2011年9月7日水曜日

9/6 Strasburg の復帰戦は5回無失点

L3-7 Dodgers Season 65-75 (L1)
Strasburg 5.0IP 0ER 2H 0BB 4K 0.00
Peacock 1.1IP ER 4H BB 6.75
Severino 0.1IP 0ER K 0.00
Marrero 2/4 double .306
Zimmreman 2/5 3K .291

 待ちに待ったStephen Strasburgの復帰戦。雨で開催が危ぶまれましたが、予定通りにプレーボール。結果は、素晴らしいものとなりました。

 本人も意識して速球の球速を96-98マイル程度に抑えて(それでも十分速いわけですが)制球を重視したピッチング。56球のうちストライクが40球。17人の打者と対戦してうち14人に初球ストライク。さっさと追い込んで、要所では90マイルのチェンジアップか99マイルの剛速球を投げ込むという組み立てでドジャーズ打線に付け入る隙を与えませんでした。60球の球数制限を最初から課されながら5回を56球で投げきってしまうとは。文句のつけようがありません。次回は日曜日のアストロズ戦。今後は70球が上限です。

 2回裏に3点を先制していたので、Strasburgは勝ち投手の権利を持って降板しましたが、逆転負け。敗因はブルペンが打たれたことなのですが、起用法が納得いきません。6回表、この回から入ったDoug Slatenが1死1、2塁のピンチを作ると、ここでBrad Peacockがメジャー初登板。対戦打者はオールスター選手のMatt Kemp。タイムリー安打を打たれ、さらに四球、安打、安打であっという間に追いつかれてしまいました。なぜこの回の頭からPeacockを投げさせなかったのでしょうか。昨年のアリゾナ秋季リーグで経験はありますが、マイナーを通じて先発投手として過ごしてきた投手にいきなりその起用法はあんまりです。7回2死1塁で雨天中断となると、再開後、今度はやはりメジャーデビューのAtahualpa Severinoを投入。結果は三振に取りましたが、これもやや疑問。もうちょっと普通のシチュエーションでデビューさせてあげてもいいでしょうに。ただし、2人ともいいボールを投げていました。球速は十分。低めに集まり、いい変化球もありました(Peacockがカウント3-2から投げたチェンジアップにAndre Eitherは完全にバランスを崩していましたが辛うじてファールで逃げられ、その後2点タイムリー)。次はもう少しプレッシャーの少ない場面でお願いします。

 セプテンバーコールアップで上がってきたばかりのStephen Lombardozziが8回裏の先頭打者として代打で初出場。結果は四球。暴投と内野ゴロの間に3塁まで進みましたが、Chris Marreroのライナーはセカンドのジャンピングキャッチに阻まれ惜しくもホームまでは帰ってくることができませんでした。Marreroは昇格後ほぼレギュラー扱いでファーストで先発出場し、出場10試合中8試合で安打。無安打に終わったうちの1試合でも四球で出塁と打撃ではしっかり結果を残しています。今日は初の長打も記録。メジャーデビューで散々だった守備も以降エラーはありません。

(追記)4点ビハインドになったところで試合終了を待たずにテレビを消したので気付きませんでしたが、9回裏1死満塁からMorse空振り三振で2死満塁となった場面で、代打Cory Brownがメジャー初打席。また、なんでこんなプレッシャーかかる場面で・・・。結果はレフトフライで試合終了。ここまで重なるとDavey Johnson監督が厳しいシチュエーションを最初に経験させるポリシーを持っているとしか思えません。つぶされなければいいのですが・・・。

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