2009年10月9日金曜日

オフシーズンの焦点

 各地でプレーオフの戦いがはじまりましたが、ナショナルズのオフも始まりました。忙しいオフになることは必定ですが、思いつくままにポイントを確認しておきます。

① 監督・コーチ陣の選任

 まずは、新監督を選任することが最初の課題。オールスター・ブレークにManny Acta前監督を解任し、ベンチコーチだったJim Rigglemanを臨時監督として後半戦を戦いました。後半の成績は33勝42敗(.440)であり手腕を評価する声もありますが、Mike Rizzo GMはRigglemanも「候補の1人である」と発言するに留めています。他の候補も含めてインタビューを重ね、選出されることになるでしょう。
チームの現状はまだ再建期。若手の長期育成というマインドを持った監督を期待しています。そういう意味で、Rigglemanには戻ってきて欲しくないというのが個人的な気持ちです。


② フロントのポスト

 Mike Rizzo自身がGM補佐(のちGM)に着いて以来空席となっているGM補佐の地位などフロントのポストをいくつか埋める必要があります。チームを長期的に強化していくためには、スカウト、マイナーの指導者も極めて重要。


③ 故障者の回復具合

 野手陣に関しては、故障者の回復具合が補強戦略の大きなポイント。Jesus Flores、Cristian Guzman、Nyjer Morganの3人とも来季には間に合うとの診断ですが、どこまで信じていていいのか。特にFloresは「スプリングトレーニング中に復帰」というのが今のスケジュール感ですから、正捕手を見つけてくる必要があるのかどうか・・・・。


④ 投手陣の整備
 投手成績は「ひどい」の一言。先発もブルペンも、今季終了時点からは一定の改造は不可避。どこまで大幅にやるかはGMしだいですが、先発ローテーションで言えば、当確はLannanのみとして、一線級の先発投手を1人(または2人)FAで獲得し、2枠ほどは若手に競わせる方針ではないかと思われます。若手育成という基本方針は維持し、ある程度チャンスを与えるべきでしょう。ブルペンも思い切って改造して欲しいところですが、これでドラフトピックを失うことは避けるべし。


⑤ 退団する(可能性のある)選手

・ FA退団:
Josh Bard
Livan Hernandez
Ron Villone
Dmitri Young
(まだいたのか・・・)

・ 球団オプション:
Austin Kearns(1000万ドル、バイアウト100万ドルですが、当然破棄!)

・ 調停申請権のある選手(一部誤っているかもしれません。):
Josh Willingham(2年目。当然契約オファー)
Jason Bergmann(1年目。当然契約オファー)
Sean Burnett(1年目。当然契約オファー)
Mike MacDougal(2年目扱い?おそらく契約オファーするでしょうが値段も高いので個人的には不要)
Wil Nieves(1年目。貴重な控え捕手ですが、代わりを見つけうるのは難しくないので微妙)
Pete Orr(1年目?成績はNon-tender候補。個人的には全く不要)
Logan Kensing(2年目。絶対Non-tenderして欲しい)
Scott Olsen(2年目。個人的にはNon-tenderして欲しい)

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