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2011年5月6日金曜日

2011年4月の月間MVP

 チーム月間MVPシリーズ。昨年までは打者を先に投手を後に記事を書いていましたが、今季はここまであまりに投高打低なので、投手陣に敬意を払って前にしました。

Pitcher of the Month: Jason Marquis

 昨年は散々な4月(というかシーズン)だったMarquisでしたが、今季は4月の全5試合でクオリティ・スタートを記録し、29日のジャイアンツ戦では完封勝利と、ようやく契約(年俸750万ドル)に見合った成績を残しました。奪三振はキャリア平均(5.3K/9)に比べて妙に高いので持続的な感じはしませんが、このまま無駄な四球を与えないピッチングを続けていってもらえればと思います。

 Livan、Lannan、Gorzelannyも期待以上の投球を続けています。逆に期待に応えきれていないのがZimmermann。奪三振率は故障前(2009年)の9.1K/9から半分以下に低下。Strasburgがいなければエースというレベルの投手と期待しているのですが、次第に不安になってきました。特に、試合が進み打線が2周目になると打たれる傾向があるのも懸念材料です・・。ともかくローテーションはしっかりしているので、AAAでMayaやDetwilerが好投してもなかなかチャンスを与えられないといううれしい誤算が生じています。

 ブルペンでは、開幕直後はBurnettの安定感が抜群でしたが、次第に調子を落としました。でも入れ替わるようにStorenがどんどん支配的な投球をするようになり、結局自責点は今季初登板の試合での1点のみ。Riggleman監督は相変わらず認めませんが、現時点では間違いなくチームのクローザーです。そしてClippard。登板過多の懸念を払拭する快投を続けています。三振が欲しいピンチで出てきて何度救ってくれたことか。Storen以上の貢献と言っていいと思います。
 

Hitter of the Month: Wilson Ramos

 ひど過ぎます。Ramosと故障離脱のZimmermanを除くレギュラー陣で最も高い打率がDesmondの.239だなんて、あんまりです。もういちいちコメントしていくのもつらいのですが、がんばりましょう。

 Werthの7打点って何ですか。本塁打が4本なので4打点は自分自身。つまりたった3人しかホームに迎え入れていないということです。1,2番を打ったEspinosa、Desmond、Ankielが塁に出てくれなかったということもあるかもしれませんが、得点圏打率が.190ですから人のせいにできません(本塁打は全部ソロ)。そろそろブーイングを浴びせたくなってきました。LaRocheはほんとに打てません。スロースターターとして有名ですが、そんな悠長なこと言っていられるのは周りが打つチームにいてこそ。4番なんだから。Morseはスプリングトレーニングはまぐれだったということでしょうか。一時復活の兆しを見ましたが、4月最後の1週間はまた18打席で1安打無四球に逆戻り。

 Desmondは、開幕直後の大不振からはちょっと復活しましたが、歩けないことは明らかなので、リードオフはダメでしょう。盗塁数(盗塁死わずかに1)は目を引きますが、下位打線でお願いします。しかし代わったEspinosaも、開幕直後の好調から一転、リードオフに座ってからは、.194/.253/.347という物悲しい数字に終わっています。うむむむむ。

 控えのベテラン勢は・・・。Stairsはとにかく今すぐカットを望みます。代打Marquisのほうがまだ期待できます。

 その中で頑張ったのが捕手の2人。Pudgeは打率こそ伸びませんが、貴重な場面で右方向へのタイムリーヒットを打ってくれた印象が強烈。相変わらず併殺王ですが許します。そして、Ramos。ほとんど1人で打線を引っ張っている印象。ルーキーの捕手に4番を打たせることになるなんて思いもしませんでした。他の野手、しっかりしろって。


Rookie of the Month: Wilson Ramos

 対象者はRamos、Espinosa、それにルール5ドラフトで残っているBrian Broderickの3人。Broderickは緊張でガチガチだったデビュー戦、第2戦で派手に打たれた後は、安定した成績で5試合で好投(3試合では1イニングを三者凡退。5試合目で1塁に残したランナーを後を受けた投手に返された自責点1のみ)。防御率は7.56と大きな数字が残っていますがWHIPは1.32。十分戦力として生き残っています。

2010年10月21日木曜日

2010年9, 10月チーム月間MVP

Hitter of the Month: Danny Espinosa
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Ian Desmond 121 11 1 11 .239 .288 .330 3
Danny Espinosa 112 16 6 15 .214 .277 .447 0
Roger Bernadina 107 12 1 7 .161 .243 .215 3
Mike Morse 104 14 5 14 .270 .375 .483 0
Adam Dunn 102 11 5 15 .227 .333 .432 0


 Zimmermanが最後の10試合あまりを故障で離脱、Morganが乱闘騒ぎに伴う8試合の出場停止、セプテンバーコールアップのWilson RamosとPudgeが先発マスクをちょうど半分ずつ担当、といった要因が重なり、面白い顔ぶれが出場機会を得ました。

 とはいえDesmond、Bernadinaの2人は大失速。マイナーより1か月長いシーズンで、さすがに疲れたということでしょうか。それでも使い続けたフロント・ベンチは、来季を見越しているんだと信じています。ようやく出場機会を得たMorseはいい活躍を見せました。Dunnは本塁打数こそ伸びませんでしたが、打点はしっかり稼ぎ100打点に到達。さすがです。

 少ない出場機会の中で結果を残したのが、離脱前まで.361/.418/.431と当っていたZimmermanと、Wilson Ramos(.292/.320/.438)。Ramosは来季の開幕メジャーも現実的な成績です。

 しかし何と言っても今月はDanny Espinosaで決まりでしょう。セプテンバーコールアップで昇格すると9月1日の試合に早速途中出場して初安打・初打点を記録。3日の試合で初本塁打を打てば、6日のメッツ戦では2本塁打を含む4安打6打点とインパクト抜群のデビューとなりました。その後スランプも経験しましたが、9月22、23日には2試合連続弾を放ちました。広い守備範囲で印象的なプレーもありました。来季のスプリングトレーニングでは、開幕メジャーを目指して(おそらくオプションが行使されるであろうKennedy)と争うことでしょう。

Picher of the Month: Sean Burnett
G IP W L S K ERA WHIP
Livan Hernandez 6 36.1 1 3 0 23 4.46 1.35
John Lannan 5 32.1 2 2 0 25 3.62

1.30

Jason Marquis 5 24.1 1 2 0 19 4.44 1.44
Jordan Zimmermann 5 21.0 1 2 0 14 5.14 1.52
Yunesky Maya 5 26.0 0 3 0 12 5.88 1.58
Drew Storen 12 12.0 1 1 2 15 3.75 1.33
Joel Peralta 10 10.2 1 0 0 13 0.84 0.56
Sean Burnett 13 13.2 1 0 1 15 0.00 0.95

 
 先発投手陣では、Lannanが引き続き好投。結局勝ち星には恵まれませんでしたが、今季前半はもう終わったかと思われましたが、完全にキャリアを再生することに成功しました。Marquisも同様。まあ、こちらは高額契約なので働いてもらわないと困るわけですが。いつまで持つかと言われていたLivanでしたが、最後までがんばりましたね。Jordan Zimmermannはランナーを出した場面での投球が相変わらず不安ですが、最後の2登板はいずれも1失点ずつとこちらも来季につながる投球。Mayaは・・・・・。メジャー契約なのでどうしたもんかという感じです。球威がないのであまりブルペン向きとも思えないしなあ。この他、Ross Detwilerが2試合に先発。9月に再昇格してからブルペンから登板して3試合で無失点。先発も1試合目は好投して、いい感じで終われるかと思いましたが、最後の登板で滅多打ちに遭いました。残念。でも、まだ先発投手としての芽はあると思います。

 ブルペンはみんな素晴らしかった。ここに挙げなかった投手でも、Miguel Batista(0.87/0.87)、Collin Balester(1.35/0.98) Tyler Clippard(2.57/1.21)と軒並み好成績。Burnettの13試合で無失点、PeraltaのWHIP0.56ってのは驚異的な成績です。2人とも最後になってようやく今季1勝ずつ記録して、よかったと思います。ちなみに、Clippardは今月も2勝を記録してシーズン11勝でチーム最多勝となりました。ほとんど全員が来季も戻ってくることになります。ブルペン投手は必ずしも毎年結果を残せるわけではありませんが、来季もそれなりに安定して見ていられそうです。

Rookie of the Month: Danny Espinosa
 Ramosも十分候補ですが、 まあ、今月はEspinosaでしょう。

2010年9月10日金曜日

2010年8月チーム月間MVP 

Hitter of the Month: Ryan Zimmerman

PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Ryan Zimmerman 127 19 7 20 .310 .386 .540 2
Adam Dunn 120 15 9 24 .228 .342 .545 0
Ian Desmond 111 12 2 9 .347 .385 .465 5
Roger Bernadina 108 17 4 10 .255 .318 .439 6
Adam Kennedy 101 9 1 11 .226 .277 .333 0


 打率ではDesmondに、本塁打、打点ではDunnに及びませんでしたが、Ryan Zimmermanがさすがにいい活躍をしました。シーズン打率も3割前後。なんとかこの調子を維持したまま行ってほしい。Dunnは打率こそ低いですが、本塁打を量産。このペースなら40本に到達しますが、どうでしょうか。FA前ですからモチベーションも高いことでしょう。それにしても驚いたのがDesmondの打率の高さ。2番に打順が代わってからすっかり別人のように振りが鋭くなりました。こちらもこの調子を維持して、来季につなげて行ってもらいたいところです。

Picher of the Month: John Lannan
G IP W L S K ERA WHIP
John Lannan 6 36.0 4 1 0 22 3.25 1.19
Livan Hernandez 6 38.1 2 2 0 18 4.46

1.54

Jason Marquis 5 26.0 1 4 0 9 4.15 1.58
Scott Olsen 5 24.1 0 5 0 16 7.40 1.60
Stephen Strasburg 3 13.2 0 1 0 17 5.27 1.10
Jordan Zimmermann 2 10.0 0 0 0 13 4.50 0.90
Drew Storen 12 12.1 0 1 3 11 5.84 1.14
Sean Burnett 12 12.2 0 2 2 14 2.13 0.87

 
 Stephen StrasburgのTJ手術という悲劇的なニュースが支配した今月でしたが、密かに、John Lannanが晴らしい投球。AAにオプションされ、もうこのままナショナルズでのキャリアが終わってしまうかと心配しましたが、完全復活。2008年、2009年のどん底のチームをなんとか引っ張ってくれていた投手ですから、このままいなくなってしまうのはあまりに寂しいと思っていましたので、本当にうれしいです。奪三振が伸びている点に変化を感じます。今季6勝ですが、まだ10勝を狙えるはず。ガンバレ!!他の先発投手陣はまあまあという感じ。ブルペンではStorenがクローザーに定着するチャンスなのですが、いまひとつ結果を残せていません。Burnettのみならず、好投するブルペン投手は多いですね。

Rookie of the Month: Ian Desmond
 Strasburgがいなくなってしまいましたが、仮にいたとしても今月はDesmondにしたでしょう。印象的でした。

2010年8月3日火曜日

2010年7月チーム月間MVP 

Hitter of the Month: Ryan Zimmerman

PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Ryan Zimmerman 105 14 5 17 .322 .400 .556 1
Nyjer Morgan 105 12 0 8 .295 .346 .326 11
Adam Dunn 103 16 7 17 .284 .379 .580 0
Josh Willingham 91 10 1 9 .260 .363 .364 1
Ian Desmond 80 9 3 12 .274 .300 .452 3


 Ryan ZimmermanとAdam Dunnの両看板がともに良く打ちました。打率、出塁率はZimmerman、得点、本塁打、長打率はDunnが上回りましたが、打点では並び、まさに互角の成績。個人的には観戦した試合で2本塁打のDunnの印象も強いのですが、月のはじめと終わりの両試合でサヨナラ勝ちを決めたZimmermanに軍配を上げました。
 
 あまり目立ちませんが、MorganとDesmondの2人が復調。Morganは盗塁死を3つに留め、好守も目立ったことから、落とした株を戻しています。夏場に強い選手ということなのかもしれません。Desmondの守備は相変わらずですが、打撃は(こちらも昨季終盤のように)いい場面で打つという印象が出始めました。2人とも来季以降に向けたチーム編成の観点から大事な時期を迎えます。頑張ってください。

 打席数は少なかったものの頑張ったのが、Morse(.385/.415/.718)、Kennedy(.345/.400/.400)、Harris(.313/.436/.500)の3人。特に驚異的な数字を残しているMorseの出場機会をもっと増やすべきだというファンの声は日増しに高まっています(Bernadinaの不振も要因)。  

Picher of the Month: Stephen Strasburg
G IP W L S K ERA WHIP
Livan Hernandez 6 31.2 1 3 0 29 3.52 1.20
Craig Stammen 5 28.2 1 2 0 19 5.54

1.54

Stephen Strasburg 4 22.2 3 0 0 27 2.38 1.15
Matt Capps 11 11.1 3 0 4 8 0.79 0.88
Sean Burnett 13 10.1 0 1 0 9 2.61 1.16
Joel Peralta 12 17.2 0 0 0 14 2.55 0.91

 
 今月もStephen Strasburgが素晴らしい投球。肩の故障で最後の登板を回避しましたが、それでも堂々の成績です。奪三振ペースがやや落ちたのは気になりますが、それでも優にイニング数を超えています。Livanも援護に恵まれず勝ち星は伸びませんでしたが、頑張ってくれていたと思います。この他先発投手ではJ.D. MartinとLuis Atilanoが3試合ずつに登板しましたが、故障を抱えていたこともあったのでしょうが、それぞれ6.08、9.69という防御率に終わりました。

 ブルペンはClippardが防御率7.90、リードして登板しながら同点・逆転されたのが3試合と神通力を失ってしまいましたが、他の投手は今月も良く頑張りました。中でもCappsのパフォーマンスは素晴らしく、目出度くツインズへのトレードにつながったというわけです。

Rookie of the Month: Stephen Strasburg
 今月も文句なし。
 Storenはちょっと打たれ始めましたが、それでも防御率3点台ですから立派なもの。Cappsがトレードされてセーブ機会で登板する機会もあるでしょうが、どんな投球を見せてくれるか、楽しみです。
 打者では、Bernadinaが少し調子を落としましたが、代わってDesmondが復調してきました。シーズン終盤に向けて、そして来季に向けてこの2人には引き続き注目です。

2010年7月3日土曜日

2010年6月チーム月間MVP 

 チーム成績が悪かったのですから当然ですが、個人成績もふるいませんでした。

Hitter of the Month: Adam Dunn
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Ryan Zimmerman 113 16 2 8 .245 .363 .340 0
Adam Dunn 112 14 7 20 .275 .330 .559 0
Nyjer Morgan 112 9 0 4 .250 .290 .280 6
Josh Willingham 107 12 4 9 .258 .340 .452 3
Cristian Guzman 102 12 1 5 .236 .310 .315 2
Roger Bernadina 93 8 3 11 .329 .409 .476 5
Ian Desmond 86 8 0 6 .222 .259 .309 3

 Adam DunnとRoger Bernadinaの2人は比較的よく頑張りました。DunnはStrasburgがデビューした週は週間MVPに選ばれても不思議のない成績で、しっかり本塁打を量産しました。得点圏での打率が低いと批判されますが、月間20打点を記録していれば十分でしょう。やや気になるのは四球が少なくなり(ここにはありませんが、三振は相変わらず多い)、出塁率が低下していること。もはやプレーオフ争いからは脱落したナショナルズにあって、契約最終年のDunnの周囲ではこれから7月末に向けてトレード話が加熱していくことでしょう。個人的にはこのままシーズン終了までいて、ドラフト指名権を頂けるほうがいいのではないかと思っていますが、とにかく注目です。

 Roger Bernadinaも打撃好調でライトのレギュラーの地位をほぼ確実にしています。7番辺りの下位打線を打つことが多かったのですが、打率に加えて出塁率も高く、また盗塁成功率も高い(シーズンでは9回試みて7回成功)ので、2番あたりで起用されることが増えそうです。この他、打席数は少ないもののMichael Morseが.361/.410/.639、3本塁打と好成績でしたが、守れるのが一塁とライトということで、見事にDunn、Bernadinaとかぶっています。上手くいかないものですね。

 他の選手は寂しい成績に終わりました。特に、Morgan、Guzmanの1,2番がこの出塁率では得点が増えるはずもありません。Desmondの不振も深刻。8番という打順が合っていないと思うのは私だけでしょうか?
 
Picher of the Month: Stephen Strasburg
G IP W L S K ERA WHIP
Stephen Strasburg 5 31.2 2 2 0 48 2.27 1.01
Luis Atilano 5 28.2 1 3 0 17 3.77 1.29
J.D. Martin 5 28.2 0 3 0 17 3.77 1.43
Livan Hernandez 5 31.2 2 1 0 17 5.12 1.64
John Lannan 4 19.1 0 3 0 6 7.91 2.48
Matt Capps 12 10.1 0 2 5 7 4.35 1.74
Tyler Clippard 14 14.1 1 2 1 14 3.14 1.33
Drew Storen 13 14.0 1 1 0 10 1.93 1.36

 何と言ってもStephen Strasburg。感動的なデビュー戦以降、5試合とも支配的な投球を続け、まさに期待通り。勝ち星が伸びないのは、打てない、守れないことが原因。本当に情けない限りです。Atilano、Matrtinの両ルーキーもがんばりましたが、こちらも勝ち星は伸びず・・・。Livanはとうとう化けの皮がはがれたか、という成績ですが、勝ち星だけは伸びてるんですよね(笑)。Lannanは・・・。

 Clippard-Cappsのコンビは、時々打たれながらも依然セットアッパー、クローザーの地位を維持しています。しかし、Cappsはそろそろ限界ではないか、という印象。そろそろStorenのクローザー就任に向けて準備を進めていくべきででしょう。Doug Slaten(5.68)こそやや打たれましたが、Tyler Walker(2.08)、Miguel Batista(2.79)、Sean Burnett(1.80)、それにまだ3試合とはいえ昇格後自責点0のJoel Peraltaとブルペン投手陣は基本的に安定しています。

Rookie of the Month: Stephen Strasburg
 説明の必要はありませんね。Storen、Bernadinaもいい活躍を見せましたが、比較対象ではありません。

2010年6月2日水曜日

2010年5月チーム月間MVP 

 投打ともなかなかの一カ月でした。

Hitter of the Month: Josh Willingham
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Ryan Zimmerman 128 22 7 18 .284 .375 .523 1
Nyjer Morgan 115 13 0 2 .223 .286 .252 5
Adam Dunn 114 15 6 18 .313 .395 .616 0
Josh Willingham 107 17 7 22 .280 .439 .598 0
Ian Desmond 98 10 3 17 .272 .296 .402 0
Cristian Guzman 90 14 0 8 .381 .411 .452 0
Roger Bernadina 82 7 2 12 .250 .284 .434 1

 好調。5月終了時点で、AVE(Guzman .327)、OBS(Willingham .438)、SLG(Zimmerman .603)の3部門でなんとナ・リーグトップだったりします。Guzmanはセカンド、ショート、ライトと動かされながら、打席では安定感を維持していて立派です。守備面でも、どのポジションでも十分に仕事をしています。このまま好調を維持して(仮にナショナルズがペナントレース争いから脱落する場合には)いいプロスペクトと交換できることを願います。Willingham、Zim、Dunn(打率3割超!)は、3人併せて20本塁打58打点(シーズン40本116打点ペース)とよく打ちました。特にWillinghamは3人の中でも最高の成績を残しました。Morganの不振はかなり深刻。やはり彼が起爆剤になってくれないと得点力は上がりません。頼むよ。Desmond、Bernadinaの両ルーキーはまずまず。Desmondはいいところで打っている印象がありますが、出塁率の低さが気になります。
 
Picher of the Month: Luis Atilano
G IP W L S K ERA WHIP
Livan Hernandez 6 36.0 1 2 0 17 3.25 1.31
Craig Stammen 6 33.1 0 2 0 17 4.86 1.44
Luis Atilano 6 32.0 3 1 0 14 5.63 1.59
John Lannan 5 28.0 1 1 0 8 4.50 1.43
Scott Olsen 4 22.1 0 1 0 14 3.22 1.25
Matt Capps 12 11.0 0 1 7 8 5.73 1.27
Tyler Clippard 14 16.2 4 3 0 17 3.24 1.26
Drew Storen 6 5.2 1 0 0 5 1.59 1.06

 先発投手陣では、2人とも援護がなく勝ち星は伸びませんでしたが、LivanとOlsenの2人はかなりの好投をしてくれました。Lannanも落ち着いてきました。そんな中、今月の勝ち頭はルーキーのLuis Atilano。6先発のうち2試合では自責点6と激しく打ち込まれましたが、その他の試合はしっかり作り、特に最後の2登板でTim Lincecum(SF)、Roy Oswalt(HOU)という2人のメジャーを代表する投手を相手に勝ち投手になったことは高く評価できます。

 ブルペンでは、Clippard-Cappsの必勝リレーはやや失速。特にCappsは、セーブ失敗は1つだけですが、三振が取れなくなってきているので心配です。しかし、ここには代表としてStorenだけを挙げましたが、Doug Slaten(1.13)、Tyler Walker(2.93)、Miguel Batista(3.00)、Sean Burnett(3.00)と現在ロースターにいる全ての投手が防御率3.00以下という素晴らしい投球を見せてくれました。誰かが調子を落とせば誰かが良くなる、というのはとても良い傾向です。

Rookie of the Month: Luis Atilano
 野手ではBernadinaがライトのレギュラーの地位をほぼ固めるいい働きを見せました(月の終わりで少し調子を落としていますが・・)。またDesmondも引き続きまずまずの働きを見せています。一方投手では、昨年のドラフト1巡目全体10位のDrew Storenがメジャーデビューし、堅実な使われ方をして結果を残しつつあります。

 しかし今月のRoMはAtilano。先月も2勝を記録していましたが、まだ評価するのは早いと書きました。注目していた今月、打たれる日はありましたが、上記の通りしっかり結果を残しました。よく頑張りました。

2010年5月13日木曜日

2010年4月チーム月間MVP

 もう5月も半月近く過ぎてしまっているので、今更の感もありますので簡潔にしますが、今年も月間MVPを選んでいきたいと思います。

 チームが好成績だったのだから当然といえば当然ですが、個人成績でも好成績が多く、MVPを選ぶのに悩んでしまいました。

Hitter of the Month: Ryan Zimmerman
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Nyjer Morgan 100 13 0 6 .287 .374 .460 6
Adam Dunn 97 14 4 9 .225 .361 .463 0
Josh Willingham 96 13 3 13 .284 .438 .459 4
Cristian Guzman 84 10 0 8 .272 .289 .370 1
Ian Desmond 78 9 1 10 .246 .307 .406 3
Ivan Rodriguez 69 10 0 9 .413 .449 .524 1
Adam Kennedy 69 7 1 11 .230 .290 .361 4
Ryan Zimmerman 51 7 4 13 .362 .412 .787 0

 数試合欠場したため規定打席にはわずかに届かなかったものの、.413という驚異的な打率を残したPudge Rodriguez。もう終わった選手だとか言われていたことが嘘のような活躍で、Jesus Floresが離脱していることを感じさせませんでした。

 月間を通じて良い仕事をした選手ということでは、Dunn、Desmondと並んでチームトップタイとなる23試合に出場したJosh Willinghamの安定した成績が光ります。Dunnを上回る四球を選び出塁率は.438。4盗塁も目立ちます。他では、Nyjer Morganが(盗塁死4というのが気になりますが)出塁率.374と立派にリードオフの役割を果たしました。

 しかし、今月の月間MVPはあえて出場15試合、Morganのほぼ半分の打席にしか立たなかったRyan Zimmermanを選びました。これだけの出場にも関わらず、本塁打、打点はいずれもチームトップタイ。何より印象的でした。4月15日のフィリーズ戦での代打逆転2ランを始めとして3試合でMVP(打者ではダントツ1位)の活躍は、鮮明に記憶に残っています。

Picher of the Month: Livan Hernandez
G IP W L S K ERA WHIP
Livan Hernandez 4 31.0 3 1 0 10 0.87 0.87
Scott Olsen 4 20.2 2 1 0 18 4.35 1.50
John Lannan 5 27.2 1 1 0 10 5.53 1.84
Craig Stammen 4 21.1 1 0 0 9 6.75 1.36
Jason Marquis 3 8.1 0 3 0 3 20.52 2.88
Luis Atilano 2 12.0 2 0 0 2 2.25 1.33
Matt Capps 12 13.1 0 0 10 15 0.68 1.35
Tyler Clippard 12 18.0 3 0 0 23 0.50 0.89

 開幕からのチームの勝ち星の積み重ねにClippard-Cappsのブルペン・コンビが大きく貢献してきたことは疑いの余地もありません。昨年はこの時期に既に開幕時のクローザーが失脚するなどブルペンが崩壊していたのとは大違い。Clippardはとにかく空振りが多い。Cappsは10回のセーブ機会で全て成功。相手チームに「7回までに勝ち越しておかなければ」というプレッシャーをかけることができる状況ができています。

 しかし、この2人以上に印象的な活躍を見せたのがLivan Hernandez。こちらももう終わった選手のような扱いでマイナー契約からのスタートでしたが、4月17日の完封を含め開幕から4試合全てで2失点以下という素晴らしい内容。唯一の黒星もその前の登板でノーヒッターを達成し、結局4月を5勝負けなしで月間MVPに選ばれたUbaldo Jimenezと互角に戦ったものでした。防御率もWHIPも1.00未満というのはブルペン投手のような数字です。リーグの月間MVPでは候補にも名前が挙がっていなかったようですが、ここではちゃんと評価します。なお、開幕前に、このようなコメントをしていたことを平に謝罪させて頂きます。

Rookie of the Month: Ian Desmond
 スプリングトレーニングでの打撃好調で開幕ショートを勝ち取ったIan Desmond。開幕してみると打撃のほうはそこまで好調はありませんが、まずまずの成績。むしろ高く評価したいのが守備での貢献。開幕からの5試合で3つのエラーを記録するなどバタバタしましたが、落ち着いてくると広い守備範囲と強肩、それに時折見せる素晴らしいファイン・プレーでみるみる評価を上げました。結局6試合目以降、4月はノーエラー。UZRではメジャーでもトップ5に入るほどの高い数字を示しています。Zimmermanとの三遊間守備はチームの誇りとさえなりつつあります。

  もう1人、候補に挙げられるのがメジャーデビューから2試合続けて勝ち星を挙げたLuis Atilano。でも、まだ少し早い。昇格したばかりの投手が、情報不足のために打たれないのはよくあること。これから研究されてそこそこ打たれ、その後対応できるかどうかで真価が問われます。もちろん、応援していますよ。がんばって!

2009年10月9日金曜日

09年9, 10月チーム月間MVP

 9, 10月の個人成績。セプテンバーコールアップの選手もいたので、普段より多めの選手をリストアップしてみました。

Hitter of the Month: Ryan Zimmerman
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Ryan Zimmerman 121 16 6 16 .259 .325 .509 0
Adam Dunn 114 10 3 14 .221 .322 .333 0
Elijah Dukes 103 13 0 6 .253 .398 .325 1
Josh Willingham 101 7 3 4 .156 .248 .278 1
Willie Harris 99 12 2 6 .272 .398 .457 2
Ian Desmond 89 9 4 12 .280 .318 .561 1
Justin Maxwell 73 12 4 8 .292 .370 .554 3
Alberto Gonzalez 71 8 0 6 .303 .329 .379 0

 最も高い打率を残したAlberto Gonzalezでさえようやく3割と前月とは打って変わってチーム全体が打撃低調でした。Ryan Zimmermanだけは低打率ながら6本塁打16打点とさすがの成績を残しましたが、Adam Dunn、Josh Willinghamは深刻な不振に陥り、Dunnはまさかの月間3本塁打で40発に届きませんでした。
 
 そんなふうにベテランが苦心する中、若手には明るい話題が多くありました。筆頭格は、セプテンバーコールアップで上がってきたIan Desmond。なかなか出場機会を与えられませんでしたが、デビュー戦となった9月10日のフィリーズ戦で初本塁打を含む2安打4打点とセンセーショナルなデビューを果たすと、その後も、本職のショート以外を守らされたりいろいろと苦労したはずですが、手堅い成績を残しました。来季の開幕をショートで迎えさせてあげたいと思っている人は多いはず。また、今季三度目の昇格となったJustin Maxwell。今回は好成績で、来季の開幕ロースター争いに加わる権利はありそうです。Elijah Dukesも、長打が出ず、打率も伸びない状態の中でしたが、4割近い出塁率を残したのは、好材料。

Picher of the Month: John Lannan
G IP W L S K ERA WHIP
J. D. Martin 7 38.0 2 1 0 22 4.03 1.42
John Lannan 6 37.2 1 4 0 20 3.51 1.22
Livan Hernandez 6 34.2 2 3 0 16 6.23 1.64
Garret Mock 6 32.0 0

4

0 21 6.75 1.78
Ross Detwiler 5(GS4) 23.2 1 1 0 10 1.90 1.23
Mike MacDougal 14 12.2 1 1 6 11 8.53

2.37

Tyler Clippard 16 21.2 2 1 0 22 2.91

1.29

Jason Bergmann 16 11.2 0 0 0 9 0.77

1.54


 全体的にひどい成績の投手陣。先発ローテーションの5人は最終登板ではそろって好投し、好印象でシーズンを終えましたが、それまでは目も当てられないような投球も多くありました。Garret Mock、J. D. Martinの2人は特に苦労し、来季は先発ローテーションを争う立場でスプリングトレーニングに入るでしょうが厳しい競争にさらされることでしょう。John Lannanは、今月も好投しましたが打線の援護に恵まれず。10勝させてあげたかった。Livan Hernandezはジキルとハイドって感じ。本人は来季もナショナルズで投げたいとの意向を示していましたが、再契約はあるでしょうか。個人的にはあり。そして、Ross Detwiler。セプテンバーコールアップで上がってきてから、投球回数制限を意識しながらの投球でしたが、好投を続け、ついにメジャー初勝利を記録しました。

 ブルペンでもクローザーのMike MacDougalが、セーブ失敗こそ1つしかありませんが極めて不安定な内容。このERA/WHIPは何ですか?来季に向けて大きな不安材料。良かったのは、Tyler Clippard、Jason Bergmannの2人。この2人は来季もある程度計算できるとみていいでしょう。Sean Burnettは故障で7試合の登板にとどまりました。その他のブルペンはボロボロで全員取り替えたいくらいです。

Rookie of the Month: Ian Desmond
 DetwierやMaxwellも十分候補になりましたが、やはり印象度では抜群。たまに派手なエラーをするのが玉にキズですが。

2009年9月8日火曜日

09年8月チーム月間MVP

Hitter of the Month: Ryan Zimmerman
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Ryan Zimmerman 120 23 7 23 .350 .442 .670 2
Adam Dunn 117 20 9 17 .297 .453 .659 0
Josh Willingham 114 17 5 18 .250 .360 .479 0
Cristian Guzman 112 16 1 13 .288 .321 .413 3
Elijah Dukes 102 7 2 22 .261 .333 .409 0
Nijer Morgan 101 15 0 5 .307 .371 .364 10
Ronnie Belliard 65 14 3 13 .361 .400 .590 2

 チーム全体が打撃好調でしたが、特に打線の軸となったのがRyan Zimmerman とAdam Dunnの2枚看板。この2人、OPS(OBP+SLG)1.112というMVP級の数字で全く同じ数字となりました。シーズン本塁打数はZimmermanが27本、Dunnが35本まできました。それぞれ30本、40本の大台までもう一息。100打点はともに余裕の射程圏です。Elijah Dukesが打点22と勝負強い打撃。昨年は高かったのに今年は出塁率が上がりません。四球を選ぶことを意識すれば、全体として成績が向上するだろうに。前月大活躍したJosh Willinghamはさすがにペースダウンしましたね。Nyjer Morganは素晴らしい内容。怪我による離脱が本当に悔やまれます。

 控えで好調だったのは、Ronnie Belliard。Anderson Hernandezのトレード放出、Alberto Gonzalezの不振から与えられたチャンスで好成績を残し、見事、優勝争いをしているドジャーズへのトレードにつなげました。がんばってね、ありがとう。

Picher of the Month: Mike MacDougal
G IP W L S K ERA WHIP
Garret Mock 6 32.2 3 2 0 33 3.31 1.47
Craig Stammen 6 27.0 1 2 0 13 7.00 1.48
J. D. Martin 5 27.0 3 1 0 10 3.67 1.37
John Lannan 5 26.0 1

1

0 11 6.92 1.73
Mike MacDougal 13 14.0 0 0 8 10 0.00 0.64
Tyler Clippard 13 18.2 1 0 0 20 2.41

0.96


 全体的に不安定な投手陣でしたが、チームが勝ち星を伸ばしていけたのは、クローザーのMike MacDougalが安定していたことが大きな要因です。先月の不安定さはどこへやら。文句の付けようのない成績です。もう1月早くこの調子が出ていればフラッグディールトレードの候補に名前も挙がったでしょう。他にも、ブルペンではTyler Clippardが先月に続いて好投。この奪三振率は本当に魅力的です。一方、先月は好投していたSean Burnett、Jason Bergmann、Logan Kensingがそろって大きく成績を落としました(KensingはDFA)。先月のJurian Tavarezもそうでしたが、登板過多から来るものに見えます。もう少し起用法考えて欲しい。
 
 ブルペンが登板過多になったのには、当然ながら先発陣の不振が響いています。特にエースJohn Lannanは何か問題がありそうな投球が続いており、28日の登板で8回2失点と好投するまでの4試合ではなんと防御率9.00でした。身体的な故障でなければいいのですが・・・・・。Craig Stammenはまさにその故障。右ひじ痛を抱えての投球で成績を落とし、9月に入って内視鏡手術を受けシーズンリタイヤしてしまいました。一方、ルーキーのJ. D. MartinとGarret Mockの2人はメジャーの先発に慣れてきたと言えそうです。

Rookie of the Month: Garret Mock
 J.D. Martinと迷いましたが、奪三振率の高さという点で将来性をより感じるMockとします。ブルペンに行ってみたり、紆余曲折がありましたが、なんとかこのまま定着してくれることを願います。

2009年8月4日火曜日

09年7月チーム月間MVP 

Hitter of the Month: Josh Willingham
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Nijer Morgan 111 19 1 7 .388 .418 .495 14
Adam Dunn 110 15 6 18 .319 .427 .615 0
Ryan Zimmerman 108 19 7 23 .240 .296 .469 0
Josh Willingham 106 16 7 23 .330 .415 .648 2
Nick Johnson 104 13 1 11 .294 .423 .365 1

 先月から調子を上げていたJosh Willinghamが、レギュラーとして安定的に出場機会を得るとともに大ブレーク。2本の満塁弾を放った試合に象徴されるように、シーズン序盤にホームランといえば全てソロだったのがうそのように、クラッチヒットを放つようになり、打点もチーム最多タイとなりました。タイ、というのはRyan Zimmermanと同じなのですが、Zimmermanは打率がわずか.240にも係わらずこの打点数というのは、これもある意味クラッチ振りを示していると言えます。

 6月不調だったNick Johnsonも調子を上げ、月末のトレードに向けて価値を上げていきました。ただ、本当はもう少し長打が欲しかった。調子を上げたという意味では、Adam Dunnもそう。打率、出塁率ともぐんぐん上げ、キャリアベスト(これまでは.266/.400がベスト)の数字を残しそうな勢いです。もちろん、40本、100打点ペース。

 そして、忘れてならないのが、6月末にトレードでやってきたNyjer Morganの活躍。1番センターの座をがっちりつかみました。守備も素晴らしいが、打撃もちょっと驚きです。月間の40安打というのは、イチローの50安打を何度も見ている日本人には大したことない数字に見えますが、それはそれはたいしたものです。そして盗塁。本人の盗塁数が増えたのみならず、チーム全体の走塁への意識にも変化を与えているようにも感じます。

Picher of the Month: John Lannan
G IP W L S K ERA WHIP
John Lannan 6 43.2 2 3 0 11 3.30 1.21
Craig Stammen 5 34.0 2 2 0 13 3.18 1.12
Jordan Zimmermann 4 21.2 0 2 0 23 4.57 1.52
Mike MacDougal 11 9.2 0 0 3 3 5.56 2.07
Sean Burnett 12 12.0 0 0 0 10 0.75 0.67
Joe Beimel 11 9.0 1 1 0 7 3.00

1.11

Tyler Clippard 10 17.0 1 1 0 22 2.12 1.00

 Jordan ZimmermannとScott Olsen(2GS/4.30/)が故障で離脱し、Ross Detwilerが不振でマイナー行きとなりました。代わってローテーションに入ったのは、メジャーデビューとなったJ. D. Martin(3G/7.50/1.50)と、昨季に続いてチャンスを与えられた、Collin Balester(2G/4.00/1.00)とGarret Mock(3G/7.24/2.12)の3人。いずれもAAAでは素晴らしい好成績を残してきました。投げてみた結果は、Martinは不運もあって未勝利ながらまずまず。Balesterはいい感じに見えます。Mockはなぁ・・・個人的には好きなんですが、打たれすぎですね。

 1か月を通じてローテーションを守ったのは、John LannanとCraig Stammenの2人。2人ともよくがんばってくれています。スタッツではStammenのほうが上回っていますし、5試合中4試合でクオリティ・スタートを記録し、完投勝利もありました。しかし、印象度では圧倒的にLannan。21日のメッツ戦での完封勝利の印象が強烈過ぎます。

 今月はブルペンが好調。MorganとともにパイレーツからやってきたSean Burnettが驚異的な好成績。万を持して昇格してきたTyler Clippardも高い奪三振率で好投を続けています。またJason Bergmann(2.79/1.45)、Logan Kensing(2.35/0.78)も、表には載せていませんが、がんばっています。一方、心配なのは、クローザーのMike MacDougal。セーブ失敗こそ1つしかありませんが、三振も奪えないし、防御率も良くありません。こんな調子では、Clippardクローザー昇格論が出てくるのも時間の問題でしょう。なお、先月良かったJurian Tavarezが急失速であっさりDFAされてしまいました。なんだか、もったいない。

Rookie of the Month: Craig Stammen

 上記の通り先発ローテーションにしっかり定着しました。球速は決して速くないものの飄々とした表情でどんどんストライクを取っていくところなど、Lannanの右投げ版、と呼びたくなるほどタイプが似ています。対戦相手の研究も進んでくるでしょうから、これからも同じような成績を残せるかは不透明ですが、これからも応援していきたい投手になってきました。

2009年7月8日水曜日

09年6月チーム月間MVP 

Hitter of the Month: Adam Dunn
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Christian Guzman 113 11 1 6 .306 .330 .407 0
Ryan Zimmerman 112 13 2 9 .263 .339 .404 0
Adam Dunn 108 9 4 14 .241 .389 .437 0
Nick Johnson 106 6 1 7 .222 .340 .344 0
Elijah Dukes 87 6 2 6 .198 .253 .333 0
Willie Harris 81 9 3 6 .219 .296 .452 4
Josh Bard 56 7 1 9 .383 .482 .553 0


 チーム全体の打撃成績もひどいものでしたが、当然ながら個人成績も低調。 前月まで調子が良かったNick Johnson、Ryan Zimmermanが失速。Dukes、Harrisも不振。Kearnsに至っては健康にチームに帯同していたにも関わらず.108/.250/.108わずか1打点というもう涙も出ない成績でした。

 そんな中頑張ったのは、Jesus Floresの離脱後、Nievesを引き離し正捕手の座を掴んだ感のあるJosh Bardと、これまで経験のなかったライトに移ることによって出番を増やしたJosh Willinghamが打席数は少ないながら、いい成績を残しました。ただこの2人はやはり活躍の印象としては弱い。打率はこんなものといったところですし、なぜだかホームランも出なくなってしまいましたが、チームでただ1人二桁の打点を稼ぎ、19日の試合ではサヨナラ安打を放つなど活躍、貢献度ではAdam Dunnが目立っていました。

Picher of the Month: John Lannan

G IP W L S K ERA WHIP
John Lannan  5 37.0 3 0 0 13 2.19 1.05
Jordan Zimmermann 4 23.2 1 1 0 22 1.90 0.97
Shairon Martis 5 28.0 0 2 0 8 4.50 1.43
Craig Stammen 6 33.1 1 2 0 17 5.40 1.32
Ross Detwiler 5 29.2 0 3 0 17 5.46 1.62
Mike MacDougal 12 12.2 0 0 3 6 1.42

1.11

Joe Beimel 13 10.1 0 1 1 6 0.87 0.87
Jurian Tavarez 12 11.1 2 1 0 10 0.79 1.24

 
 Jordan Zimmermannが素晴らしい投球。ひじの痛みで登板を一度飛ばし、ヒヤリとさせましたが、なんともなく復帰し、3試合続けて1失点ピッチングを見せてくれました。内容も安心してみていられるものでした。6月始めには6点台だったシーズン防御率も4点台中ばまで低下。 シーズン前の期待通りの投手に成長してきました。

 しかし、そのZimmermannを上回る投球を見せたのがJohn Lannan。スタッツではZimmermannを下回っていますが、今月の5登板全てでクオリティースタートを記録。1完投を含む3勝は全て連敗ストップという働き(Lannan自身に勝ち星はつかなかったものの連敗を止めた好投がもう1つあった)を見れば、月間MVPには文句なしでしょう。シーズン勝ち星も6まで伸びました。二桁まで一気に到達して欲しいところです。
 
 その他の先発ルーキーたちはいまひとつ。光る好投をする日もあれば激しく打ち込まれる日もあり、また序盤は良かったのに突如崩れるようなこともあり、まだまだ信頼感に欠けます。まあ、勉強勉強。といっていたら、Shairon Martisはマイナーに落とされてしまいましたが。
   
 ブルペンでは、先月まで良かったRon Villoneが失速(6.52/2.17)。使いすぎでしょう。トレードバイトとしての側面もあるわけなので、ベンチ、フロントはよく考えて欲しいところです。またKip Wells、Jesus Colome、Joel Hanrahanも全くダメで、それぞれチームを去ることになりました。

 一方、今月から加入したMike MacDougalが90マイル台後半のストレートを武器にクローザーとしての地位を確立。また、Jurian Tavarez、Joe Beimelもすっかり復調して、ブルペンはずいぶん安定しました。

Rookie of the Month: Jordan Zimmermann

 上記の通り、素晴らしい投球内容。この登板を続けることができれば、リーグの新人王候補になる日も近いでしょう。まあ、勝ち星が伸びないのでどうしても評価は低くなってしまうでしょうが。

2009年6月9日火曜日

09年5月チーム月間MVP Vote for Zimmerman!

Hitter of the Month: Ryan Zimmreman
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Ryan Zimmerman 134 24 6 19 .342 .410 .547 0
Nick Johnson 128 15 2 21 .327 .453 .455 1
Adam Dunn 126 16 10 27 .243 .349 .551 0
Christian Guzman 125 20 2 8 .298 .315 .446 0
Josh Willingham 90 16 8 10 .303 .411 .684 0

 Vote for Zimmerman !!!!!! 30試合連続安打が13日にストップした後、ミニスランプに陥った時期もありましたが、素晴らしい1か月を送ったRyan Zimmerman。難を言えば、チームで最多の6併殺でしょうが、勝負強い打撃という印象も残っています。オールスターのファン投票でもトップのDavid Wright(NYM)を猛追。打撃成績では若干劣りますが、守備も含めた総合評価では決して劣っていないと確信しています。まだ投票を済まされていない皆さん、投票をお願いします(投票はこちら)。

 Adam Dunnは良い意味でも悪い意味でも当初の期待通りの成績になりつつあります。月間10本塁打はナ・リーグでもAdrian Gonzalez(SD)に1本差の2位タイ。昨季のナショナルズのチームトップが14本塁打だったことを思うと隔世の感を覚えます。月間27打点も圧倒的。一方で、三振は相変わらず多く、打率は急降下、守備は壊滅的ですが、それでも打線での存在感は十分な貢献です。

 この他、期待を上回る活躍を見せてくれたのがNick JohnsonとJosh Willingham。故障の懸念が常に付きまとっているJohnsonですが、健康にプレーを続け、4月に続く好成績。四球数(22)でDunn(18)を上回るというのはなかなかできないことです。そして驚いたのはWillingham。全てソロ、という点はひっかかりますが、月間本塁打8本は立派で、チーム1(リーグでもJustin Upton(ARI)に次ぐ2位)のOPSを記録しました。大不振の4月から見事に立ち直りました。

 逆に、大きく期待を裏切ったのがAustin Kearns。4月の好調はどこへ行ったのかと思わせる情けない成績(.222/.310/.302/0HR)。特にチャンスに打てないことが強いところが致命傷。Zimmermanの半分の打席数ながら併殺打は5つですから・・・。Dukesの復帰で、次第に出場機会を失いつつあります。

Picher of the Month: Ron Villone
G IP W L S K ERA WHIP
Shairon Martis 6 37.1 3 1 0 19 5.30 1.26
John Lannan 6 34.2 2 2 0 16 3.89 1.62
Jordan Zimmermann 6 34.2 0 2 0 39 7.27 1.53
Daniel Cabrera 4 15.2 0 3 0 7 8.04 2.55
Ross Detwiler 3 15.0 0 1 0 12 4.80 1.33
Scott Olsen 3 14.1 0 1 0 9 9.42 2.23
Craig Stammen 2 11.1 0 1 0 5 5.56 1.24
Joel Hanrahan 14 14.1 0 1 3 19 3.77 1.67
Ron Villone 15 13.0 2 0 0 3 0.00 1.08
 
 投手陣では、ブルペンのRon Villoneが孤軍奮闘。依然として無失点、防御率0.00を続けています。奪三振は極めて少なく、支配的な球があるわけではないのですが、大ベテランがたった一人がんばってくれています。ただし、登板試合数15試合はチーム最多。他に頼れる投手がない中で、登板過多が心配されます。こんなことを言っては申し訳ないのですが、貴重なフラッグディールトレード候補ですから、価値を落とさないように大事に使ってほしいところです。

 その他のブルペン投手は軒並み壊滅。Joel Hanrahanの不調でブルペン・バイ・コミッティ方式を取りましたが、その構成メンバーとなったKip Wells(8.10/1.56)、Jurian Tavarez(6.30/1.80)、Joe Beimel(6.92/2.08)はそろいもそろってダメで、結局Hanrahanがクローザー復帰となりました。BeimelはDL入りして別人になってしまいました。直り切ってなかったのかなぁ。

 先発投手陣で、比較的好成績と呼べるのは、John Lannanくらい。そのLannanもらしくもなく四球が多く、不安を残します。月の前半にShairon Martisが1完投を含む3連勝を飾り、これは月間MVPは間違いなしと思いましたが、その後、3試合続けて打ち込まれてしまいました。4月は好調だったJordan Zimmermannも今月6試合のうち5試合で5失点以上と、成績を残せず。ただ、イニング数を上回る奪三振数はこれからの期待を感じさせます。Ross Detwiler、Craig Stammenの両ルーキーがデビューしました、四球が少ない点は評価されると思いますが、まだまだ磨く必要があると感じました。Daniel Cabrera、Scott Olsenについては、ノーコメント。

Rookie of the Month: Shairon Maris
 今月3勝、シーズン5勝ともチームトップ。勝ち運に恵まれているだけだという評もありますが、私は、低めにコントロールされた変化球は十分通用すると見ています。これからも期待しています。ただし、5月後半の2度のフィリーズ戦ではともに7失点。何かに魅入られたようにホームランボールを投げ込んでしまうようなので、Ryan Howardにはもう投げさせないでやって欲しいというのが正直なところ。