開幕戦の喜びに浸っている中で、心配なケガの話が。開幕戦を途中退場したイライジャ・デュークス(Elijah Dukes)ですが、やはり足の状況が悪いようで15日間のDLに入ってしまいました。メジャーでプレーし続けることが一番の更生方法だと思うので、早くしっかり治して戻ってきてほしいところです。ウィリー・モー・ペーニャの復帰が当初予定より早そうだという情報もありますが、とりあえずマコヴィアックかハリスが代役。
外野が厳しいおりですが、代わりに引き上げたのはブルペンのクリス・シュローダー(Chris Schroder)。確かに、今日のような形でリリーフにフル回転してもらうのがナッツの勝ちパターンになる可能性は高いです。しかもクローザーのチャド・コルデロ(Chad Cordero)が9回に登板しなかったのは、やはり右肩の痛みのためだったそうです。コルデロはDL入りはせずに数日様子をみるようですが、ブルペンは1枚でも多いほうが助かります。シュローダーというのは妥当な選択。コルデロの代わりのクローザーは、(今日は失敗しましたが)ラウチのようです。
2008年3月31日月曜日
080330 Braves / Opening Night (W3x-2)
"ジマーマンのサヨナラHRで劇的な開幕戦勝利!"
Nationals 3-2 Braves
Pitching: Perez, Rivera(H1), King(H1), Ayala(H1), Rauch(BS1, W1-0)
HR: Zimmerman (1)
(Starting Lineup)
Cristian Guzman, SS
Lastings Milledge, CF
Ryan Zimmerman, 3B
Nick Johnson, 1B
Austin Kearns, RF
Paul Lo Duca, C
Elijah Dukes, LF
Ronnie Belliard, 2B
Odalis Perez, P
いよいよ開幕しました。他球団に先駆けて(東京での開幕シリーズは別として)、ただ1試合、ESPNで全国中継されての開幕戦です。結局、Gamedayを追いかける余裕もなかったので、結果を見ずに、帰宅してからMLB.TVで最初から全部観ました。こんな結末が待っているなんて思いもよりませんでしたが、映像で観てよかったと思います。
以下は、試合を見ながら同時並行で書いたものです。
開幕セレモニーの後、ナショナルズのジャージの上着を着たジョージ・W・ブッシュ大統領が始球式に登場。キャッチャーを務めたマニー・アクタ監督に対して高過ぎるとはいえしっかりしたボールを投げました。さすがに、元レンジャーズのオーナーです。
さて、ナショナルズの先発は左腕のオダリス・ペレス(Odalis Perez)。対するブレーブスの先頭打者は、ケリー・ジョンソン(Kelly Johnson)。初球はストレートをファール。結果は空振り三振。四球でランナーは出したものの、4番のマーク・テシェーラ(Mark Teixeira)を三振にとり、スコアボードの最初のフレームには0が示されました。
1回裏。クリスチャン・グズマンがティム・ハドソン(Tim Hudson)の初球をライト前へヒット。ナショナルズ・パークの初ヒット。けん制悪送球で無死3塁となり、これは1点は取らなければならないシチュエーション。ところが、2番ミレッジ、3番ジマーマンが連続三振。いやな雰囲気だな、と思ったところで、4番のニック・ジョンソン(Nick Johnson)。ライト線へ見事なタイムリーヒット。しかも、好走塁で二塁打に。さらに、続く5番オースティン・カーンズ(Austin Kearns)のライト前ヒットで、ジョンソンが必死に走ってホームイン。二塁とホームでは激しいスライディングを見せました。足のけがからの復帰という話は、これでもう完全に終わりでしょう。いやな雰囲気になるところをジョンソンが救ってくれました。ナッツ2点先制。
2回表。1死からブライアン・マッカン(Brian McCann)の放った打球はあわやナショナルズ・パーク第1号かと思われた当たりでしたが、フェンス直撃。跳ね返りをうまく処理したカーンズ、ベリヤード、グズマンの見事なリレーで余裕を持って二塁タッチアウト。助かりました。
3回表。ブッシュ大統領がESPNの放送ブースに登場。かなりカジュアルな格好です。放送ブースからキャピトル・ヒルのドームがきれいに見えると言っています。テキサスのオーナーだったころの話、2001年のヤンキースタジアムでの始球式(9.11の直後のWS)、初めての野球観戦といった思い出話に花を咲かせ、野球の若者の育成における意義なんてことまで話しています。2死からケリー・ジョンソンにヒットを打たれましたが、けん制で刺しました。いい流れです。
4回表。1死からチッパー・ジョーンズ(Chipper Jones)が左中間の深い所にホームラン。ナショナルズ・パーク第1号はナッツの選手に打ってほしかったのに残念でした。まあ、チッパーなら納得するしかないか。4回表が終わったところで、ようやく饒舌な大統領が放送ブースから去りました。このあたり、やはりアメリカにおけるベースボールの地位の高さを感じますね(ブッシュ氏個人の趣味かもしれませんが)。
しかしナッツは打てないなあ。4回裏。先頭打者のショートゴロをグズマンがトンネル…。2死2塁で1番のケリー・ジョンソンを迎えたところでセントクレア投手コーチがマウンドへ。勝負しろと確認に行ったようです。結果は、1ゴロ。ナショナルズは2回、3回、4回、5回と3者凡退が続きます。5回裏、ペレスの打順で出てきた代打ロブ・マコヴィアクも1ゴロに倒れました。ペレスは、5回を投げて、4安打1四球2奪三振の1失点で降板しました。開幕投手の候補に上った時は盛り上がらないとか言ってしまいましたが、十分に開幕にふさわしい素晴らしい投球でした。
6回表、投手はサウル・リベラ(Saul Rivera)、レフトはウィリー・ハリスに交代。デュークスが5回裏の3ゴロで1塁に走る様子が気になっていたのですが、やはり足のケガの影響で交代したようです。心配です。リベラは6、7回をきれいに6人で抑えてくれました。しかしナッツも6回、7回と3者凡退。結局、ハドソンには2回から7回までをパーフェクトに抑えられてしまいました。ハドソンはナショナルズに強いという過去のデータ通りです。打てる気がしませんでした。
8回表。ナッツの3番手は左のレイ・キング(Ray King)。右打者に四球を1つ出したものの左打者は抑えて、2死1塁でルイス・アヤラ(Luis Ayala)にスイッチ。ショートゴロでチェンジ。8回裏。ようやくハドソンではなくなりましたが、湿った打線はまたしても3者凡退。代打で出てきたフェリペ・ロペスもあっさり見逃し三振。
9回表。当然チャド・コルデロかと思われたところで、意外にもジョン・ラウチ(John Rauch)が登場。先頭のチッパー・ジョンズの鋭い当たりがラウチのグラブにすっぽり入るライナーで1死。ついてる。次のテシェーラは、あわやホームランというライトフェンス直撃の二塁打。ぞっとしました。ジェフ・フランコーアはセカンドゴロで2死。その間にランナーは三塁へ。あと1人。ところが、次のマッカンの初球。低めのストレートをなんとロデューカがパスボール・・・・・。2-2の同点。がっくりです。
9回裏。先頭のグズマンは三振。ミレッジはヘッドスライディングを見せるも3ゴロに倒れました。ここまで、1回裏2死から実に24者連続凡退。そして、舞台は突如クライマックスへ向かいます。打者はライアン・ジマーマン(Ryan Zimmerman)。アナウンサーが言っていました。ファンが、このフランチャイズ・プレーヤーに期待しているのは・・・・。カウント1-1から内角のストレートを振り抜いた打球は左中間スタンドへ入るサヨナラ・ホームラン!(映像はこちら)

いやはや、こんな劇的な幕切れが待っているとは思いもよりませんでした。ジマーマンの持つスター性とでも呼ぶべき何か不思議な力を見たようで、そら恐ろしいくらいです。ジマーマンのコメントから。
You can’t really write up a script better than that. It turned out perfect.
まさに、ナショナルズの新時代の幕開けにふさわしい、完璧な展開でした。ナッツを応援しようと思ってブログを始め、真剣に見た最初の試合が、こんな劇的な試合になって、とても興奮しています。忘れられない試合になりそうです。
What a happy, beautiful ending of the game, and start of the season for our beloved Nationals !!!
MVP: Ryan Zimmerman
Nationals 3-2 Braves
Pitching: Perez, Rivera(H1), King(H1), Ayala(H1), Rauch(BS1, W1-0)
HR: Zimmerman (1)

(Starting Lineup)
Cristian Guzman, SS
Lastings Milledge, CF
Ryan Zimmerman, 3B
Nick Johnson, 1B
Austin Kearns, RF
Paul Lo Duca, C
Elijah Dukes, LF
Ronnie Belliard, 2B
Odalis Perez, P
いよいよ開幕しました。他球団に先駆けて(東京での開幕シリーズは別として)、ただ1試合、ESPNで全国中継されての開幕戦です。結局、Gamedayを追いかける余裕もなかったので、結果を見ずに、帰宅してからMLB.TVで最初から全部観ました。こんな結末が待っているなんて思いもよりませんでしたが、映像で観てよかったと思います。
以下は、試合を見ながら同時並行で書いたものです。
開幕セレモニーの後、ナショナルズのジャージの上着を着たジョージ・W・ブッシュ大統領が始球式に登場。キャッチャーを務めたマニー・アクタ監督に対して高過ぎるとはいえしっかりしたボールを投げました。さすがに、元レンジャーズのオーナーです。
さて、ナショナルズの先発は左腕のオダリス・ペレス(Odalis Perez)。対するブレーブスの先頭打者は、ケリー・ジョンソン(Kelly Johnson)。初球はストレートをファール。結果は空振り三振。四球でランナーは出したものの、4番のマーク・テシェーラ(Mark Teixeira)を三振にとり、スコアボードの最初のフレームには0が示されました。
1回裏。クリスチャン・グズマンがティム・ハドソン(Tim Hudson)の初球をライト前へヒット。ナショナルズ・パークの初ヒット。けん制悪送球で無死3塁となり、これは1点は取らなければならないシチュエーション。ところが、2番ミレッジ、3番ジマーマンが連続三振。いやな雰囲気だな、と思ったところで、4番のニック・ジョンソン(Nick Johnson)。ライト線へ見事なタイムリーヒット。しかも、好走塁で二塁打に。さらに、続く5番オースティン・カーンズ(Austin Kearns)のライト前ヒットで、ジョンソンが必死に走ってホームイン。二塁とホームでは激しいスライディングを見せました。足のけがからの復帰という話は、これでもう完全に終わりでしょう。いやな雰囲気になるところをジョンソンが救ってくれました。ナッツ2点先制。
2回表。1死からブライアン・マッカン(Brian McCann)の放った打球はあわやナショナルズ・パーク第1号かと思われた当たりでしたが、フェンス直撃。跳ね返りをうまく処理したカーンズ、ベリヤード、グズマンの見事なリレーで余裕を持って二塁タッチアウト。助かりました。
3回表。ブッシュ大統領がESPNの放送ブースに登場。かなりカジュアルな格好です。放送ブースからキャピトル・ヒルのドームがきれいに見えると言っています。テキサスのオーナーだったころの話、2001年のヤンキースタジアムでの始球式(9.11の直後のWS)、初めての野球観戦といった思い出話に花を咲かせ、野球の若者の育成における意義なんてことまで話しています。2死からケリー・ジョンソンにヒットを打たれましたが、けん制で刺しました。いい流れです。
4回表。1死からチッパー・ジョーンズ(Chipper Jones)が左中間の深い所にホームラン。ナショナルズ・パーク第1号はナッツの選手に打ってほしかったのに残念でした。まあ、チッパーなら納得するしかないか。4回表が終わったところで、ようやく饒舌な大統領が放送ブースから去りました。このあたり、やはりアメリカにおけるベースボールの地位の高さを感じますね(ブッシュ氏個人の趣味かもしれませんが)。
しかしナッツは打てないなあ。4回裏。先頭打者のショートゴロをグズマンがトンネル…。2死2塁で1番のケリー・ジョンソンを迎えたところでセントクレア投手コーチがマウンドへ。勝負しろと確認に行ったようです。結果は、1ゴロ。ナショナルズは2回、3回、4回、5回と3者凡退が続きます。5回裏、ペレスの打順で出てきた代打ロブ・マコヴィアクも1ゴロに倒れました。ペレスは、5回を投げて、4安打1四球2奪三振の1失点で降板しました。開幕投手の候補に上った時は盛り上がらないとか言ってしまいましたが、十分に開幕にふさわしい素晴らしい投球でした。
6回表、投手はサウル・リベラ(Saul Rivera)、レフトはウィリー・ハリスに交代。デュークスが5回裏の3ゴロで1塁に走る様子が気になっていたのですが、やはり足のケガの影響で交代したようです。心配です。リベラは6、7回をきれいに6人で抑えてくれました。しかしナッツも6回、7回と3者凡退。結局、ハドソンには2回から7回までをパーフェクトに抑えられてしまいました。ハドソンはナショナルズに強いという過去のデータ通りです。打てる気がしませんでした。
8回表。ナッツの3番手は左のレイ・キング(Ray King)。右打者に四球を1つ出したものの左打者は抑えて、2死1塁でルイス・アヤラ(Luis Ayala)にスイッチ。ショートゴロでチェンジ。8回裏。ようやくハドソンではなくなりましたが、湿った打線はまたしても3者凡退。代打で出てきたフェリペ・ロペスもあっさり見逃し三振。
9回表。当然チャド・コルデロかと思われたところで、意外にもジョン・ラウチ(John Rauch)が登場。先頭のチッパー・ジョンズの鋭い当たりがラウチのグラブにすっぽり入るライナーで1死。ついてる。次のテシェーラは、あわやホームランというライトフェンス直撃の二塁打。ぞっとしました。ジェフ・フランコーアはセカンドゴロで2死。その間にランナーは三塁へ。あと1人。ところが、次のマッカンの初球。低めのストレートをなんとロデューカがパスボール・・・・・。2-2の同点。がっくりです。
9回裏。先頭のグズマンは三振。ミレッジはヘッドスライディングを見せるも3ゴロに倒れました。ここまで、1回裏2死から実に24者連続凡退。そして、舞台は突如クライマックスへ向かいます。打者はライアン・ジマーマン(Ryan Zimmerman)。アナウンサーが言っていました。ファンが、このフランチャイズ・プレーヤーに期待しているのは・・・・。カウント1-1から内角のストレートを振り抜いた打球は左中間スタンドへ入るサヨナラ・ホームラン!(映像はこちら)

いやはや、こんな劇的な幕切れが待っているとは思いもよりませんでした。ジマーマンの持つスター性とでも呼ぶべき何か不思議な力を見たようで、そら恐ろしいくらいです。ジマーマンのコメントから。
You can’t really write up a script better than that. It turned out perfect.
まさに、ナショナルズの新時代の幕開けにふさわしい、完璧な展開でした。ナッツを応援しようと思ってブログを始め、真剣に見た最初の試合が、こんな劇的な試合になって、とても興奮しています。忘れられない試合になりそうです。
What a happy, beautiful ending of the game, and start of the season for our beloved Nationals !!!
MVP: Ryan Zimmerman
2008年3月30日日曜日
月間MVP (March 2008)
独断と偏見でチームの月間MVPを選んでみます。さっそく3月分(30日の開幕戦は除く)。
Hitter of the Month: Lastings Milledge
(CF) 76AB AVE.316 14R 1HR 10RBI 6SB OBS.381 SLG.461
打率(Pete Orr .395)、本塁打(Zimmerman 4)、打点(Zimmerman, C. Guzman 12)ともチーム1位というわけではありませんでしたが、スプリングトレーニング期間を通じて好調を維持し、ヒット数、二塁打数、得点ではチーム1位。打順は当面2番ですが、主軸を打てる可能性も感じました。また、6盗塁(2盗塁死)と、足のあるところも見せました。守備範囲の広さも首脳陣の信頼を勝ち得ているようで、センターのポジションは当分心配しなくて良さそうです。公式戦に入ってもこの好調を維持できることを期待します。
Picher of the Month: Joel Hanrahan
(RP) 9G 13IP 0W 0L 0S 15K ERA0.00 WHIP0.31
この春一番の嬉しい驚きだったのが、ハンラハンの好投。先発失格の烙印を押されブルペンに回されての苦しい立場でのスタートでしたが、成績を見ても分かる恐るべき投球を見せ、25人ロースターに入ってきました。MLB.TVで見た試合では、伸びのある(フォーシーム)ストレートで、実に気持ちよく三振を取っていました。短いイニングに全力投球することで、こういう結果が生まれているようです。勝ち試合の7回あたりを任せてもいいと思いますが、シーズンでどう使われるか注目です。
Rookie of the Month: John Lannan
(SP) 5G 20.2IP 2W 0L 0S 16K ERA2.18 WHIP1.16
最後まで先発枠争いをしたラナン。いい投球を続けました。争いに勝ったマット・チコ(12K, ERA4.56, WHIP1.52)と比べると、なおさら良さが際立ちます。まずは、AAAコロンバスの開幕戦(4月3日)に投げるようです。早く上がってこないかなあ。ショーン・ヒルの回復具合に拠りますが、最短だと13日にもメジャー昇格の可能性があります(それはそれで困ったことですが)。
Personal Tribute: John Patterson
3月20日にリリースされ、その後レンジャーズとマイナー契約。復活を祈っております。
Hitter of the Month: Lastings Milledge
(CF) 76AB AVE.316 14R 1HR 10RBI 6SB OBS.381 SLG.461
打率(Pete Orr .395)、本塁打(Zimmerman 4)、打点(Zimmerman, C. Guzman 12)ともチーム1位というわけではありませんでしたが、スプリングトレーニング期間を通じて好調を維持し、ヒット数、二塁打数、得点ではチーム1位。打順は当面2番ですが、主軸を打てる可能性も感じました。また、6盗塁(2盗塁死)と、足のあるところも見せました。守備範囲の広さも首脳陣の信頼を勝ち得ているようで、センターのポジションは当分心配しなくて良さそうです。公式戦に入ってもこの好調を維持できることを期待します。
Picher of the Month: Joel Hanrahan
(RP) 9G 13IP 0W 0L 0S 15K ERA0.00 WHIP0.31
この春一番の嬉しい驚きだったのが、ハンラハンの好投。先発失格の烙印を押されブルペンに回されての苦しい立場でのスタートでしたが、成績を見ても分かる恐るべき投球を見せ、25人ロースターに入ってきました。MLB.TVで見た試合では、伸びのある(フォーシーム)ストレートで、実に気持ちよく三振を取っていました。短いイニングに全力投球することで、こういう結果が生まれているようです。勝ち試合の7回あたりを任せてもいいと思いますが、シーズンでどう使われるか注目です。
Rookie of the Month: John Lannan
(SP) 5G 20.2IP 2W 0L 0S 16K ERA2.18 WHIP1.16
最後まで先発枠争いをしたラナン。いい投球を続けました。争いに勝ったマット・チコ(12K, ERA4.56, WHIP1.52)と比べると、なおさら良さが際立ちます。まずは、AAAコロンバスの開幕戦(4月3日)に投げるようです。早く上がってこないかなあ。ショーン・ヒルの回復具合に拠りますが、最短だと13日にもメジャー昇格の可能性があります(それはそれで困ったことですが)。
Personal Tribute: John Patterson
3月20日にリリースされ、その後レンジャーズとマイナー契約。復活を祈っております。
080329 (ST) Orioles

開幕前夜。最後のオープン戦が、新球場での初試合として行われました(大学生の試合で一度使われましたが)。対戦相手は、マーケットをシェアしているライバルのボルチモア。MLB.TVで見ましたが、新球場の印象は思ったほど狭くないということですね。前のRFKに比べると狭いと言われていますが、特に両翼はかなり広い印象を受けました。パークファクターがどう評価されることになるか、注目です。中継では時々外の様子を写していましたが、レフトのはるか後方に見えるキャピトル・ヒルのドームが何度も出てきました。
さて、試合のほうは、明日に開幕を控えたナショナルズとしては会心の勝利でした。バーグマン(5回)、ギャレット・モック(2回)、マイク・オコンナー(2回)で、2安打6奪三振の完封。バーグマンは序盤制球に苦しみ4四球でしたが、球速は出ており、打たれる気配はほとんどありませんでした。モック、オコンナーは、変化球の切れが鋭く、ほとんど完璧な内容でした。ますます若手投手陣に自信を持ってしまいます。
打線のほうは、ニック・ジョンソンが2安打、カーンズが大きな当たりのレフト・オーバーのタイムリー二塁打と、このあたりは当たりが出てきたようです。心配なのは、デュークス。試合には復帰して、けがの状況も良好ということですが、4打数ノーヒット2三振、10残塁といいところがありませんでした。気持ちを切り替えて、開幕戦に挑んでください。
これで、オープン戦の日程を終了。結果は、12勝18敗2分と負け越しましたが、まあそれは置いておき、明日(というか、もうあと2時間ほどですが)、いよいよ開幕です。とはいえ、ライブでは見られないので、日中はGamedayで応援です。
さて、試合のほうは、明日に開幕を控えたナショナルズとしては会心の勝利でした。バーグマン(5回)、ギャレット・モック(2回)、マイク・オコンナー(2回)で、2安打6奪三振の完封。バーグマンは序盤制球に苦しみ4四球でしたが、球速は出ており、打たれる気配はほとんどありませんでした。モック、オコンナーは、変化球の切れが鋭く、ほとんど完璧な内容でした。ますます若手投手陣に自信を持ってしまいます。
打線のほうは、ニック・ジョンソンが2安打、カーンズが大きな当たりのレフト・オーバーのタイムリー二塁打と、このあたりは当たりが出てきたようです。心配なのは、デュークス。試合には復帰して、けがの状況も良好ということですが、4打数ノーヒット2三振、10残塁といいところがありませんでした。気持ちを切り替えて、開幕戦に挑んでください。
これで、オープン戦の日程を終了。結果は、12勝18敗2分と負け越しましたが、まあそれは置いておき、明日(というか、もうあと2時間ほどですが)、いよいよ開幕です。とはいえ、ライブでは見られないので、日中はGamedayで応援です。
開幕先発メンバー
開幕前日になって、ようやく先発メンバーがアクタ監督から発表されていました。
Cristian Guzman, SS
Lastings Milledge, CF
Ryan Zimmerman, 3B
Nick Johnson, 1B
Austin Kearns, RF
Paul Lo Duca, C
Elijah Dukes, LF
Ronnie Belliard, 2B
Odalis Perez, P
最後まで先発メンバーが明らかになっていなかった一塁手と二塁手は、それぞれジョンソンとベリヤードとなりました。ドミトリー・ヤング(Dmitri Young)とフェリペ・ロペス(Felipe Lopez)はベンチスタート。一時はトレード志願かと言われたロペスも、ひとまずプロらしく、チームの勝利に貢献したいと発言しています。潜在能力はベリヤードやグズマンよりは上だと思いますので、調子を上げてレギュラーを奪い取るくらいやってほしいと思います。
フロリダからの便りも来ています。ティム・レディングがマイナー相手の試合で6回無失点。前回の登板中に痛めて降板した背中の痛みは完全になかったようです。一安心。開幕3戦目での登板が予定されています。それから、ショーン・ヒルもマイナーの試合で3回50球を投げました。依然痛みはあるようですが、このまま調整を続け、次回は6回を目標に投げるとのことです。大丈夫かな・・・。
Cristian Guzman, SS
Lastings Milledge, CF
Ryan Zimmerman, 3B
Nick Johnson, 1B
Austin Kearns, RF
Paul Lo Duca, C
Elijah Dukes, LF
Ronnie Belliard, 2B
Odalis Perez, P
最後まで先発メンバーが明らかになっていなかった一塁手と二塁手は、それぞれジョンソンとベリヤードとなりました。ドミトリー・ヤング(Dmitri Young)とフェリペ・ロペス(Felipe Lopez)はベンチスタート。一時はトレード志願かと言われたロペスも、ひとまずプロらしく、チームの勝利に貢献したいと発言しています。潜在能力はベリヤードやグズマンよりは上だと思いますので、調子を上げてレギュラーを奪い取るくらいやってほしいと思います。
フロリダからの便りも来ています。ティム・レディングがマイナー相手の試合で6回無失点。前回の登板中に痛めて降板した背中の痛みは完全になかったようです。一安心。開幕3戦目での登板が予定されています。それから、ショーン・ヒルもマイナーの試合で3回50球を投げました。依然痛みはあるようですが、このまま調整を続け、次回は6回を目標に投げるとのことです。大丈夫かな・・・。
2008年3月29日土曜日
08 MVP POINT LEADERS
2008 Regular Seasonの勝ちゲームについて勝手にMVPを選んでしまおうという企画です。
悩んでも1試合に1人。
選ばれた選手にはW(WashingtonのW)をつけていきます。
Zimmerman: WWWWWW
Milledge: WWWW
Redding: WW
Ayala: W
Johnson: W
Lannan: WWWWWW
Lopez: WW
Nieves: W
Perez: WWWW
Guzman: WWW
Rivera: W
Flores: WWWW
Bergmann: W
Dukes: WWWWW
Harris: WWWW
Young: W
Casto: WW
Belliard: WW
Balester: W
Shell: W
Bonifacio: W
Hanrahan: WW
Boone: W
Langerhans: W
A.Gonzalez: W
悩んでも1試合に1人。
選ばれた選手にはW(WashingtonのW)をつけていきます。
Zimmerman: WWWWWW
Milledge: WWWW
Redding: WW
Ayala: W
Johnson: W
Lannan: WWWWWW
Lopez: WW
Nieves: W
Perez: WWWW
Guzman: WWW
Rivera: W
Flores: WWWW
Bergmann: W
Dukes: WWWWW
Harris: WWWW
Young: W
Casto: WW
Belliard: WW
Balester: W
Shell: W
Bonifacio: W
Hanrahan: WW
Boone: W
Langerhans: W
A.Gonzalez: W
2008年3月28日金曜日
SI:Baseball Preview(ジマーマンが表紙に!)
毎年恒例のSports Illustratedのシーズン・レビュー号が出ました。05年ドラフトの選手たちの特集が組まれており、ライアン・ブラウン(Ryan Braun)、ジャスティン・アプトン(Justin Upton)、トロイ・トロウィツスキー(Troy Tulowitzki)、ジャコビー・エルスベリー(Jacoby Ellsbury)、クレイ・バックホルツ(Clay Buchholz)とともに、我らがジマーマン(右端)が表紙を飾っています。記事での扱いはトロウィツスキーの脇役ですが、表紙は素直にうれしい。

チーム・レビューは、ミレッジとデュークスの話題が中心。成績予想は73勝89敗でNL東地区4位、しかも最下位のマーリンズとのゲーム差わずか1・・・。客観的な評価としてはそんなものなのかなあ。でもこれって、07年の成績と全く同じです。ジョンソンの復帰やトレードの成果を考えると、戦力的にグレードアップしたことは間違いないと思うのですが・・・。昨シーズンは戦力以上の成績を残したということでしょうか。やっぱり納得いかなーい。

チーム・レビューは、ミレッジとデュークスの話題が中心。成績予想は73勝89敗でNL東地区4位、しかも最下位のマーリンズとのゲーム差わずか1・・・。客観的な評価としてはそんなものなのかなあ。でもこれって、07年の成績と全く同じです。ジョンソンの復帰やトレードの成果を考えると、戦力的にグレードアップしたことは間違いないと思うのですが・・・。昨シーズンは戦力以上の成績を残したということでしょうか。やっぱり納得いかなーい。
080327 (ST) Orioles
フロリダで行われたグレープフルーツ・リーグでの最後の試合。試合後、ナショナルズの大部分の選手はワシントンに移動しました。
AAA開幕が決定したジョン・ラナン(John Lannan)が、また好投。降格を決断した首脳陣はうなっていることでしょう。6回を投げて、3安打1四球5奪三振で1失点。スプリングトレーニングの防御率を2.18に下げました。惜しい。惜し過ぎる。もちろんヒルの復帰は期待していますが、ラナンにもなんとかチャンスを与えたいものです。ハンラハン(13回を投げて、被安打わずか2本、15奪三振、もちろん無失点でスプリングトレーニングを終えました)、キング(昨日の乱調はなんだったんでしょうか)、ラウチが計3回をパーフェクトと、ブルペンは文句の付けようのない仕上がりです。
打線は、依然湿りがち。チーム6安打のうちの1本は、やはり好調ながらAAAスタートのピ-ト・オーア(Pete Orr)が代打で打ちました。これで、なんと打率が4割を超えてしまいました。こちらも惜しいです。試合には、ロペスのソロホームランとフローレスのタイムリーで2点をとって、勝ちました。最後の試合を勝利で締めくくって、気分良く北上です。
AAA開幕が決定したジョン・ラナン(John Lannan)が、また好投。降格を決断した首脳陣はうなっていることでしょう。6回を投げて、3安打1四球5奪三振で1失点。スプリングトレーニングの防御率を2.18に下げました。惜しい。惜し過ぎる。もちろんヒルの復帰は期待していますが、ラナンにもなんとかチャンスを与えたいものです。ハンラハン(13回を投げて、被安打わずか2本、15奪三振、もちろん無失点でスプリングトレーニングを終えました)、キング(昨日の乱調はなんだったんでしょうか)、ラウチが計3回をパーフェクトと、ブルペンは文句の付けようのない仕上がりです。
打線は、依然湿りがち。チーム6安打のうちの1本は、やはり好調ながらAAAスタートのピ-ト・オーア(Pete Orr)が代打で打ちました。これで、なんと打率が4割を超えてしまいました。こちらも惜しいです。試合には、ロペスのソロホームランとフローレスのタイムリーで2点をとって、勝ちました。最後の試合を勝利で締めくくって、気分良く北上です。
2008年3月27日木曜日
BA:アーロン・フィット記者へのインタビュー
ナッツのマイナー組織を追っているHP(Nationals Farm Authority)に、BAのアーロン・フィット記者へのインタビュー記事が載っていたので、概要を紹介します(可能な限り原文に沿っていますが、全訳ではありません)。言うまでもなく、コアなファン以外は、読み飛ばされることを推奨します。
**********
Q: BAのランキングでは、ナッツのマイナー組織の評価は、07年の30位から08年の9位に急浮上したが、その主な理由は?この高評価は今後も安定するか、それともすぐに下がると見ているか?
アーロン・フィット記者(AF): 端的には、昨年多くの才能豊かな選手を獲得したことが理由だ。その多くは、07年のドラフトで指名した選手。ナショナルズは全球団の中で最もいい指名をしたと我々は評価している。最初の2巡で5つの指名権を持っていたが、潜在能力が高くかつ早く昇格する見込みのある選手を指名した。Ross Detwiler、Josh Smoker、Michael Burgess、Jordan Zimmermann、Jake Smolinskiを指名した素晴らしいドラフトだった。下位指名でも積極的で、6巡目で指名したJack McGearyに巨額を投じた。彼は、1巡目以外で契約に合意するは思われていなかったが、ナッツはいろいろと独創的な工夫をこらし、契約への道を開いた。また、過去1年半の間に行ったトレードもマイナーの層を厚くすることとなった。来年は、さらにランクが上昇するのではないかと思う。AやAAにいる選手達がメジャーに近付き、潜在能力の高いプロスペクトからトップ・プロスペクトへと成長するだろう。特に、Jordan Zimmermannは、今シーズン大きく成長すると期待している。
Q: マイナーの再建に向けた努力を引っ張っているのは誰か?Jim Bowden(GM)か、Mike Rizzo(GM補佐兼Baseball Operations担当副社長)か、Bob Boone(GM補佐兼Player Development担当副社長)か、Dana Brown(スカウト部長)か?
AF: チーム全体の努力だろう。Lerner(オーナー)、Stan Kasten(球団社長)、Bowden(GM)といったフロントが、新球場に移転にするからといって短期的な満足を得るために長期的な展望を犠牲にすることはせず、選手育成を通じて良質なマイナー組織を作り上げることに強くコミットしてきた。こうしたコミットメントは珍しいが決定的に重要である。Livan Hernandez、Mike Stanton、Marlon Andersonといったベテランと、Garrett Mock、Jhonny Nunez、Shairon Martisといった良質なプロスペクトが共に仕事をする機会を持せたことは評価されるべきだ。また、RizzoやBrownに良い仕事をさせたことも評価に値する。Brownは素晴らしかった07年ドラフトの中心となった。Rizzoもこれに大きく関わっていた。全員が一緒になって非常に良い仕事をした。
Q: ナッツのマイナー組織の強い部分はどこか?逆に改善すべき点は?
AF: Glenn Gibsonのトレード(レイズからElijah Dukesを獲得)前には、ナショナルズよりも良質の左投手陣を持つチームは考えられなかった。現在でも、Ross Detwiler、Josh Smoker、Jack McGeary、John Lannanというのは、極めて優良な顔ぶれであり、Cory Van Allenも面白いと思う。右投手にも、Collin Balester、Jordan Zimmermann、Garret Mock、Brad Peacock、Jhonny Nunez、Hassan Pena、Adam Carr、Martin Beno、Zech Zinicolaなど潜在能力の高いパワー・ピッチャーが多く、非常に層が厚い。強いインパクトを与える潜在能力のある打者が何人かいる。例えば、Chris Marrero (メジャーで.280-30-100打てる打者になることはほぼ間違いないし、それ以上の選手になる可能性もある)、Michael Burges、Justin Maxwell、Jake Smolinski。しかし、他の多くの野手はややリスクが高い。Stephen Englund、Stephen King、Ian Desmond、Derek Norrisといった選手は、才能豊かだが、それぞれ大きな欠点がある。内野手の層は薄い。
Q: 07年ドラフトでMichael Burgessの指名が遅かった理由は何か?契約後、プレーした全てのレベルで打てることを示しているが、何が彼の長所か?改善する必要がある点は?
AF: 高校最後の年に大きく成績を落としたため。1年前にChris Marreroを1巡目の中盤で指名することができたのとちょうど同じ。いろいろと口を出す人が周囲には多すぎたこともある。ドラフト後はプロのコーチの言うことだけを聞くようになって良い方向に向かった。比較的小さな身体だが、パワーが詰まっており、メジャーでも有数のホームラン打者になる可能性がある。バットコントロールについてはもう少し改善する必要があり、また体重には気を付けなければならない。球団関係者と話した感じでは、Burgessはまず間違いなく一塁手となるだろう。それは彼の価値を大きく下げることにはなるが。
Q: Jack McGearyが結んだ契約についてどう思う?ナッツ(あるいは他球団)が、将来、似たようなことをする可能性はあると思うか?
AF: 独創性という点でナショナルズを評価したい。スタンフォード大での時間はMcGearyのプロ生活の初期段階での成長を遅らせるかもしれないが、その後を考えると価値があると思う。いずれメジャーでAndy Pettitteのような投手になる可能性を秘めている。高卒新人としては非常に洗練されており、他の選手と比べて成功する確率は高いだろう。
Q: 08年のドラフトの注目選手は?もし、ナッツの責任者として指名する立場にいれば、全体9位でどんな選手を指名するか?高校生と大学生を同じように評価するか?
AF: 大学生はファーストとサードに人材が豊富だ(Justin Smoak, Pedro Alvarez, Yonder Alonso, Allan Dykstra, Conor Gillaspie, Brett Wallace, James Darnell)。また、(欠点はあるにせよ)良い投手もいる(Brian Matusz, Aaron Crow, Shooter Huntといったトップクラスの選手を取れなかくても、Brett Hunter, Ryan Perry, Tanner Scheppers, Luke Burnett, Cody Satterwhite, Lance Lynn, Christian Friedrich, Tyson Ross, Jacob Thompsonがいる)。大学生のセカンド、ショート、外野手は薄い。高校生は、投手に良い選手がいるようだ。ナショナルズについて言えば、全体9位でキャッチャーを獲るのではないか。事前のランキングでは、Kyle SkipworthとAdrian Nietoという2人の高校生候補がいる(また、大学生にも、フロリダ州立大のBuster Poseyという完全な候補がいる)。キャッチャーはナショナルズの層が薄い1つのポジションであり、これらの選手は今度のドラフトにおける選択肢として有力。 しかし、ナショナルズは、大学生であれ高校生であれ、その指名の時点で最も良い選手を指名するのに長けていることは証明済みなので、今年も同じように指名していくと思う。
Q: Chris Marreroはこれまでのところ潜在能力を示しているが、サードからレフトへ、そしてファーストへとコンバートされてきた。一塁手として平均以上の選手となるにはどんな攻撃力が必要となるか。彼の守備力をどう見る?
AF: 30本打てる打者になる必要があるが、きっとなると思う。打力は間違いない。しかも単にパワーだけではない。成熟したアプローチは、彼の年齢からはちょっと信じられないものだ。守備については向上しつつあり、ファーストとしては十分な選手になるだろう。
Q: 他の06年ドラフトで入団した高卒選手(Colton Willems、Stephen Englund、Stephen King)の将来をどう見ている?
AF: 彼らはハイリスク・ハイリターンだ。その中では、Willemsが一番いいと思う。彼のストレートのコントロールは期待を持たせてくれる。その他の球種のコントロールは今ひとつだが。Englundの潜在能力は、Kingより上だと思うが、Kingのほうが攻撃力のある二塁手として能力を開花させる可能性が高いように思う。
Q: ナッツの海外スカウティングはどうだろうか?Esmailyn Gonzalezとの契約に懸命になった後、表向き、海外選手のスカウトに向けた努力があまり見られない。何か進捗はあるか?ナッツのファンは何か期待できるか?
AF: ドミニカ共和国の超一流とは言わないまでもいい選手との契約を続けている。しかし、16歳に200万ドルを与えるのはリスクが大きく、いい投資だとは思わない。また、ベネズエラでも進捗があり、昨年4人のまずまずのプロスペクトと契約した。北京オリンピックまで18日間に渡るスカウトを派遣を行い、太平洋地域にも手を伸ばそうとしている。
Q: 高い期待を集めつつなかなか伸びきれないIan Desmondだが、少し芽が出てきたようにも見える。現時点で、彼はどこまで伸びると見ている?
AF: メジャーの平均ぐらいのショートになると思う。スターになるとは見ていない。だが、平均でも十分だ。
Q: 08年にブレイクする投手と野手を1人ずつ挙げるとすれば?昨年のJohn Lannanのようにファームを一気に駆け上がることになる選手がいるとすれば誰か?
AF: 投手はHassan Pena、野手ならEdgardo Baez。今年のLannanと言われると、Jeff Mandel。
Q: ブレーブスがリッチモンドから移転していったことで、ナッツがリッチモンドにマイナー球団を置く可能性はあるか?AAAというのはありそうもないが、AAかAならどうか?
AF: ワシントンに近いことを考えるといいフィットだと思うし、リッチモンドが近い将来新たなマイナー球団を誘致しようとすることは間違いないだろう。
**********
Q: BAのランキングでは、ナッツのマイナー組織の評価は、07年の30位から08年の9位に急浮上したが、その主な理由は?この高評価は今後も安定するか、それともすぐに下がると見ているか?
アーロン・フィット記者(AF): 端的には、昨年多くの才能豊かな選手を獲得したことが理由だ。その多くは、07年のドラフトで指名した選手。ナショナルズは全球団の中で最もいい指名をしたと我々は評価している。最初の2巡で5つの指名権を持っていたが、潜在能力が高くかつ早く昇格する見込みのある選手を指名した。Ross Detwiler、Josh Smoker、Michael Burgess、Jordan Zimmermann、Jake Smolinskiを指名した素晴らしいドラフトだった。下位指名でも積極的で、6巡目で指名したJack McGearyに巨額を投じた。彼は、1巡目以外で契約に合意するは思われていなかったが、ナッツはいろいろと独創的な工夫をこらし、契約への道を開いた。また、過去1年半の間に行ったトレードもマイナーの層を厚くすることとなった。来年は、さらにランクが上昇するのではないかと思う。AやAAにいる選手達がメジャーに近付き、潜在能力の高いプロスペクトからトップ・プロスペクトへと成長するだろう。特に、Jordan Zimmermannは、今シーズン大きく成長すると期待している。
Q: マイナーの再建に向けた努力を引っ張っているのは誰か?Jim Bowden(GM)か、Mike Rizzo(GM補佐兼Baseball Operations担当副社長)か、Bob Boone(GM補佐兼Player Development担当副社長)か、Dana Brown(スカウト部長)か?
AF: チーム全体の努力だろう。Lerner(オーナー)、Stan Kasten(球団社長)、Bowden(GM)といったフロントが、新球場に移転にするからといって短期的な満足を得るために長期的な展望を犠牲にすることはせず、選手育成を通じて良質なマイナー組織を作り上げることに強くコミットしてきた。こうしたコミットメントは珍しいが決定的に重要である。Livan Hernandez、Mike Stanton、Marlon Andersonといったベテランと、Garrett Mock、Jhonny Nunez、Shairon Martisといった良質なプロスペクトが共に仕事をする機会を持せたことは評価されるべきだ。また、RizzoやBrownに良い仕事をさせたことも評価に値する。Brownは素晴らしかった07年ドラフトの中心となった。Rizzoもこれに大きく関わっていた。全員が一緒になって非常に良い仕事をした。
Q: ナッツのマイナー組織の強い部分はどこか?逆に改善すべき点は?
AF: Glenn Gibsonのトレード(レイズからElijah Dukesを獲得)前には、ナショナルズよりも良質の左投手陣を持つチームは考えられなかった。現在でも、Ross Detwiler、Josh Smoker、Jack McGeary、John Lannanというのは、極めて優良な顔ぶれであり、Cory Van Allenも面白いと思う。右投手にも、Collin Balester、Jordan Zimmermann、Garret Mock、Brad Peacock、Jhonny Nunez、Hassan Pena、Adam Carr、Martin Beno、Zech Zinicolaなど潜在能力の高いパワー・ピッチャーが多く、非常に層が厚い。強いインパクトを与える潜在能力のある打者が何人かいる。例えば、Chris Marrero (メジャーで.280-30-100打てる打者になることはほぼ間違いないし、それ以上の選手になる可能性もある)、Michael Burges、Justin Maxwell、Jake Smolinski。しかし、他の多くの野手はややリスクが高い。Stephen Englund、Stephen King、Ian Desmond、Derek Norrisといった選手は、才能豊かだが、それぞれ大きな欠点がある。内野手の層は薄い。
Q: 07年ドラフトでMichael Burgessの指名が遅かった理由は何か?契約後、プレーした全てのレベルで打てることを示しているが、何が彼の長所か?改善する必要がある点は?
AF: 高校最後の年に大きく成績を落としたため。1年前にChris Marreroを1巡目の中盤で指名することができたのとちょうど同じ。いろいろと口を出す人が周囲には多すぎたこともある。ドラフト後はプロのコーチの言うことだけを聞くようになって良い方向に向かった。比較的小さな身体だが、パワーが詰まっており、メジャーでも有数のホームラン打者になる可能性がある。バットコントロールについてはもう少し改善する必要があり、また体重には気を付けなければならない。球団関係者と話した感じでは、Burgessはまず間違いなく一塁手となるだろう。それは彼の価値を大きく下げることにはなるが。
Q: Jack McGearyが結んだ契約についてどう思う?ナッツ(あるいは他球団)が、将来、似たようなことをする可能性はあると思うか?
AF: 独創性という点でナショナルズを評価したい。スタンフォード大での時間はMcGearyのプロ生活の初期段階での成長を遅らせるかもしれないが、その後を考えると価値があると思う。いずれメジャーでAndy Pettitteのような投手になる可能性を秘めている。高卒新人としては非常に洗練されており、他の選手と比べて成功する確率は高いだろう。
Q: 08年のドラフトの注目選手は?もし、ナッツの責任者として指名する立場にいれば、全体9位でどんな選手を指名するか?高校生と大学生を同じように評価するか?
AF: 大学生はファーストとサードに人材が豊富だ(Justin Smoak, Pedro Alvarez, Yonder Alonso, Allan Dykstra, Conor Gillaspie, Brett Wallace, James Darnell)。また、(欠点はあるにせよ)良い投手もいる(Brian Matusz, Aaron Crow, Shooter Huntといったトップクラスの選手を取れなかくても、Brett Hunter, Ryan Perry, Tanner Scheppers, Luke Burnett, Cody Satterwhite, Lance Lynn, Christian Friedrich, Tyson Ross, Jacob Thompsonがいる)。大学生のセカンド、ショート、外野手は薄い。高校生は、投手に良い選手がいるようだ。ナショナルズについて言えば、全体9位でキャッチャーを獲るのではないか。事前のランキングでは、Kyle SkipworthとAdrian Nietoという2人の高校生候補がいる(また、大学生にも、フロリダ州立大のBuster Poseyという完全な候補がいる)。キャッチャーはナショナルズの層が薄い1つのポジションであり、これらの選手は今度のドラフトにおける選択肢として有力。 しかし、ナショナルズは、大学生であれ高校生であれ、その指名の時点で最も良い選手を指名するのに長けていることは証明済みなので、今年も同じように指名していくと思う。
Q: Chris Marreroはこれまでのところ潜在能力を示しているが、サードからレフトへ、そしてファーストへとコンバートされてきた。一塁手として平均以上の選手となるにはどんな攻撃力が必要となるか。彼の守備力をどう見る?
AF: 30本打てる打者になる必要があるが、きっとなると思う。打力は間違いない。しかも単にパワーだけではない。成熟したアプローチは、彼の年齢からはちょっと信じられないものだ。守備については向上しつつあり、ファーストとしては十分な選手になるだろう。
Q: 他の06年ドラフトで入団した高卒選手(Colton Willems、Stephen Englund、Stephen King)の将来をどう見ている?
AF: 彼らはハイリスク・ハイリターンだ。その中では、Willemsが一番いいと思う。彼のストレートのコントロールは期待を持たせてくれる。その他の球種のコントロールは今ひとつだが。Englundの潜在能力は、Kingより上だと思うが、Kingのほうが攻撃力のある二塁手として能力を開花させる可能性が高いように思う。
Q: ナッツの海外スカウティングはどうだろうか?Esmailyn Gonzalezとの契約に懸命になった後、表向き、海外選手のスカウトに向けた努力があまり見られない。何か進捗はあるか?ナッツのファンは何か期待できるか?
AF: ドミニカ共和国の超一流とは言わないまでもいい選手との契約を続けている。しかし、16歳に200万ドルを与えるのはリスクが大きく、いい投資だとは思わない。また、ベネズエラでも進捗があり、昨年4人のまずまずのプロスペクトと契約した。北京オリンピックまで18日間に渡るスカウトを派遣を行い、太平洋地域にも手を伸ばそうとしている。
Q: 高い期待を集めつつなかなか伸びきれないIan Desmondだが、少し芽が出てきたようにも見える。現時点で、彼はどこまで伸びると見ている?
AF: メジャーの平均ぐらいのショートになると思う。スターになるとは見ていない。だが、平均でも十分だ。
Q: 08年にブレイクする投手と野手を1人ずつ挙げるとすれば?昨年のJohn Lannanのようにファームを一気に駆け上がることになる選手がいるとすれば誰か?
AF: 投手はHassan Pena、野手ならEdgardo Baez。今年のLannanと言われると、Jeff Mandel。
Q: ブレーブスがリッチモンドから移転していったことで、ナッツがリッチモンドにマイナー球団を置く可能性はあるか?AAAというのはありそうもないが、AAかAならどうか?
AF: ワシントンに近いことを考えるといいフィットだと思うし、リッチモンドが近い将来新たなマイナー球団を誘致しようとすることは間違いないだろう。
25 Men Roster (08 Opening)
開幕ロースターが発表されました。サプライズは特にありません。
【Catcher】
Paul Lo Duca
Jesus Flores
【Infielder】
Nick Johnson
Dmitri Young
Ronnie Belliard
Cristian Guzman
Felipe Lopez
Ryan Zimmerman
Aaron Boone
【Outfielder】
Elijah Dukes
Lastings Milledge
Austin Kearns
Willie Harris
Rob Mackowiak
【Rotation】
Odalis Perez
Matt Chico
Jason Bergmann
Tim Redding
【Bullpen】
Chad Cordero
Jon Rauch
Luis Ayala
Jesus Colome
Saul Rivera
Joel Hanrahan
Ray King
【DL】
Johnny Estrada
Shawn Hill
Wily Mo Pena
最後に行われたロースターの動きは以下のとおり。(成績は、3月26日終了時点)
・Johnny Estrada→DL
希望的観測では2週間くらいでエストラーダが復帰し、フローレスはAAハリスバーグに行くようです。予断は許しませんが。ロデューカも故障後だけに、開幕当初はフローレスが先発マスクの試合もあるでしょう。
・John Lannan、Chris Schroder→AAA
残りオプションとの関係で致し方ない降格。シュローダー(11回、防御率4.09、13奪三振)は最後にちょっと打たれていましたが、ラナン(14回2/3、防御率2.45、11奪三振)は本当に惜しい。最終的には、ラナンはマット・チコとの競争に敗れた形になりますが、スプリングトレーニングの成績では上回りました。13日にショーン・ヒルが復帰できない場合の第一候補がラナンであることは暗黙の了解です。
・Ryan Langerhans、Pete Orr→AAA
野手の選択も予想されたところ。ランガーハンス(39打席、打率.226)は守備固めとしては期待できますが、13三振を喫するなど打力のなさは否めません。惜しいのはオーア(39打席、打率.389)。好調を維持し、マイナー契約の招待選手の中ではただ1人最終カットまで残っていました。契約の関係上内野手はほぼ固まっていましたので、仕方がないところで不運でした。逆にいえば、オーアを落とせるほど、ナッツの内野陣はスプリングトレーニングを順調に仕上げることができたということです。
【Catcher】
Paul Lo Duca
Jesus Flores
【Infielder】
Nick Johnson
Dmitri Young
Ronnie Belliard
Cristian Guzman
Felipe Lopez
Ryan Zimmerman
Aaron Boone
【Outfielder】
Elijah Dukes
Lastings Milledge
Austin Kearns
Willie Harris
Rob Mackowiak
【Rotation】
Odalis Perez
Matt Chico
Jason Bergmann
Tim Redding
【Bullpen】
Chad Cordero
Jon Rauch
Luis Ayala
Jesus Colome
Saul Rivera
Joel Hanrahan
Ray King
【DL】
Johnny Estrada
Shawn Hill
Wily Mo Pena
最後に行われたロースターの動きは以下のとおり。(成績は、3月26日終了時点)
・Johnny Estrada→DL
希望的観測では2週間くらいでエストラーダが復帰し、フローレスはAAハリスバーグに行くようです。予断は許しませんが。ロデューカも故障後だけに、開幕当初はフローレスが先発マスクの試合もあるでしょう。
・John Lannan、Chris Schroder→AAA
残りオプションとの関係で致し方ない降格。シュローダー(11回、防御率4.09、13奪三振)は最後にちょっと打たれていましたが、ラナン(14回2/3、防御率2.45、11奪三振)は本当に惜しい。最終的には、ラナンはマット・チコとの競争に敗れた形になりますが、スプリングトレーニングの成績では上回りました。13日にショーン・ヒルが復帰できない場合の第一候補がラナンであることは暗黙の了解です。
・Ryan Langerhans、Pete Orr→AAA
野手の選択も予想されたところ。ランガーハンス(39打席、打率.226)は守備固めとしては期待できますが、13三振を喫するなど打力のなさは否めません。惜しいのはオーア(39打席、打率.389)。好調を維持し、マイナー契約の招待選手の中ではただ1人最終カットまで残っていました。契約の関係上内野手はほぼ固まっていましたので、仕方がないところで不運でした。逆にいえば、オーアを落とせるほど、ナッツの内野陣はスプリングトレーニングを順調に仕上げることができたということです。
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