2011年4月8日金曜日

Potomac Nationals (A+) 開幕ロースター

 1日遅れで今日開幕します。(太字は個人的注目選手。右のカッコ内の数字はBAのプロスペクトランキング)

[PITCHERS]
Danny Rosenbaum(SP)[23]
Trevor Holder(SP)[28]
Paul Demny(SP)
Marcos Frias(SP)
Ryan Demmin
Alex Caldera
Mitchell Clegg
Pat Lehman
Carlos Martinez
Kyle Morrison
Adam Olbrychowski
Josh Smoker
Rob Wort

[CATCHERS]
Brian Peacock
Sandy Leon

[INFIELDERS]
Cutter Dykstra
Rick Hague(SS)[14]
Stephen King
Jeff Kobernus(2B)[21]
Francisco Soriano
Steven Souza

[OUTFIELDERS]
Destin Hood[12]
Eury Perez(CF)[8]
J.P. Ramirez[25]
Chris Curran
 
 投打とも面白そうな選手がそろっています。まず昨年のドラフト3順目のHagueが2011年組の出世頭として挑戦。指名時に、あまり評価は高くないとコメントしました(すいませんでした)が、昨季はHagerstown(A)で.327/.386/.522という堂々たる数字を残しています。この他、内野手では2009年ドラフト2順目(Strasburg、Storenの次の指名)ながら結果を出せていないKobernus、先日Morganとのトレードで来たDykstraが注目。

 外野手は20~21歳の若い3人がそろいました。Eury Perezは2009年にGCLで首位打者を獲得。昨季は序盤こそ(寒さで?)出遅れましたが、夏場以降に成績を伸ばし、オールスターの前座のFutures Gameにも出場。64盗塁と足も抜群。センター守備の評価も高く、BAはじめ多くののプロスペクトランキングでトップテン入りを果たしました。Hoodは2008年のドラフト2順目(1順目が入団拒否したので実質トップピック)。まずまず順調に育っていますが、21歳になりましたのでもう少しパワーがついてきて欲しいところ。Hoodと同期(15順目)のRamirezは昨季も16本塁打とパワーを見せつつあり、個人的にはHoodより期待しています。

 続いて投手陣。2009年ドラフトの3順目のHolder、22順目のRosenbaum、2008年6順目のDemny、それに昨季はダメでしたがその前の年は快投していたFriasまでは先発として期待感があります。年齢的には高卒入団のDemnyが一番若い。特に注目はRosenbaum。この人も球速が90マイル前後にとどまるため、Tom Milone同様プロスペクトとしては高い評価は得ていませんが、とにかく打たれない(やはり左腕なので「Lannanタイプ」とでも呼んでおきましょう)。ブルペンにはSmokerの名前があります。元トッププロスペクトで先発として期待されましたがダメ。ただ、昨季途中にブルペンに回されてからは好投。まだ若く、球速は95マイルを上回るとのことなので、一定の期待感は持っています。一方、Wortは2009年の30順目と期待は高くありませんでしたが、昨季はAとA+投げて防御率1.92、投球回数をはるかに上回る奪三振と支配し、一躍評価を上げました。

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