2009年4月16日木曜日

4/16 W8-2 Phillies (ようやく初日が出ました)

 両先発ともスライド登板。マッチアップはShairon MartisにJoe Blanton。今のナショナルズ打線ならBlantonからきっと5点くらいは取れるはず。Martisがんばっておくれ!! Guzmanはまだお休みで、ショートはGonzalezが先発。打順では2番にNick Johnsonが起用されました。出塁率が高いので、いい打順ではないかと思います。

Nationals
Hernandez-- 2B
Johnson-- 1B
Zimmerman -- 3B
Dunn-- LF
Dukes-- CF
Kearns -- RF
Flores -- C
Gonzalez -- SS
Martis -- RHP

[試合後コメント](録画で全イニング見ました。)
Nationals 8-2 Phillies Season 1-7 (St. W1)
Pitching: Martis(W1-0), Hinckley(H1), Beimel(H1), Hanrahan
Hitting: Johnson(3/4 BB R), Zimmerman(2/4 BB R RBI K), Hernandez(2/4 BB R RBI)
HR: Dunn(3), Willingham(1), Dukes(2), Gonzalez(1)

 開幕から10日。ようやくのことで、今季の初日が出ました。

 初回にAdam Dunnの3ランで先制。先発のShairon Martisがクオリティスタートを記録すれば、ブルペンも完璧な仕事。終盤に打線が爆発して突き放すという理想的な展開でした。先発投手がしっかりすれば、こういう戦いができるわけです。

 メジャー通算1勝の22歳には荷が重いことが明らかなプレッシャーのかかる登板でしたが、初回に3点を先制してもらってから、完璧な内容とは言えないまでもしっかりと試合を作り、7回1死、リードを保ったまま降板。86球を投げ、5安打、2四球、2奪三振。90マイル台前半のストレートとチェンジアップを低めに集め、凡打の山を築いていきました。リードをもらっても過度に慎重な守りの投球になることなく、ストライク先行のいわゆる攻めの投球ができていた(対戦打者26人中19人に初球ストライク)ことが好投の大きな要因でしょう。4回、5回にそれぞれ1点を失いましたが、崩れずに3番のChase Utleyから始まった6回を無失点に抑えたところが偉い。7回に1死を取り左打者の代打を迎えたところで、ファンからスタンディングオベーションを受けながら、マウンドを降りました。8試合目にして、チーム先発陣、初めてのクオリティスタート。ここまで打っても打っても打っても勝てなかったのは先発投手が試合を作れなかったため。このMartisの好投こそがチームを初勝利に導いたと思います。

 これまでも好調だった打線は今日もよく打ちました。初回、今日2番に入ったNick JohnsonRyan Zimmermanの連打と相手エラーで1死2,3塁からDunnがライトに特大の4号3ラン。その後は静かになってしまいましたが、7回に代打で出てきたJosh Willinghamが、リードを2点に広げる貴重なソロ本塁打。Willinghamにとっては、これが今季初安打。よかったね。8回には、3ボールから強振したElijah Dukesのソロ本塁打などで、さらに4点を追加して試合を決めました。昇格したての今季初打席となったRoger Bernadinaが四球で出て、盗塁を決め、Anderson Hernandezのタイムリーで生還という形で追加点を奪ったのも、いい感じ。 それにしても2番Johnsonは当たりました。5打席で4度出塁。このまま使ってほしい。

 ブルペン、守備も今日は完璧。7回表1死ランナーなしでマウンドを受け継いだMike Hinckley、8回のJoe Beimel、9回のJoel Hanrahanが打者8人をパーフェクト。エラーも、エラーが記録されないお粗末なプレーもなく、素晴らしい試合でした。

MVP: Shairon Martis

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