2008年12月18日木曜日

Teixeira? Dunn? FA watch

12/19 追記②
 レッドソックスとScott Boras、それにTeixeira本人との会談は物別れに終わりました。レッドソックスのJohn Henry オーナーのコメント "We met with Mr. Teixeira and were very much impressed with him. After hearing about his other offers, however, it seems clear that we are not going to be a factor."「他のオファー」とは?それともただのブラフ?。
 レッドソックスのオファーが8年$184M数字だったというのはやや信憑性にかけるようですが、いずれにしてもBorasからの増額要求に屈しなかったレッドソックスは撤退で、エンゼルスとナショナルズが争う構図となります。うむむ、喜んでいいものやら・・・。

12/19 追記
 ボストン発の記事として、現地18日夜、レッドソックス首脳陣(オーナー、GM等)がテキサスまで出向いてScott Borasと大詰めの交渉を行っている模様。レッドソックスのオファーは8年$184Mまで上がっているとのこと。さてさて、どうなるでしょうか。
 その前の情報として、オリオールズはオファーを上げるつもりがなくて撤退。エンゼルス、ナショナルズはオファーを引き上げた。ナショナルズは相変わらずアンダードッグで、仮に最高額をオファーしても頷いてもらえる可能性は低いとの報道が続きます。
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12/17 追記
 レッドソックスも8年契約をオファー(額は不明)。ESPNの報じるところでは、決断は間近に迫っている様子。とはいえ、どこのチームなのかも、そもそもこれが確かなのかも、真偽のほどは分かりません。あまり期待してもしかたがないので、のんびりと待つことにしましょう。
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12/14 追記
 エンゼルスも8年$160Mとみられるオファー。一方でナッツのオファーは7年だったという噂も。それにしてもDunnは全然話題に上がりませんねぇ。
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12/11 追記
 Winter Meeting3日目。ナショナルズがとうとうTeixeiraに契約をオファーしました。内容は8年$160M(やや情報が錯綜していて違う数字も飛び交っています)。Jim Bowden GMのコメント"We've made a very significant, concrete offer. He's our No. 1 priority." 正直なところ、今の今まで半信半疑でしたが、球団が本気であることを知り、ちょっとだけ感動(笑)
 関連情報がいろいろありました。どこまで本当か分かりませんが、とりあえず列記してみます。
・ Teixeira自身はやはり東海岸のチームに行きたいと思っている。
・ オリオールズは7年$150M(こちらも9年$180Mをオファーという説もある)
・ レッドソックスが最有力候補だがまだオファーはしていない。エンゼルスもまだ。
・ ヤンキースはSabathiaと巨額の契約を結んだこともあり撤退。
・ 最終的にはBorasが主張している10年$200Mを超える契約になるだろう。
・ いずれにせよ、今週中にはまとまらない。
 MLB全体では、CC SabathiaがYankeesと7年$161M(投手としては史上最高額)で合意とか、JJ PutzがMetsへトレード(3チームで計12選手のトレードとはまた巨大ですね)、とかいろいろありますが、話題が多すぎて全体像は把握できません。
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12/10 追記
 Winter Meeting2日目。K-RodがMetsと3年$37Mで合意など、話題には尽きませんが、Teixeiraについて具体的な動きはなく、行き先についての観測記事ばかり出ています。レッドソックスが有力との論調が高まりつつある一方、ナショナルズについては(オリオールズとともに)「ありえない」選択肢として散々に書かれているのが現状です。しかも、同意せざるを得ません。最高額を提示したにも関わらず蹴られるという醜態だけは避けて頂きたく。
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12/9 追記
 Winter Meetingが始まりました。Greg Madduxの引退を始め、いろんなニュースが出ています。
 Teixeiraについては、先週オリオールズが、今日エンゼルスがそれぞれ会合を持ったとのこと。今のところどこの球団も具体的な契約をオファーしていない模様。
 ナショナルズは、Dunnの代理人と会ったとのこと。ナショナルズがTeixeiraを獲得しようと思えば、「すぐに勝てないチームと契約することを納得させるために」他球団のオファーよりも高額でなければならないだろう、とか言われていてます。正直、Teixeira(=Boras)に無理・無駄なリソースを費やさずに、Dunnとの契約、Nick Johnsonなどのトレードのほうに力を注いで欲しいです。
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12/7 追記
 明日からウィンターミーティングが始まりますが、Teixeiraの行先は決まるのでしょうか。
 ナショナルズのTed LernerオーナーがScott Borasと直接接触したという情報が。チームとしてはかなり本気、ということでしょうか。騙されないといいけど。 また、Borasはヤンキースとも交渉したとのことです。
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12/3 追記 タイトル変更 [Teixeira? → Texeira? Dunn? FA watch]
 現地12月1日深夜がFA選手達に対する年俸調停のオファー期限でした。
 エンゼルスはTeixeiraに調停をオファーしましたが、DバックスはDunnにオファーしませんでした。前者は予定通りでしたが、後者はかなりの驚きです。来夏のドラフト指名権を2つもらい損ねるわけですから。そんなにDunnが調停申請を受けてしまうことを恐れるなんて、経済危機の影響が及んでいるということでしょうか。Dバックスの昨夏のトレードの評価をも大きく下げてしまいました(Dバックス自身が再契約すれば別ですが)。
 とにかく、これでドラフト指名権を失うことがなくなったので、ナショナルズとしてはDunn獲得に向かいやすくなりました。まあ、他球団も同じなので単にDunnの市場価値が上がった、というだけのことですが。
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11/28 追記
 サンクスギビングで全米のビジネスが静まり返っていますので、大きな動きなし。周辺情報が2つ。
 A'sがNick Johnsonのメディカルレコードを要求。OBPは常に高いマネーボールの代表のような選手なので、マネーボールの代表チームとされる(まあ、今やそれ自体疑問ですが)A'sには、ぴったりといえばぴったりです。ナショナルズとしてはありがたい話ですが、A'sが見合いの選手を簡単に手放すとも思えないし(Daric Barton?ありえない!)、すぐにトレードにつながることはないでしょう。
 Adam Dunnに好条件のオファーは届いてない模様。とりあえずTeixeiraの様子を見るんでしょうか。うーむ。ナショナルズは今のうちからDunnのほうに照準を絞ったほうがよくないか?
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11/26 追記
  Teixeira本人がクリスマスまでには決まってほしいと言っていたとか、エンゼルスがターゲットをCC Sabathiaに移したとか、既にいくつかのチームがオファーをした(Borasのコメント。ただし、オファーしたと認めたチームはない・・・)とか、小さなニュースがありましたが、静かです。というか、FA市場全体が静かです。12月のウィンターミーティングでいろいろ動くのかな。
 ナショナルズファンの間でも、話題はむしろWillinghamが加入したことで込み合っている外野をどうするか、のほうで盛り上がっています。
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11/21 追記
 エンゼルスが8年$153Mを提示する予定との噂。レッドソックスも巨額のオファーとの噂。現時点では、他にヤンキース、オリオールズ、それにナショナルズが参戦見込みということですが、ナショナルズの真剣度についてはWashington Postの記者まで半信半疑となっています。
 メリーランド州出身ということでディスカウント契約を受け入れてくれれば、というのが一縷の望みですが、Scott Borasをクライアントに付けている時点で、そんなことありえないことは明らかでしょう。
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11/19 追記
 Stan Kasten球団社長がWashington Postの記者に語ったところでは、NatsはTexに対してオファーをしていないし、すぐにオファーをする予定もないとのことでした。Texに関心を持っているかどうかという問いかけには、肯定も否定もせず。噂を沈静化させる目的での発言のようです。
 それでいいです。Kasten社長にはなんとなく信頼が置けます(GMは何か発言が軽い・・・)。
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11/12 オリジナル [Teixeira?]
 先週のGMミーティングでは特に動きはなく、静かな幕開けとなっているストーブリーグ(金融危機の影響はどうでしょうか)。
 噂だけはいろいろと聞こえてくるわけですが、ナショナルズ関連では、FAのMark Teixeira、Adam Dunn、Manny Ramirez、それにロッキーズがトレードを模索しているMatt Holidayに関心を持っているという情報がありました。(CC SabathiaやA.J. BurnettがFAとなっている投手陣については、全く聞こえてきません。)
 特にTeixeiraへのオファーに関する噂は具体的で、一説には10年2億ドルをオファーするかもと言われています。本当ならかなり真剣な額であり、ファンとしては期待してしまいます。とはいえ、このオフ最大級のFA選手であるためヤンキース、エンゼルスといったビッグマーケット球団も狙っており、最終的にこうした球団に高い値段で競り落とさせるScott Borasの戦術の駒としてもてあそばれているのではないかという疑念も払拭できません。噂は噂。依然として、獲得できる可能性はほとんどないと思っています。
 外野手に関しては、現有戦力で十分戦えるので補強しなくても良いと思いますが、Mannyが来てくれるなら、素直に嬉しいかも。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

現実的に、NYY以外でTEXに10年のオファーを出せそうな球団はあるのでしょうかね?それこそ体力振り絞ってということかもしれませんが、トレードに比べてFAの方は大体が予想範囲内の球団に収まっていますよね。

調停申請といえば、HOUがBrocailと契約延長したのにはショックを受けました。せっかくのAランクなのに申請も掛けないで。。。

estoppel さんのコメント...

>10年のオファー
ないんじゃないですか。NatsやO'sがやったら、かつてのA-Rod+Rangersのようにバランスを崩してチームとしては上昇しないように思います。
ということで、前から書いてますが、私としてはDunnのほうがお勧めです。

Houは動きが早いですね。Hamptonとも契約したし。オーナーが金融危機で打撃を受けているチームの1つのような感じを受けています。