2009年4月28日火曜日

4/27 L11-13 @PHI (5本塁打。それでも足りない)

Nationals 11-13 at PHI Season 4-14 (St. L1)
Pitching: Martis, Tavarez(BS1), Hinckley, Wells, Mock, Hanrahan(BS3, L0-1)
Hitting: Dunn(3/4 BB 2R 2RBI), Hernandez(3/5 BB 2R), Zimmerman(2/4 2BB 3R 3RBI), Dukes(1/3 2BB R 2RBI)
HR: Zimmerman 2(3,4), Dukes(3), Johnson(2), Dunn(5)

 両軍ともに、守備のミスあり、好守あり、ブループヒットあり、フェンスぎりぎりで捕られた打球あり、捕られなかった打球あり。試合の「流れ」は両軍の間を行ったり来たり(6回表裏の攻防だけでも何度も行ったりきたりしました)。どちらに転んでも不思議のない、壮絶なノーガードの打ち合いでした。

 3回表、先頭のNick Johnsonが歩いた後、Ryan Zimmermanが4-2と勝ち越す3号2ランをセンターのバックスクリーンへ。
 

 




 1死後、Elijah Dukesが左中間の一番深いところのスタンドへ打ち込む特大の1発。これで5-2。



 



 5回表、先頭のZimmermanが2本目となるソロホームランをレフトスタンドへ。特大で450フィートは飛んだといわれています。これで、6-2。



 



 同点で迎えた8回表、四球のAnderson Hernandezを置いてJohnsonが弾丸ライナーをライトスタンド中段へぶち込み2点を勝ち越し。9-7。




 


 さらに続くZimmermanが四球を選ぶと、Dunnが「とどめ」と思われた2ランをライトスタンドに運び、11-7。





 
 2~5番打者で計5本塁打9打点(ホームラン以外は、2死満塁からDukesが押し出し四球を選んだもの)。完全に打線は機能しています。しかし、これだけ打っても勝てません。

 投手陣が2本の満塁弾の前に轟沈。

 1本目は、Shairon Martisが6-2とリードしてもらった5回裏のRyan Howardがドーンと1発。勝利投手の権利を目前にした1死満塁。インサイドをうまく攻めてカウント2-1と追い込みながらやはり内角低目を狙った勝負球がやや真ん中よりに入ってしまいました。それでも低めにコントロールしていたので、そこまでMartisを責める気にはなれません。Howardのほうが上手でした。

 2本目はまさに悲劇。8回表に4点を勝ち越したときは勝ったと思いました。しかし、8回裏に登板したMockがピリッとせず、2点を取られて2点差に迫られ、なお2死1塁(それでも2死までは漕ぎつけていた・・・)。ここで、アクタ監督が我慢できず、「クローザー」(どうやらこの試合後、この称号ははく奪されたようです)のJoel Hanrahanを投入。しかし、これが完全な裏目。Ryan Howardは仕方ないとしても、Jayson Werthにまで四球を与えて満塁とし、Raul Ibanezにストライクを取りに行った初球のあまーいストレートを狙われ、ライトのポール際に・・・・。




 この回一挙6失点。

 Gameday更新は激しく遅かったためファンフォーラムのコメント欄で試合展開はフォローしていたのですが、もう大変な騒ぎになっていました。中には、Hanrahanを「AAAでは生ぬるいのでAAに送れ」とか「(いまや太陽系惑星でさえなくなった)冥王星に飛ばしてしまえ」というコメントさえ現れる始末・・・。「何もなかったフリをしよう。何もなかったフリをして明日また集まろう」というコメントで締めくくられましたが、本当にファンは怒っています。

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