2008年12月15日月曜日

Tim Redding→Non Tendered FA

 12日金曜日が調停対象選手に対する契約オファー期限でした(この期限までにオファーしないと自動的にFAとなる)。

 ナショナルズは、直前にWillie Harrisと2年契約を結び、Ryan Zimmerman、Josh Willingham、Scott Olsen、Shawn Hillには契約をオファーしましたが、Tim Reddingにはオファーしませんでした。HillとReddingは逆ではないかと思っていましたので、驚きました。

 いまさら確認するまでもないですが、Reddingは今季のナショナルズでただ1人の2ケタ勝利投手(昨季はいなかったので、過去2季でただ1人)。ただ、後半戦は3勝8敗防御率6.92と大きく崩れていましたので、来季に向けて不安の残る投手ではありました。もともとストレートも変化球の切れも制球もまずまずとしかいいようのない投手。球団の長期計画には入っていなかったわけですが、(今季は特に貴重なことに)健康にイニングを稼いでくれる投手だったことから、個人的には来季のローテーションの1枠を計算していました。
 
 球団としては、(今季100万ドルを元に考えると調停を経た場合の来季推定200万ドル)より安い年俸で再契約する意向があるとのことですが、少なくともロッキーズがそれ以上のオファーをするでしょうから退団は確定でしょう。200万ドルの価値のない投手かなあ。少なくとも保有権を維持した上で、引き続きロッキーズと交渉すればよかったのに・・・。疑問が残る選択です。そのロッキーズからは、先日トレード話が出ていたWilly Taveras外野手も仲良くnon-tenderされていました(笑)。

 いずれにしても、1年間、しっかり投げてくれてありがとう。新天地での活躍を祈ります。


 さて、来季のローテーションはどうするつもりなんでしょうか。John Lannan、Olsenは当選確実。Collin Balesterも濃厚。とすると残り2枠ですが、Hill、Jason Bergmann、Tyler Clippard、Shairon Martis、Jordan Zimmermannといったあたりが争うことになりそうです。前にも書きましたが、Martis(21歳)とZimmermann(22歳)の2人はまだ若いので、AAAでスタートさせて、夏以降の昇格とすべき。故障者が出ることも考えると、FAのベテラン投手を1人くらい取ってくる必要がありそうです。Pedro? Livan? Bartolo? まさかね・・・。

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