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2009年4月8日水曜日

月間MVP (March 2009 =ST)

 今年もやります。独断で選ぶ月間MVP。今年は1人くらいナ・リーグの月間MVPに選ばれて欲しいところです。早速、一部2月と4月の試合の成績も含めて、スプリングトレーニングの成績と印象から。


Hitter of the Month: Alex Cintron
21G 39AB 5R 1HR 7RBI 2BB 5K .333/.366/.667 0SB


 最終週になってRyan Zimmermanの打棒が爆発し、最終戦ではJosh Willinghamが満塁弾。この2人とAustin Kearnsの3人が4本塁打でチームトップに並びました。また打点はWillinghamがやはり最終戦で荒稼ぎしてトップに立ちました(14打点)。しかし、3人とも打率3割にも達していません。というか、メジャー25人枠に最終的に残った選手で春の打率が3割を超えた選手は1人もいませんでした。

 そんな中、マイナー契約の招待選手であったため出場機会が限られながらも、スプリングトレーニングを通じてずっと好調を維持し、打率3割はもちろん、4二塁打、3三塁打、1本塁打で長打率でもチームトップを記録。守備でも堅実なユーティリティぶりを発揮し、最後の最後まで25人枠争いに食い込み、いい意味で盛り上げてくれました。近年は故障に苦しんできましたがこの春は全く問題なく過ごせました。この成績ならFAとなれば他球団と契約できた可能性もありましたが、(個人的には予想外にも)マイナー行きを受け入れてくれました。かつてDバックスでレギュラーを張った頃の力はなくとも、ベンチプレーヤーとしていずれ昇格の機会は与えられるでしょう。待ってるよ。


Pither of the Month: Shairon Martis
7G 5GS 29.1IP 6BB 18K 2.76ERA 1.06WHIP


 11回1/3を投げて自責点0のJason Bergmann、それにJordan Zimmermannと迷いましたが、スプリングトレーニングが始まった時点での「Long Shot」の立場から見事にローテーション枠、しかも先発4番手という地位を勝ち取ったことは賞賛に値します。最終戦で打たれたのさえなければ、WHIPは実に0点台に終わるところでした(J.Zimmermannをも下回る)。スプリングトレーニングが進むにつれ、どんどん存在感を増していく、とにかく印象的な活躍でした。

 今季は開幕からローテーション。年間通じて活躍してしまうとイニング数が増えすぎるという懸念を持ってしまいますが、そんなうれしい悩みを抱えさせるような活躍を期待しています。


Rookie of the Month: Jordan Zimmermann
5G 3GS 14.1IP 2BB 20K 3.14ERA 1.05WHIP


 イニング数の急増することが心配だ、FAまでの年数を延ばすために昇格を遅らせるべきだ、といって開幕ローテーション入りを回避させようという雑音(私を含む)を黙らせて余りある快投でした。1試合だけ、体調不良のままあがったマウンドで滅多打ちに遭いましたが、それが仮になければPitcher of the Monthに選ばざるを得なかったでしょう。

 ストレートと3種類の変化球を丁寧にコントロールして、イニング数をはるかに上回る三振の山を築きます(この春もチームトップの20奪三振に対して四球はわずかに2つ)。故障することなく、期待通り将来のローテーションの中核を担える投手に成長していってください。

 デビューは4月19日、本拠地でのマーリンズ戦。東京時間だと20日(月)の未明午前2:35プレーボールの予定。カレンダーにマークっと、おおっ、ちょうど20日からまた海外出張の予定が入っていた。しっかり観戦・応援して、飛行機の中で寝ることにしよう。

2009年4月5日日曜日

4/4 BAL (2つ負け越しでST終了)

 ついにスプリングトレーニングも最終戦。昨年同様、最後は、Nationals Parkにオリオールズを迎えての対戦。
 
 初回の満塁弾を含めWillinghamが全5点をたたき出し、先発Martisは6回を3ランの3点だけに(11安打はされながらも)抑えて、勝利。Willinghamはトレードの噂だけはありましたが、結局ナショナルズのユニフォームを着て、ベンチで開幕を迎えることになりそうです。
 
 これで、スプリングトレーニングは15勝17敗2分で終了。たかがスプリングトレーニングとはいえ、昨季の負け癖を払しょくする必要がありましたから、まずまずいい結果だったのではないかと。

 明日はお休みで、いよいよ開幕を迎えます!!

2009年4月4日土曜日

4/1-3 (先発投手陣の乱調とZimの復調)

 この3日間は、先発1~3番手の最終調整登板でしたが、そろいもそろって乱調。

Lannan 4.2IP 10H 3BB 0K 7R 7ER
Olsen 6IP 10H 1BB 3K 9R 4ER
Cabrera 5IP 4H 4BB 1K 5R 5ER

 大丈夫かな・・・・・。

4/1 TOR (控え捕手争い加熱)
 控え捕手の座の争いの渦中にあるJosh Bardが2打数2安打、途中出場したWil Nievesも2打数1安打。どちらも引きません。控え捕手3人ということは考えがたいので、どちらかはマイナーへ。アクタ監督のコメントからは最後の最後まで決めないようです。打線の中で心配なのは、MilledgeとDukes。Milledgeは今日も1番センターで先発しましたが、4打数ノーヒット、1四球。ここしばらくずっと調子が上がらず、3割近くあった打率が.219まで落ちてきました。Dukesも3打数3三振と重症。引っ張る意識が強すぎるとの評です。個人的にはMilledgeのポジションを奪うくらいを期待しているのに・・・。
 ところで、ブルージェイズのキャンプ地まではバスに乗って3時間近くかかり(朝6時半には出発したそうです)レギュラーはほとんど行かなかったためマイナーの選手達に出場機会が与えられました。Bill Rhinehart、Stephen King、Jhonatan Solanoはそれぞれ途中出場で、メジャーのスプリングトレーニングにデビューし、しかもヒットも打ちました!!
 投手陣でも、Ross Detwilerが2回1/3を1安打無四球無失点に抑え、ちょっと安心しました。先発のLannanもバス疲れか、5回途中7失点と最悪の結果でスプリングトレーニングを終えました。まあ、これが開幕戦でなくてよかったと思いましょう。
 スプリングトレーニングも残り3試合。ここまで13勝16敗2分なので勝ち越しはなくなりました。

4/2 PHI (5本塁打で打ち勝つ)
Scot Olsenは6回を10安打1四球で9失点とこの春最悪の結果で終わりました。自責点は4だけですが、それでもヒット10は打たれ過ぎ。エラーはセカンドに入ったWillie Harris。外野守備の評価は非常に高いHarrisですが、セカンドで使ってはいけません。 
 それでも試合は勝ちました。Zimmermanが2本、Kearns、C.Guzman、Cintronと計5本で12点を奪い、終わってみれば12-10。 
 なお、試合後、この試合でもホームランを打ったAlex Cintronにマイナー行きが命じられました。いいスプリングトレーニングを送っていたので、もったいない。まあ、きっとチャンスは与えられるでしょう。
 これでフロリダでのスプリングトレーニングは終了。明日、明後日はワシントンDCエリアに移って、オリオールズと2試合、最後のオープン戦に挑みます。
 
4/3 BAL (Zimmermanレッドホット!)
 我らがフランチャイズプレーヤーのRyan Zimmerman(こちらはn1つ)がレッドホット。今日も初回に2ランを放ち、あっという間にチームトップに並びました(Kearnsとともに4本)。開幕に合わせてきちんと仕上げてくるあたり、さすがです。
 前回首痛のため当番をスキップした先発3番手のDaniel Cabreraですが、今日は投げました。が、5回を4安打4四球5失点の乱調・・・。

Spring Training Roster: カット情報

今季のナショナルズのスプリングトレーニングは68選手から始まりました。 開幕ロースターの25人まで順次カットされていくことになります。

PITCHER
[40 Man Roster]
Daniel Cabrera
Joel Hanrahan
Mike Hinckley
John Lannan
Shairon Martis
Scott Olsen
Saul Rivera
Steven Shell
Terrell Young→15 days DL
Joe Beimel→3/18 signed for 1year deal
Wil Ledezma→4/4 Added to 40 man roster
Jurian Tavarez→4/4 Added to 40 man roster

Garrett Mock→4/4 Optioned to Triple-A Syracuse
Jason Bergmann→4/4 Optioned to Triple-A Syracuse
Collin Balester→3/28 Optioned to Triple-A Syracuse
Matt Chico→3/28 60 day
s DL
Shawn Hill→3/18 released

Tyler Clippard→3/16 Optioned to Triple-A Syracuse
Marco Estrada→3/16 Optioned to Triple-A Syracuse

Luis Atilano→3/16 Optioned to Double-A Harrisburg
Ross Detwiler → 3/10 Optioned to Double-A Harrisburg

[Non Roster Invitees]
Kip Wells→? minor camp
Jorge Sosa→? minor camp
Jesus Colome→4/4 minor camp
Jordan Zimmermann→4/4 minor camp

M
ichael O'Connor →3/10 Optioned to Triple-A Syracuse→4/4 Outrighted to Triple A Syracuse
Gary Glover→3/31 minor camp

Ryan Wagner→3/30 minor camp
Gustavo Chacin→3/19 minor camp
Josh Towers→3/16 minor camp
Bobby Brownlie →3/10 minor camp
Justin Jones →3/10 minor camp
Preston Larrison →3/10 minor camp
J.D. Martin →3/10 minor camp


CATCHER
[40 Man Roster]
Jesus Flores
Wil Nieves
Josh Bard→4/4 Added to 40 man roster
Luke Montz→3/19 Optioned to Triple-A Syracuse
[Non Roster Invitees]

Javier Valentin→3/28 FA
Gustavo Molina→3/16 minor camp
Javier Herrera→3/10 minor camp


INFIELDER
[40 Man Roster]
Ronnie Belliard
Adam Dunn
Alberto Gonzalez
Cristian Guzman
Anderson Hernandez→15 days DL
Nick Johnson
Ryan Zimmerman
Dmitri Young→3/28 added to 40 men roster→15 days DL
Ian Desmond→3/16 Optioned to Double-A Harrisburg
[Non Roster Invitees]
Kory Casto→4/4 Outrighted to Triple-A Syracuse
Alex Cintron→4/4 minor camp
Jose Castillo→3/28 minor camp
Brad Eldred→3/19 minor camp
Pete Orr→3/19 minor camp

Freddie Bynum→3/16 minor camp
Joel Guzman→3/16 minor camp
Chris Marrero →3/10 minor camp
Matthew Whitney→3/10 minor camp

OUTFIELDER
[40 Man Roster]
Elijah Dukes
Willie Harris
Austin Kearns
Lastings Milledge
Josh Willingham
Wily Mo Pena→3/28 placed on waiver→3/31 released
Roger Bernadina→3/19 Optioned to Triple-A Syracuse
Justin Maxwell→3/16 Optioned to Triple-A Syracuse
Leonard Davis→3/16 Optioned to Triple-A Syracuse

[Non Roster Invitees]
Corey Patterson→3/28 minor camp
Ryan Langerhans→3/19 minor camp
Jorge Padilla→3/16 minor camp
Destin Hood →3/10 minor camp

3/10 最初のカットが行われました。
Mike O’Connor, Ross Detwiler, Justin Jones, Bobby Brownlie, Preston Larrison, J.D. Martin, Javier Herrera, Chris Marrero, Matt Whitney, Destin Hood
 10人がカットされ、残りは58人(ただし、Jorge Sosaはビザが発給されず未参加です)。
 なんといっても目立つのはDetwiler。残念ですが、3度の登板機会で全て失点したのでは当然の結果。
Ross Detwiler (09ST) 3G 3IP 6H 7BB 0K 5ER 15.00ERA 4.33WHIP
 Justin Jones、Bobby Brownlieはちょっと意外。そこそこの投球をしていたので、ブルペン投手としてチャンスを与えるかと思っていました。
 Chris MarreroとDestin Hoodの2人は予定通りでしょう。Hoodは3打席だけでヒットは出ませんでしたが、高卒新人ですから、この経験だけで十分。Marreroは上出来の結果でしょう。故障の影響も感じさせなかったし、自身を持ってマイナーのシーズンに入っていけることでしょう。
Chris Marrero (09ST) 7G 12AB 4H 1R oHR 2RBI 0BB 4K AVG.333
Destin Hood (09ST) 2G 2AB 0H 1BB 0K AVG.000

3/16 第2次カットは11人。
Josh Towers, Gustavo Molina, Freddie Bynum, Joel Guzman, Jorge Padilla, Tyler Clippard, Marco Estrada, Leonard Davis, Justin Maxwell, Luis Atilano, Ian Desmond
 前回のカットからの間にJulian TaverasとKip Wellsとマイナー契約を結んだため、これで残りは49人。まだあと半分カットされるのか・・・。厳しい競争です。
 期待のプロスペクトということで言えばJustin Maxwell。最後の打席となった日曜日には代打で2ランを放ちましたが、全体的な評価をすれば、チャンスをもらいながらなかなか結果を出せないもどかしいスプリングトレーニングとなりました。まあ、メジャー契約の選手たちで外野手は混み合っていますので、一緒にカットされたLeonard DavisとともにAAAで打席を重ねるほうが本人のためだと思います。頑張ってください。
Justin Maxwell (09ST) 13G 21AB 5H 1HR 3R 2RBI 4BB 9K 1SB 238/360/476

3/19 第3次カットは6人。残りは43人。このあたりから熾烈になってきます。
Gustavo Chacin, Brad Eldred, Pete Orr, Ryan Langerhans, Luke Montz, Roger Bernadina
 Bernadinaはなかなか頑張っていましたが、やはり外野手の層の厚さに跳ね返された形です。AAAの外野はBernadina、Maxwell、Davisという形になるのかな。そちらのほうが見たかったりして。
Roger Bernadina (09ST) 13G 24AB 6H 2double 0HR 2R 1RBI0BB 4K 1sB 250/250/417
 他の選手はまあ予想通り。Brad Eldredは一瞬光を放ちましたが、まあ仕方ないでしょう。

3/21 Josh Bard捕手とマイナー契約(関連記事はこちら)。

3/28
 先発ローテーション争いに敗れたCollin Balesterをマイナーに送りました。この春はひどかった。もう一度鍛えなおして再起してくれることを期待します。
 マイナー契約だったCory Patrerson, Jose Castilloもマイナーへ。Javier Valentinはマイナー行きを拒否してFAとなりました。
 そして、Wily Mo Penaをウェイバー公示しました。どこかの球団が200万ドルの契約とともに引き取ってくれることを期待してのことでしょうが、あまり期待はできないと思います。ウェイバーをクリアすれば、AAAに行くかFAになるかをPenaが決定します(まあFAを選ぶでしょう)。この場合は、いずれにせよ、ナショナルズが年俸を払います。これでほぼ退団が決定しました。(なお、空いた40人枠ロースターはDmitri Youngで埋められました。これは意外)

3/30
 Ryan Wagnerをマイナーに送りました。想定の範囲内。これでもまだブルぺンの枠7人に対して、11人が残っており、熾烈な競争が続きます。

3/31
 Gary Gloverをマイナーに。予想の範囲。

4/4
 ロースターの最終整理が行われました。
 Garret Mock、Jayson BergmannがAAA行きを命じられました。Garret MockはSyracuseのクローザーとなり、ブルペン投手として磨きをかけるようです。Bergmannは素晴らしいスプリングトレーニング(自責点0)を送ってきただけに惜しいところですが、まだオプションが残っていたため、仕方ないと本人も受け入れています。
 また、マイナー契約のAlex Cintron、Jesus Colome、Jordan Zimmermannをマイナーへ。3人ともいいスプリングトレーニングを送っていましたが、残念。Zimmermannは先発5番手として4月中旬には昇格が約束されています。
 また、Mike O'Connor(既にマイナーへオプションされていた)、Kory Castoがウェイバーをクリアして、40人ロースター外へ(AAA Syracuseへ)。2人とも、春の成績が振るわなかったためどこにも奪われなかったということです。
 で、空いた40人ロースター枠に、Josh Bard、Wil Ledezma、Jurian Tavarezが入りました。

 Kip WellsとJorge Sosaについてどのような判断が下されたのか、確認できませんが、これで25人ロースターが確定しました。(こちら)

Anderson HernandezはDLで開幕

 3月25日の試合で内野ゴロで1塁に向かって走る途中で左足のハムストリングを痛めたAnderson Hernandez。重傷ではなく既に守備練習をするまでに回復しているものの、開幕に無理に間に合わせることはしないことになりました。

 うーん、残念。レギュラーとして期待していましたが、これで開幕セカンドはRonnie Belliardが最有力候補に。これで、Alberto Gonzalezは25人枠入りがほぼ確定。

2009年4月1日水曜日

3/31 DET (マイナーのCraig Stammenが好投)

 開幕に向けてローテーションを調整しているため、マイナーのCraig Stammen投手が先発。内野ゴロの間に1点は失ったものの、4回1安打2四球4奪三振の好投!昨季はA+とAAで好投したもののAAAでは苦しみました。2005年のドラフト12順目入団(John Lannanの次に指名された)の25歳に右腕。今季はAAAのローテーション投手としての開幕が予想されますが、本人は今季中にメジャーに昇格したいと宣言。アクタ監督からも次のように期待するコメントが聞かれました。

"Stammen looked better than a few guys we had in camp. And at least the command of his pitches and the repertoire he has -- guys sometimes make it to the big leagues that way."

 実に1か月ぶりの実戦復帰となったDmitri Youngがなんと3ランを含む2安打と活躍。まあDHでしか出られない状況なので、開幕25人ロースターはさすがにないと思いますが・・・。Justin Maxwell、Austin Kearnsもそれぞれホームラン!!
 

Wily Mo Penaをリリース

 やはり(200万ドルを負担してまで)獲得に手を挙げる球団はなく解雇となりました。これでFAとしていずれの球団とも契約出来るわけですが、(最低保障年俸でも)契約しようとする球団があるかどうかは知りません。

2009年3月31日火曜日

3/30 DET (さあ残り1週間)

 初回にRyan Zimmermanがスプリングトレーニング(ようやく)1号を打ち、幸先良く2点を先制しましたが、2回以降わずか1安打って何ですか?Milledge以外フルメンバーで戦っておきながら・・・。
 
 Shairon Martisはこの春最多となる3失点。2本のホームランによるもの。ボールが先行することが多く5回途中まで94球を要し、不安を残しました。

 スプリングトレーニングも残り1週間。先発投手はそれぞれ次回がスプリングトレーニングの最終登板となります。しっかり締めてシーズンに向いましょう!ロースター争い、特にブルペン投手は、予断を許しません。Joel Hanrahan、Joe Beimel、Saul Riveraは確実ですが、今日Ryan Wagnerがマイナーに落とされても、まだ4人の枠に対して、以下の選手が争っています。

Mike Hinckley
Garrett Mock
Jason Bergmann
Steven Shell
Terrell Young
Wil Ledezma
Jesus Colome
Gary Glover
Jurian Tavarez
Kip Wells

2009年3月30日月曜日

Out of Options List (by Chico Harlan)

 Washington Post紙のChico Harlen記者がブログでナショナルズのOut of Optionsのリストを掲載してくれました。正直よく分からなかったので、ありがたいです。

 これもMLB特有のロースターに関するややこしい(選手の飼い殺しを防ぐため、という点では素晴らしい)制度の1つです。40人ロースターに載っている選手であっても25人ロースターに入れずにマイナーに送ることが球団には認められています。これを「Optionする」といいます。ただし、これは1人の選手につき3年しか認められておらず、この3年を使いきった選手がOut of Optionsの選手ということになります(というのが、いちおうの規則の説明ですが、実際はもう少し複雑で、どの選手がOut of Optionsなのかは素人目にはよく分かりません。)。
 
 このOut of Optionsの選手をマイナーに送る(40人枠から外すしかない)ためにはwaiverを通過させる必要があります。waiverに公示された選手は他球団が自由に獲得できてしまいますので、元の球団としては見返りなしにその選手を失うこととなります。ただし、元の球団とその選手との契約(どんなに巨額の契約であっても)を引き継ぐという側面があります。過去にレッドソックスがManny Ramirezをwaiver公示したものの誰も手を上げなかったということがありましたが、そういうことも起こりうるわけです。現にWily Mo Penaがナショナルズによってwaiverに出されていますが、おそらく200万ドルという年俸がネックで、獲得に名乗りをあげる球団はないとみられています。

 で、そのリストの転載。Casto、Hinckley、Shellあたりが難しい決断を迫られそうです。

Kory Casto
Mike Hinckley
Steven Shell
Josh Willingham
Willie Harris
Daniel Cabrera
Ronnie Belliard
Anderson Hernandez
Joel Hanrahan
Wily Mo Pena (もうwaiver公示されています)

3/29 FLA (Daniel Cabreraが首を痛めて登板回避)

 とはいえ、寝違えのようなものらしく、投球に影響が残るような故障ではないので、開幕ローテーションの3番手の立場は変わりありません。

 で、今日の試合は急きょJurian Tavarezが先発。といっても1回だけ。Joel Hanrahanが2回投げたほかは、各1回ずつブルペン投手が投げました。枠を争っている、Hinckley、Shell、Colome、Ledezmaがそれぞれ無失点に抑え、踏みとどまりました。

 打線はあまり元気なく5安打2得点。Josh Willinghamが3号ソロ。こちらも踏ん張らねばならない立場です。

2009年3月29日日曜日

3/28 HOU (Cintron踏ん張る)

 次第にロースターの整理が進み、3月28日の試合を迎えた時点で、マイナー契約の招待選手で25人枠争いに残っている野手(内外野手)はAlex Cintronのみとなりました。今日は、そのCintronが8番セカンドで先発出場し、2打数2安打(2本とも三塁打)4打点と必死のアピール。これでこの春の成績を.333/.353./.606としました。生き残りをかけた戦いが続きます。
 
 先発はScott Olsen。Christian Guzmanのエラー(今日は計3エラーと厄日でした)で失点が増えたものの、6回途中まで4安打1四球で自責点は1。内容の評価も良かったようです。そしてブルペンでは、Jurian Tavarezが遂に初登板。1回1/3を2安打されながらも無失点。最終回に登板したJesus Colomeも無失点(この春の防御率1.00)と、こちらも熾烈な競争が続きます。
 

2009年3月28日土曜日

開幕ローテーションが決定!

 Shairon Martisが先発4番手、Jordan Zimmermannが5番手と発表されました。個人的には2人とももう少しマイナーで育成したいと思っていましたが、このスプリングトレーニングでいい成績を残していますので、実力的には文句はありません。

 Martisは、スプリングとレーニングが始まった時点での下馬評は高くありませんでしたが、ここまで投手陣で最もいい内容を見せている1人。昨年のスプリングトレーニングでのLannanを思い出させます。投球内容も、必ずしも速球が速いわけではなく(90マイルがせいぜい)、チェンジアップでタイミングをはずして打たせていきますが、これもLannanのよう。それこそ昨季のLannanのように育ってくれることを期待します。

 Zimmermannは、マイナーで開幕を迎えますが、4月19日には昇格することになります。うーん、微妙なタイミング。もうちょっと伸ばすことはできないのか・・・・・。

 とにかく、開幕ローテーションが決定。Lannan, Olsen, Cabrera, Martis, Zimmermann という27歳以下の若いローテーションとなりました。見ていて楽めそうではあります。

3/27 MYM (Lannanは順調)

 録画で映像を見ました。

 John Lannanは6回を3失点。そこそこ打たれていましたが、それでもいわゆるQSには到達。ストライク先行で、テンポよく投げており、安心感を持って見ていられます。リリーフで出てきたGarret Mockもいい感じに見えました。

 打線は、相手がJohan Santana、K-Rodではある程度しかたないか。Alberto Gonzalezのショート守備はいいですね。試合を引き締めていました。それに引き換えセカンドのBelliardは不安です・・・。ところで、故障離脱中のAnderson Hernandez本人が、開幕戦に間に合うだろうとの見通しを語っています。本人としては是が非でもチャンスを逃したくないでしょうから、少し慎重に見なければなりませんが。

2009年3月27日金曜日

開幕25人ロースターのポジション内訳

 開幕25人ロースターのポジションごとの内訳が明らかになりました。先発投手はとりあえず4人でスタート(休みが比較的多いため4月18日までは4人で回せる)。ブルペンは7人。捕手は2人。で残りの12人が野手ということだそうです。

 通常より先発投手が1人少なくなり、その分を野手に回すことになります。ブルペンを増やすのではなく野手にしたということの意味は、Terrell Youngを保持する可能性が下がり、オプションが切れているKory Castoを(個人的には不要と思っていますが)残す可能性が高まりました。

 先発4人ですが、John Lannan、Scott Olsen、Daniel Cabreraは確定。4人目は、既に40人枠に入っているということもあり、Martisが一歩リードと信じたいところ。Jordan Zimmermannが内容では上回るとの声もありますが、(再三書いていますが)FAまでの期間の問題がありますので、何とか回避してくれると信じています。4月19日登板となる先発5番手も、少なくとも1か月間は、Collin Balesterに任せていいのではないでしょうか。あるいはBergmannとか・・・・。

3/25 ATL (Anderson Hernandezが故障離脱・・・)

 痛い!ウィンターリーグで絶好調。スプリングトレーニングに入っても好調を持続し、開幕セカンドは間違いなしと思われていたAnderson Hernandezが左のハムストリングを痛めて退場。6回の打席でセカンドゴロを打ち、一塁に向って走っている途中で痛めました。こちらは先日の故障から復帰してきたBelliardが出場し、タイムリーを打ちました。期待していただけに残念ですが、本人が一番無念でしょう。どのくらいの離脱になるのでしょうか(翌日にMRIを受けるということになっていましたが、とりあえず全く追加情報がありません。ビートライターの皆さん、宜しくお願いします!)。

 故障関連の情報をもう少し、続けます。

 ルール5ドラフトのTerrell Youngも肩の痛みを訴え、MRIを受けているということです。どうやらレッズに返却することになりそうですね・・・。全体ドラフト1位指名だったのに、無駄遣いしてしまいました。前GMのレッズ偏重の結果ですね。もったいない・・・。

 また、ずっと試合から離れていたJesus Flores捕手ですが、もう大丈夫。26日のマイナーの試合で5回を守りました(その試合、投手はJ-Zimで5回1安打無四球という格の違いを見せる投球だったようです)。

 それ以外では、もう1か月くらい試合に出られていないDmitri Youngがまだ復帰のスケジュールが立たないことを除けば、概ね順調。特にNick Johnsonが健康に過ごせていることがなによりです。

 25日の試合に戻ります。まさに背水の陣でいどんだCollin Balesterが5回を4安打無四球、Chipper Jonesに打たれた2ランの2点のみに抑えました。ファーストストライクをどんどん取っていくことができ、内容もまずまず評価されたようです。開幕はBalesterが5番手投手でいいと思うのですが・・・。また、Kip Wellsがナショナルズで初登板。2回を1失点。もう少し調整が必要なように見えましたね。
 
 ちなみに、この試合、相手投手が川上憲伸ということでNHK-BSで深夜に放送してくれました。こんな感じで、日本語中継が見られるとそれはそれで楽しいです。シーズンが開幕してからも是非お願いします。

2009年3月25日水曜日

3/23,24 Shairon Martis(21歳)来てます!

3/23 STL
 Scott Olsenが7安打されながらも5回を2失点。無四球だったことも合わせて考えると合格点の内容でしょう。球速がまだ90マイルに達しないのが不安材料。Josh Bardが初出場(0/3)。Saul RiveraがWBC後初登板を1回2/3を無失点。打線ではNick Johnsonが2安打2打点の活躍。

3/24 BAL
 Shairon Martisは開幕ローテーション当確でしょう!6回3安打1四球の無失点。唯一のピンチだった4回2死満塁ではMatt Wietersを中飛に打ち取りました。文句の付けようがありません。何度か紹介していますが、オランダ領アンティル出身の21歳(3月末に22歳になります)。既に40人ロースターには入っていますので、FAまでの年数を数える気にする必要はありません。堂々とローテに入ってもらいましょう!おそらくスプリングトレーニングでの登板はあと1回。そこで少々荒れても、評価はもう変わらないでしょう。

2009年3月24日火曜日

Shawn Hillがパドレスとマイナー契約

 マイナー契約とはいえ、行き先が決まって良かったです。パドレスの投手陣はナショナルズ以上に層が薄いので十分チャンスはあるでしょう。幸運を祈ります!

2009年3月23日月曜日

3/22 HOU (Lannan6回無失点)

 スプリングトレーニング絶不調(前日までなんとわずか1勝)のアストロズ相手とはいえ、John Lannanが6回無失点の快投。4安打されましたが、併殺打3つを打たせ、見事にゼロを並べました。さすが!!

 とはいえ、味方打線も6回までわずか2安打・・・・。  現在7回表攻撃中ですが両軍スコアレス。

 おやすみなさい。

→試合後追記

 結局ナショナルズのヒットは2本のみ。9回裏、併殺を決められずに0-1でサヨナラ負け。先発投手の好投を見殺しとは、昨季と同じではないか・・・。

 なお、9回裏にサヨナラ負けを喫したのは、アリゾナ秋季リーグも経験したZech Zinicola。先頭打者がセカンドゴロエラーで出塁、四球、外野フライ(タッチアップで1死1,3塁)、セカンドゴロ併殺崩れということで、ヒットを許すことなく自責点もゼロながら敗戦投手。初登板だったのにかわいそうでした。

2009年3月22日日曜日

Josh Bard捕手とマイナー契約

 レッドソックスのスプリングトレーニングに参加していたものの自由契約となっていたJosh Bardとマイナー契約を結びました。

Josh Bard (2008 season for Padres)
57G 178AB 11R 1HR 16RBI 202/279/270 0SB

 30歳の捕手。06、07年はパドレスで高打率を残していましたが、昨季はご覧の成績。待球するタイプで、三振も多いものも四球も選び、出塁率はそこそこ。基本的には守備型のバックアップ捕手です。ナショナルズでも、レギュラーはJesus Flores(右ヒジの故障で出遅れていますが、順調でまもなく実戦復帰の見通し)で確定しているので、控えの座を、40人ロースターに入っているWil Neives、やはりマイナー契約のJavier Valentinと争います。

 ちなみに、ここまでのスプリングとレーニングでの成績(3/21現在)は以下の通り。

Bard 429/529/786 (6/14 1HR 3BB 2K) (for Red Sox)
Valentin 250/375/500 (5/20 1HR 4BB 1K)
Nieves 235/350/294 (4/17 2BB 2K)

 Red Soxからリリースされたのは、Tim Wakefieldのナックルボールを捕れなかったためで、Bardのバット自体はむしろ好調なようです。個人的には、リード面を含めてNievesをかっているのですが、今ところ横一線という感じでしょうか。

3/21 STL (J-ZIMが遂に失点)

 ラジオを聴きながらの観戦。

 ここまで12回1/3を無失点に抑えてきたJordan Zimmermannが遂に失点しました。それも、いきなり2回7安打5失点。また派手に打たれましたね(防御率が3.14まで上昇しました)。試合前に、風邪気味との情報が入っていましたが、うーん、そういう理由で見ていいのかなあ。次回登板がポイントになりそうです。今日は、ナショナルズのホーム球場での試合なのですが、なんと満員だそうです(→訂正:6000人を超えるこの春最多の観衆だったものの満員ではなかったそうです。)。Zimmermann見たさに集まったんでしょうが、残念でしたね。

 2回裏にWillinghamが2号ソロを打って5-1。ナショナルズの投手はTerrell Youngに交代しました。

 もう楽しみは終わったので、とりあえず寝ます。

>試合後追記
 その後6回表までに4つのエラーも絡んで12-1と大差をつけられたものの、その後Nick JohnsonのソロやKearnsの満塁弾などで追い上げ、終わってみれば12-11で惜敗という試合でした。外野のポジションを争うWillingham、Kearns、Dukesがそれぞれ2安打ずつ。

 試合後、Zimmermannは、風邪の影響については言い訳しませんでした。
"I felt fine, I'm not going to have an excuse because I had the flu or whatever. You still have to go out there and battle. I told [pitching coach Randy] St. Claire I was ready to go. No excuse today. I just had a bad day."

 そして、これに対するアクタ監督のコメント。
"He didn't make excuses. That was the best thing out of this. He had a built-in excuse, and he didn't even use it."

 いいですねー。

 なお、この試合には、昨季大きく株を上げたトッププロスペクト(BAでは6位、BPでは4位にランク)のDerek Norris捕手が途中からマスクをかぶりました。打席でも打席も2度回って来て、1本タイムリーヒットを放ちました(Box Scoreだけで見ています)。