2010年10月21日木曜日

2010年9, 10月チーム月間MVP

Hitter of the Month: Danny Espinosa
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Ian Desmond 121 11 1 11 .239 .288 .330 3
Danny Espinosa 112 16 6 15 .214 .277 .447 0
Roger Bernadina 107 12 1 7 .161 .243 .215 3
Mike Morse 104 14 5 14 .270 .375 .483 0
Adam Dunn 102 11 5 15 .227 .333 .432 0


 Zimmermanが最後の10試合あまりを故障で離脱、Morganが乱闘騒ぎに伴う8試合の出場停止、セプテンバーコールアップのWilson RamosとPudgeが先発マスクをちょうど半分ずつ担当、といった要因が重なり、面白い顔ぶれが出場機会を得ました。

 とはいえDesmond、Bernadinaの2人は大失速。マイナーより1か月長いシーズンで、さすがに疲れたということでしょうか。それでも使い続けたフロント・ベンチは、来季を見越しているんだと信じています。ようやく出場機会を得たMorseはいい活躍を見せました。Dunnは本塁打数こそ伸びませんでしたが、打点はしっかり稼ぎ100打点に到達。さすがです。

 少ない出場機会の中で結果を残したのが、離脱前まで.361/.418/.431と当っていたZimmermanと、Wilson Ramos(.292/.320/.438)。Ramosは来季の開幕メジャーも現実的な成績です。

 しかし何と言っても今月はDanny Espinosaで決まりでしょう。セプテンバーコールアップで昇格すると9月1日の試合に早速途中出場して初安打・初打点を記録。3日の試合で初本塁打を打てば、6日のメッツ戦では2本塁打を含む4安打6打点とインパクト抜群のデビューとなりました。その後スランプも経験しましたが、9月22、23日には2試合連続弾を放ちました。広い守備範囲で印象的なプレーもありました。来季のスプリングトレーニングでは、開幕メジャーを目指して(おそらくオプションが行使されるであろうKennedy)と争うことでしょう。

Picher of the Month: Sean Burnett
G IP W L S K ERA WHIP
Livan Hernandez 6 36.1 1 3 0 23 4.46 1.35
John Lannan 5 32.1 2 2 0 25 3.62

1.30

Jason Marquis 5 24.1 1 2 0 19 4.44 1.44
Jordan Zimmermann 5 21.0 1 2 0 14 5.14 1.52
Yunesky Maya 5 26.0 0 3 0 12 5.88 1.58
Drew Storen 12 12.0 1 1 2 15 3.75 1.33
Joel Peralta 10 10.2 1 0 0 13 0.84 0.56
Sean Burnett 13 13.2 1 0 1 15 0.00 0.95

 
 先発投手陣では、Lannanが引き続き好投。結局勝ち星には恵まれませんでしたが、今季前半はもう終わったかと思われましたが、完全にキャリアを再生することに成功しました。Marquisも同様。まあ、こちらは高額契約なので働いてもらわないと困るわけですが。いつまで持つかと言われていたLivanでしたが、最後までがんばりましたね。Jordan Zimmermannはランナーを出した場面での投球が相変わらず不安ですが、最後の2登板はいずれも1失点ずつとこちらも来季につながる投球。Mayaは・・・・・。メジャー契約なのでどうしたもんかという感じです。球威がないのであまりブルペン向きとも思えないしなあ。この他、Ross Detwilerが2試合に先発。9月に再昇格してからブルペンから登板して3試合で無失点。先発も1試合目は好投して、いい感じで終われるかと思いましたが、最後の登板で滅多打ちに遭いました。残念。でも、まだ先発投手としての芽はあると思います。

 ブルペンはみんな素晴らしかった。ここに挙げなかった投手でも、Miguel Batista(0.87/0.87)、Collin Balester(1.35/0.98) Tyler Clippard(2.57/1.21)と軒並み好成績。Burnettの13試合で無失点、PeraltaのWHIP0.56ってのは驚異的な成績です。2人とも最後になってようやく今季1勝ずつ記録して、よかったと思います。ちなみに、Clippardは今月も2勝を記録してシーズン11勝でチーム最多勝となりました。ほとんど全員が来季も戻ってくることになります。ブルペン投手は必ずしも毎年結果を残せるわけではありませんが、来季もそれなりに安定して見ていられそうです。

Rookie of the Month: Danny Espinosa
 Ramosも十分候補ですが、 まあ、今月はEspinosaでしょう。

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