもその時点で100球を超えるよれよれの投球で被安打10、5失点を重ねていました。それでも打線のおかげで中盤までは接戦でした。しかし、1点リードを奪った直後に登板したKensingが4点を失い試合の流れを決めてしまいました。5月2日以降8試合続けて4点以下しか取れなかった30球団最低の打線に1回で4点も取られるなんて・・・。
Kensingのこれまでのいくつか登板を見ていますが全くダメ。球がちょっと速いだけ。コントロールもないし、すぅーっと真ん中に投げることしかできません。一応数字を紹介しますが、5試合(4回2/3)で、8失点(15.43 ERA)、対戦打率は何と.455。Hinckleyのほうがずっとまし、というのが私の印象です(Hinckleyはまだウェイバーにかかったまま。他球団に奪われないといいけどなぁ)。
2009年5月10日日曜日
5/9 W2-1 @ARI (しのいでしのいでしのいで3連勝)
[今日も録画で夜見ました。最後の最後までひやひやどきどきする試合で楽しませてもらいました。]
Nationals 2-1 at ARI Season 10-18 (St.W3)
Pitching: Lannan(W2-3), Mock(H4), Villone(H1), Kensing(H1), Beimel(H5), Wells(H3), Hanrahan(S3)
Hitting: Dunn(1/3 BB R RBI)
HR: Dunn(9), Zimmerman(6)
今日は相手投手が左のためJohnsonはお休みでAdam Dunnが一塁の守備につきました。レフトでさえ守備の不安が言われるDunnですが、一塁ではなおさら・・・なことを実感させられた試合でした。逆に、Dunn以外の野手(投手を含む)は素晴らしい守備を披露してくれた試合でした。でも守備の話に移る前にバッティング。2回表、先制となる2試合連続となる9号ソロを打ちました。センター左へ、ということは反対方向への、特大の一発。素晴らしいバッティングでした。
で、問題の守備です。
①まずはその裏、1死1塁の場面で一塁手のDunnへゴロが・・・。強いとはいえ正面だったのにこれを逸らし、しかもベースカバーのJohn Lannanに悪送球・・・(この悪送球部分はエラーが記録されました)。1死1,3塁のピンチとしてしまいました。しかし、ここはLannanが踏ん張り、次の打者を投手ゴロで本塁を刺し(大きく弾んだ打球をナイスフィールディングで処理)、さらにサードゴロに仕留めて無失点で切り抜けました。
②3回裏もやはり1死1塁からセーフティーバントを決められましたが、これも一塁手がDunnということが打者の頭にあったかもしれません(結果的にはバント自体も素晴らしく、誰が一塁手でもヒットだったでしょうが)。さらに四球で1死満塁となりましたが、次打者を併殺に打ち取り、またも無失点(これはショートのGuzmanとセカンドのBelliardの守備があっぱれでした)。
③まだあります。5回裏1死走者なしで当りはただのショートゴロ。ショートバウンドでもない送球でしたが、ボールはDunnのミットからポロリ・・・。慌てて拾い直して「アウト!」のコールはもらいましたが、打者走者のFelipe Lopezが真剣に走っていなかったことに救われたものでした(苦笑)。
④まだまだあります。6回裏1死走者なし。緩いファーストゴロにダッシュしてきたDunnでしたが前にはじいてしまいました(2つ目のエラー)。続く打者に三塁線を破られ1死2,3塁のピンチ・・・。ここも次の打者をサードゴロ(ランナー釘付け)。四球で満塁とした後、ショートゴロ!でピンチをしのぎ切りました。
これだけDunnの守備に足を引っ張られても、それで崩れないところが、LannanとDaniel Cabreraとの違うところです(笑)。今日は四球(なんと6四球)が多かったものの、ヒットは内野安打2本を含む3安打に抑え、6回無失点と好投。1-0とリードした場面で降板しました。
そしてこの試合の一番のハイライトもやはり守備でした。とにかくまずは映像をご覧ください(こちら)。Lannanが降板した後の7回裏、Mockが2本のヒットと四球で1死満塁としてしまい、代わったVilloneもJosh Whitesellにライト前にライナーで運ばれてしまい、同点を覚悟しました。しかし、ショートバウンドで捕球したAustin Kearnsが渾身のバックホーーーーーーム!IN TIME!!キャッチャーのFloresも一塁手のように体を伸ばしてキャッチするという隙のないプレーで、(タッチアップの可能性もあったためスタートが遅れた。今回は真剣に走っていた)Felipe Lopezを本塁フォースアウト!!!記録はライトゴロとなりました。次の打者をLogan Kensingが三振に切って取り、またしてもピンチをしのぎました。
8回表。ここまで3打席凡退のRyan Zimmermanのこの試合最後の打席。低めのストレートをはじき返した打球はセンター右のスタンドに飛び込む6号ソロ!これで2-0。そして連続試合安打を27に伸ばしました!
しかしこれでもこの試合はまだすんなりとは終わりませんでした。8回裏。マウンドはBeimelが上がりましたが、またしても1死2.3塁のピンチを迎えてしまいました。しかし、空振り三振、そして三遊間のゴロをZimmermanがダイビングストップで一塁(この回からJohnson)に送球して、なんとか無失点で終えました。
9回裏は昨日に続いてWells。1死後連続四球で1,2塁としてしまい悪夢が頭をよぎりましたが、ここで捕手をFloresからNievesにスイッチして間を置いたことでとりあえず制球は定まり、次打者はショートゴロ。併殺か、と思われましたがGuzmanが少しもたついたために2死1,3塁とランナーを残してしまい、次のMonteroにライト線へダブルを打たれて2-1と1点差とされ、なお2死2,3塁。もう逆転サヨナラ負けまで覚悟しましたが、この場面でアクタ監督がこの回2度目の登場。今度は投手交代。それがなんとHanrahan。クローザー失格とされてから10日。まずまずの投球を続けていたとはいえ、正直なところは他に選択肢がないためだったでしょうが、思い切った起用となりました。代打Chad Tracyに対して、変化球の制球が定まらず不安を感じさせる投球で下が、フルカウントから最後はスライダーで空振り三振!! ふぅーーーーーーーーーーっ。
今季初の3連勝。ようやく勝ち星を2ケタ10勝としました。何度も画面の前でガッツポーズを作った、今季最も面白い試合でした。まあ、監督はじめベンチは胃に穴が開くだろうな・・・・。
MVP: Austin Kearns
Nationals 2-1 at ARI Season 10-18 (St.W3)
Pitching: Lannan(W2-3), Mock(H4), Villone(H1), Kensing(H1), Beimel(H5), Wells(H3), Hanrahan(S3)
Hitting: Dunn(1/3 BB R RBI)
HR: Dunn(9), Zimmerman(6)
今日は相手投手が左のためJohnsonはお休みでAdam Dunnが一塁の守備につきました。レフトでさえ守備の不安が言われるDunnですが、一塁ではなおさら・・・なことを実感させられた試合でした。逆に、Dunn以外の野手(投手を含む)は素晴らしい守備を披露してくれた試合でした。でも守備の話に移る前にバッティング。2回表、先制となる2試合連続となる9号ソロを打ちました。センター左へ、ということは反対方向への、特大の一発。素晴らしいバッティングでした。
で、問題の守備です。
①まずはその裏、1死1塁の場面で一塁手のDunnへゴロが・・・。強いとはいえ正面だったのにこれを逸らし、しかもベースカバーのJohn Lannanに悪送球・・・(この悪送球部分はエラーが記録されました)。1死1,3塁のピンチとしてしまいました。しかし、ここはLannanが踏ん張り、次の打者を投手ゴロで本塁を刺し(大きく弾んだ打球をナイスフィールディングで処理)、さらにサードゴロに仕留めて無失点で切り抜けました。
②3回裏もやはり1死1塁からセーフティーバントを決められましたが、これも一塁手がDunnということが打者の頭にあったかもしれません(結果的にはバント自体も素晴らしく、誰が一塁手でもヒットだったでしょうが)。さらに四球で1死満塁となりましたが、次打者を併殺に打ち取り、またも無失点(これはショートのGuzmanとセカンドのBelliardの守備があっぱれでした)。
③まだあります。5回裏1死走者なしで当りはただのショートゴロ。ショートバウンドでもない送球でしたが、ボールはDunnのミットからポロリ・・・。慌てて拾い直して「アウト!」のコールはもらいましたが、打者走者のFelipe Lopezが真剣に走っていなかったことに救われたものでした(苦笑)。
④まだまだあります。6回裏1死走者なし。緩いファーストゴロにダッシュしてきたDunnでしたが前にはじいてしまいました(2つ目のエラー)。続く打者に三塁線を破られ1死2,3塁のピンチ・・・。ここも次の打者をサードゴロ(ランナー釘付け)。四球で満塁とした後、ショートゴロ!でピンチをしのぎ切りました。
これだけDunnの守備に足を引っ張られても、それで崩れないところが、LannanとDaniel Cabreraとの違うところです(笑)。今日は四球(なんと6四球)が多かったものの、ヒットは内野安打2本を含む3安打に抑え、6回無失点と好投。1-0とリードした場面で降板しました。
そしてこの試合の一番のハイライトもやはり守備でした。とにかくまずは映像をご覧ください(こちら)。Lannanが降板した後の7回裏、Mockが2本のヒットと四球で1死満塁としてしまい、代わったVilloneもJosh Whitesellにライト前にライナーで運ばれてしまい、同点を覚悟しました。しかし、ショートバウンドで捕球したAustin Kearnsが渾身のバックホーーーーーーム!IN TIME!!キャッチャーのFloresも一塁手のように体を伸ばしてキャッチするという隙のないプレーで、(タッチアップの可能性もあったためスタートが遅れた。今回は真剣に走っていた)Felipe Lopezを本塁フォースアウト!!!記録はライトゴロとなりました。次の打者をLogan Kensingが三振に切って取り、またしてもピンチをしのぎました。
8回表。ここまで3打席凡退のRyan Zimmermanのこの試合最後の打席。低めのストレートをはじき返した打球はセンター右のスタンドに飛び込む6号ソロ!これで2-0。そして連続試合安打を27に伸ばしました!
しかしこれでもこの試合はまだすんなりとは終わりませんでした。8回裏。マウンドはBeimelが上がりましたが、またしても1死2.3塁のピンチを迎えてしまいました。しかし、空振り三振、そして三遊間のゴロをZimmermanがダイビングストップで一塁(この回からJohnson)に送球して、なんとか無失点で終えました。
9回裏は昨日に続いてWells。1死後連続四球で1,2塁としてしまい悪夢が頭をよぎりましたが、ここで捕手をFloresからNievesにスイッチして間を置いたことでとりあえず制球は定まり、次打者はショートゴロ。併殺か、と思われましたがGuzmanが少しもたついたために2死1,3塁とランナーを残してしまい、次のMonteroにライト線へダブルを打たれて2-1と1点差とされ、なお2死2,3塁。もう逆転サヨナラ負けまで覚悟しましたが、この場面でアクタ監督がこの回2度目の登場。今度は投手交代。それがなんとHanrahan。クローザー失格とされてから10日。まずまずの投球を続けていたとはいえ、正直なところは他に選択肢がないためだったでしょうが、思い切った起用となりました。代打Chad Tracyに対して、変化球の制球が定まらず不安を感じさせる投球で下が、フルカウントから最後はスライダーで空振り三振!! ふぅーーーーーーーーーーっ。
今季初の3連勝。ようやく勝ち星を2ケタ10勝としました。何度も画面の前でガッツポーズを作った、今季最も面白い試合でした。まあ、監督はじめベンチは胃に穴が開くだろうな・・・・。
MVP: Austin Kearns
2009年5月9日土曜日
5/8 W5-4 @ARI (Martis投打に活躍で4勝目)
[夜になってから録画でフル観戦しましたが、十分楽しめました]
Nationals 5-4 at ARI Season 9-18 (St. W2)
Pitching: Martis(W4-0), Mock(H3), Hanrahan(H2), Tavarez(H3), Wells(S1)
Hitting: Flores(2/3 BB 2R 2RBI), Guzman(2/5 2RBI), Zimmerman(2/5)
HR: Dunn(8), Flores(4)
Dバックスもナショナルズに負けず劣らず開幕から不振(特に打線が低迷)で、Bob Melvin監督を解任して、34歳のA.J. Hinch新監督(選手としては捕手としてA’sなどで出場歴あり)の下で迎えた最初の試合。ナショナルズのほうもManny Acta監督の去就がとりざたされていたりしますが、まあそれは置いておきましょう。(私は、Acta監督を支持者です)
まずは、Ryan Zimmermanの連続試合安打。初回2死走者なしで迎えた第1打席であっさり三遊間を破り26試合に伸ばしました。
さて、試合。ナショナルズ先発は、前回登板で見事な完投勝利をおさめたShairon Martis。いきなり先頭のFelipe Lopez(そう、昨季途中でナショナルズからリリースされたあのLopezです!)にダブルを打たれ、1点を失う不安な立ち上がり。しかし、直後の2回表には自らヒットを打ってチャンスを広げると2死1,2塁からCristian Guzmanのタイムリー三塁打で逆転のホームを踏みました。2回から4回は無難に投げ進みましたが、5回に1点、6回にも1点を失ったところで降板となりました。5回に1点を失ってなお無死3塁のピンチを連続三振と外野フライで切り抜けましたところは快哉を叫びましたし、味方がこつこつと点を取ってくれていたこともあり、5-3とリードしての降板。先発としての仕事は果たし、無傷の4勝目を記録しました。
今日はブルペンもがんばりました。6回1死1,2塁で出てきたMockは2者を打ち取ってピンチをしのぎ、7回に出てきたHanrahanは1点こそ失いましたがそれでとどめ、8回のTavarezは三盗をFloresが刺したことで無失点。そして1点差のまま迎えた9回はKip Wellsが登板。いきなりカウント3ボールとしてやきもきさせましたが、ライトフライ、見逃し三振、空振り三振でゲームセット。自身初セーブを記録しまいた。
MVP: Shairon Martis
Nationals 5-4 at ARI Season 9-18 (St. W2)
Pitching: Martis(W4-0), Mock(H3), Hanrahan(H2), Tavarez(H3), Wells(S1)
Hitting: Flores(2/3 BB 2R 2RBI), Guzman(2/5 2RBI), Zimmerman(2/5)
HR: Dunn(8), Flores(4)
Dバックスもナショナルズに負けず劣らず開幕から不振(特に打線が低迷)で、Bob Melvin監督を解任して、34歳のA.J. Hinch新監督(選手としては捕手としてA’sなどで出場歴あり)の下で迎えた最初の試合。ナショナルズのほうもManny Acta監督の去就がとりざたされていたりしますが、まあそれは置いておきましょう。(私は、Acta監督を支持者です)
まずは、Ryan Zimmermanの連続試合安打。初回2死走者なしで迎えた第1打席であっさり三遊間を破り26試合に伸ばしました。
さて、試合。ナショナルズ先発は、前回登板で見事な完投勝利をおさめたShairon Martis。いきなり先頭のFelipe Lopez(そう、昨季途中でナショナルズからリリースされたあのLopezです!)にダブルを打たれ、1点を失う不安な立ち上がり。しかし、直後の2回表には自らヒットを打ってチャンスを広げると2死1,2塁からCristian Guzmanのタイムリー三塁打で逆転のホームを踏みました。2回から4回は無難に投げ進みましたが、5回に1点、6回にも1点を失ったところで降板となりました。5回に1点を失ってなお無死3塁のピンチを連続三振と外野フライで切り抜けましたところは快哉を叫びましたし、味方がこつこつと点を取ってくれていたこともあり、5-3とリードしての降板。先発としての仕事は果たし、無傷の4勝目を記録しました。
今日はブルペンもがんばりました。6回1死1,2塁で出てきたMockは2者を打ち取ってピンチをしのぎ、7回に出てきたHanrahanは1点こそ失いましたがそれでとどめ、8回のTavarezは三盗をFloresが刺したことで無失点。そして1点差のまま迎えた9回はKip Wellsが登板。いきなりカウント3ボールとしてやきもきさせましたが、ライトフライ、見逃し三振、空振り三振でゲームセット。自身初セーブを記録しまいた。
MVP: Shairon Martis
Strasburg Watch #12 (ノーヒッター達成!)
サンディエゴ州立大学の本拠地Tony Gwynn Stadiumのファンの前ではおそらく最後となるであろう登板で、見事なピッチングを見せました。許したランナーは2四球のみ。17奪三振。
ノーヒッターは大学では初とのこと。またまたレジュメを1行増やしました。もっとも、これまで達成していなかったことのほうに驚いている自分がいたりしますが(笑)。
Stephen Strasburg
5/8 vs Air Force (W) 9IP 0H 2BB 0ER 17K
2009 season for SDSU 12G (11-0)
87.1IP 48H 17BB 164Ks 12ER 1.23ERA 0.74WHIP
2009年5月8日金曜日
09年4月チーム月間MVP
打撃は(昨季のことを思えば)素晴らしい。投手陣は・・・・・・・・・(言葉もない)。
Hitter of the Month: Adam Dunn
打線は好調。例年はスロースターターのRyan Zimmermanが好発進。得点、打点でチームトップ。怪我の不安が付きまとっていたNick Johnsonもここまでは元気にプレーし続けており、特に2番に入った後は大当たりでチームトップの打率.338を記録しています。しかし何といっても昨季との最大の違いは、4番Adam Dunnの存在。本塁打か三振か四球かという前評判通りの成績を残しており、OPSは1000を超えています。さすがに打率3割は維持できないと思っていますが、40発100打点が期待してもよさそうです。
この他にも、それぞれ故障で打席数は少ないもののCristian Guzman(.419)、Anderson Hernandez(.306)が高打率を記録しました。またチーム盗塁王はJustin Maxwellの3つ。Maxwellは打率もきちんと残していました。今から秋が楽しみです。Maxwellが一時的とはいえ昇格したのは、その前に昇格したRoger Bernadinaが直後にセンターフェンスに激突して復帰まで数か月かかる足首の故障をしたためでした。Bernadinaの1日も早い復帰を願ってやみません。
がっかりさせられたのは、Lastings MilledgeとAlex Cintron。Milledgeは1番センターで開幕を迎えたものの、打率・出塁率があまりに低いことと拙い守備のため4月14日にAAAに落とされました。また、スプリングトレーニング、AAAで好調を維持し、4月17日にメジャー昇格を勝ち取ったCintronでしたが先発1試合を含め12打席で0出塁と結果が出ませんでした(まだ25人枠には残っていますが)。
Picher of the Month: Jordan Zimmermann
開幕してローテーションの2まわり目の終わりになって、ようやくShairon Martisが勝ち星を挙げましたが、それまでは本当に先発投手陣が崩壊していました。Olsen、Cabrera(与四球17、暴投7はもう目も当てられません)には正直そこまで期待していませんでしたが、John Lannanが2試合続けて6失点、4失点と打ち込まれたときはどうなるかと思いました。その後先発陣は何とか持ち直しましたが、今後はブルペンが崩壊・・・。クローザーとして開幕を迎えたJoel Hanrahanはセーブ成功が2つに対して、失敗は3つ。クローザーの地位を剥奪されました。開幕時のブルペン時にはブルペンにいたWil Ledezma(9.53/2.12)とSteven Shell(5.40/1.40)の2人はDFAされてしまいましたし、最も安定していたJoe Beimelは故障で離脱・・・・。
そんな悲惨な投手陣の中での唯一の光明は、鳴り物入りでデビューしたJordan Zimmermanの期待通りの活躍。デビューから2戦2勝。内容も十分。これからも大いに期待してみて行きたいと思います。
Rookie of the Month: Jordan Zimmermann
ここも当然Zimmermann。 有資格者は何人かいますが、対抗馬になるのはMartisだけでした。そのMartisも4月27日のフィリーズ戦で5回7失点と暴発してしまいました。それでもチーム勝ち星トップ(2勝)をZimmermannとMartisが分け合っているというのは、なかなか勇気付けられます。
Hitter of the Month: Adam Dunn
PA | R | HR | RBI | AVG | OBP | SLG | SB | |
Adam Dunn | 92 | 11 | 6 | 15 | .310 | .467 | .606 | 0 |
Nick Johnson | 86 | 13 | 2 | 5 | .338 | .407 | .442 | 0 |
Ryan Zimmerman | 99 | 15 | 5 | 16 | .289 | .354 | .544 | 0 |
Elijah Dukes | 76 | 8 | 3 | 14 | .279 | .355 | .500 | 1 |
Jesus Flores | 74 | 7 | 2 | 11 | .281 | .356 | .438 | 0 |
打線は好調。例年はスロースターターのRyan Zimmermanが好発進。得点、打点でチームトップ。怪我の不安が付きまとっていたNick Johnsonもここまでは元気にプレーし続けており、特に2番に入った後は大当たりでチームトップの打率.338を記録しています。しかし何といっても昨季との最大の違いは、4番Adam Dunnの存在。本塁打か三振か四球かという前評判通りの成績を残しており、OPSは1000を超えています。さすがに打率3割は維持できないと思っていますが、40発100打点が期待してもよさそうです。
この他にも、それぞれ故障で打席数は少ないもののCristian Guzman(.419)、Anderson Hernandez(.306)が高打率を記録しました。またチーム盗塁王はJustin Maxwellの3つ。Maxwellは打率もきちんと残していました。今から秋が楽しみです。Maxwellが一時的とはいえ昇格したのは、その前に昇格したRoger Bernadinaが直後にセンターフェンスに激突して復帰まで数か月かかる足首の故障をしたためでした。Bernadinaの1日も早い復帰を願ってやみません。
がっかりさせられたのは、Lastings MilledgeとAlex Cintron。Milledgeは1番センターで開幕を迎えたものの、打率・出塁率があまりに低いことと拙い守備のため4月14日にAAAに落とされました。また、スプリングトレーニング、AAAで好調を維持し、4月17日にメジャー昇格を勝ち取ったCintronでしたが先発1試合を含め12打席で0出塁と結果が出ませんでした(まだ25人枠には残っていますが)。
Picher of the Month: Jordan Zimmermann
G | IP | W | L | S | K | ERA | WHIP | |
John Lannan | 5 | 27.1 | 0 | 3 | 0 | 18 | 4.61 | 1.43 |
Scott Olsen | 5 | 26.2 | 1 | 3 | 0 | 20 | 6.08 | 1.73 |
Daniel Cabrera | 5 | 24.1 | 0 | 2 | 0 | 9 | 4.44 | 1.77 |
Shairon Martis | 4 | 20.1 | 2 | 0 | 0 | 7 | 6.20 | 1.72 |
Jordan Zimmermann | 2 | 11.1 | 2 | 0 | 0 | 8 | 2.38 | 1.32 |
Joel Hanrahan | 10 | 9.0 | 0 | 1 | 2 | 11 | 8.00 | 1.67 |
Joe Beimel | 8 | 7.1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 1.23 | 0.95 |
Jurian Tavarez | 13 | 10.0 | 0 | 2 | 1 | 13 | 4.50 | 1.33 |
開幕してローテーションの2まわり目の終わりになって、ようやくShairon Martisが勝ち星を挙げましたが、それまでは本当に先発投手陣が崩壊していました。Olsen、Cabrera(与四球17、暴投7はもう目も当てられません)には正直そこまで期待していませんでしたが、John Lannanが2試合続けて6失点、4失点と打ち込まれたときはどうなるかと思いました。その後先発陣は何とか持ち直しましたが、今後はブルペンが崩壊・・・。クローザーとして開幕を迎えたJoel Hanrahanはセーブ成功が2つに対して、失敗は3つ。クローザーの地位を剥奪されました。開幕時のブルペン時にはブルペンにいたWil Ledezma(9.53/2.12)とSteven Shell(5.40/1.40)の2人はDFAされてしまいましたし、最も安定していたJoe Beimelは故障で離脱・・・・。
そんな悲惨な投手陣の中での唯一の光明は、鳴り物入りでデビューしたJordan Zimmermanの期待通りの活躍。デビューから2戦2勝。内容も十分。これからも大いに期待してみて行きたいと思います。
Rookie of the Month: Jordan Zimmermann
ここも当然Zimmermann。 有資格者は何人かいますが、対抗馬になるのはMartisだけでした。そのMartisも4月27日のフィリーズ戦で5回7失点と暴発してしまいました。それでもチーム勝ち星トップ(2勝)をZimmermannとMartisが分け合っているというのは、なかなか勇気付けられます。
09年4月終了時点の成績
4月30日終了時点の成績は以下の通り。はっきり言って悪夢のような日々でした。開幕から7連敗。1つ勝ったと思ったらまた3連敗・・・。もうシーズンは終了したも同然です。
National League East
敗因を探っていくと、やはり投手力。昨季は打撃がひたすら低調で、投手陣はジリ貧という感じでしたが、今季はとりあえずここまでは逆です。投壊を示す数字が並んでいますが、際立つのは与四球の多さ(29位がA'sの4.47個ですからかなりの差です)。またここには載せていませんが、ブローンセーブ7、暴投11も最多タイでした。また守備力もかなりひどいもので、エラー数だけ見ても、この通りです。
対して打撃成績はかなりいいです。「出塁はするものの三振が多くて非効率」というのが見えてくる姿ですが、それでも底辺を這っていた昨季を思えば・・・。4打数1三振という数字はちょっとショックですがDunn、Dukesが中核を担っている以上はある程度仕方ないこと(笑)。
Team Offence
Team Defense
National League East
W | L | % | GB | |
Florida | 14 | 8 | .636 | - |
Philadelphia | 11 | 9 | .550 | 2.0 |
Atlanta | 10 | 11 | .476 | 3.5 |
New York | 9 | 12 | .429 | 4.5 |
Washington | 5 | 16 | .238 | 8.5 |
敗因を探っていくと、やはり投手力。昨季は打撃がひたすら低調で、投手陣はジリ貧という感じでしたが、今季はとりあえずここまでは逆です。投壊を示す数字が並んでいますが、際立つのは与四球の多さ(29位がA'sの4.47個ですからかなりの差です)。またここには載せていませんが、ブローンセーブ7、暴投11も最多タイでした。また守備力もかなりひどいもので、エラー数だけ見ても、この通りです。
対して打撃成績はかなりいいです。「出塁はするものの三振が多くて非効率」というのが見えてくる姿ですが、それでも底辺を這っていた昨季を思えば・・・。4打数1三振という数字はちょっとショックですがDunn、Dukesが中核を担っている以上はある程度仕方ないこと(笑)。
Team Offence
総得点 | 94 | 22 位 |
打率 | .266 | 12 位 |
出塁率 | .356 | 8 位 |
長打率 | .416 | 16 位 |
本塁打 | 23 | 13 位タイ |
三振率 | .250 | 30 位 |
盗塁数 | 11 | 21 位タイ |
Team Defense
総失点 | 124 | 26 位 |
防御率 | 5.15 | 23 位 |
奪三振/9IP | 5.94 | 27 位 |
与四球/9IP | 4.71 | 30 位 |
被打率 | .278 | 24 位 |
エラー | 25 | 30 位 |
5/7 W11-9@LAD (Manny50試合出場停止、6点差を跳ね返しドジャーズのホーム連勝をストップ)
なんと、Mannyが薬物使用テスト陽性で50試合の出場停止となってしまいました・・・。衝撃。この人だけは薬物には無縁と信じていたのに。本人(およびBoras)は、医者から処方された薬に違反成分が入っていただけだと主張していますので、私は信じたいと思います。
ともかく、ドジャーズのホーム連勝記録ストップにJordan Zimmermannが挑みます。先日のカージナルス=Albert Pujolsに続きドジャーズ=Manny Ramirezとの対戦を楽しみにしていましたので、残念と言えば残念。前回はPujolsに洗礼を浴び、メジャー初黒星を喫しましたが、切り替えての好投を期待します。
[試合後コメント] 【8回表無死満塁から夜に見ました(笑)】
Nationals 11-9 at LAD Season 8-18 (St. W1)
Pitching: Zimmermann、Villone(W1-0)、Beimel、Wells
Hitting: Dukesを除く先発野手7人が複数安打を記録!
HR: Willingham(2)
わけのわからん試合でした。
連続試合安打チーム記録更新中のRyan Zimmermanは1回表2死走者なしからセンター前にライナーで運び、連続試合安打をあっさり25に伸ばしました。
1回裏、Jordan Zimmermannの立ち上がり、先頭のRafael Furcalを95マイル前後のストレートで3球三振に仕留める上々の立ち上がりと思いましたが、なんとそこから四球、シングル、シングル、四球、そしてMatt Kempに満塁弾を浴び、さらにDunnとDukesのまずい守備による3塁打の後、ピッチャーのRandy Wolfに犠牲フライを打たれて、6-0・・・。1回裏だけで34球を費やしました。もはや誰が出てきても打たれる悪循環、デフレ・スパイラル状態。Zimmermannにはしっかり成長してもらいたいので、もう少しチーム状況が良い中で投げさせてやりたいのですが、もはや仕方ないです。これからもがんばれ、としか言いようがありません。
正直、この時点でもうあきらめていました。試合自体も2回以降は消化モードとでも言うべき淡々とした展開で流れていき、結局Zimmermannも6回まで投げきってしまいました(5イニングを2安打1四球のみ)。このまま終わってしまうのかと思われましたが、なんとドラマはこの後やってきました。6回にWillinghamのソロでまず1点。さらにWolfが降板した後の7回にはDunnのタイムリー二塁打などで3点を返し2点差まで迫ると、8回にはWillinghamのダブルを足掛かりに無死満塁のチャンスを迎えました。
【ここでGamedayチェックを中断。夜に帰宅してから録画を見ました】
(8回表)
無死満塁。代打Austin Kearnsが、センターオーバーのダブル!!6-6同点!さらに無死2,3塁で打順はトップに戻ってGuzmanでしたが、フルカウントから空振り三振・・。1死。しかし、2番Johnsonがまさにレフトの線上に落ちるダブル!!!8-6逆転!!!3番Zimmermanを敬遠で1死1,2塁となって4番Dunnがライト前にタイムリーヒット!9-6!さらに1死1,2塁で5番Dukesも三遊間をゴロで抜けるタイムリーヒット!10-6!これで打者一巡。Willingham、Floresは凡退しましたが、なんとこの回だけで6安打6点。一気に逆転してしまいました。まさかまさかの展開です(笑)。
(8回裏)
Joe Beimel in 簡単に2死を取ったものの、シングル2本の後、Casey Blakeにレフト線を破るダブルを打たれて10-7。さらに四球で満塁としましたが、なんとかピンチをしのぎました。ほっ。
(9回表)
1死1,3塁からJohnsonが一塁手のグラブをはじく(触らなければファールだった?)タイムリー。11-7。さらに1死1,3塁でしたが、フルカウントからZimmerman空振り三振、盗塁死で併殺・・・。
(9回裏)
4点差。大丈夫だよね?Kip Wells in 2死1,3塁とされRussel Martinにレフト前に詰まりながら運ばれて11-8。うーむ、簡単には勝てんな。続くKempの当たりはぼてぼてのサードゴロでしたが、Zimmermanが一塁に悪送球(結果はヒット)で11-9。頼むよー。最後は、Blakeがレフトフライを打ち上げて、Willinghamがキャッチ。ようやく試合終了。
なんだかなー。わけのわからない試合でした。6点の劣勢を跳ね返したといえばそうも言えますが、そこまで選手たちが必死に戦っていたという印象も受けません。うーむ。とにかくドジャーズの本拠地連勝記録を止めたことは、めでたしめでたし。MVPは決勝打を放ったJohnsonにしようかとも迷いましたが、反撃ののろしとなったソロホームラン、そして7回の怒涛の攻撃の口火を切った二塁打を放ったWillinghamにします。守備での貢献もあったし。
MVP: Josh Willingham
ともかく、ドジャーズのホーム連勝記録ストップにJordan Zimmermannが挑みます。先日のカージナルス=Albert Pujolsに続きドジャーズ=Manny Ramirezとの対戦を楽しみにしていましたので、残念と言えば残念。前回はPujolsに洗礼を浴び、メジャー初黒星を喫しましたが、切り替えての好投を期待します。
[試合後コメント] 【8回表無死満塁から夜に見ました(笑)】
Nationals 11-9 at LAD Season 8-18 (St. W1)
Pitching: Zimmermann、Villone(W1-0)、Beimel、Wells
Hitting: Dukesを除く先発野手7人が複数安打を記録!
HR: Willingham(2)
わけのわからん試合でした。
連続試合安打チーム記録更新中のRyan Zimmermanは1回表2死走者なしからセンター前にライナーで運び、連続試合安打をあっさり25に伸ばしました。
1回裏、Jordan Zimmermannの立ち上がり、先頭のRafael Furcalを95マイル前後のストレートで3球三振に仕留める上々の立ち上がりと思いましたが、なんとそこから四球、シングル、シングル、四球、そしてMatt Kempに満塁弾を浴び、さらにDunnとDukesのまずい守備による3塁打の後、ピッチャーのRandy Wolfに犠牲フライを打たれて、6-0・・・。1回裏だけで34球を費やしました。もはや誰が出てきても打たれる悪循環、デフレ・スパイラル状態。Zimmermannにはしっかり成長してもらいたいので、もう少しチーム状況が良い中で投げさせてやりたいのですが、もはや仕方ないです。これからもがんばれ、としか言いようがありません。
正直、この時点でもうあきらめていました。試合自体も2回以降は消化モードとでも言うべき淡々とした展開で流れていき、結局Zimmermannも6回まで投げきってしまいました(5イニングを2安打1四球のみ)。このまま終わってしまうのかと思われましたが、なんとドラマはこの後やってきました。6回にWillinghamのソロでまず1点。さらにWolfが降板した後の7回にはDunnのタイムリー二塁打などで3点を返し2点差まで迫ると、8回にはWillinghamのダブルを足掛かりに無死満塁のチャンスを迎えました。
【ここでGamedayチェックを中断。夜に帰宅してから録画を見ました】
(8回表)
無死満塁。代打Austin Kearnsが、センターオーバーのダブル!!6-6同点!さらに無死2,3塁で打順はトップに戻ってGuzmanでしたが、フルカウントから空振り三振・・。1死。しかし、2番Johnsonがまさにレフトの線上に落ちるダブル!!!8-6逆転!!!3番Zimmermanを敬遠で1死1,2塁となって4番Dunnがライト前にタイムリーヒット!9-6!さらに1死1,2塁で5番Dukesも三遊間をゴロで抜けるタイムリーヒット!10-6!これで打者一巡。Willingham、Floresは凡退しましたが、なんとこの回だけで6安打6点。一気に逆転してしまいました。まさかまさかの展開です(笑)。
(8回裏)
Joe Beimel in 簡単に2死を取ったものの、シングル2本の後、Casey Blakeにレフト線を破るダブルを打たれて10-7。さらに四球で満塁としましたが、なんとかピンチをしのぎました。ほっ。
(9回表)
1死1,3塁からJohnsonが一塁手のグラブをはじく(触らなければファールだった?)タイムリー。11-7。さらに1死1,3塁でしたが、フルカウントからZimmerman空振り三振、盗塁死で併殺・・・。
(9回裏)
4点差。大丈夫だよね?Kip Wells in 2死1,3塁とされRussel Martinにレフト前に詰まりながら運ばれて11-8。うーむ、簡単には勝てんな。続くKempの当たりはぼてぼてのサードゴロでしたが、Zimmermanが一塁に悪送球(結果はヒット)で11-9。頼むよー。最後は、Blakeがレフトフライを打ち上げて、Willinghamがキャッチ。ようやく試合終了。
なんだかなー。わけのわからない試合でした。6点の劣勢を跳ね返したといえばそうも言えますが、そこまで選手たちが必死に戦っていたという印象も受けません。うーむ。とにかくドジャーズの本拠地連勝記録を止めたことは、めでたしめでたし。MVPは決勝打を放ったJohnsonにしようかとも迷いましたが、反撃ののろしとなったソロホームラン、そして7回の怒涛の攻撃の口火を切った二塁打を放ったWillinghamにします。守備での貢献もあったし。
MVP: Josh Willingham
2009年5月7日木曜日
5/6 L3-10 @LAD (ドジャーズのホーム連勝記録更新に貢献)
Nationals 3-10 at LAD Season 7-18 (St. L1)
Pitching: Cabrera(L0-3), Hinckley, Kensing, Beimel
Hitting: Guzman(3/5 2R)
HR: Flores(3)
ドジャーズがホームでの開幕からの連勝を13に伸ばし、メジャー新記録となりました。この試合まで今季最長タイの2連勝中だったナショナルズでしたが、6連勝中で30球団最高勝率を誇っていた絶好調のドジャーズにはかないませんでした。
初回から無死満塁のピンチを招くなどヘロヘロのDaniel Cabrera。ドジャーズ打線の拙攻にも助けられて4回までは1失点でしのいできましたが、5回裏に2死満塁から押し出し、さらに6回裏、連続四球(この試合の4,5こ目)で1死満塁としたところで我慢の限界に達したアクタ監督が交代を指示しました。ところが、ブルペンはもっと頼りにならないのが今季のナショナルズ。Hinckleyがシングル、押し出し四球で2点を失いなお1死満塁でKensingが迎えるは満塁本塁打のメジャー記録を持つManny Ramirez。ここは本塁打とはなりませんでしたが、走者一掃のダブル、さらに敬遠四球の後、シングル、併殺崩れで都合5点を失いましたので、満塁ホームランのほうがましだったかもしれません・・・。この時点で9-1、試合はこれで終了。
なお、Ryan Zimmermanは初回にレフト前にヒットを放ち、連続試合安打は24に延びました。
Pitching: Cabrera(L0-3), Hinckley, Kensing, Beimel
Hitting: Guzman(3/5 2R)
HR: Flores(3)
ドジャーズがホームでの開幕からの連勝を13に伸ばし、メジャー新記録となりました。この試合まで今季最長タイの2連勝中だったナショナルズでしたが、6連勝中で30球団最高勝率を誇っていた絶好調のドジャーズにはかないませんでした。
初回から無死満塁のピンチを招くなどヘロヘロのDaniel Cabrera。ドジャーズ打線の拙攻にも助けられて4回までは1失点でしのいできましたが、5回裏に2死満塁から押し出し、さらに6回裏、連続四球(この試合の4,5こ目)で1死満塁としたところで我慢の限界に達したアクタ監督が交代を指示しました。ところが、ブルペンはもっと頼りにならないのが今季のナショナルズ。Hinckleyがシングル、押し出し四球で2点を失いなお1死満塁でKensingが迎えるは満塁本塁打のメジャー記録を持つManny Ramirez。ここは本塁打とはなりませんでしたが、走者一掃のダブル、さらに敬遠四球の後、シングル、併殺崩れで都合5点を失いましたので、満塁ホームランのほうがましだったかもしれません・・・。この時点で9-1、試合はこれで終了。
なお、Ryan Zimmermanは初回にレフト前にヒットを放ち、連続試合安打は24に延びました。
Strasburg Watch #11 (8回無失点でついに10勝0敗)
すっかり遅くなってしまいましたが、5月1日のStephen Strasburg。2回に2死満塁のピンチを迎えましたが、三振で切り抜け、あとはすいすいと8回まで。3安打2四球12奪三振の無失点で、5点リードした場面でマウンドを降りました。調子の良し悪しにかかわらず、常に大学生の打者を「支配」しているという印象です。
これで今季の投球イニングが78回と少しとなりました。シーズンはまだもう少し続きますので、どこまで伸びるか分かりませんが、プレーオフを勝ち進むようだとかなりのイニング数になるような気もします。昨季、大学チームとオリンピックチームで合わせて何イニング投げたのかはっきり分かりませんが、気を付ける必要があるでしょう。サンディエゴ州立大のTony Gwynn(そう、あのGwynnです)監督も同じ見解で、今季はプロでは投げさせるべきではない、とまで言っています(まあ、契約交渉が長引けば投げるに投げられないわけですが・・・)。フロントとしては9月に投げさせたいという誘惑に駆られるでしょうねぇ。
Stephen Strasburg
5/1 vs Santa Clara (W) 8IP 3H 2BB 0ER 12K
2009 season for SDSU11G (10-0)
78.1IP 48H 15BB 147Ks 12ER 1.38ERA 0.80WHIP
ホームの試合は常に完売(といってもスタジアムには数千人しか入れませんが)。ベースボールカードなどを持ってサインを求めるファンが押し寄せるなど、すっかりフィーバー状態。San Diego State UniversityのHPにもStrasburg Central という特別ページが設けられています。画像や動画もたくさんあります。
これで今季の投球イニングが78回と少しとなりました。シーズンはまだもう少し続きますので、どこまで伸びるか分かりませんが、プレーオフを勝ち進むようだとかなりのイニング数になるような気もします。昨季、大学チームとオリンピックチームで合わせて何イニング投げたのかはっきり分かりませんが、気を付ける必要があるでしょう。サンディエゴ州立大のTony Gwynn(そう、あのGwynnです)監督も同じ見解で、今季はプロでは投げさせるべきではない、とまで言っています(まあ、契約交渉が長引けば投げるに投げられないわけですが・・・)。フロントとしては9月に投げさせたいという誘惑に駆られるでしょうねぇ。
Stephen Strasburg
5/1 vs Santa Clara (W) 8IP 3H 2BB 0ER 12K
2009 season for SDSU11G (10-0)
78.1IP 48H 15BB 147Ks 12ER 1.38ERA 0.80WHIP
ホームの試合は常に完売(といってもスタジアムには数千人しか入れませんが)。ベースボールカードなどを持ってサインを求めるファンが押し寄せるなど、すっかりフィーバー状態。San Diego State UniversityのHPにもStrasburg Central という特別ページが設けられています。画像や動画もたくさんあります。
Joe Beimel→Activated、Saul Rivera→AAA
足をひねって離脱していたJoe Beimelが復帰。崩壊ブルペンのアンカーとして、クローザーの役回りも期待されます。セットアッパーとして好成績を収めていても必ずしもクローザーとして成功するとは限りませんが、さて。
25人枠を空けるためにSaul Riveraが降格。先日も一度オプションを行使されましたが、実際にAAAに合流する前にBeimelが故障したため昇格していましたが、この間はまずまずの結果(4回1/3を1失点)でしたが、信頼を回復することはできませんでした。
25人枠を空けるためにSaul Riveraが降格。先日も一度オプションを行使されましたが、実際にAAAに合流する前にBeimelが故障したため昇格していましたが、この間はまずまずの結果(4回1/3を1失点)でしたが、信頼を回復することはできませんでした。
2009年5月6日水曜日
4/30-5/5 (2勝2敗1サスペンデット1延期)
4/30 (8安打11四球2死球4暴投1ボーク9失点)
Nationals 4-9 Cardinals Season 5-16 (St.L1)
Pitching: Cabrera, Hinckley(H4), Kensing(BS1), Wells, Tavarez(L0-2), Hanrahan
Hitting: Johnson(2/5 R), Flores(2/4 R RBI)
HR: Zimmerman(5)
先発もブルペンもぼろぼろ。それでも先発のDaniel Cabreraは前回までよりはましでした。5四球4暴投といつもながらの大荒れながら、失点はAlbert Pujolsの2ランを含む3失点のみにとどめ、6回を投げ切り、4-3とリードして勝ち投手の権利を持ったままマウンドを降りました。球速は94マイル台。どうやら今回の投球内容で先発失格とはされなかったようです。問題はまたしてもブルペン。登板した5人が3回で6四球1死球。特に前日にセーブを記録し、今日も信頼されて同点の9回に登板したJurian Tavarezが、1死のみで、四球、ダブル(1失点)、四球、死球、シングル(エラーも絡んで2失点)という背信の投球。試合を壊してしまいました。これでは、メンバーを入れ替えた甲斐もない。どうしたものか・・・・。
Ryan Zimmermanは初回の2ランで19試合連続安打。
5/1 (Zimmermann、Pujolsに洗礼を受ける)
Nationals 2-6 Cardinals Season 5-17 (St.L2)
Pitching: Zimmermann(L2-1), Kensing, Rivera, Harnahan
Hitting: Johnson(2/3 BB), Flores(2/4 R), Zimmerman(2/4)
HR: Harris(1)
Jordan ZimmermannのAlbert Pujolsとの初対戦は苦いものとなりました。初回、簡単に2死をとって迎えた第1打席。カウント1-3からレフトスタンドにたたきこまれてしまうと、4回の第2打席ではダブル、6回の第3打席ではシングルと打たれ、しかもどちらも後続打者に2ランを浴び、結局Pujolsには3打席とも生還を許しました。Zimmermannの失点はそれが全て。5回2/3、8安打5失点でメジャー初黒星を喫しました。しかし、101球のうち71球がストライク、無四球、6奪三振という成績は、逃げの投球内容ではありません。これを糧として、ますます成長していって下さい!
Zimmermanは4回のシングルで連続試合安打を20としました。
5/2 (Martis完投で3勝目) 【表の攻撃だけ録画で見ました】
Nationals 6-1 Cardinals Seanon 6-17 (ST. W1)
Pitching: Martis(W3-0) 9IP 110PC 1ER 5H 0BB 6K
Hitting: Ryan Zimmerman(2/4 R), Kearns(2/4 R RBI), Hernandez(2/4 RBI)
HR: Dunn(7)
Shairon Martisが素晴らしい投球で自身初の完投勝利。5回2死までノーヒット。その後も7回にColby Rasmusにメジャー初本塁打となるソロを浴びただけで、9回まで投げ切りました。9回になっても球速92マイルを記録するなどスタミナ面の心配をさせることなく、110球完投。チームでは2006年8月15日のPedro Astacio以来となる完投勝利でした(完投負けなら昨季もあった)。これで負けなしの3勝。素晴らしい!
初回先頭バッターのセンター前に抜けようかというあたりをダイビングキャッチしてアウトにしたAnderson Hernandezをはじめとして守備も良かった。逆にイニング終了となったはずのファールフライを落としてもらったことで命拾いしたZimmermanがヒットを打った(連続試合安打を21としました)後、Adam Dunnが3ランという攻撃でしっかり点を取りました。Albert Pujols(一塁手)が予定のオフではなく出場していたら結果は違っていたかもしれないとも思われますが、いやいや、Martisの投球は素晴らしかった。
MVP: Shairon Martis
5/3 Cardinals雨天延期
5/4 (Zimmerman4安打、Lannan今季初勝利)
Nationals 9-4 Astros Season 17-7 (St.W2)
Pitching: Lannan(W1-3), Hanrahan(H1), Mock
Hitting: Zimmerman(4/4 BB 3R 2RBI), Dukes(3/5 3RBI), Hernandez(2/3 2BB R RBI), Kearns(2/4 RBI), Guzman(2/6 2R), Dunn(1/3 2BB 2R 2RBI)
15安打で9得点。ホームランは出なかったものの打線が機能して打ち勝った試合。中でもRyan Zimmermanがなんと4打数4安打1四球(しかも押し出し四球)。連続試合安打は22と伸びています。
雨中の投球となった先発のJohn Lannanは6回を投げて9安打2四球で失点は4(自責は3なのでQSは記録しましたが)と今日はあまりよくありませんでした。それでも代打を送られた6回裏に打線が一挙に逆転してくれたおかげで今季初勝利。これまで好投しても勝ち星に恵まれなかったのに不思議なものです。
MVP: Ryan Zimmerman
5/5 (10-10で雨天中断)
Nationals 10-10 Astros (延長11回裏ナショナルズ攻撃中、雨天中断)
Pitching: Olsen, Rivera, Tavarez, Mock, Wells, Hanrahan
Hitting; Guzman(3/6 2R 2RBI), Johnson(2/4 BB 2R RBI), Dukes(2/4 2BB 2R 2RBI), Zimmerman(2/6 R RBI)
HR: Dukes(4), Guzman(1)
なんというか、ぐだぐだの試合。先発のOlsenは5回までに5失点。6回裏にアストロズが自滅して、押し出し四球が3つ、押し出し死球が1つ、それにタイムリーエラーもあって6点をもらって逆転したのに、ブルペンが機能せず、9回に同点に追いつかれて延長戦に入りました。そして、雨。延長11回裏ナショナルズの攻撃1死1塁という場面でサスペンデットとなり、後日続きが行われることになりました。
Zimmermanはヒットを打っていますが、公式に記録されるのは試合が成立した後なので、今のところ22試合連続安打のままですが、いずれカウントされることは間違いないので、明日からは24以降で数えていけばいいと思います。
Nationals 4-9 Cardinals Season 5-16 (St.L1)
Pitching: Cabrera, Hinckley(H4), Kensing(BS1), Wells, Tavarez(L0-2), Hanrahan
Hitting: Johnson(2/5 R), Flores(2/4 R RBI)
HR: Zimmerman(5)
先発もブルペンもぼろぼろ。それでも先発のDaniel Cabreraは前回までよりはましでした。5四球4暴投といつもながらの大荒れながら、失点はAlbert Pujolsの2ランを含む3失点のみにとどめ、6回を投げ切り、4-3とリードして勝ち投手の権利を持ったままマウンドを降りました。球速は94マイル台。どうやら今回の投球内容で先発失格とはされなかったようです。問題はまたしてもブルペン。登板した5人が3回で6四球1死球。特に前日にセーブを記録し、今日も信頼されて同点の9回に登板したJurian Tavarezが、1死のみで、四球、ダブル(1失点)、四球、死球、シングル(エラーも絡んで2失点)という背信の投球。試合を壊してしまいました。これでは、メンバーを入れ替えた甲斐もない。どうしたものか・・・・。
Ryan Zimmermanは初回の2ランで19試合連続安打。
5/1 (Zimmermann、Pujolsに洗礼を受ける)
Nationals 2-6 Cardinals Season 5-17 (St.L2)
Pitching: Zimmermann(L2-1), Kensing, Rivera, Harnahan
Hitting: Johnson(2/3 BB), Flores(2/4 R), Zimmerman(2/4)
HR: Harris(1)
Jordan ZimmermannのAlbert Pujolsとの初対戦は苦いものとなりました。初回、簡単に2死をとって迎えた第1打席。カウント1-3からレフトスタンドにたたきこまれてしまうと、4回の第2打席ではダブル、6回の第3打席ではシングルと打たれ、しかもどちらも後続打者に2ランを浴び、結局Pujolsには3打席とも生還を許しました。Zimmermannの失点はそれが全て。5回2/3、8安打5失点でメジャー初黒星を喫しました。しかし、101球のうち71球がストライク、無四球、6奪三振という成績は、逃げの投球内容ではありません。これを糧として、ますます成長していって下さい!
Zimmermanは4回のシングルで連続試合安打を20としました。
5/2 (Martis完投で3勝目) 【表の攻撃だけ録画で見ました】
Nationals 6-1 Cardinals Seanon 6-17 (ST. W1)
Pitching: Martis(W3-0) 9IP 110PC 1ER 5H 0BB 6K
Hitting: Ryan Zimmerman(2/4 R), Kearns(2/4 R RBI), Hernandez(2/4 RBI)
HR: Dunn(7)
Shairon Martisが素晴らしい投球で自身初の完投勝利。5回2死までノーヒット。その後も7回にColby Rasmusにメジャー初本塁打となるソロを浴びただけで、9回まで投げ切りました。9回になっても球速92マイルを記録するなどスタミナ面の心配をさせることなく、110球完投。チームでは2006年8月15日のPedro Astacio以来となる完投勝利でした(完投負けなら昨季もあった)。これで負けなしの3勝。素晴らしい!
初回先頭バッターのセンター前に抜けようかというあたりをダイビングキャッチしてアウトにしたAnderson Hernandezをはじめとして守備も良かった。逆にイニング終了となったはずのファールフライを落としてもらったことで命拾いしたZimmermanがヒットを打った(連続試合安打を21としました)後、Adam Dunnが3ランという攻撃でしっかり点を取りました。Albert Pujols(一塁手)が予定のオフではなく出場していたら結果は違っていたかもしれないとも思われますが、いやいや、Martisの投球は素晴らしかった。
MVP: Shairon Martis
5/3 Cardinals雨天延期
5/4 (Zimmerman4安打、Lannan今季初勝利)
Nationals 9-4 Astros Season 17-7 (St.W2)
Pitching: Lannan(W1-3), Hanrahan(H1), Mock
Hitting: Zimmerman(4/4 BB 3R 2RBI), Dukes(3/5 3RBI), Hernandez(2/3 2BB R RBI), Kearns(2/4 RBI), Guzman(2/6 2R), Dunn(1/3 2BB 2R 2RBI)
15安打で9得点。ホームランは出なかったものの打線が機能して打ち勝った試合。中でもRyan Zimmermanがなんと4打数4安打1四球(しかも押し出し四球)。連続試合安打は22と伸びています。
雨中の投球となった先発のJohn Lannanは6回を投げて9安打2四球で失点は4(自責は3なのでQSは記録しましたが)と今日はあまりよくありませんでした。それでも代打を送られた6回裏に打線が一挙に逆転してくれたおかげで今季初勝利。これまで好投しても勝ち星に恵まれなかったのに不思議なものです。
MVP: Ryan Zimmerman
5/5 (10-10で雨天中断)
Nationals 10-10 Astros (延長11回裏ナショナルズ攻撃中、雨天中断)
Pitching: Olsen, Rivera, Tavarez, Mock, Wells, Hanrahan
Hitting; Guzman(3/6 2R 2RBI), Johnson(2/4 BB 2R RBI), Dukes(2/4 2BB 2R 2RBI), Zimmerman(2/6 R RBI)
HR: Dukes(4), Guzman(1)
なんというか、ぐだぐだの試合。先発のOlsenは5回までに5失点。6回裏にアストロズが自滅して、押し出し四球が3つ、押し出し死球が1つ、それにタイムリーエラーもあって6点をもらって逆転したのに、ブルペンが機能せず、9回に同点に追いつかれて延長戦に入りました。そして、雨。延長11回裏ナショナルズの攻撃1死1塁という場面でサスペンデットとなり、後日続きが行われることになりました。
Zimmermanはヒットを打っていますが、公式に記録されるのは試合が成立した後なので、今のところ22試合連続安打のままですが、いずれカウントされることは間違いないので、明日からは24以降で数えていけばいいと思います。
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