形式上今季で契約が切れたDavey Johnson監督の再任が発表されました。今季後半から指揮をとって40勝43敗とまずまずの結果だったこともあり、再任は規定路線と言われていました。私としては、やたら厳しい場面でデビューさせた若手の起用方法に疑問なしとしませんが、決まった以上は応援します。
会見では、来季の目標として「ディビジョン優勝、リーグ優勝」と言っていました。ん?「ワールドシリーズ制覇」じゃないの?
2011年10月31日月曜日
10/29 AFL Solis4回自責点0
5度目の先発となったSolis。毎回ランナーを出しながらなんとか1失点(自責点0)という投球。やっぱり、もう一息感が残ります。打たれすぎで投球フォームの改造となったLehmanが、しばらくぶりの登板で無失点。よしよし。
4番捕手で出場のNorrisがまた2安打に1盗塁を決めています。ただ、守備ではパスボールで失点してしまいました。
Norris 2/5 R K .356 SB(3)
Solis 4.0IP 0ER(1R) 5H 2BB 5K 5.21
Lehman 1.0IP 0ER 2K 10.
Martin 1.0IP 1ER H 2.57
4番捕手で出場のNorrisがまた2安打に1盗塁を決めています。ただ、守備ではパスボールで失点してしまいました。
Norris 2/5 R K .356 SB(3)
Solis 4.0IP 0ER(1R) 5H 2BB 5K 5.21
Lehman 1.0IP 0ER 2K 10.
Martin 1.0IP 1ER H 2.57
2011年10月30日日曜日
10/28 AFL Harper 3試合連続弾
ミラクルなシーズンを演じてきたカージナルスがワールドシリーズ・チャンピオンとなり、今年のMLBがとうとう幕を下ろしました。地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズとも併せて好ゲームが多かったという印象です。かなりの試合を観戦したのに、伝説となりそうなワールドシリーズ第6戦を見逃したのが痛恨です(涙)。
さてAFL。5番レフトで出場のHarperが8回の第5打席でセンターへ3試合連続となる4号2ラン。ヒットはその1本だけで打率は少し落ちましたが、いやはや。Norrisも2度出塁。Waltersも2点タイムリー二塁打に犠飛で3打点と活躍。いい日でした。
Harper 1/4 HR(4) BB 2R 2RBI 2K .259
Norris 1/4 BB R 3K .350
Walters 1/3 double SF 3RBI .174
さてAFL。5番レフトで出場のHarperが8回の第5打席でセンターへ3試合連続となる4号2ラン。ヒットはその1本だけで打率は少し落ちましたが、いやはや。Norrisも2度出塁。Waltersも2点タイムリー二塁打に犠飛で3打点と活躍。いい日でした。
Harper 1/4 HR(4) BB 2R 2RBI 2K .259
Norris 1/4 BB R 3K .350
Walters 1/3 double SF 3RBI .174
2011年10月28日金曜日
10/27 AFL Harper 逆転サヨナラ3ラン
Haperが2試合連続となる3号3ラン。しかも、2点を追う9回裏の逆転サヨナラ弾。調子が出てきました。打点14はリーグ5位タイです。一方、前回先発で1回持たなかったPurkeがブルペンから登板。2死走者なしから4連打で3失点。アウトに取ったのも鋭い打球だったり、ワイルドピッチもあったりで、厳しい登板が続きます・・・。
Harper 2/5 HR(3) R 4RBI K .260
Purke 1.0IP 3ER 4H 29.70
Harper 2/5 HR(3) R 4RBI K .260
Purke 1.0IP 3ER 4H 29.70
2011年10月27日木曜日
10/26 AFL Harper2号3ラン、Norrisも好調
昨日は雨で中止。今日は3人の野手が出場しました。6番レフトで出場のHarperが4回に右中間へ2号3ラン。犠飛もあって4打点。5番捕手で出場のNorrisがシングル2本と四球と絶好調。.361/.457/.583となり、OPSはついにリーグ10位に入りました。Norrisの守備は、盗塁を1つ刺しましたが、2つ許し、しかもいずれも悪送球で3塁へ進まれてしまいました。またパスボールも1つ記録と、なんだか忙しい日でした。Waltersは...
投手ではMartinが登板し、2回無失点。この人は結果を残しています。
Harper 2/3 HR(2) SF R 4RBI .244
Norris 2/3 BB R .361
Walters 0/4 K .163
Martin 2.0IP 0ER H K 1.50
投手ではMartinが登板し、2回無失点。この人は結果を残しています。
Harper 2/3 HR(2) SF R 4RBI .244
Norris 2/3 BB R .361
Walters 0/4 K .163
Martin 2.0IP 0ER H K 1.50
2011年10月24日月曜日
10/24 AFL Norris 絶好調!!
Norrisが大当たりです。第1打席にライナーでのレフトへのダブルで出塁して先制のホームを踏むと、第2打席では1死3塁からきっちり犠飛。第3打席四球出塁の後、8回の最終打席でセンターオーバーの2号ソロ。.333/.429/.576となり、OPSが1.000を超えました。この調子で行ってくれ!!
投げては、Solisが4度目の先発。これまでで最長の5回を投げ切り、2失点。いい感じで投げながら、最後の5回に2点目。もう一息、という感じがぬぐえません。1点リードで迎えた6回に2番手で投げたLehmanが2失点。前回登板に続いて打ちこまれ、負け投手になってしまいました。嫌なイメージを早めに払しょくさせるために投げさせてもらった感じだったのに、裏目に出たというところでしょうか。心配です。
Norris 2/2 double HR(2) BB 2R 2RBI .333
Walters 0/4 2K .179
Solis 5.0IP 2ER 4H BB 3K 6.60
Lehman 1.0IP 2ER 3H 11.74
投げては、Solisが4度目の先発。これまでで最長の5回を投げ切り、2失点。いい感じで投げながら、最後の5回に2点目。もう一息、という感じがぬぐえません。1点リードで迎えた6回に2番手で投げたLehmanが2失点。前回登板に続いて打ちこまれ、負け投手になってしまいました。嫌なイメージを早めに払しょくさせるために投げさせてもらった感じだったのに、裏目に出たというところでしょうか。心配です。
Norris 2/2 double HR(2) BB 2R 2RBI .333
Walters 0/4 2K .179
Solis 5.0IP 2ER 4H BB 3K 6.60
Lehman 1.0IP 2ER 3H 11.74
10/21 AFL Purke 1回持たず7失点
ナショナルズ投手陣には厄日となりました。
AFL初先発となったMatt Purkeでしたが、滅多打ちに遭い、1回持たずで降板となりました。いろいろ記事を読んでいると、全くいいところがなかったようです。22球のうちストライクはわずかに10球でほとんどの打者に対してボール先行。速球でも球速は90マイル前後。変化球の切れもなく、空振りはわずかに1つ。四死球の2人を除けば全5打者に鋭い打球を打たれ、唯一のアウトも好捕してもらったもの。と、こんな調子。故障要因ではなく、調整遅れということであればいいのですが。とりあえず、文字通りどん底からのスタートとなりました。
それでも味方打線が追いついてくれたのでPurkeに黒星は付かなかったのですが、8-8の同点に追いついた直後に今度はLehmanが滅多打ち。2人とも凄い防御率の数字になってしまいました。
Harperはひそやかに1安打。
Harper 1/4 BB R .214
Purke 0.1IP 7ER 5HH BB HBP 30.86
Lehman 1.1IP 5ER 5H 2K 10.80
Martin 1.2IP 0ER H BB K 2.25
AFL初先発となったMatt Purkeでしたが、滅多打ちに遭い、1回持たずで降板となりました。いろいろ記事を読んでいると、全くいいところがなかったようです。22球のうちストライクはわずかに10球でほとんどの打者に対してボール先行。速球でも球速は90マイル前後。変化球の切れもなく、空振りはわずかに1つ。四死球の2人を除けば全5打者に鋭い打球を打たれ、唯一のアウトも好捕してもらったもの。と、こんな調子。故障要因ではなく、調整遅れということであればいいのですが。とりあえず、文字通りどん底からのスタートとなりました。
それでも味方打線が追いついてくれたのでPurkeに黒星は付かなかったのですが、8-8の同点に追いついた直後に今度はLehmanが滅多打ち。2人とも凄い防御率の数字になってしまいました。
Harperはひそやかに1安打。
Harper 1/4 BB R .214
Purke 0.1IP 7ER 5HH BB HBP 30.86
Lehman 1.1IP 5ER 5H 2K 10.80
Martin 1.2IP 0ER H BB K 2.25
2011年10月20日木曜日
2011年10月19日水曜日
10/18 AFL Harper 初本塁打含む3安打3打点
Harperがようやく本領を発揮。激しい乱打戦となったこの試合、第1打席で左中間にダブルを放つと、3回の第2打席ではこの時点で同点弾となる1号2ランをレフトに放ちました。ようやく出ましたね。第3打席三振の後、6回は四球。7回の打席は当たり損ねで三塁前に転がっただけでしたが結果的には1点差に迫るタイムリーを打ち、計3打点。9回の最終打席は2死3塁で四球を選び、続くNorrisの同点タイムリーにつなげました。Norrisもタイムリーに2四球と結果を残しました。
一方、3試合目の先発機会を与えられたSolisでしたが、初回から激しく打ち込まれました。四球も多かったし、良かったのは奪三振が多かったことくらいかな。うむむ。
Harper 3/4 double HR(1) 2BB 2R 3RBI K .200
Norris 1/4 2BB R RBI 2K .208
Solis 3.0IP 4ER 5H 4BB 4K 8.10
一方、3試合目の先発機会を与えられたSolisでしたが、初回から激しく打ち込まれました。四球も多かったし、良かったのは奪三振が多かったことくらいかな。うむむ。
Harper 3/4 double HR(1) 2BB 2R 3RBI K .200
Norris 1/4 2BB R RBI 2K .208
Solis 3.0IP 4ER 5H 4BB 4K 8.10
2011年10月18日火曜日
10/17 AFL Harperダブル1本、ベネズエラではFloresが活躍
5番ライトで出場。4回の第2打席に二塁打で出塁しましたが、2死からシングルで本塁に突入してタッチアウト。その後は2打席凡退。
Harper 1/4 double .129
中南米のウィンターリーグも始まりました。故郷のベネズエラリーグに参加しているJesus Floresが開幕から4試合で18打数11安打2本塁打.611/.611/1.111と大当たりで週間MVPを獲得の活躍を見せています。シーズンは不本意でしたから、ここで株を上げたいところ。故障にはくれぐれも気を付けてください・
Harper 1/4 double .129
中南米のウィンターリーグも始まりました。故郷のベネズエラリーグに参加しているJesus Floresが開幕から4試合で18打数11安打2本塁打.611/.611/1.111と大当たりで週間MVPを獲得の活躍を見せています。シーズンは不本意でしたから、ここで株を上げたいところ。故障にはくれぐれも気を付けてください・
2011年10月16日日曜日
10/15 AFL Purke初登板も失点
Matt Purkeが初登板。同点の5回から2番手投手としてマウンドに上がり、その回は三者凡退に終えましたが、続く6回に四球の走者を置いてタイムリー二塁打を打たれました(観戦記事が見つかれば内容について補足したいと思います)。続く7回からはLehmanが登板しましたが、こちらも7回はランナーを出しながら無失点に抑えたものの、8回にWaltersのエラーの直後に2ラン本塁打を浴びて敗戦投手となりました。
打者では、NorrisとWaltersがともに打点の付く二塁打を1本ずつ。Norrisは犠飛も打ちましたが、一方で2併殺。Waltersは3三振に加え、前述のエラー。うーむ、相変わらず波に乗り切れません。
Purke 2.0IP ER H BB K 4.50
Lehman 2.0IP ER(2R) 2H BB 2K 5.06
Norris 1/4 SF R 2RBI .200
Walters 1/5 double RBI 3K .208
打者では、NorrisとWaltersがともに打点の付く二塁打を1本ずつ。Norrisは犠飛も打ちましたが、一方で2併殺。Waltersは3三振に加え、前述のエラー。うーむ、相変わらず波に乗り切れません。
Purke 2.0IP ER H BB K 4.50
Lehman 2.0IP ER(2R) 2H BB 2K 5.06
Norris 1/4 SF R 2RBI .200
Walters 1/5 double RBI 3K .208
2011年10月15日土曜日
2011年10月14日金曜日
2011年10月13日木曜日
2011年10月12日水曜日
10/11 AFL Walters 2安打
野手が3人そろって出場。しかし、Harperはまたノーヒット。四球で一度出塁し、二盗を成功させましたが、さらに三盗を試みタッチアウト・・・。Norrisは1安打も、盗塁を刺そうとして悪送球してしまいました。Waltersがタイムリーを含むシングル2本。なかなか当たってきました。
投手陣では、Martinがようやくの初登板。1点ビハインドの4回に登場し、1イニングを無失点と上々のデビュー。しかし、次の5回から登場したLehmanは2イニングを投げ、三塁打1本、本塁打1本を含む4安打で2点を失いました。むむむ。
Harper 0/3 BB SB(3) CS
Norris 1/3 R
Walters 2/3 RBI
Martin 1.0IP 0ER BB K
Lehman 2.0IP 2ER 4H K
投手陣では、Martinがようやくの初登板。1点ビハインドの4回に登場し、1イニングを無失点と上々のデビュー。しかし、次の5回から登場したLehmanは2イニングを投げ、三塁打1本、本塁打1本を含む4安打で2点を失いました。むむむ。
Harper 0/3 BB SB(3) CS
Norris 1/3 R
Walters 2/3 RBI
Martin 1.0IP 0ER BB K
Lehman 2.0IP 2ER 4H K
2011年10月11日火曜日
10/10 AFL Harperにようやく初安打
16打席目でHarperに初安打が出ました。その前の打席で内野ゴロの間に1打点を記録していましたが、ようやく1本出ました。すかさず盗塁。これで吹っ切れてくれるといいのですが。2番DHで出場のWaltersは4打席凡退。もう一つ波に乗り切れないナショナルズの選手たちです。投手陣は登板なし。PurkeはともかくRafael Martinが出してもらえないのはなぜなんだろうか。
Harper 1/3 BB RBI 2SB(2)
Walters 0/4 K
Harper 1/3 BB RBI 2SB(2)
Walters 0/4 K
2011年10月9日日曜日
2011年10月8日土曜日
2011年10月7日金曜日
2011年10月5日水曜日
2011年10月4日火曜日
2011 セプテンバーコールアップ
記事にするのを忘れていましたが、セプテンバーコールアップの選手を(今さらですが)まとめておきます。既にメジャー経験のあったCraig StammenとYuniesky Mayaの他、Brad Peacock投手、Stephen Lombardozzi二塁手、Atahualpa Severino投手、Cory Brown外野手が昇格。早めに昇格していたChris MarreroとTom Miloneも併せてなんと6人もの選手が、この秋メジャーデビューを果たしました。
Chris Marrero
[AAA] 127G 546PA 14HR 69RBI 3SB 58BB 97K .300/.375/.449 3SB
昇格時の記事はこちら。
[MAJOR] 31G 117PA 0HR 10RBI 4BB 27K .248/.274/.294 0SB
最後の4試合で15打数1安打と失速したため(最後の3連戦が初の地元フロリダでの試合となって硬くなったようです(笑))一見残念な数字が残りましたが、全体としては好印象の9月を過ごしました。本塁打こそありませんでしたが、右へも左へも強い打球を飛ばし、きっちり犠飛も打てるなど状況に応じた打撃ができることも示しました。気になるのは三振の多さと四球の少なさですが、マイナーでの成績を見る限り、適応すれば改善すると期待されます。少なくとも、メジャーの投手に対しても決して力負けしていませんでした。課題とされた守備もデビュー戦での衝撃的な2エラーの後はなんとノーエラー。フットワークには課題もあると言われていますが、補球についてはかなり他の内野手を助けていた印象です。
Tom Milone
[AAA] 24G(24GS) 148.1IP 16BB 155K 3.22/1.03
昇格時の記事はこちら。
[MAJOR] 5G(5GS) 1W0L 26.0IP 15K 4BB 3.81/1.23
若手が投げる日は早めの継投に徹していたJohnson監督の方針で、勝っていても5回途中で降板させられたことが2度あったため個人の勝ち星こそ1つだけですが、チームは先発した5試合に全勝。どの試合でもきっちり試合を作っていました。与四球、わずかに4しかもうち2つは敬遠と、下馬評どおり制球力は抜群。こちらも下馬評どおり最速でも90マイルに達するか達しないかでしたが、細かい制球に自信があるからでしょうが小気味よいテンポで内角にも投げ込んでうち取っていきました。「投球術を知っている」という印象を強く受けました。冗談ではなく、Mark Buehrleを思わせてくれました。来季の開幕ローテーション争いに割ってはいる資格は十分です。
Brad Peacock
[AA] 16G(14GS) 98.2IP 129K 23BB 2.01/0.86
[AAA] 9G(9GS) 48.0IP 48K 24BB 3.19/1.25
2006年のドラフト41順目。入団まではほとんど投手としての経験がなかったという変り種。昨季ぐぐぐっと評価を上げ、アリゾナ秋季リーグにも参加(ただしブルペン投手として)。今季はAAで開幕しましたが完全に支配。2度の週間MVPの後、AAのオールスター、Futures Gameに選出された後AAAに昇格。シーズン終了後にはAA Eastern LeagueのPitcher of the Year にも選ばれました。AAAでも、AAほど支配的ではないにせよ好成績を残し、昇格を勝ち取りました。
[MAJOR] 3G(2GS) 2W0L 12.0IP 4K 6BB 0.75/1.08
ドラフト指名順にちなんで背番号は41。訳の分らない場面で登板させられたデビュー戦では打ち込まれましたが、2度の先発機会ではそれぞれ5回(2安打)と5.2回(1安打)をともに無失点で勝利投手。メジャーの打者相手でも全く物怖じすることなく、安心して見ていられる点はMiloneと同じ。違いは90マイル台後半の速球でぐいぐい押していく投球ができること。時折、内側にもズバっと投げ込む制球力があり、ポップフライと三振でアウトを取れていました。少し四球が多かったことが気になりますが、こちらも来季は開幕からメジャーで行ける、と思わせるのに十分な内容でした。
Stephen Lombardozzi
[AA] 65G 291PA 4HR 23RBI 18BB 38K .309//366/.454 16SB
[AAA] 69G 325PA 4HR 29RBI 21BB 40K .310/.354/.408 14SB
2008年の入団以来ずっと3割目前の高打率と3割7分台の高出塁率を続けてきましたが、今季も、開幕したAAでも昇格したAAAでもほぼ同じ高い水準の打撃を続けることができました。セカンド守備の評価も安定して高く、開幕前の13位(BA)からプロスペクトとしての地位をぐっと引き上げたことは間違いありません。
[MAJOR] 13G 32PA 0HR 1RBI 1BB 4K .194/.219/.226 0SB
先発出場した試合に限れば、6試合だけと限られた機会でしたが、うち4試合でヒットを記録。もう少し使ってもらえれば適応できた可能性はあります。ただ、テレビ画面を通じても全体的にオーバーマッチの印象を受けました。体格的ももう少し大きくなって欲しいという印象(LOMBARDOZZIという長い名前のため余計に背中が小さく見えました)。来季は、もう一度AAAでしっかり結果を残すことが求められそうです。
Atahualpa Severino
[AAA] 35G 32.0IP 38K 23BB 4.50/1.88
昨年のCappsのトレード時、今年のMarquisのトレード時と2度もメジャーに昇格しながら、登板機会を与えられないままに降格させられるという悔しい思いをしていました。今季はAAAでもいまいち成績が伸びませんでしたが、40人枠に入っていることから機会を与えられました。
[MAJOR] 6G 1W0L 4.2IP 7K 1BB 3.86/1.29
三度目の正直でようやくメジャーデビューの機会を与えられ、最後の登板となった9月26日の試合では負けている場面で登板して無失点に抑えた後、Michael Morseが逆転3ランを打ってくれたおかげで初白星も記録しました。少ない登板機会でしたが、左腕からの球威のある球で三振を奪えることを証明。来季につながる投球と言えるでしょう。
Cory Brown
[AAA] 462PA 14HR 39RBI 47BB 134K .235/.326/.402 4SB
昨オフJosh WillinghamとのトレードでHenry Rodriguezとともにアスレティックスから入団。将来のセンターとも期待していましたが、スプリングトレーニングではいきなり故障。ケガが癒えて合流したAAAでも不振で、シーズン後半はレギュラーポジションさえ失う有様でした(シーズンの終了間際になって突如打って週間MVPを獲得しましたが、時既に遅しの感)。それでも40人枠に入っていることで昇格させてもらいました。
[MAJOR] 3G 3PA 0BB 2K .000/.000/.000 0SB
せっかくの機会だったのに、代打で3打席で凡退しただけで、ブドウ球菌感染症からくるヒザの痛みのため手術を受けてシーズン終了。スプリングトレーニングに続き、どこまでも不運としか言いようがありません。
****************************
このうちPeacockとLombardozziは初の40人ロースター入り、またStephen Strasburgを60日DLから復帰させたため、9月の始めに40人ロースターを3つ空ける必要が生じました。肩の故障で来季半ばまで復帰が見込まれないCole Kimballを60日DL入りとしたほか、Garret MockをDFA、Adam Carrを解雇しました。Mockは「とうとうこの日が来た」という印象です。今季はAAAからルーキーリーグまで落ちましたが、マイナーでもぼろぼろ。最後まで制球難を克服できませんでした。Carrは昨季評価を上げ、アリゾナ、スプリングトレーニングでも好調で期待させましたが、残念ながら故障してしまいました。
Garret Mock (2011 for AAA, AA, A+, Rk)
26G(7GS) 49.1IP 51K 29BB 6.39/1.62
Adam Carr (2011 for AAA)
17G 19.0IP 13K 12BB 6.63/1.79
Chris Marrero
[AAA] 127G 546PA 14HR 69RBI 3SB 58BB 97K .300/.375/.449 3SB
昇格時の記事はこちら。
[MAJOR] 31G 117PA 0HR 10RBI 4BB 27K .248/.274/.294 0SB
最後の4試合で15打数1安打と失速したため(最後の3連戦が初の地元フロリダでの試合となって硬くなったようです(笑))一見残念な数字が残りましたが、全体としては好印象の9月を過ごしました。本塁打こそありませんでしたが、右へも左へも強い打球を飛ばし、きっちり犠飛も打てるなど状況に応じた打撃ができることも示しました。気になるのは三振の多さと四球の少なさですが、マイナーでの成績を見る限り、適応すれば改善すると期待されます。少なくとも、メジャーの投手に対しても決して力負けしていませんでした。課題とされた守備もデビュー戦での衝撃的な2エラーの後はなんとノーエラー。フットワークには課題もあると言われていますが、補球についてはかなり他の内野手を助けていた印象です。
Tom Milone
[AAA] 24G(24GS) 148.1IP 16BB 155K 3.22/1.03
昇格時の記事はこちら。
[MAJOR] 5G(5GS) 1W0L 26.0IP 15K 4BB 3.81/1.23
若手が投げる日は早めの継投に徹していたJohnson監督の方針で、勝っていても5回途中で降板させられたことが2度あったため個人の勝ち星こそ1つだけですが、チームは先発した5試合に全勝。どの試合でもきっちり試合を作っていました。与四球、わずかに4しかもうち2つは敬遠と、下馬評どおり制球力は抜群。こちらも下馬評どおり最速でも90マイルに達するか達しないかでしたが、細かい制球に自信があるからでしょうが小気味よいテンポで内角にも投げ込んでうち取っていきました。「投球術を知っている」という印象を強く受けました。冗談ではなく、Mark Buehrleを思わせてくれました。来季の開幕ローテーション争いに割ってはいる資格は十分です。
Brad Peacock
[AA] 16G(14GS) 98.2IP 129K 23BB 2.01/0.86
[AAA] 9G(9GS) 48.0IP 48K 24BB 3.19/1.25
2006年のドラフト41順目。入団まではほとんど投手としての経験がなかったという変り種。昨季ぐぐぐっと評価を上げ、アリゾナ秋季リーグにも参加(ただしブルペン投手として)。今季はAAで開幕しましたが完全に支配。2度の週間MVPの後、AAのオールスター、Futures Gameに選出された後AAAに昇格。シーズン終了後にはAA Eastern LeagueのPitcher of the Year にも選ばれました。AAAでも、AAほど支配的ではないにせよ好成績を残し、昇格を勝ち取りました。
[MAJOR] 3G(2GS) 2W0L 12.0IP 4K 6BB 0.75/1.08
ドラフト指名順にちなんで背番号は41。訳の分らない場面で登板させられたデビュー戦では打ち込まれましたが、2度の先発機会ではそれぞれ5回(2安打)と5.2回(1安打)をともに無失点で勝利投手。メジャーの打者相手でも全く物怖じすることなく、安心して見ていられる点はMiloneと同じ。違いは90マイル台後半の速球でぐいぐい押していく投球ができること。時折、内側にもズバっと投げ込む制球力があり、ポップフライと三振でアウトを取れていました。少し四球が多かったことが気になりますが、こちらも来季は開幕からメジャーで行ける、と思わせるのに十分な内容でした。
Stephen Lombardozzi
[AA] 65G 291PA 4HR 23RBI 18BB 38K .309//366/.454 16SB
[AAA] 69G 325PA 4HR 29RBI 21BB 40K .310/.354/.408 14SB
2008年の入団以来ずっと3割目前の高打率と3割7分台の高出塁率を続けてきましたが、今季も、開幕したAAでも昇格したAAAでもほぼ同じ高い水準の打撃を続けることができました。セカンド守備の評価も安定して高く、開幕前の13位(BA)からプロスペクトとしての地位をぐっと引き上げたことは間違いありません。
[MAJOR] 13G 32PA 0HR 1RBI 1BB 4K .194/.219/.226 0SB
先発出場した試合に限れば、6試合だけと限られた機会でしたが、うち4試合でヒットを記録。もう少し使ってもらえれば適応できた可能性はあります。ただ、テレビ画面を通じても全体的にオーバーマッチの印象を受けました。体格的ももう少し大きくなって欲しいという印象(LOMBARDOZZIという長い名前のため余計に背中が小さく見えました)。来季は、もう一度AAAでしっかり結果を残すことが求められそうです。
Atahualpa Severino
[AAA] 35G 32.0IP 38K 23BB 4.50/1.88
昨年のCappsのトレード時、今年のMarquisのトレード時と2度もメジャーに昇格しながら、登板機会を与えられないままに降格させられるという悔しい思いをしていました。今季はAAAでもいまいち成績が伸びませんでしたが、40人枠に入っていることから機会を与えられました。
[MAJOR] 6G 1W0L 4.2IP 7K 1BB 3.86/1.29
三度目の正直でようやくメジャーデビューの機会を与えられ、最後の登板となった9月26日の試合では負けている場面で登板して無失点に抑えた後、Michael Morseが逆転3ランを打ってくれたおかげで初白星も記録しました。少ない登板機会でしたが、左腕からの球威のある球で三振を奪えることを証明。来季につながる投球と言えるでしょう。
Cory Brown
[AAA] 462PA 14HR 39RBI 47BB 134K .235/.326/.402 4SB
昨オフJosh WillinghamとのトレードでHenry Rodriguezとともにアスレティックスから入団。将来のセンターとも期待していましたが、スプリングトレーニングではいきなり故障。ケガが癒えて合流したAAAでも不振で、シーズン後半はレギュラーポジションさえ失う有様でした(シーズンの終了間際になって突如打って週間MVPを獲得しましたが、時既に遅しの感)。それでも40人枠に入っていることで昇格させてもらいました。
[MAJOR] 3G 3PA 0BB 2K .000/.000/.000 0SB
せっかくの機会だったのに、代打で3打席で凡退しただけで、ブドウ球菌感染症からくるヒザの痛みのため手術を受けてシーズン終了。スプリングトレーニングに続き、どこまでも不運としか言いようがありません。
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このうちPeacockとLombardozziは初の40人ロースター入り、またStephen Strasburgを60日DLから復帰させたため、9月の始めに40人ロースターを3つ空ける必要が生じました。肩の故障で来季半ばまで復帰が見込まれないCole Kimballを60日DL入りとしたほか、Garret MockをDFA、Adam Carrを解雇しました。Mockは「とうとうこの日が来た」という印象です。今季はAAAからルーキーリーグまで落ちましたが、マイナーでもぼろぼろ。最後まで制球難を克服できませんでした。Carrは昨季評価を上げ、アリゾナ、スプリングトレーニングでも好調で期待させましたが、残念ながら故障してしまいました。
Garret Mock (2011 for AAA, AA, A+, Rk)
26G(7GS) 49.1IP 51K 29BB 6.39/1.62
Adam Carr (2011 for AAA)
17G 19.0IP 13K 12BB 6.63/1.79
2011アリゾナ秋季リーグ参加選手(Bryce Harper他)
さてポストシーズン真っ盛りですが、今日(10月4日)からアリゾナ秋季リーグ(AFL)が始まります!
Bryce Harperのフル参加(昨季は限定出場)に加え、今年のドラフト4順目ながらメジャー契約を結んだMatt Purkeの派遣がぎりぎりになって発表されたこともあり、さらに注目度が高まりました。Harperはシーズン終盤に右のハムストリングを痛めて早めにシーズン終了となりましたが、AFLには万全で参加できるようです。Purkeも故障の懸念からドラフト指名で4順目まで落ちていましたが、9月半ばに行われたナショナルズの若手秋季キャンプで投げてみたところ状態がよく、AFLへの参加となりました。マイナーでの登板がないままいきなりAFL参加というのは、Strasburg級の扱いであり、期待の大きさがうかがわれます。
この他、ナショナルズからは、2010年2順目のSammy Solis投手(おそらく先発)、Pat LehmanとRafael Martinの今季結果を残した両ブルぺン投手、2009年に高く評価を上げたものの今季の打撃成績はいまひとつだったDerek Norris捕手、7月末にJason MarquisとのトレードでDバックスから来たZach Walter内野手が参加します。このうち、SolisとNorrisは昨季に続く2年連続の出場となります。
みんなガンバってね!!
Bryce Harperのフル参加(昨季は限定出場)に加え、今年のドラフト4順目ながらメジャー契約を結んだMatt Purkeの派遣がぎりぎりになって発表されたこともあり、さらに注目度が高まりました。Harperはシーズン終盤に右のハムストリングを痛めて早めにシーズン終了となりましたが、AFLには万全で参加できるようです。Purkeも故障の懸念からドラフト指名で4順目まで落ちていましたが、9月半ばに行われたナショナルズの若手秋季キャンプで投げてみたところ状態がよく、AFLへの参加となりました。マイナーでの登板がないままいきなりAFL参加というのは、Strasburg級の扱いであり、期待の大きさがうかがわれます。
この他、ナショナルズからは、2010年2順目のSammy Solis投手(おそらく先発)、Pat LehmanとRafael Martinの今季結果を残した両ブルぺン投手、2009年に高く評価を上げたものの今季の打撃成績はいまひとつだったDerek Norris捕手、7月末にJason MarquisとのトレードでDバックスから来たZach Walter内野手が参加します。このうち、SolisとNorrisは昨季に続く2年連続の出場となります。
みんなガンバってね!!
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