2009年5月19日火曜日

5/18 L7-12 Pirates (Detwiler、Impressiveなメジャー初先発!)

 Ross Detwilerのメジャー初先発。残念ながらライブでは見られませんが、好投を願っています。打線、援護頼むよ!

Washington
Guzman - 6
Johnson - 3
Zimmerman - 5
Dunn - 9
Willingham - 7
Harris - 8
Hernandez - 4
Bard - 2
Detwiler - 1

[試合後コメント]
Nationals 7-12 Pirates Season 11-26 (St. L5)
Pitching: Detwiler, Mock(BS1, L0-2), Colome, Wells, Beimel, Hanrahan
Hitting: Bard(2/4 R 2RBI), Zimmerman((2/5 R RBI), Guzman(2/4 BB R), Willingham(2/5), Johnson(1/2 3BB 2R 3RBI)
HR: Johnson(4), Zimmerman(10)

 打線は打っても、ブルペンが崩壊といういつもの展開。
15日  6-10
16日①5-8
16日②5-7 
17日 6-8
18日 7-12
 と5連敗のスコアを並べて見るとチームの姿がよくわかると思います。ちなみに、シーズンでも5点以上取った試合での成績は7勝14敗(6点以上でも6勝10敗)となっています。あきれた。

 まあ、それはさておき、Ross Detwilerのメジャー初先発は素晴らしい内容でした。5回を投げて4安打無四球6奪三振で3失点(自責点は2)。投球数84球のうち61球がストライク。無四球というところがなんといっても光ります。IMPRESSIVEという表現がぴったり。残念ながら夜になって(もちろん結果を知らないで)録画を見ましたが、ライブを見る気持ちで見ながらメモを付けてみました。

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1回表
先頭バッターはDelwyn Young。注目の初球は真ん中低めにストレートでストライク!カウント0-2からファールで粘られた後、外高めへのチェンジアップで空振り三振!!
2番Freddy Sanchez。0-1からの2球目をショートゴロ。しかし、これをGuzmanがグラブに収めることができず。エラー。こらー、しっかり守ってやれ。
3番Nate McLouch。カウント2-2から緩いセカンドゴロ。二塁だけアウト。
4番Craig Monroe。1-1からの3球目をショートゴロ。まったく簡単なゴロだったのにまたしてもはじいてしまった。ごら!!!
5番Adam LaRoche。カウント1-2からサードファールフライ!


 味方(というかGuzman)の守備に足を引っ張られても動揺を見せることもなく、落ち着いた投球。臆することなくストライクを先行させる攻める投球ができていた。impressiveな立ち上がり。

1回裏 
 Guzmanがエラーのお詫びとばかりにダブルで出て、Johnsonも四球で続いたものの、Zimmermanが併殺。結局無得点。

2回表
6番Robinson Diaz: 2-2から粘られたがライトへのイージーフライ。
7番Andy LaRoche: 3-2からショートフライ。
8番Jack Wilson: ワンバウンドでDetwilerの頭を超える緩いゴロ、セカンドのHernandezの送球は間に合わず内野安打。初ヒットを許した。
9番。Ross Ohlendolf: イージーショートゴロ。今度はきちんと処理してくれた。ほっ。

 ストレートの球速は88~92マイルというところ(テレビ表示では93マイルが最速)。追い込むのは簡単だが、決め球に苦しんでいるという感じ。でも、ハードヒットされたあたりは一本もない。素晴らしい。

2回裏
 三者凡退。

3回表
Young: 1-2から外低めのストレートで空振り三振。
Sanchez: センター前にはじき返された。今日初めてちゃんと打たれた。
打者McLouth、カウント1-0の場面で牽制ピックオフ!のはずが、Detwilerからの送球をJohsonが受け損ない、ランナーは悠々と二塁へ進塁。こここ、こらーー!!どうなってんだ今日の守備は。
McLouth: 1-2から死球。打者は打者でヒジに当たったようで痛そうだけど、Detwilerにとっても痛い。
Monroe: 1-1からの3球目。外低めのストレートをセンターへ。ただのセンターフライかと思いきや、ぎりぎりでフェンスを越えるホームラン。あららら。Harrisも取れそうといえばとれそうだったし、ほんの少し右ならフェンスがあった(二塁打で済んだ)のに。なんとも不運。
LaRoche(兄): 見逃し三振!!
Diaz: 初球、いい当たりでしたが、Detwilerのグラブに入るライナー。


 打順が2順目に入り少しいい当たりをされはじめました。ホームランは悔しいけど仕方ない。その後を同じようにストライク先行の投球できっちり終えたところは評価していいと思います。

3回裏
 1死からGuzmanがヒットで出たものの盗塁失敗。3人で攻撃終了。

4回表
LaRoche(弟): 0-1から簡単にライトフライ。
Wilson: 2-2からサードの頭を緩いライナーで超えるダブル。
Ohlendolf:チェンジアップで三球三振(空振り)。
Young: 2-2から内角のストレートで内野ポップフライ。


 ここまで無四球。3ボールになったのさえ1人だけ。安心感のある投球を続けています。スプリングトレーニングで見た時とは全く違う投球です。さあ、打線の援護が欲しいところ。

4回裏
 Zimmermanの三遊間への当たり。Wilsonの素晴らしい守備の前にアウト。うーむ。仕方ないけど、初回のGuzmanの守備と比べてしまうと悲しくなる。結局三者凡退。頼むよー。

5回表
Sanchez: 1-2から91マイルの高めストレートでチェックスイング三振!!
McLouth: チェンジアップで三球三振!!!
Monroe: 初球、痛烈な当たりもサードライナー!!!


 素晴らしい!ここまで6奪三振。84球と球数も多くないのでまだまだ行けるぞ!

5回裏 
 先頭のWillie Harrisがダブル。1死後Josh Bardがライトフェンス直撃のダブルで、1点返した。惜しい、もうちょっとでスタンドインだった。
 代打Alex Cintron。えー、ここで交代かぁ。もう少し投げさせてやりたかったなぁ。勝ち投手になってもいい内容でした。
 2死1,2塁となって、Nick Johnsonがライトスタンドに特大の逆転3ラン!!!!!おおおおお!!!!なんとこれでDetwilerが勝ち投手の権利を得てしまった!!!!わお!!!Ryan Zimmermanが左中間スタンドに二者連続弾!!!!これで5-3!!!

 ブルペン陣よ、今日だけでいいからしっかり守ってやってくれ。

6回表
 Garret Mock in。いきなり先頭打者に四球。おい! ワイルドピッチ。おいおい!死球。こらこら!!送りバントで1死2,3塁とされて、次の打者にレフトへタイムリーを運ばれて同点。Detwilerの勝ち投手の権利はあっさり消えました。もう、笑っちゃいます。Colomeに代わっても同じ。打たれる打たれる。結局この回5点を取られて5-8。今日もブルペンに泣かされました。
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 この後、打線はさらに2点を返しましたが、ブルペンはさらに4点を失い、またしてもハイスコアリングゲームで敗れました。前半の楽しい観戦とは大違い。終盤はまともに見る気にもなりませんでした。

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