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2011年11月19日土曜日

Norris, Moore, Perez, Solanoが40人ロースター入り

Derek NorrisTyler MooreEury PerezJhonatan Solanoの4選手を来月のルール5ドラフトで指名されないように40人ロースターに入れました。4人とも初めてです。おめでとう!

 Norrisはもう言葉を必要としませんね。

 Mooreは2008年16順目入団の右打ちの一塁手。それまでパッとしなかったのに、2010年の後半から猛烈に打ち出し、2年続けてシーズン31本塁打を放っています。三振が多く、一塁しか、しかも平均以下のレベルでしか守れないなど、欠点が多いためにプロスペクトとしての評価は高くありませんが、2年続けて所属したリーグの本塁打王、しかも独走という長打力はそれだけで十分魅力的です。

 Eury Perezはドミニカ出身のまだ21歳の外野手。足(今季45盗塁)とセンターの守備の評価は高く、打率も高い水準を残します。ただ、とにかく早打ち。三振も少ない代わりに四球も少なく、出塁率が低いのが最大の欠点。上のレベルで戦っていくには、もう一皮むける必要がありそうです。

 最後はSolano。ちょっと驚きました。守備力は評価されている捕手ですが、打てません。マイナーのデプスという感じであり、ベテラン捕手とマイナー契約すればいいのに、と思ってしまいました。

 プロテクトから外れた選手で他球団に指名されないかと心配なのは、Brad MeyersJosh Smokerの2人。Meyersは故障があったとはいえAAAまででの実績は十分。特に与四球の少なさはちょっと異常な水準ですから、こういう投手が好みの球団がありそうだなと恐れています。元ドラ1のSmokerは先発としてはダメでしたが、ブルペンに行ってからはかなりの好成績。左腕でもあり、ブルペンに置いておこうとする球団が出てくるかもしれません。

2011年5月25日水曜日

5/25 Eury Perezが打撃好調(A+)

[MiLB]
 AAAは移動日で、AAは雨天サスペンデットということでAの2試合。両方負けました。A+ではEury Perezが打撃好調を維持で打率を.346とし、(故障で出遅れたのでまだ規定打席にはわずかに達していないものの)ともに無安打に終わったAのHarperとKelsoを抜いて、ナショナルズ組織で最高打率となりました。ちなみにCarolina Leagueの現在の最高打率は.318なので規定打席に達し次第リーグの首位打者となります。

 4試合目のAでの先発となったA. J. Coleが自身最長の4回2/3まで投げましたが、結果は負け投手。数字を見ている限り、大崩れはしませんがピリッともしません(見ていないので何とも言い難いわけですが)。

A+ Potomac L7-13
Clegg(L2-3) 1.2IP 5ER(8R) 5H 3BB 2HBP K 5.63 序盤で試合をぶち壊し。
Eu. Perez 2/2 double BB 2RBI .346 他の2打席で送りバントと犠牲フライ。
Bloxom 3/5 K .232
Hood 1/5 RBI K .271
Kobernus 1/5 K .242

A Hagerstown L1-4
A. J. Cole(L0-3) 4.2IP 2ER(4R) 7H BB 5K 3.86
Harper 0/3 BB K .340
Kelso 0/4 BB K .343
Freitas 1/3 BB 2K .290 じわじわ上がってきた。
Ad Sanchez 1/3 double 2BB R .244

[MLB]
Nationals 4-6 at MIL Season 21-28 (L5)

2011年5月20日金曜日

5/19 L0-1 @NYM (貧打に誤審で単独最下位転落)

Nationals 0-1 at NYM Season 20-23 (L2)
Pitching: Livan(L3-6, 7.0IP ER 7H 2BB 7K 3.64)
Hitting: Nix(1/3 double BB K .307)

 2試合連続完封負けで、またしても好投の先発を見殺し。Livanに限って言えば、2試合連続の0-1敗戦、3試合連続の完封負け、その前の登板も1得点でだったので5月の4登板で援護はなんとわずか1点。いい加減にしろと怒りが湧いてきます。しかも今日は6回2死からチーム初安打をようやく打ったのがLivan自身・・・。ここまで来るともう笑えます。
 
 前半はほとんどチャンスらしいチャンスもありませんでした。ようやく作った8回1死1,2塁のチャンスは、Stairsがライトフライ(なんでまだベンチにいるんだ・・・)、Bernadinaの代打Morseが初球を打って二ゴロ。最終回、1死2塁からのWerthの打球は三塁線への痛烈な打球でしたが、好捕された上、送球がそれて一塁手がベースから離れたにもかかわらずセーフの誤審・・・。Werth本人、Riggleman監督が抗議しましたが当然変わらず。LaRocheがあっさり二ゴロに倒れてゲームセット。試合終了直後、Pudgeが審判に向かって何か叫んで、しかも試合後Rizzo GMまで一塁塁審に何か言ったようで、MLB機構の調査が行われるそうです。全くの誤審なのでどう処理されるのかは分かりませんが。(問題のシーン
 
 それにしても打てないのが悪い。今季の打席数の多い順に打率を並べてみました。次がようやくRamosで.269となります。あまりの惨状に涙で目がかすみます。

Werth .234
Espinosa .194
LaRoche .172
Desmond .212
Hairston .229
Ankiel .221

[MiLB]
 HarrisburgでOliver Perezが遂に初登板。意外にも好投してしまいました・・・。PotomacではEury Perezの今季1号をはじめ6本塁打が飛び出しました。Perezの打率はどこまで上がるんだろう。

 AではA.J. Coleが3度目の登板をしましたが、味方のエラーに足を引っ張られたこともあり、また結果を残せませんでした。Harperはまたヒットなし。打率は.358。

2011年4月20日水曜日

4/20 W8-6, L3-5 @STL (Espinosa1番は機能してる)

 仕切り直しでダブルヘッダー。中2日挟んで2度のダブルヘッダー。日本なら秋にならないと絶対ないでしょうし、メジャーでも珍しいでしょう。第1戦の打線は、Morseが外れてNixが入っています。

(Game 1)
2B Danny Espinosa
CF Rick Ankiel
RF Jayson Werth
1B Adam LaRoche
SS Ian Desmond
LF Laynce Nix
C Ivan Rodriguez
3B Alex Cora
P John Lannan

CARDINALS (8-8)
SS Ryan Theriot
CF Colby Rasmus
1B Albert Pujols
LF Matt Holliday
RF Lance Berkman
3B David Freese
C Gerald Laird
2B Tyler Greene
P Jake Westbrook

[第1試合終了後更新]
 7-0とリードしたときは温存できるかと思いましたが、結局Clippard-Burnett-Storenの3人とも投入してなんとか逃げ切り。第2試合の終盤競ったらどうするんだろう。打線は対左投手のJaime GarciaということもあってRamosとMorseが入るレギュラーラインナップとなりました。Zimmermannは実はカージナルス=Pujolsが大の苦手。前回のCliff Leeとの投げ合いに続く、新たな挑戦です。

(Game 2)
2B Danny Espinosa
CF Rick Ankiel
RF Jayson Werth
1B Adam LaRoche
C Wilson Ramos
LF Michael Morse
SS Ian Desmond
3B Jerry Hairston
P Jordan Zimmermann

[試合後コメント]
(Game 1)
Nationals 8-6 at STL Season 9-7 (W4)
Pitching:
Lannan (W2-1) 5.0IP 2ER 7H 3BB 2K 3.43
Clippard (H5) 1.1IP 0ER H BB 2K 1.46
Burnett (H1) 0.2IP 1ER 3H 3.24
Storen (S2) 1.1IP 0ER BB 0.77
Hitting:
Espinosa 3/5 triple 2R .292
Werth 2/4 R RBI K .220
Nix 2/4 HR(2) 2R 2RBI K SB(1) .286
Desmond 1/4 R 2RBI K SB(7) .219

 Desmondのエラー(とそれに続く失点)さえなければ会心の勝利だったのでしょうが、勝ったことで良しとしましょう。打ち合いを制したのなんて今季初めて。その打線を引っ張ったのがEspinosa。1番に入ってからチームは負けていません。出塁して返ってくるというリードオフに求められる仕事をまさにしています。

MVP: Danny Espinosa

(Game 2)
Natinals 3-5 at STL Season 9-8 (L1)
Pitching:
Zimmermann (L1-3) 6.0IP 5ER 8H 2BB 3K 3.70
Balester 2.0IP 0ER H BB K 0.00
Hitting:
Ankiel 2/4 R RBI SB(3) .231
Espinosa 1/4 R RBI 2K .288

 Zimmremannは決して悪くなかったと思います。でも試合が進むにつれて打たれるようになるのには、何か要因があるのでしょうか。気になります。Balesterはおかえりなさい(でも、Coffeyが最短で復帰しそうなので、またAAAに送り返されるのではないかと言われています。個人的にはGaudinをDFAすればいいと思うのですが)。

[MiLB]
 足首の故障でDL入りしていたDerek Norrisが最短で復帰。結果は出ませんでしたが、まずはほっとしました。Harperはダブルを含む2安打で打率を.250に戻しました。なかなかエンジンがかかりません。Eury Perez はやはり出場していません。故障かな、心配です。

2011年4月8日金曜日

Potomac Nationals (A+) 開幕ロースター

 1日遅れで今日開幕します。(太字は個人的注目選手。右のカッコ内の数字はBAのプロスペクトランキング)

[PITCHERS]
Danny Rosenbaum(SP)[23]
Trevor Holder(SP)[28]
Paul Demny(SP)
Marcos Frias(SP)
Ryan Demmin
Alex Caldera
Mitchell Clegg
Pat Lehman
Carlos Martinez
Kyle Morrison
Adam Olbrychowski
Josh Smoker
Rob Wort

[CATCHERS]
Brian Peacock
Sandy Leon

[INFIELDERS]
Cutter Dykstra
Rick Hague(SS)[14]
Stephen King
Jeff Kobernus(2B)[21]
Francisco Soriano
Steven Souza

[OUTFIELDERS]
Destin Hood[12]
Eury Perez(CF)[8]
J.P. Ramirez[25]
Chris Curran
 
 投打とも面白そうな選手がそろっています。まず昨年のドラフト3順目のHagueが2011年組の出世頭として挑戦。指名時に、あまり評価は高くないとコメントしました(すいませんでした)が、昨季はHagerstown(A)で.327/.386/.522という堂々たる数字を残しています。この他、内野手では2009年ドラフト2順目(Strasburg、Storenの次の指名)ながら結果を出せていないKobernus、先日Morganとのトレードで来たDykstraが注目。

 外野手は20~21歳の若い3人がそろいました。Eury Perezは2009年にGCLで首位打者を獲得。昨季は序盤こそ(寒さで?)出遅れましたが、夏場以降に成績を伸ばし、オールスターの前座のFutures Gameにも出場。64盗塁と足も抜群。センター守備の評価も高く、BAはじめ多くののプロスペクトランキングでトップテン入りを果たしました。Hoodは2008年のドラフト2順目(1順目が入団拒否したので実質トップピック)。まずまず順調に育っていますが、21歳になりましたのでもう少しパワーがついてきて欲しいところ。Hoodと同期(15順目)のRamirezは昨季も16本塁打とパワーを見せつつあり、個人的にはHoodより期待しています。

 続いて投手陣。2009年ドラフトの3順目のHolder、22順目のRosenbaum、2008年6順目のDemny、それに昨季はダメでしたがその前の年は快投していたFriasまでは先発として期待感があります。年齢的には高卒入団のDemnyが一番若い。特に注目はRosenbaum。この人も球速が90マイル前後にとどまるため、Tom Milone同様プロスペクトとしては高い評価は得ていませんが、とにかく打たれない(やはり左腕なので「Lannanタイプ」とでも呼んでおきましょう)。ブルペンにはSmokerの名前があります。元トッププロスペクトで先発として期待されましたがダメ。ただ、昨季途中にブルペンに回されてからは好投。まだ若く、球速は95マイルを上回るとのことなので、一定の期待感は持っています。一方、Wortは2009年の30順目と期待は高くありませんでしたが、昨季はAとA+投げて防御率1.92、投球回数をはるかに上回る奪三振と支配し、一躍評価を上げました。

2011年3月8日火曜日

ST 3/8 Zimmermannまたも3回無失点!

 またもJordan Zimmermannが3回を無失点と結果を残しました。いい当たりを守備に助けられたり、3回には連続四球を出したりと、完璧な投球というわけではなかったようですが、4奪三振も合わせ順調といえるでしょう。2番手で投げたルール5のBrian Rroderickも、連打で1点こそ失いましたが、3試合計6イニングで4安打無四球4奪三振と立派な結果を残しています。

 打線で最もホットだったのはMorgan。散々言われて(言って)きましたが、今日は全5打席で4度出塁。塁上でも2盗塁に加えて2盗塁死(うち1つはスクイズ失敗なので盗塁死というのはかわいそうですが)とにぎやかでした。これをきっかけに上向いてくればいいとは思いますが、まだ信用していません。

 途中出場とはいえこれまで全8試合に出場していたBryce Harperが今日はお休み。代わりというわけではないでしょうが、マイナーキャンプからSteve Lombardozzi二塁手とEury Perez外野手の両プロスペクトが呼ばれ、終盤に1打席ずつ経験しました。Lombardozziはショートゴロに倒れましたが、Perezは10回表の先頭打者としてライト前シングルで出塁すると、二盗を決め、Laynce Nixの二塁打で決勝のホームを踏みました。試合は延長10回、4-3でメッツに勝利(BOX)。

◎よくできました◎
Nyjer Morgan 2/3 double 2BB 2SB(2) 2CS(2) .158
Jordan Zimmermann 3.0IP 0ER H 2BB 4K 0.00
Brian Broderick 3.0IP ER 2H K1.50
Michael Morse 2/4 HR(3) R RBI K .400 チームトップの3号ソロ。
Wilson Ramos 2/3 .462

▲がんばりましょう▼
Ian Desmond 0/3 BB SB(1) .263 E(2) ST2つ目のエラー、バント失敗、併殺打。頑張って!
Rick Ankiel 0/3 K 併殺打、1死満塁で空振り三振。

◎プロスペクト◎
Adam Carr 2.0IP H 0.00 9回裏と10回裏をしっかり無失点で勝ち投手となりました。
Chris Marrero 0/3 K .400 先発出場しましたが2試合連続でヒットなし。守備ではいいところを見せていてるようです。
Derek Norris 0/2 .286
Atahualpa Severino 1.0IP 2ER 2H 6.00 (BS) 2点リードの8回裏、2死からCory Vaughn (メジャー通算355本塁打のGreg Vaughnの息子)に同点2ランを浴びました。
Eury Perez 1/1 R SB(1)
Steve Lombardozzi 0/1

2010年12月22日水曜日

BA: Nationals Top 10 Prospects

 BAのトップ10プロスペクトが明らかになりました(元記事はこちら)。

1. Bryce Harper OF
2. Derek Norris C
3. Danny Espinosa SS/2B
4. A.J. Cole RHP
5. Wilson Ramos C
6. Sammy Solis LHP
7. Cole Kimball RHP
8. Eury Perez OF
9. Chris Marrero 1B
10. Brad Peacock RHP


 トップ3はここでも変わらず。BP、Sickelsさんと比較すると、Kimball、Peacockのアリゾナ組の評価が高いこと、Marreroの評価が維持されていることがポイントでしょうか。逆にMichael Burgessはランク外に落ちました。個人的には、BAのランクのほうが違和感なく受け入れられます。なんだかんだ言っても、Marreroのバットはメジャーでも試してみたいという水準ですから。

 昨年とは大きく様変わり。Strasburg、Storen、Desmondが見事に卒業。Maxwellもテクニカルには卒業(実質的にはランク外へ転落ですが)。残る6人のうち、今季もランクインしたのはNorrisとMarreroの2人のみ。その他の4人はランク外へ転落してしまいました。

2010年11月27日土曜日

John Sickels: Nationals Top 20 Prospects

 お次はJohn Sickels氏(元記事はこちら。あえてHarperじゃなくてEspinosaの写真を使ってますね)。上位の顔ぶれはBPとあまり変わりませんが、 AFLでもがんばったLombardozziの評価が高いことが目立ちます。

Grade A(スター間違いなし)
1. Bryce Harper OF
Grade B (メジャーでのレギュラー候補)
2. Derek Norris C
3. Danny Espinosa INF
4. Sammy Solis LHP
5. A.J. Cole RHP

6. Wilson Ramos C
7. Robbie Ray LHP

Grade C (メジャーに昇格・定着できるかどうかボーダーラインの選手)
8. Michael Burgess OF
9. Eury Perez OF
10. Rich Hague SS
11. Cole Kimball RHP
12. J.P. Ramirez OF
13. Chris Marrero 1B
14. Steve Lombardozzi 2B
15. Brad Meyers RHP
16. Brad Peacock RHP
17. A.J. Morris RHP
18. Tyler Moore 1B
19. Tom Milone LHP
20. Daniel Rosenbaum LHP

BP: Nationals Top 20 Prospects

 今年もプロスペクトランキングの季節がやってきました。まずはBPから(元記事はこちら)。BPは例年11位までなんですが、今年はおまけで20位まで紹介されていました。2010年ドラフト組が、Harper、Cole、Solis、Rayと上位に顔を並べています(Cole、Rayはまだなんとも言えませんが)。

Five-Star Prospects
1. Bryce Harper, OF
2. Derek Norris, C

Four-Star Prospects
3. Danny Espinosa, SS/2B
4. A.J. Cole, RHP

Three-Star Prospects
5. Sammy Solis, LHP
6. Wilson Ramos, C
7. Michael Burgess, OF
8. Robbie Ray, LHP
Two-Star Prospects
9. Eury Perez, OF
10. Tyler Moore, 1B
11. Rick Hague, SS

Nine More:
12. Cole Kimball RHP
13. J.P. Ramirez OF
14. Chris Marrero 1B
15. Brad Meyers RHP
16. Jason Martinson SS
17. A.J. Morris RHP
18. Brad Peacock RHP
19. Paul Demny RHP
20. Destin Hood OF


 私案を記事にする余裕はないのですが、個人的にはMoore、Morrisが過大評価のように思える一方で、Tom Milone、Daniel Roenbaumがランクインしてもよかったのになあと思っています。

2010年6月25日金曜日

Futures GameにEspinosa (AA)とEury Perez(A)

 メジャーのオールスターの前日に開催されるマイナーリーガーのオールスター戦、Futures Gameに、ナショナルズからは、Danny Espinosa遊撃手(AA)が2年連続で、Eury Perez外野手(A)がこちらは初めて、選ばれました。EspinosaがUSAチーム、Perezが Team World(米国以外出身者)の一員として参加します。 

 2人とも、今季のここまではまだ期待ほどの成績ではありませんが、選ばれたということは、(選考にも関わった)球団の期待の高さをう窺わせます。

2010年6月14日月曜日

Rosenbaum, Holder, Suoza, Hood, Leonがオールスターに(A)

 6月22日に開催されるSouth Atlantic League(A)のオールスターにHagerstown SunsからDaniel RosenbaumTrevor Holderの両先発投手、Steven Suoza三塁手、Destin Hood外野手、Sandy Leon捕手の5人が選ばれました。しかも、Rosenbaum、Suoza、Hoodは先発出場の予定。1チームから5人というのは球団別で見ると最多タイ。私がこのブログを始めてからでも5人は最多です。とってもうれしいです!

 この機会に、この5人を含むHagerstownのプロスペクトたちのこれまでをまとめておきます。(成績は6/12終了時点)

Daniel Rosenbaum (LHSP)
13G(13GS) 73.0IP 13BB 60K 1.97/1.08

 今季のマイナー選手中の一番のサプライズ。ドラフト22順目とかなり下位指名でしたが、昨季契約してから合流したGCLでも今季とほぼ同じERA/WHIPを記録して評価を上げ、今季は開幕からローテーション投手として好投し、週間MVPにも選ばれる活躍。球速は90マイルをようやく超える程度ですが、変化球を含め制球力が抜群で、このレベルではほとんど打たれていません。大卒入団なので、昇格が待ちどおしいところです。

Trevor Holder (RHSP)
12G(12GS) 65.2IP 7BB 50K 3.15/1.14

 昨季のドラフト3順目入団の23歳。元々高く評価されたプロスペクトでもなかったのに3順目という高順位で指名された上、昨季はマイナー3レベルで計6.97/1.79と結果を残せなかったことから、Signabilityを重視した指名として悪印象を持っていましたが、今季はまずまずの内容を続けています。とにかく四球が少ない。これがおそらく生命線でしょうが、どこまで通用するのかは、未だに疑いの目で見ています。
→6/14、Potomac(A+)に昇格しました。

Steven Suoza (3B)
63G 266PA 42R 9HR 47RBI 25BB 62K .230/.313/.439 14SB

 打率は低く(.230)、三振も多いが、9本塁打と長打力があり、リーグ2位の47打点をたたき出している点を評価されての選出となりました。07年ドラフト3順目(全体100位)入団で大きな期待を寄せられていたのに、伸び悩んでいる21歳。これをきっかけに大きく成長してくれることを願います。

Destin Hood (OF)
61G 248PA 26R 1HR 34RBI 12BB 63K .289/.323/.366 2SB

 08年ドラフト2順目。実質1年目の昨季はルーキーリーグからショートシーズンへと順調にステップアップ。Hagerstownで迎えた今季も開幕から好調で、4月の打率は.356と圧倒し、昇格も間近かと楽しみにしていました。ところが5月以降スランプに陥り、打率が急降下。まだ20歳で発展途上。長打力をもう少し付いて欲しいところ。

Sandy Leon (C)
43G 165PA 24R 0HR 19RBI 24BB 29K .292/.390/.358 3SB

 ベネズエラ出身の21歳の捕手。打率はともかく、三振の少なさに対して四球の多さ=出塁率の高さが目を引きます。

この他、惜しくも選ばれなかったものの選ばれても不思議のない好成績の選手:
-Justin Bloxom(1B, 2009-11, .305/.356/.431)
-Paul Demny(RHSP, 2008-6 3.02/1.32)
-Mitchell Clegg(LHSP, 2009-21, 2.95/1.24)

まずまずかな、という選手:
-J.P. Ramirez(OF, 2008-15, .254/.309/.427)
-Eury Perez(OF, Dominica, .247/.295/.289)
-Dean Weaver(RHRP, 2009-7, 2.59/1.32)

期待してたんだからもうちょっと頑張ってくれよ、という選手:
-Jeff Kobernus(2B, 2009-2, .243/.264/.279)
-Adrian Nieto(C, 2008-5, .225/.321/.282)
-Josh Smoker(LHSP, 2007-1, 6.86/1.75)
-Jack McGeary(LHSP, 2007-6, 4.62/1.36: TJ手術となったことは先日記事にしました・・)

2010年4月14日水曜日

Hagerstown Suns (A) Roster

 ここにもまた楽しみな選手が大勢います。

 まず昨季GCLで堂々の首位打者となり、大いに株を上げたEury Perez。ドミニカ出身。19歳はチーム最年少。1番センターで起用されることになりそうです。

 2008年ドラフト組からは、まずまず順調に育ってきている2順目のHood(こちらも19歳)のほか、5順目のNieto、9順目のJ.R. Higley、11順目のJ.P. Ramirezと、やや伸び悩んでいるものの潜在能力が高いと期待される若い選手がそろっています。投手でも、6順目のPaul Demneyは先発ローテーションでスタートする予定。期待しています。

 2009年ドラフト組では、まずJeffery Kobernusに注目が集まります。昨季は故障でほとんどプレーしていませんので、真価が問われます。投手陣に目を向けると、3順目のTrevor Holderと22順目ながら昨季好投して評価が高いDaniel Rosenbaumの2人がローテーション入り。ブルペンには、7順目のDean Weaver、10順目のPaul Applebee、21順目のMitchell Cleggもいます。

 そのほかの注目選手としては、数年前のトッププロスペクトだった、Josh Smoker(2007年サンドイッチピック)、Jack McGeary(同年6順目)、Colton Willems(2006年1順目)の3投手が所属。SmokerとMcGearyは先発で、Willemsはとりあえずブルペンで開幕。期待ハズレと言われ始めていますが、高卒入団なので3人ともまだ21歳。あきらめるのは早いぞ。

PITCHERS
Daniel Rosenbaum (ST)
Josh Smoker (ST)
Jack McGeary (ST)
Paul Demny (ST)
Trevor Holder (ST)
Colton Willems
Paul Applebee
Patrick Arnold
Mitchell Clegg
Glenn Gibson
Kyle Morrison
Wanel Vasquez
Dean Weaver
Austin Garrett

CATCHERS
Adrian Nieto
Sandy Leon

INFIELDERS
Jeffery Kobernus (2B)
Brett Newsome (1B)
Justin Bloxom (3B)
Sean Nicol (SS)
Francisco Soriano
Steven Souza

OUTFIELDERS
J.P. Ramirez (LF)
Eury Perez (CF)
Destin Hood (RF)
J.R. Higley
Marcus Jones

2010年3月1日月曜日

BP: 2010 Nationals Top Prospects

 BPのトップ11(といいながら実際には15位まで発表)がようやく発表されました(元記事はこちら)。今年はア・リーグの後にナ・リーグで、しかもアルファベット順だったので、最後の最後、オオトリでの発表となりました。

 昨年は1人もいなかった星5つの選手が2人ということで、とても満足です。

Five-Star Prospects
1. Stephen Strasburg, RHP
2. Derek Norris, C
Four-Star Prospects
3. Drew Storen, RHP
4. Danny Espinosa, SS
Three-Star Prospects
5. Ian Desmond, SS
6. Michael Burgess, OF
7. Eury Perez, OF
8. Jeff Kobernus, 2B
9. Chris Marrero, 1B
10. Juan Jaime, RHP
Two-Star Prospects
11. Paul Demny, RHP
12. Destin Hood, OF
13. Justin Maxwell, OF
14. Brad Meyers, RHP
15. J.R. Higley

2010年2月4日木曜日

Fangraphs: 2010 Nationals Top 10 Prospects

 Fangraphsのプロスペクトランキングが公表されました。元記事はこちら。最大の特徴はDrew Storenがランクインしていないこと。ブルペン投手には厳しいのかな。Strasburgの開幕はAAと予想しています。

1. Stephen Strasburg, RHP
2. Derek Norris, C
3. Ian Desmond, SS
4. Danny Espinosa, SS
5. Chris Marrero, 1B
6. Michael Burgess, OF
7. Bradley Meyers, RHP
8. Aaron Thompson, LHP
9. Destin Hood, OF
10. Eury Perez, OF

2009年9月24日木曜日

BA: 2009 GCL Top20

 今年も、BAが各マイナーリーグのトップ20プロスペクトを選ぶという企画が始まりました。最初はGCL(元記事はこちら)。ナショナルズからは2人。Hoodは昇格済みでしたが、こちらで選んでもらえましたね。16チームですから2人というのは合格点。まあ、リーグ優勝しているのだから当然と言えば、当然。もう少し選ばれても良かったとさえ思います。

8. Destin Hood, OF
14.
Eury Perez, OF

 上位には中南米出身のInternational Free Agentが並んでおり、全体の1位はパナマ出身の18 歳の捕手Christian Betancourt (ATL)。数字を見るとそんなに凄くもなく、実際に見ていないのでなんとも言えません。

2009年9月1日火曜日

GCL Nationals (Rk) プレーオフ進出

 Gulf Coast League (Rk) のレギュラーシーズンが終了。GCL Nationalsは5チームが所属する地区2位ながら、勝率ではリーグ16チーム中2位でワイルドカードを獲得。明日からのプレーオフに参加します。

 好成績の要因は何と言っても得点力。総得点334は2位のMarlinsに64点差をつけての独走。チーム打率、出塁率、長打率いずれもリーグトップ。OPSでは.755と2位Bravesの.694に大差です。投手力はリーグ平均以下でしたが、それを補って余りある攻撃力で勝ちきりました。

 その攻撃を引っ張ったのは、Eury Perez(381/443/503)、Hendry Jimenez(333/439/438)の1,2番コンビと4番のBrett Newsome(327/433/583)の3人。打率、出塁率でリーグトップ3を独占。長打率もリーグ1位と3位。素晴らしい上位打線でした。この中で今後が最も期待されるのはEury Perez中堅手。ドミニカ出身の19歳。2年間ドミニカでプレーして今季本土上陸。6,7月も3割前後の打率でしたが、特に8月に入ってからは猛チャージで月間打率.434と驚異的な数字を残しました。首位打者に加え盗塁数もリーグ3位の16を記録。センター守備でもシーズンをノーエラーと堅実でした。Hendry Jimenez二塁手も同じく過去2年ドミニカでプレーして今季本土上陸した19歳。小柄なこともあり長打力はなさそうですが、打率を1割上回る出塁率は魅力。こちらもシーズンが進むにつれて調子を上げ、最後の10試合は打率5割と大いに暴れました。Brett Newsome一塁手は2008年にドラフト外で入団した左打ち。既に23歳ということで、年を取っているのであまり期待度は高くありませんが、今季は良くがんばりました。

 この3人以外では、Destin Hood(330/388/614)が昇格していくまでの25試合でいい活躍を見せたくらいで、他はあまり目立つ選手はいませんでした。期待された2008年ドラフト5順目の捕手・DHのAdrian Nieto(228/337/287)が苦しんだのは残念。また2009年ドラフト組では、8順目のRobert Perez(167/211/167)も結果を残せていませんが、11試合ですから、まだ判断するのは早いでしょう。

 そして鷲谷君(Naoya Washiya)。最後の10試合を打率.333とがんばり、シーズン打率を少し上げましたが、苦しんだ印象。年齢が高めなだけにもう少し結果を残してほしかった。12盗塁で失敗0というのは好印象ですが、打つほうでのパワー不足は明瞭。プレーオフでの印象的な活躍を期待しています。来季はどうかなあHagerstown(A)で開幕させてもらえるかどうか・・。微妙。

Naoya Washiya (2009 season for GCL Nationals)
44G 118AB 21R 0HR 14RBI 13BB 23K .246/.331/.314 12SB


 次に投手陣ですが、2009年ドラフト組が目白押し。しかし、その前に2007年ドラフト1順目のJosh Smoker(42.2IP 3.38/1.31 31K)について。昨季は、期待度の高い高卒新人としてHagerstownで開幕したものの滅多打ちに会い、再調整の末に降格したGCLでいい感じでシーズンを終えました。今季、再びGCLで開幕すると、支配的とは言えないながらも次第に適応を見せ、8月には4試合に登板し2.17/1.21とまずまずの好成績で終えました。まだ20歳。来季はHagerstownでのリベンジに期待したい。

 また、2008年ドラフト4順目高卒入団で期待の高かったGraham Hicks(15.0IP 3.60/1.07 14K)が、昨季のSmokerのようにVermontで打ち込まれて落ちてきましたが、ここではまずまずの投球でした。まだ若いので奮起に期待します。

 さて、2009年組。現在のローテーション投手では22順目のDaniel Rosenbaum(37.0IP 1.95/1.03 38K)、10順目のTaylor Jordan(34.2IP 3.63/0.98 33K)の好投が目立ちました。Rosenbaumはかなり指名順位は低かったのですが、この内容は将来に大きな期待を抱かせます。また、4順目のA.J. Morris、7順目のDean Weaver、10順目のPaul Applebeeをはじめ、大卒投手でまずまずの結果を残した投手は、早々にVermont(SS)へ昇格していきました。

 ブルペン投手ではRuben De La Rosa(28IP 0.96/1.14 44K)が好投しましたが、22歳のブルペン専用右腕ということを考えると期待度は低めかな。

Team MVP (Hitter) : Eury Perez

Team MVP (Pitcher): Daniel Rosenbaum