2010年5月31日月曜日

Strasburgのメジャーデビューは6/8のパイレーツ戦!

 Stephen Strasburgが6月8日のホームでのピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャーデビューすることを、Mike Rizzo GMが明らかにしました。3日に最後のAAAでの登板を行い、中4日で迎えることになります。
 
 6月8日、午後7時プレーボール(現地時間)。全米の注目が集まることでしょう。日本での注目ってどんなもんなんでしょうね。私はすっかり感覚がマヒしているので、よく分かりません。仕事を午前中だけでも休むかどうか悩んでいます(笑)。

5/30 L2-3x(11)@SD (Zim通算100号も空砲)

Nationals 2-3x(11) at SD Season 25-26 (L2)
Pitching: Livan, Slaten, Storen, Clippard, Burnett(L0-3), Capps
Hitting: Zimmerman(2/5 2R 2RBI), Dunn(3/5)
HR: Zimmerman2(9, 10)

 仕事やら家事やらしながらでしたが、だいたい見ていました。

 また惜しい試合を落としました。Livanは2失点しながらもいつものように淡々とイニングを重ね、ブルペンもよく頑張りました。打線は相変わらず低調(Morganにはようやくヒットが出ましたが、Desmond、Bernadinaの両ルーキーが心配な状況)ながら、Zimmermanがメジャー通算100号、101号を打ち、2-2のまま延長戦に突入。勝負を分けたのは今日もエラー(しかもまたKennedy)でした。11回裏2死走者なし。打球は投手のグラブをはじきセカンド方向へ。一塁はどうせセーフだったと思いますが、Kennedyの送球は大きくそれダッグアウトへ。ランナー二塁としてしまい、次の打者にあっさり三遊間を破られサヨナラ負け。延長戦ではこれで1勝4敗となりました。

 パドレスとのシリーズを1勝2敗で終えました。エラーがらみで負けた試合が2つなので、悔しさも増大です。でも、ナ・リーグ最高勝率と波に乗っているパドレスとも互角に戦えたというべきかもしれません。とにかくスウィープされなかったんだから、良しとしましょう。次は逆にナ・リーグ最低勝率のアストロズと4連戦。ボーナスステージとしたいところです(なんてナメたことを言ってはいけません。でも、最低でも2勝はしたい!!)。

2010年5月30日日曜日

5/29 L2-4@SD (Martin好投も実らず)

Nationals 2-4 at SD Season 25-25 (L1)
Pitching: Martin(L0-1), Batista
Hitting: Zim(1/3 BB), Kennedy(1/4 RBI)

 初回、2死走者なし。Adrian Gonzalezの打球はシフトの深い位置でしたがセカンドKennedyの守備範囲。回り込んで捕球しようとしましたがグラブに当ててはじいてしまい、1塁セーフ。E4。このミスがこの試合の全てでした。続く打者にセンター前に運ばれると、決して強打者というわけではない捕手のNick Hundleyにレフトスタンドに運ばれ、3失点。この差を埋めることができずに、試合は終わってしまいました。

 2回表にKennedyのタイムリーなどで2点を返しましたが、パドレス先発のMat Latos以下の投手陣の前にそれ以降は沈黙。一方のJ.D. Martinも気落ちすることなく、6回までわずか2安打無四球1失点(これもHundleyの三塁打から)に抑える好投。惜しい、実に惜しい投球でした。打線がもう少しなんとかしてほしかった。最近5試合で18打数1安打のMorganは特に振れていません。打線の組み替えを考えてもいいのではないかと思えます。

5/29 StrasburgのAAA第5戦 (プロ初被弾、AAA初黒星)

Syracuse 2-3 Scranton/WB(NYY)
Stephen Strasburg: 5.0+IP 6H 2BB 3R 3ER 6K 86pitches-54strikes (L3-1)
(2010 Season)
[AAA] 5G 28.1IP 15H 6BB 5R 4ER 33K 1.27/0.74
[AA] 5G 22.0IP 13H 6BB 9R 4ER 27K 1.84/0.86

 3回に今季つまりプロ入り初のホームランを打たれました。打たれたのはベテランのマイナー捕手のRene Rivera。それでも5回まではその1失点のみ。球数を要していたことからしてもあまり調子は良くなかったようですが、それなりに投げていたようです。4回に味方が逆転してくれて、2-1とリードして迎えた6回。不運な当たりのシングル2本と四球で無死満塁として降板すると、リリーフが2失点してしまい、結果的には自責点3、チームもそのまま敗れてAAAでの初黒星を喫しました。結果を見れば、これまでの登板で最も悪かったというように見えますが、特に異常があるわけではないようです。まあ、そういう日もある、ということでしょう。

 ちなみに、対戦相手の先発はあのTim Redding。リリーフで出てきたやはり元ナショナルズのZack Segoviaに白星が付きました。さらに、その後にマウンドに上がったJonathan AlbaladejoはTyler Clippardとのトレードでナショナルズから行った選手でした。

2010年5月29日土曜日

J.D. Martin→MAJOR、Maxwell→AAA

 Scott OlsenがDLしているため、明日土曜日の先発要員としてJ.D. Martinが昇格となりました。昨年途中にメジャーデビューし5勝を記録した27歳の右腕投手。スプリングトレーニングでもかなり好投し、開幕ローテーション候補に最終局面まで残っていましたが、結局開幕はAAA。そのAAAでは、軽い故障で一時ローテーションを外れたりもしつつ6試合に先発登板し、十分に上でチャンスを与えられるだけの結果を残しました。今のところ予定では1試合だけですが、先日のMatt Chicoのような次につながる登板を期待しています。

J. D. Martin (2010 season for Syracuse(AAA))
6G 36.1IP 21K 6BB 2.97/1.05

 25人ロースターを空けるために、またしてもJustin MaxwellがAAAに戻されました。OlsenのDL入りから先発投手が必要となる今日まで、というのはある程度予想通りの異動なわけですが、その間、左投手が先発した2試合ではフル出場させてもらいましたが、結局ヒットは出ませんでした(7打数無安打、2四球、2三振)。次の機会はあるのでしょうか・・・

5/28 W5-3@SD (9回裏の反撃をCappsが断つ)

Nationals 5-3 at SD Season 25-24 (W1)
Pitching: Lannan(W2-2), Clippard(H11), Capps(S17)
Hitting: Willingham(1/3 BB R 3RBI), Desmond(2/4 R 2RBI)
HR: Willingham(10), Desmond(4)
 
 この試合、録画で全部見てみました。最近Lannanの登板をちっとも見ていなかったような気がしたので。見ていて気付いたのは、良きにつけ悪しきにつけ、Ian Desmondという選手は目立つ、ということです。今日も、下に書くように何度も何度も名前が出てきました。ある種のスター性を感じます。

 さて、試合。パドレス先発のClayton Richardの前に3回までは9人で終わっていましたが、4回に内野安打と四球で2死1,2塁とチャンスを作り、Willinghamがセンターへきれいに打ち返す3ランで先制。7回にはDesmondのソロで1点を追加と都合4点を奪いましたが、結局Richardには7回まで投げられてしまい、安打はそれ以外に1本だけ。ほとんどランナーも出せず、抑え込まれたという印象でした。

 一方、ナショナルズ先発のLannanも素晴らしい投球でした。先制してもらった直後に1点を返されたものの、ほとんど大きなピンチを作ることなく粛々と投げました。最終回となった7回にエラー(Desmondの1塁悪送球ですが、映像を見る限りDunnは走者にしっかりタッチしており、明らかな誤審です!)がらみで1点を失ったものの、こちらも7回を投げ切り、7安打されながらも無四球で2失点(自責点は1)。コントロールも良く、昨年までの投球に戻ったと言ってよいでしょう。

 しかし、この試合のドラマは9回に待っていました。まず表のナショナルズの攻撃。Dunnのダブルを足がかりに2死3塁とし、Willinghamが敬遠されて2死1,3塁。ここで打席に入ったDesmondが、なんと三塁前へ転がすセーフティスクイズ!見事に決まって貴重な追加点を挙げました。結果的にはこの1点が本当に貴重でした。
 
 さて、9回裏、マウンドには守護神のMatt Capps。直前に追加点を挙げて3点差となったことから、このままあっさり勝てるかな思って見ていましたが、そうは問屋がおろしませんでした。イニングの冒頭から、決していい当たりではないにも関わらず、センター前、ショート内野安打(Desmondの若さが出たプレー。二遊間を抜けそうな当たりを捕球したまでは良かったものの、1塁に投げて1死を取るのではなく、併殺を狙ってセカンドに無理なトスを試みてオールセーフ)、サード内野安打(これはぼてぼての当たりで、さすがのZimでもどうしようもなかった)で無死満塁の大ピンチ。次の打者にセンター前に運ばれて1点を奪われ点差は2点でなお無死満塁。同点、逆転という悲劇的な場面を想像してしまいましたが、ここでCappsが気合いを入れなおして素晴らしい仕事をしてくれました。まず、代打Matt Stairsを見逃し三振で1死。1番に戻ってWill Venableを空振り三振で2死。最後はDavid Ecksteinを簡単なサードゴロに仕留めて試合終了。

 いやはや、心臓に悪い試合でした。 Capps、よくぞ、しのいでくれました。

MVP: Matt Capps

2010年5月27日木曜日

5/27 L4-5 @SF (エラーと采配で逆転負け)

 5回表からライブ観戦。4回終了時点で3-2でリード。DunnとWillinghamのソロ。それに相手エラーで、Barry Zitoから3点を奪ったナショナルズ。ここまでで68球を投げさせており、昨日同様によく粘っています。一方先発Stammenは、初回に3安打で1点、4回裏にAubrey Huffにソロを打たれての2失点。奪三振がゼロのところをみるとあまり調子が良くないようですが、球数はわずか50球です。

 ライトGuzman、センターMaxwell、セカンドGonzalezと、左投手のZito対策でちょっとスタメンをいじっています。Maldonadoが初マスクですね。

NATIONALS
CF Maxwell
RF Guzman
1B Dunn
3B Zimmerman
LF Willingham
SS Desmond
2B Gonzalez
C Maldonado
P Stammen

***********
(試合後コメント)
Nationals 4-5 at SF Season 24-24 (L1)
Pitching: Stammen, Burnett(L0-2), Walker(BS1), Slaten
Hitting: Willingham(2/3 SF R 2RBI), Gonzalez(2/3 double R), Dunn(2/5 double R RBI)
HR: Dunn(10), Willingham(9)

 結局8、9回とも2塁までランナーを進めることもできず試合終了。勝てた試合を落としました。今日はエラーと采配で負けました。

 7回裏、まだ85球だったStammenを引っ込めたのは大きな疑問です。奪三振は0でしたが、記録した19のアウトのうち17(うち2つは併殺)までがゴロアウトという持ち味を十分に発揮した素晴らしい投球。1死3塁のピンチを作ったのも自分の責任ではなかったのに、降板させられて、勝ち星を消されてはかないません。せめてあと1人走者を出すところまでは投げさせてやってほしかった。昨日のAtilanoやそれ以前のOlsenの登板など、Riggleman監督の交代時期が早過ぎると思うシーンが多々あります。それがブルペンの登板過多にもつながっているわけで、個人的には大いに不満です。また、8回表の3者連続 、闇雲に代打を出せば良いってもんじゃない。延長戦に突入する可能性だって十分にあったわけで、もう少し考えて欲しかった。勝っていれば批判されないのが采配というものですが(笑)、Riggleman監督の采配には去年からずっと違和感を持っています。

 次はパドレスとの3連戦。現在ナ・リーグ最高勝率を誇る今季一番のサプライズチームです。

5/26 W7-3@SF (Lincecumをノックアウト!!)

Nationals 7-3 at SF Season 24-23 (W1)
Pitching: Atilano(W4-1), Slaten, Storen, Clippard
Hitting: Desmond(2/4 3RBI), Willingham(2/2 double BB R RBI), Dunn(2/4 triple 2R RBI), Kennedy(1/3 2BB 2R RBI 2SB)

 まさかの完勝。今季既に24勝目になります(昨季24勝目を記録したのはもう7月でした・・・)が、ベスト・ゲームの1つでしょう。
 
 相手先発は、2年連続サイ・ヤング賞のTim Lincecum。今季も、この試合の前までの成績は、9試合に登板して、5勝0敗。防御率2.35。75奪三振は堂々のメジャートップ。ここしばらく低調だったナッツ打線が、そのLincecumから5回途中までに6点を奪うなんて、誰が予想したでしょうか。ポイントは、①待球作戦、②足での揺さぶり、そして③Desmondの勝負強さでした。①Lincecum自身の制球が不安定だったこともありますが、2回までに3四球、42球を投げさせたことが、3回以降の得点への布石となったことは間違いないでしょう。結局4回2/3で降板させるまでに96球を投げさせました。②今季これまで8回盗塁を試みられて全て成功されていたLincecum。その弱点を効果的に突きました。3回の先制点はヒットで出塁したMorganが2盗した直後にKennedyのタイムリーで生還。5回にも四球で出塁したKennedyが2盗、3盗と続けて決めると、さらにZimも2盗とこの回だけで3盗塁を記録。大いに揺さぶりました。③そして、Desmond。3回は2点先制してなお1死2,3塁のチャンスでBernadinaが凡退し、嫌な雰囲気になったところで、3点目のタイムリー。5回もやはり2死2,3塁の場面で打席に入ると、追い込まれながらもちょこんとバットに当ててライト前に運ぶ2点タイムリーを打ち、この一打でLincecumを降板させました。

 投げては、ルーキーのLuis Atilanoが4回までわずか1安打。5回にソロ本塁打で1点を失い、6回に1死3塁としたところで降板しましたが、その時点で6-1でリード。今日の試合展開では十分な内容でした。ブルペンは、エラーがらみで1点を失いましたが、Slaten(1.35)、Storen(1.69)、Clippard(1.99)の3人がそれぞれしっかり投げ、試合終了時点で防御率1点台となりました。Lincecumは今季初黒星で5勝1敗。Atilanoは4勝1敗。と並べてみると、大差ありませんね(笑)。

MVP: Ian Desmond

2010年5月26日水曜日

5/24 StrasburgのAAA第4戦(21イニング目にして初失点)

→5/27夜追記
 29日も最終登板ではなく、その後まだAAAで登板させる方針との情報が入ってきました。いつになるんでしょうね・・・。

→5/27追記
 次回登板は29日のAAAの試合と発表されました。どうやら、それがマイナーでの最終登板となりそうです。

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5/25 オリジナル
 これがAAAでの最後の登板とも噂されるStephen Strasburgの第4戦。AAAでの初失点を喫しましたが結果としてはまずまず。

Syracuse 6-3 Toredo(DET)
Stephen Strasburg: 5.0IP 5H 0BB 2R 1ER 5K 52pitches-36strikes (勝敗付かず)
(2010 Season)
[AAA] 4G 23.1IP 9H 4BB 2R 1ER 27K 0.39/0.56
[AA] 5G 22.0IP 13H 6BB 9R 4ER 27K 1.84/0.86

 AAAでの21イニング目にして遂に失点。まず、3回2死3塁から捕手のパスボールで1失点。これは自責点にはなりませんでしたが、次の4回に3安打を集められ自責点1を記録しました。タイムリーを打たれたのは、AFLで満塁弾を打たれていたCasper Wells外野手。何か縁があるのでしょうか?相手打者が全体的に早いカウントで打ちにきていたこともあり、コースの甘い球を痛打される場面もあったようですが、野手の正面を突く幸運もあったようです。まあ、悪いなりに投げていた、ということでしょうね。

 52球とかなり少ない球数で降板しました。故障ではないとのこと。5月29日予定の次回登板でのメジャーデビューに向けての調整ということでしょうか。発表を待ちましょう。

Ivan Rodriguez→DL、Calros Maldonado→MAJOR

 22日の試合中に背中を痛めたPudge RodriguezがDL入り。そこまで重い症状ではないようですが、今回のロードトリップには帯同せず休養しているとのことです。開幕からこれまで、捕手として、また打撃でも.325/.351/.439とチームの健闘に大きく貢献してきました。やや打撃が下降線をたどっていたときだったので、しっかり休んで復帰してきてください。
 
 当面Wil Nievesが正捕手となり、控えとしてCalros MaldonadoがAAAから昇格しました。

Calros Maldonado (2010 Season for Syracuse(AAA))
26G 7R 1HR 9RBI 10BB 21K .218/.293/.299 0SB


 ベネズエラ出身の30歳。1995年にマリナーズと契約し、その後アストロズ、ホワイトソックス、パイレーツ、レッドソックス、そして今季はナショナルズと渡り歩いてきました。パイレーツ時代の06, 07年にほんの短い期間のメジャー経験もありますが、基本的にマイナーリーガーです。マイナーでの通算の打撃成績は.257/.329/.360。特にパンチ力があるわけでもなく、足があるわけでもないので、攻撃面では全く期待できません。守備・リードは安心して任せられるようで、SyracuseでStephen Strasburgが先発した3試合全てでマスクをかぶっていました(結果は18回1/3を無失点)。あくまで緊急時のバックアップという位置付けでしょう。

5/25 L2-4@SF (Livan、集中打に沈む)

Nationals 2-4 at SF Season 23-23 (L1)
Pitching: Livan(L4-3), Walker, Burnett, Batista
Hitting: Desmond(1/2 SF RBI), Dunn(1/4 R), Zimmerman(1/4 R), Willingham(1/4 RBI)

 試合前の防御率1.62、de facto エースのLivan Hernandezに対して、相手は同5.71のTodd Wellemeyerの対戦とあって今日は勝っておきたかったのですが・・・。

 Livanは5回2死からの打者5人との対戦を除けば悪くありませんでした。いや、むしろ捕手のNievesのコメントなどからみる限りは素晴らしい投球内容だったようです。60マイル台の変化球も随所で決まり、4回までは2安打無失点。5回も簡単に2死を取り、次打者のWellmeyerも簡単に2ストライクまで追い込みました。しかし、ここから突然舞台は暗転しました。Wellmeyerに外のボールに当てただけの打球でライト前に運ばれると、1番打者以降にシングル、シングル、ダブル、ダブル。都合5連打であっという間に4点を失いました。もったいないと言う言葉では尽くせないほどのイニング。試合後のLivan本人のコメントはただ「unbelievable」。まさに信じられない展開でした。

 しかし最大の敗因は打てなかったこと。2回(死球出塁のBernadinaがけん制でさされたので結局この回も3人で攻撃終了)、3回、7回以外は三者凡退に終わりました。特に3回の攻撃がポイント。Livanが送りバントを決めて1死2, 3塁としながら、Morganが内野フライに倒れ結局無得点。最近のMorganはチャンスに凡退というシーンが目に付きます(データを見ると今季、走者2,3塁の場面では6回打席が回ってきているのに1打点しか記録していません)。あの場面でせめて1点でも取れていれば、違った展開になったのではないかと思わずにはいられません。それにしてもチームでわずか1四球。粘り、工夫が足りません。 

 明日はサイヤング投手のLincecamにAtilano、明後日は復活したZitoにStammenのマッチアップ。今日勝っておきたかった・・・。得点機は少ないでしょうから、しっかり1点を取りましょう。 

2010年5月24日月曜日

Bryce HarperのJCプレーオフ

 2週間後に迫ったドラフト。全体1位指名候補として何度も紹介しているBryce Harperの属するCollege of Southern Nevadaはリーグ優勝を果たした後、22日まで開催されていた地区プレーオフを制覇。Junior College World Seriesへの進出を決めました。

 21日の地区プレーオフ2回戦のLamar Community College戦ではHarperがサイクルヒットを含む7打数6安打6打点で、22‐8の圧勝に貢献。さらに、翌22日のCentral Arizona Collegeを25-11で破った決勝戦では更にとんでもないパフォーマンスを見せました。なんと6打数6安打10打点。しかも6安打の内訳は4本塁打、1三塁打、1二塁打。サイクルヒットどころではありませんでした。シーズン通算成績はこちらでごらんになれます(少し遅れて更新されていきます)。

 Junior College World Seriesは5月29日開幕。チェックしようかな。

2010年5月23日日曜日

5/23 4x-3(10) Orioles (Cappsセーブ失敗もWillinghamがサヨナラ弾)

Nationals 4x-3 Orioles (10) Season 23-22 (W2)
Pitching: Lannan, Storen(H1), Burnett(H7), Clippard(H10), Capps(BS1), Slaten(W2-0)
Hitting: Willingham(2/4 2R RBI), Bernadina(1/3 triple 3RBI), Morgan(2/5 R), Guzman(2/5), Nieves(2/4)
HR: Willingham(8)

 先発のLannan、初回先頭のPatterson、Markakisに連打を浴び無死1,3塁とされましたが、次の打者を併殺に打ち取り1失点で終えると、その裏、2死満塁からBernadinaがセンターオーバーの三塁打で3点を奪い逆転。

 その後は両先発が立ち直り、相手Millwoodが7回途中まで無失点で投げ切ると、こちらのLannanは6回途中まで3四球を与えながらもノーヒットの快投。その後は、Storenが1回2/3、Burnettが2/3、Clippardが1/3を無失点でつなぎ、2点リードのままで9回へ。

 ここまで15セーブ機会連続成功のCappsがマウンドに上がり、今日は勝ったかな、と思って見ていました。ところが・・・。1死からシングル、ダブルで2,3塁とされると、内野ゴロの間にまず1点。2死3塁から、Julio Lugoにライト前に運ばれ3-3の同点。ついに、セーブ失敗となりました。まあ、いずれ来るとは思っていましたし、これまでよく頑張ってくれていたので、あまり責める気にはなりませんが、よりによってLannanの勝ち星を消さなくてもなあ。

 9回裏は1番Morganからでしたが、あっさり3者凡退・・・。

 7回から観戦しながら以上のような記事を書いていたら、延長戦になってしまったので、ここからはとりあえず、コメ欄に移行します。

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(試合後コメント)

 10回裏、Willinghamの一撃でサヨナラ勝ち。午前4時半に起きだしてきて、現在午前6時ですが、今ようやく目覚めました。ありがとうWillingham。

 ばたばたし、2勝とも接戦・辛勝でしたが、勝ちは勝ち。オリオールズに目論見通り(笑)勝ち越し。貯金1で、サンフランシスコ、サンディエゴ、ヒューストンへのロード10連戦に出ます。目標は、5割とは言いません、各シリーズともスウィープさえされなければいいですから。

MVP: Josh Willingham

Olsen→DL、Maxwell→MAJOR (Strasburgのデビューは5月29日?)

 金曜日の試合で、左肩に痛みを覚えて途中降板したScott Olsenでしたが、結局15日間のDLに入ることになりました。ただ、そこまで心配することはないようで、最短期間で、つまり6月上旬には戻ってくることができるとのことです。

 代わってメジャー・ロースターに入ったのはJustin Maxwell。もっとも明日がオフであることから次に5人目の先発投手が必要になるのは5月29日ということで、それまでの間だけの昇格と思われます。出番がどれだけあるかは分かりません・・・。

 5月29日には先発投手が必要になります。いよいよ、Stephen Strasburgの昇格でしょうか。これまでは6月上旬のホームゲームが有力視されていましたが、5月29日はアウェイとは言え舞台はStrasburgの故郷サンディエゴ。もしかするともしかするかもしれません。

2010年5月22日土曜日

5/22 W7-6 Orioles (ミスしてもなんとか勝利)[Live]

 とうとう借金1で迎えたこの試合。ずるずる行かないためには勝ちたい試合。 ローテーション生き残りに向けてStammenにとっても重要な試合。

NATIONALS
CF Morgan
SS Guzman
3B Zimmerman
1B Dunn
LF Willingham
C Rodriguez
2B Kennedy
RF Bernadina
P Stammen

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試合後コメント
Nationals 7-6 Orioles Season 22-22 (W1)
Pitching: Stammen, Walker(W1-0), Burnett(H6), Clippard(H9), Capps(S16)
Hitting: Guzman(3/4 R RBI), Zim(3/4 BB R), Willingham(1/3 2BB R 2RBI), Dunn(1/5 2RBI), Bernadina(2/4 triple R RBI)

 エラー、併殺のMorgan、送りバント失敗のBernadina、走塁ミスのZimmermanと、ミスも目立った今日のナショナルズでしたが、それでも勝ちは勝ち。白星を拾いました。勝因は、2点タイムリーを放ったDunnの勝負強さと、何より再生したブルペンでしょう。7回はBurnett、8回はClippard、そして9回はCappsがマウンドに上がり、計打者9人を完璧に抑えました。Storenの昇格により開幕直後のような緊張感が戻ってきたようです。特にClippardは一時の嫌なイメージを完全に払しょくし、高めのストレートでぐいぐい押していく投球が戻ってきました。よしよし。

 明日はシリーズの勝ち越しを目指して、エースLannanが登板予定。3試合続けて先発投手が序盤に失点。この悪い流れを断ち切る好投を期待しています。

MVP: Tyler Clippard

5/21 L3-5 Orioles (久しぶりに借金生活に転落、Olsen肩痛で退場)

Nationals 3-5 Orioles Season 21-22 (L2)
Pitching: Olsen(L2-2), Batista, Storen, Slaten
Hitting: Harris(2/5 R 2RBI)
HR: Harris(4)

 これまでの登板でずっと好投を続けていた先発のOlsenでしたが、今日は2回、3回と2点ずつ失い、3回裏の攻撃で代打を送られて降板。オフに手術をしていた左肩に痛みを覚えての降板ということで、心配です。(試合後に検査を行い、DL入りはしないものの次回登板はスキップする予定とのことです)
 
 打線は打線で、今季ここまで勝ち星なしの5敗と不調だったはずの先発のDavid Hernandezの前に5回2死までノーヒットに抑え込まれるなど、いいところなし。Harrisの2ランで追い上げたものの届きませんでした。

 Drew Storenが1点を追いかける8回表に登板して1安打1四球で初失点を記録しました。
 
 これで4月15日以来の借金生活となりました。明日は、Must Win Gameです。

2010年5月21日金曜日

5/20 L7-10 Mets (Atilano派手に打たれる)

Nationals 7-10 Mets Saeason 21-21 (L1)
Pitching: Atilano(L3-1), Walker, Batista, Burnett
Hitting: Dunn(2/5 2doubles 2R), Desmond(2/5 R RBI), Pudge(2/2 triple BB), Harris(1/3 3RBI)

 Atilanoが5回途中までに9安打3四球で4失点、さらに1死満塁の場面で降板(リリーフのWalkerが全ての走者を還してしまったので結果的には7失点(自責点6))と打ち込まれました。先発投手がこれだけ派手に打たれてKOされたのは久しぶりです。6月上旬と目されるStrasburgのメジャー昇格に向けて、現在のローテーションから誰が外れるかが気になりだしました(事実上、StammenとAtilanoのどちらか、ということになります)が、一気に旗色が悪くなってしまいました。

 一時は10-1とされたところからこつこつと反撃しましたが、3点届かず。走塁ミスもあり、エラーもあり、ほとんど良いところのない試合でした。Desmondが2安打しましたが、2エラーも記録(1つはDunnの送球ミスのようにも思いましたが)。まあ、こんなに大差のついた試合も久しぶりだったので、Clippard、Cappsはゆっくり休めたことでしょう。

 また5割。明日からはインターリーグ(の前哨戦)で30球団最下位のオリオールズを迎えての3連戦。「がっつり頂きましょう!」とかナメたことを言っているとひどい目に遭いかねないので、ここは謙虚に(笑)、「しっかり1つ勝てばいいです」と言っておきましょう。

2010年5月20日木曜日

5/19 StrasburgのAAA第3戦(6回1/3を無失点)

 雨で1日順延となったStephen StrasburgのAAAでの第3戦。少し投球数を増やして、今日は92球を投げました。

Syracuse 5-1 Rochester (MIN)
Stephen Strasburg: 6.1IP 3H 2BB 0R 0ER 9K 92pitches-60strikes (W3-0)
(2010 Season)
[AAA] 3G 18.1IP 4H 4BB 0R 0ER 22K 0.00/0.44
[AA] 5G 22.0IP 13H 6BB 9R 4ER 27K 1.84/0.86

 3安打、2四球、それにエラーのランナーが2人と、前回までとは異なり多くのランナーは出しましたが、 2つの併殺打を打たせ、要所要所では(というかアウト19のうちの9つだからほとんどなんですが)三振を奪って、しっかり無失点で終えました。試合が進むにつれて調子を上げ、最後は、7回先頭打者を見逃し三振にとったところで、球数が来たために降板しました。

 同じドラフト1位のDrew Storenが先に昇格し、今日はメジャー初白星を記録しましたが、Strasburgの昇格はまだ少し先。噂されているところでは、AAAでの登板はあと2回、といわれていますが、さてさて。

2010年5月19日水曜日

5/19 W5-3 Mets (7回裏の集中打で連敗脱出!)

 5連敗で5割に戻ってしまったナショナルズ。今日はde factoエースのLivanが先発。相手は今季初登板のR. A. Dickey。勝たなければならない試合です。風邪で数試合先発から外れていたDunnが復帰。ようやくフルメンバーがそろいました。

 5回裏から観戦。ここまでの展開は、3回までは両軍とも無安打。4回表にAngel Paganにランニング・ホームランを打たれて先制されました(どんな当たりだったのかは映像を後で見てみます)が、その裏、WillinghamのタイムリーとBernadinaの犠飛で逆転。5回表は三者凡退でした。

NATIONALS (20-20)
CF Morgan
2B Guzman
3B Zimmerman
1B Dunn
LF Willingham
C Rodriguez
RF Bernadina
SS Desmond
P Hernandez

****************
(試合後コメント)
Nationals 5-3 Mets Season 21-20 (W1)
Pitching: Livan, Stonre(W1-0), Clippard(H8), Capps(S15)
Hitting: Guzman(2/4 triple 2R RBI), Zim(2/4 R RBI), Bernadina(1/3 double R RBI), Willingham(1/3 BB RBI)

 5回裏のトリプルプレーのときは、悪い波に飲み込まれていくような気さえしましたが・・・。それにしても中3日でLivanよく頑張ってくれました。

 フルメンバーがそろうと打線もそれなりに機能しました。7回裏の集中打は、久しぶりにスカッとさせてもらいました。ダブル、進塁打、そして犠牲フライで勝ち越し。連敗中はこれができなかったんだよなあ。そういう意味で、代打で出てきてきっちり仕事をしたAdam Kennedyは偉かった。

 そして、7回途中からはDrew Storenが2度目の登板。Clippard、Cappsとつないでアウト8つをとる間に許したランナーはCappsが打たれたソロ本塁打だけ、といういい内容でした。7回以降の必勝リレーが確立される予感?メジャー初白星のご祝儀も兼ねて、今日のMVPはStorenにします。

MVP: Drew Storen

5/18 L2-3@STL (Lannan好投も5連敗で貯金0)

Nationals 2-3 at STL Season 20-20 (L5)
Pitching: Lannan, Burnett, Clippard(L7-3)
Hitting: Desmond(2/4 RBI), Guzman(3/5)
HR: Nieves(1)
 
 あああもう。いらいらする。毎日毎日同じような試合で負け続け。勝てる試合を落とし続けています。先発ががんばっても、打線が・・・ブルペンが・・・。まるで昨季に戻ったようです(守備の乱れがない点は違いますが)。

 今日も先発のLannanはChris Carpenterに負けないくらいがんばったのに援護なし。4回、無死1,3塁、内野ゴロ併殺の間に三塁から生還できず。7回、送りバントで1死2,3塁のチャンスを作りながら代打Harrisが三振。こんなにチャンスをつぶして勝てるわけがない。8回表に2死1,2塁からDesmondがようやくタイムリーを放ち同点に追いついたのもつかの間。その裏、Clippardがホームランを打たれてしまいました。

 5連敗の間の先発投手の成績を見ると、以下のとおり最低限の仕事はしています。

5/15(G1) Livan 6回3失点
5/15(G2) Atilano 5回3失点
5/16 Olsen 6回2/3 1失点
5/17 Stammen 6回4失点
5/18 Lannan 6回2失点

 8回裏の失点で4点差になった試合が2試合ありましたが全て接戦を落としています。力の差はそんなにありません。少し歯車が噛み合うようになれば勝てるはず。我慢のしどころです。

 ところで、これで開幕から40試合。ちょうどシーズンの1/4になります。「5割に戻ってしまった」とも言えますが、シーズンの1/4を経過して5割を維持していると開幕前に(希望ではなく)予想した人はきっといなかったはず。明日からはホーム5連戦。新たな開幕のつもりでがんばりましょう!

2010年5月18日火曜日

Daniel Rosenbaumが週間MVP (A)

 Hagerstown(A)の先発左腕Daniel Rosenbaumが5月10~16日の週間MVPに選ばれました。2試合に先発し、勝ち星は付きませんでしたが、いずれも7回4安打無四球無失点。奪三振は合計13。素晴らしい投球でした。

 昨年のドラフト22順目で大卒入団の22歳。決して期待が高かったわけではないのですが、昨季GCLで好投(1.95/1.03)し、今季はHagerstownのローテーション投手として開幕。ここまで8試合47イニングを投げて、1.72/0.94、41奪三振と好投を続けています。ナショナルズのPlayer Development DirectorのDoug Harrisによると、速球は91マイルほどでカーブとチェンジアップを武器にしているようです(MASN.comのBen Goessling)。今後も期待して見ていきたいと思います。

5/17 L2-6@STL (Storen無失点デビューも、4連敗) 

Nationals 2-6 at STL Season 20-19 (L4)
Pitching: Stammen(L1-2), Slaten, Storen, Capps
Hitting: Desmond(4/4 R), Kennedy(2/4 double R), Harris(1/3 RBI)

 今日昇格してきたDrew Storenがメジャーデビューを果たしました。場面は2点ビハインドの7回裏1死1塁。

Felipe Lopez レフトへのファールフライ
Ryan Ludwick 四球
Matt Holliday フルカウントから空振り三振!


 もしHollidayを歩かせていたら2死満塁でAlbert Pujorsとの対戦となるところでしたが、最後は94マイルの速球で空振りを奪いました。13球投げてストライクが7球、死球ありとやや荒れ気味でしたが、結果が残れば自信になります。上々のメジャーデビューだったのではないでしょうか。

 さて試合のほうは、昨日までと同じような展開で4連敗。先発のClaig Stammenの立ち上がり、あっさり2死をとりながら、四球、単打、単打、三塁打、単打であっという間に4失点。2回以降6回までの5イニングは2安打1四球で全く危なげなく無失点で終えたので、初回が本当に残念でした。打線は、Kennedy、Desmond(4打数4安打!)、Bernadinaの下位打線で何度もチャンスを作りながら、クラッチヒットが出ず。少なくともあと3点は取れたと思います・・・。この4連敗中の打線はずっと同じような、ファンにはフラストレーションがたまる状況が続いています。

 さて、明日はChris CarpenterとLannanの対戦か・・・・。厳しいなあ。

2010年5月17日月曜日

Drew Storen→MAJOR!! 、Bruney→DFA

 昨年のドラフト1順目全体10位入団、Drew Storenが遂にメジャー昇格となりました。17日のセントルイスでのカージナルス戦でチームに合流します。

Drew Storen (2010 Season for Harrisburg(AA)+Syracuse(AAA))
12G(0-0-4) 16.0IP 15K 3BB 1.12/0.94


 昨年6月にドラフト指名されると翌日契約。Hagerstown(A), Potomac(A+), Harrisburg(AA)で順調に結果を残し、アリゾナ秋季リーグでも支配的な投球。今季はメジャーのスプリングトレーニングに参加してまずまずの内容。開幕を迎えたAAでも支配的な投球でSyracuse(AAA)に昇格。そこでも十分な内容の登板を続けていました。年俸調停権取得時期との関係でもう少し後になるかと言われていましたが、ブルペン強化のために昇格となりました。マイナーでの通算では、40試合、53イニングに登板して、64奪三振に対して11与四球、防御率1.70、WHIP0.83という成績。十分です。もうマイナーに戻ってくることはないと信じています。

 現在のナショナルズはクローザーのMatt Cappsが好調ですから、いきなりクローザーということはないでしょう。ただ、ブルペン投手はそれなりにプレッシャーがかかってこそ力を発揮する、あるいは成長するという面があるでしょうから、リードした終盤、7回か8回で使っていってほしいなあと思います。そしてもちろん、いずれはクローザーに昇格することを期待しています。

 代わって25人ロースターから、また40人ロースターから外れるのはBrian Bruney。昨年12月のルール5ドラフト全体1位指名権とのトレードでヤンキースから移籍。スプリングトレーニングでは好調で、不振だったCappsのクローザーの地位を脅かす勢いでしたが、開幕後は、ここまで14セーブのCappsとは対象的に全くダメで、セットアッパーの地位もClippardに奪われていました。いい速球をもっているものの制球が課題との前評判でしたが、まさにそのとおりの投球内容。20イニング近く投げてWHIPが2点をはるかに超えていてはDFAもやむなしでしょう。どこかのチームにクレームされるか、FAになるか、マイナーに行くか…。いずれにせよ、投球を進歩させなければやっていけないことは明らかです。

Brian Bruney (2010 Season for Nationals)
19G(1-2) 17.2IP 20BB 16K 7.64/2.32


 ちなみに、Bruneyとの事実上の交換相手となったルール5ドラフトでヤンキースが獲得したJamie Hoffmann。結局開幕前にドジャーズに返却され、ドジャーズ傘下のAAAでセンターを守りながら.328/.341/.478の結果を残しています。

2010年5月16日日曜日

5/16 L1-2@COL [Live] (また接戦を落とし、今季初3連敗)

 同点の7回表から観戦。今季まだ3連敗のないナショナルズ。今日は勝ちたい!デンバーに来て2本塁打と当たっていたAdam Dunnですが、風邪気味といことで先発を外れ、ファーストには今日DLから復帰したMike Morseが早速入っています。

 6回までは、両チームとも犠牲フライで1点ずつ。先発のScot Olsen、Jeff Francisがともに好投。

NATIONALS
CF Morgan
SS Desmond
RF Guzman
3B Zimmerman
LF Willingham
C Rodriguez
1B Morse
2B Gonzalez
P Olsen

*******************
(試合後コメント)
Nationals 1-2 at COL season 20-18 (L3)
Pitching: Olsen, Clippard(L7-2)
Hitting: Guzman(2/3 SF RBI), Morse(2/3)

 先発のOlsenは今日もいい仕事をしてくれましたが、申し訳ないです。Clippardがまた打たれてしまいました。イニングの先頭打者を歩かせてはいけません。

 それにしても打線はひどかった。実に5イニングにわたり先頭打者が出塁しながら、得点は初回の犠飛による1点のみ。7回無死1,2塁でOlsenがバントで送れなかった場面にチームのフラストレーションが表れていたように思いますが、チームで得点圏に走者を置いて8打数ノーヒットではどうにも・・・。

 今季初の3連敗。ここで止めよう!

Mike Morse→Activated、Willy Taveras→DFA

 スプリングトレーニングの好成績で開幕ロースターを勝ち取りながら、直後に足を故障してDL入りしていたMike Morseが復帰。AAAの14試合での調整では打率.265、3本塁打とまずまず。本人は、ずいぶん前から復帰可能とコメントしていましたが、今日まで引っ張られてしまいました。うっぷんを晴らす活躍を期待しています。(病気で先発から外れたDunnに代わって早速先発起用です。)

 代わって25人ロースターから外れたのがWilly Taveras。開幕時から不要論を唱えてきた身としては、ようやくの感があります。ほとんどベンチスタートという点は差し引くにしても、この成績(予想されたものですが)では当然でしょう。 DFAされましたので、退団する可能性もありますが、どこにも引き取ってもらえずSyracuse(AAA)行きという可能性もあります。
 
Willy Taveras (2010 season for Nationals)
27G 37PA 7R 0HR 4RBI 2BB 6K .200/.243/.257 1SB

5/15 L3-4@COL*G2 (接戦を守備で落とす)

Natioanals 3-4 at COL Season 20-17 (L2)
Pitching: Atilano, Burnett(L0-1), Walker
Hitting: Bernadina(2/3 double 2RBI), Zim(2/4 R)
HR: Dunn(9)

 先発Atilanoは2本のホームランで3点を失ったもののなんとか5回を3失点で投げ切りました。打線はBernadinaのタイムリー2塁打とDunnの9号ソロで3点。同点で終盤に進む第1戦と同じような展開となりましたが、この試合はほんの小さな守備のミスで負けました。

 場面は7回裏2死3塁。ワンバウンドで頭上を抜かれそうな打球に投手のBurnettが手を伸ばしグラブに当てたもののそのまま二塁ベース方向に転がり、走りこんだDesmondが捕球して、そのままランニングスロー。ワンバウンド(ハーフバウンド)での送球をファーストのDunnがミットに当てながらポロリ・・・。セーフ。その間に走者生還というものでした。記録上はDesmondのエラーとなっていますが、責めたくはありません。
 
 それよりは、打線が心配です。静かすぎる。

2010年5月15日土曜日

5/15 L2-6@COL*G1 (Jimenezにまた負けた) [Live]

 昨日雨で流れたので今日はダブルヘッダー。その第1戦。6回から観戦。ここまでの経過は、初回にZimmermanのシングルでナショナルズが1点先制も、その後はUbaldo Jimenezの前に沈黙。Livanも悪くはないものの2本のソロ本塁打を浴び、1-2と1点リードを許しています。両投手とも悪くない内容です。球数はここまでJimenezが71球に対してLivanが82球。

Nationals
CF Morgan
2B Kennedy
1B Dunn
3B Zimmerman
LF Harris
C Rodriguez
RF Bernadina
SS Desmond
P Hernandez

*****************
試合後コメント
Nationals 2-6 at COL Season 20-16 (L1)
Pitching: Livan(L4-2), Slaten, Bruney
Hitting: Zim(3/4 double RBI), Morgan(2/2 BB R),
HR: Dunn(8)

 Bruneyが出てくるまでは接戦でした。勝てるチャンスは非常に小さかったと思いますが、Ulaldo Jimenez相手によく戦っていました。負けたとはいえ、いい感じで終われそうな展開でした。しかし、Bruneyが・・・。1点ビハインドの試合で8回に出てきて、連続四球でイニングを始めるってどういうことですか?とりあえず当面敗戦処理でお願いします。

 連敗しないことが大事。気持ちを切り替えて、夜の試合はがんばってください。

2010年5月14日金曜日

5/14 @COL雨天延期、Lannan、Marquisの状況

 今日の試合は雨天延期。明日ダブルヘッダーとなります。

 開幕時には2本柱と目されていた先発投手2人についてのニュース。

 昨日先発したJohn Lannan。翌朝のコメントでは、特にヒジに問題はないとのこと。昨日の突然の乱調は5回表の味方の攻撃が長くて肩が冷えてしまったのが理由、と説明しています。とりあえず安心していいんでしょうか。

 DL入りしているJason Marquisが、結局ヒジの手術をしました。あまり重くない内視鏡手術なので、7月末か8月のメジャー復帰を目指してのリハビリとなります。うーむ。

5/13 W14-6(8) @COL (Zim6打点、雨中の打撃戦を制す)

Nationals 14-6 at COL(8) Season 20-15 (W2)
Pitching: Lannan, Batista, Slaten(W1-0), Bruney
Hitting: Zim(3/5 3R 6RBI), Desmond(2/3 double SF 2R 2RBI), Willingham(3/5 double R 2RBI), Guzman(1/1 double R 3RBI), Kennedy(2/4 BB 3R), Morgan(2/5 R RBI)
HR: Zim2(7, 8)

 時おり激しい雨が降る中、デンバーらしく展開された乱打戦を制しました。ナショナルズの今季のこれまでの最多得点が8点でしたが、大きく上回りました。最も貢献したのはZimmerman。初回の先制7号2ランに始まり、5回は2死から8号3ラン。8回には2死1,3塁からとどめとなるタイムリー。計6打点を荒稼ぎ。また、Desmondもいい活躍でした。守備でもファインプレーを見せたかと思うと、5回には果敢な走塁で追加点の口火を切る二塁打。6回にはその時点では貴重な追加点となった犠牲フライ。そして結果的に大量得点となった8回の攻撃でも最初の得点はDesmondのタイムリーでした。代打で試合を決定付けた走者一掃の二塁打を打ったGuzmanもいい仕事をしました。
 
 先発のLannanはヒジ痛で前回登板をスキップして10日ぶりの登板。80マイル台後半の球速はいつものこと。丁寧に投げて4回までは2安打3四球ながら無失点で切り抜けていました。しかし、6点をリードした5回につかまりました。四球と三塁打で1点を失い、なんとか2死までこぎつけたもののそこから3連打。あと1死をとれば勝ち投手というところで無念の降板となりました(Batistaが打たれたため自責点4)。故障の影響であればあったで、なかったらなかったで、どちらにしても心配な結果です。

 今季初の貯金5。勝率.571は30球団中で6位タイの成績。ナ・リーグのワイルドカード争いでは堂々トップです!まだ早いってば(笑)

 明日はLivan と Ubaldo Jimenezの再戦。投手戦が予想されます。

MVP: Ryan Zimmerman

2010年5月13日木曜日

5/12 StrasburgのAAA第2戦(6回をノーヒッター)

 Stephen StrasburgのAAAでの第2戦。まずは、下の数字を見てやってください。ため息が出ます。

Syracuse 4-0 Norfork (BAL)
Stephen Strasburg: 6.0IP 0H 1BB 0R 0ER 7K 80pitches-55strikes (W2-0)
(2010 Season)
[AAA] 2G 12.0IP 1H 2BB 0R 0ER 13K 0.00/0.25
[AA] 5G 22.0IP 13H 6BB 9R 4ER 27K 1.84/0.86

 6回までに80球と前回に比べれば球数を多く要しました。外野フライもいくつかあり、「支配的」という意味では前回のほうが上だったようです。しかし、それでも、6回を終えて許したランナーは四球とエラーの2人だけ。被安打0のまま、球数制限が来たために降板となりました。いやはや・・・。

 なお、BAによるシーズン前のプロスペクトランキングでオリオールズの2位、全体でも37位と高く評価されているJosh Bell三塁手との対戦がありましたが、2打席フライアウトに打ちとりました。
 
 メジャー昇格はいつか、そろそろ騒がしくなってきました。

2010年4月チーム月間MVP

 もう5月も半月近く過ぎてしまっているので、今更の感もありますので簡潔にしますが、今年も月間MVPを選んでいきたいと思います。

 チームが好成績だったのだから当然といえば当然ですが、個人成績でも好成績が多く、MVPを選ぶのに悩んでしまいました。

Hitter of the Month: Ryan Zimmerman
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Nyjer Morgan 100 13 0 6 .287 .374 .460 6
Adam Dunn 97 14 4 9 .225 .361 .463 0
Josh Willingham 96 13 3 13 .284 .438 .459 4
Cristian Guzman 84 10 0 8 .272 .289 .370 1
Ian Desmond 78 9 1 10 .246 .307 .406 3
Ivan Rodriguez 69 10 0 9 .413 .449 .524 1
Adam Kennedy 69 7 1 11 .230 .290 .361 4
Ryan Zimmerman 51 7 4 13 .362 .412 .787 0

 数試合欠場したため規定打席にはわずかに届かなかったものの、.413という驚異的な打率を残したPudge Rodriguez。もう終わった選手だとか言われていたことが嘘のような活躍で、Jesus Floresが離脱していることを感じさせませんでした。

 月間を通じて良い仕事をした選手ということでは、Dunn、Desmondと並んでチームトップタイとなる23試合に出場したJosh Willinghamの安定した成績が光ります。Dunnを上回る四球を選び出塁率は.438。4盗塁も目立ちます。他では、Nyjer Morganが(盗塁死4というのが気になりますが)出塁率.374と立派にリードオフの役割を果たしました。

 しかし、今月の月間MVPはあえて出場15試合、Morganのほぼ半分の打席にしか立たなかったRyan Zimmermanを選びました。これだけの出場にも関わらず、本塁打、打点はいずれもチームトップタイ。何より印象的でした。4月15日のフィリーズ戦での代打逆転2ランを始めとして3試合でMVP(打者ではダントツ1位)の活躍は、鮮明に記憶に残っています。

Picher of the Month: Livan Hernandez
G IP W L S K ERA WHIP
Livan Hernandez 4 31.0 3 1 0 10 0.87 0.87
Scott Olsen 4 20.2 2 1 0 18 4.35 1.50
John Lannan 5 27.2 1 1 0 10 5.53 1.84
Craig Stammen 4 21.1 1 0 0 9 6.75 1.36
Jason Marquis 3 8.1 0 3 0 3 20.52 2.88
Luis Atilano 2 12.0 2 0 0 2 2.25 1.33
Matt Capps 12 13.1 0 0 10 15 0.68 1.35
Tyler Clippard 12 18.0 3 0 0 23 0.50 0.89

 開幕からのチームの勝ち星の積み重ねにClippard-Cappsのブルペン・コンビが大きく貢献してきたことは疑いの余地もありません。昨年はこの時期に既に開幕時のクローザーが失脚するなどブルペンが崩壊していたのとは大違い。Clippardはとにかく空振りが多い。Cappsは10回のセーブ機会で全て成功。相手チームに「7回までに勝ち越しておかなければ」というプレッシャーをかけることができる状況ができています。

 しかし、この2人以上に印象的な活躍を見せたのがLivan Hernandez。こちらももう終わった選手のような扱いでマイナー契約からのスタートでしたが、4月17日の完封を含め開幕から4試合全てで2失点以下という素晴らしい内容。唯一の黒星もその前の登板でノーヒッターを達成し、結局4月を5勝負けなしで月間MVPに選ばれたUbaldo Jimenezと互角に戦ったものでした。防御率もWHIPも1.00未満というのはブルペン投手のような数字です。リーグの月間MVPでは候補にも名前が挙がっていなかったようですが、ここではちゃんと評価します。なお、開幕前に、このようなコメントをしていたことを平に謝罪させて頂きます。

Rookie of the Month: Ian Desmond
 スプリングトレーニングでの打撃好調で開幕ショートを勝ち取ったIan Desmond。開幕してみると打撃のほうはそこまで好調はありませんが、まずまずの成績。むしろ高く評価したいのが守備での貢献。開幕からの5試合で3つのエラーを記録するなどバタバタしましたが、落ち着いてくると広い守備範囲と強肩、それに時折見せる素晴らしいファイン・プレーでみるみる評価を上げました。結局6試合目以降、4月はノーエラー。UZRではメジャーでもトップ5に入るほどの高い数字を示しています。Zimmermanとの三遊間守備はチームの誇りとさえなりつつあります。

  もう1人、候補に挙げられるのがメジャーデビューから2試合続けて勝ち星を挙げたLuis Atilano。でも、まだ少し早い。昇格したばかりの投手が、情報不足のために打たれないのはよくあること。これから研究されてそこそこ打たれ、その後対応できるかどうかで真価が問われます。もちろん、応援していますよ。がんばって!

2010年4月終了時点の成績 

 4月30日終了時点の成績は以下の通りです。貯金3。地区単独2位。ナ・リーグ全体でも単独5位。昨季のこの時期は「悪夢のような日々」と表現していたことと比べると、「夢のような」状況です。

National League East
W L % GB
New York 14 9 .609 -
Washington 13 10 .565 1.0
Philadelphia 12 10 .545 1.5
Florida 11 12 .478 3.0
Atlanta 9 14 .391 5.0

 このように勝敗では貯金3となっていますが、攻守のチーム・スタッツをみると決して高い水準ではありません。ほとんどのスタッツでリーグ平均を下回っています。攻撃面は、本塁打数25位と低迷しているのを、これを30球団中1位タイの11三塁打と3位の24盗塁に示される機動力で補っているという感じです。 投手力も三振の少なさは想定の範囲内ですが、四球も少ないわけでなく、打たれていないわけでもありません。
 
 結果、総得点100点に対して総失点が108点と上回っており、接戦を(運も実力の内といいますが)何とかものにしているというのが実態です。

Team Offence
総得点 100 21 位
打率 .257 16 位
出塁率 .336 13 位
長打率 .413 17 位
本塁打 16 25 位
三振率 .201 13 位
盗塁数 24 3 位

Team Defense (守備データは月間のものが見付けられず)
総失点 108

17 位タイ

防御率 4.54 20 位
奪三振/9IP 5.75 29 位
与四球/9IP 4.06 22 位
被打率 .264 19 位

 このままシーズンが順調に推移するほど甘くはないと思いますが、4月勝ち越しの事実は事実として、素直に喜んでいたいと思います。

2010年5月12日水曜日

5/12 W6-4@NYM (Bernadinaの好守の活躍)

 5回裏2死から観戦。この時点で4-4の同点。2死1,2塁でした。四球で2死満塁として、この回だけで既に40球を投げていたStammenはもうふらふら。打者Jeff Francouerの打球はライト右への鋭いライナー。ひやりとしましたが、Bernadinaが下がりながらのダイビングキャッチ!なんとか試合は同点のまま6回へ突入しました。

 ここまでの展開は、2回にStammenのタイムリーで2点を先制すれば、その裏メッツも先発投手Mike Pelfreyのタイムリーなどで2点を返しました。4回表にBernadinaのソロと、Stammenの2本目のタイムリーで2点を勝ち越したもの、5回裏に三連打で2点を返されて4-4の同点。両先発とも球数100球を越えた状況で、試合は6回に向かうところでした。

NATIONALS
CF Morgan
2B Kennedy
3B Zimmerman
1B Dunn
SS Guzman
LF Harris
RF Bernadina
C Nieves
P Stammen

*****************
(試合後コメント)
Nationals 6-4 at NYM Season 19-15 (W1)
Pitching: Stammen, Burnett, Walker, Clippard(W7-1), Capps(S14)
Hitting: Bernadina(3/5 2R 3RBI), Stammen(2/2 3RBI), Guzman(2/5 2R)Dunn(2/5 double R)
HR: Bernadina2(1, 2)

 いやー、素晴らしい。昨日の負け方があまりにひどかったので、今日どんな戦いぶりを見せるか注目していましたが、ほとんどその影響を感じさせないいい内容の試合でした。
 
 先発のStammenは5回に突如崩れてしまいましたが、瀬戸際で踏みとどまりました。まあ、Bernadinaの守備(映像はこちら)に救われたというべきかもしれませんが。しかし自ら3打点ですから責める気にはなりません。

 それにしても今日はBernadinaに尽きます。守備でもバットでも大活躍でした。このブログを見ていてくれる方はご存じだと思いますが、個人的にはかなりお気に入りの選手です。去年はケガに泣き、1年遅れましたが、これで自信を付けてライトのレギュラーに近づいてくれるとうれしいです。応援しています!
 
 結局メッツとの3連戦は2勝1敗で勝ち越し。単独2位でデンバーでの4連戦に乗り込みます。

MVP: Roger Bernadina

5/11 L6-8@NYM (Clippard打たれ逆転負け)

Nationals 6-8 at NYM Season 18-15 (L1)
Pitching: Olsen, Walker, Slaten, Bruney, Clippard(BS5, L6-1), Batista
Hitting: Dunn(1/5 R 3RBI), Guzman(2/3 double 2BB 2R), Zim(1/3 2BB R), Taveras(2/3 BB), Pudge(1/5 2RBI)
HR: Dunn(7)
 
 先発のScot Olsenが不安定な投球ながら1失点に抑え、Dunnの3ラン、PudgeとDesmondのタイムリーで効果的に得点し、5回までに6-1とリード。7回にSlatenが1点を失ったものの8回表終了時点で6-2。ナショナルズのブルペンならこのまま勝てるかな、という思っていました。

 甘かった・・・。8回裏、4点リードで投入されたBruneyが連打でピンチを作り、Desmondの送球エラーでまず1失点。たまらず無死1,2塁の場面でClippardを投入。最初の打者は三振にとったものの、そこから4連打を浴び、あっという間に逆転を許してしまいました。代わったBatistaも敬遠満塁策の直後に押し出し四球を与える始末で、この回一挙6失点。まるで昨季のような無残なブルペン崩壊。疑いなく、今季最悪の試合となりました。

Bruney、Clippardの起用法は考え直すべきです。Bruneyは安定した投球ができるようになるまでモップアップとして使うべきだし、Clippardにしてもなぜランナーのいる場面でばかり起用するのかも疑問です。ともかく、明日が大事です。

2010年5月11日火曜日

マイナーリーガー関連(Norris, Meyers, Balester, Daniel, Willems)

 毎月の「Prospect Watch」はできれば今年もやりたいと思っているのですが、4月分さえもなかなか手が付けられていません。そんな状況ですが、マイナーリーガー関連でいいニュース、悪いニュースいろいろ入ってきていますので、まとめておきます。

◎Derek Norris(Activated)
 1試合2打席だけの出場で4月22日にDL入りしていたトッププロスペクトのDerek Norris捕手が、5月10日にPotomac(A+)に復帰。完治したと信じています。

◎Brad Meyers(Activated)
 昨季の球団の公式のMinor League Pitcher of the Yearに選ばれていたBrad Meyers投手。筋肉系の故障で出遅れていましたが、5月8日にようやくHarrisbrug(AA)で初登板。5回を4安打2四球9奪三振で無失点と上々の滑り出し。AAでは昨季も9試合に投げ、2.25/1.06と十分通用するところを見せていましたので、いずれはAAAへの昇格を期待したいところです。

▼Collin Balester(AAA→Minor Camp)
 Collin Balesterがブルペン投手に転向すべく、まずはフロリダのマイナー・キャンプでの調整に回ることになりました。かつてのトッププロスペクト(BAでは、ナショナルズのプロスペクトの中で、2005年10位、2006年2位、2007年1位、2008年3位にランクされていた)で、08年にメジャーデビューを果たし、09年と合わせてメジャーで計4勝を挙げましたが、メジャーでは、とにかく高めにボールが浮き、四球連発、甘く入って痛打されるということを繰り返していました。昨春も今春も、開幕ローテーションを狙える立場でスプリングトレーニングに臨みましたが全く結果を出せず。今季もAAAで開幕。しかし、AAAでも5試合に先発して防御率11.57と振るいませんでした。2004年の入団以来一貫して先発投手として育成されてきましたが、先発投手としては見切りを付けられたということになります。このまま終わってしまうのか、まさに瀬戸際です。

▼Mike Daniel (released)
 球団から完全に見切りを付けられてしまったのがMike Daniel外野手。5月10日に解雇されてしまいました。Mike Rizzo GMのコメントは、「彼は成長しなかった。彼にとってもチームにとっても新たな道を進む時だ」というものでした。05年のドラフト7順目で入団(当時20歳)。比較的順調に昇格し、07年にはAとA+で計.294/.362/.458という好成績を残し、長打力もある外野手に成長することが期待されましたが、結局そこがピークで、その後は伸び悩んだまま25歳となっていました。今季はAAとAAAで計20試合に出場し、.179/.258/.232。新天地があるかどうか分かりませんが、幸運を祈ります。

▼Colton Willems (retired)
 こちらは自ら見切りを付けてしまった選手。Hagerstown(A)のColton Willems投手が、4月30日の試合後にチームから離脱して自宅へ戻り、引退を宣言してしまいました。高校生で既に90マイル台後半の球速を計測しており、2006年のドラフト1順目全体22位(この年のドラフトでは全体15位でChris Marreroを指名していたので、Willemsはナショナルズとしては2番目の指名)で入団。3年目の08年シーズンまでは順調にステップアップしましたが、A+に昇格した09年に壁にぶつかって結果が出なくなり、そのままルーキーリーグまで逆戻り。今季はブルペンに回されての開幕となりましたが、開幕から登板した5試合全てで失点していました。まだ21歳。まだ将来があると思うのですが、本人の気力がなくてはどうにもなりません。球団としては保有権を維持しておくとのことです。

5/10 W3-2@NYM (接戦を制して貯金4!)

Nationals 3-2 at NYM Season 18-14 (W3)
Pitching: Atilano(W3-0), Slaten(H1), Walker(H1), Burnett, Bruney(H3), Batista(S1)
Hitting: Pudge(4/4 double RBI SB), Morgan(2/5 2SB), Kennedy(1/3 2BB R RBI SB)
HR: Kennedy(2), Zimmerman(6)

 今日も接戦を制して3連勝。単独2位に浮上しました。貯金4は当ブログを開始してから初めての快挙です!

 Atilanoが6回途中まで無失点の好投。初回に1死満塁のピンチを作りましたが連続三振で切り抜けると、2~5回は2安打のみに抑えました。与えた四球は初回の2つだけと、2回以降は自分の投球ができました。6回以降は、初登板となったSlatenからWalker、Burnett、Bruney、そして最終回はBatistaとつなぎ、全員がかなり危ういピッチングながらも、なんとかリードを守りきりました。登板過多気味だったClippardとCappsを使わずに勝ちきれたことは明日以降に大きなはずみとなります。

 打線がもうちょっと援護して欲しかった。3回にKennedyとZimのソロ2本で先制しましたが、多くのチャンスをつぶしました。初回は1死2,3塁、2回は無死2塁としながらともに無得点、6回は2死1,2塁からAtilanoが自らセンター前ヒットを打ちましたが、Pudgeが本塁タッチアウト。8回にもPudgeのタイムリーで1点勝ち越しなお無死1,2塁でしたが、Bernadina、Desmondの両ルーキーが凡退して追加点を取れず。今日はこの2人がブレーキとなってしまいました。

結果的には8回のPudgeのタイムリーが大きくものを言いました。今日のPudgeは4打数4安打と大当たりで、打率.393でリーグトップ(規定打席にはわずかに足りませんが)。2試合続けてノーヒットでちょっと下降線かなと思いましたが、いやはや恐れ入ります。ふらふらのブルペン投手たちをよく引っ張ってくれたのもさすがです。
 
MVP: Pudge Rodriguez

2010年5月10日月曜日

Chico→AA、Doug Slaten→MAJOR

 先日の久しぶりのメジャー登板で好投したMatt Chicoでしたが、試合後速やかにAAに戻されました。いわゆる「オプション」がもうなかったはずなのに、どうやって戻すことができるのか十分には理解できません。Mike Rizzo GMのコメントは下記の通りですが、引用元のMASN.comのBen Goessling記者やWashington Post紙のAdam Kilgore記者も十分に理解していないようです。他球団にクレームされそうになったらウェイバー掲示を撤回する(これは認められています)ということでしょうか。どなたか詳しい方がおられたら教えてください。

"It's a paper move, a paper move only. We have no risk of losing him. We're not designating him for release. We're designating him for optional assignment. Because he's a three-plus major-league service guy, and was in Double-A, and was only in the major leagues for one service day, you have to obtain optional waivers on him. Because he wasn't in the major leagues, we couldn't obtain optional waivers on him. We brought him up, we designate him and tomorrow, we'll put him on optional waivers. He'll clear optional waivers, and we'll option him to Double-A. It's a paper move. It's a procedural move. We have no intention of moving the player or getting rid of the player, and we have no risk of losing the player."

 代わってDoug Slatenがメジャー昇格。長期のロードに出ることもあり、ブルペンを6人から通常の7人体制に戻すことは予想していましたが、Jesse Englishだとばかり思っていたので、Slatenとは驚きました。

Doug Slaten (2010 season for Syracuse(AAA))
11G 17.0IP 1BB 17K 0.00/0.77


 昨秋にDバックスからDFAされたところをウェイバー獲得(獲得時の記事はこちら)。ただ、2月にAdam Kennedyと契約したときにDFAされ、ナショナルズとマイナー契約。スプリングトレーニングには招待選手として参加し、まずまずの成績を残していました。AAAで迎えた今季の開幕後は、上記の通り驚異的な好投を続け、今回の昇格を勝ち取りました。基本的にレフティ・スペシャリストとして起用されると見ていますが、一定の期待を持っています。なお、こちらは正真正銘オプション切れです。

5/9 W3-2 Marlins (Clippard 6勝目?)

Nationals 3-2 Marlins Season 17-14 (W2)
Pitching: Livan, Burnett, Clippard(BS4, W6-0), Capps(S13)
Hitting: Dunn(3/4 double RBI), Willingham(1/2 2BB R RBI), Bernadina(2/4 SB), Desmond(2/4)
HR: Willingham(6)

 先発のLivan Hernandezは7回を5安打1四球で1失点。遂に防御率が1.00を超えてしまいましたが、今日も安定した内容。どこまで続くか分かりませんが、今季一番の嬉しい誤算です。

 ただ、そのLivanに勝ち星は付きませんでした。Tyler Clippardがリリーフに失敗。その後、勝ち越してClippardに勝ち星が付くという昨日と同じ展開となりました。いや、その前の6日のブレーブス戦もそうだったので、過去4試合中3試合で同じことが繰り返されています。チームが勝っているからいいものの心配な徴候です。開幕からフル回転してきたClippardにそろそろ疲れが見えてきたのかも知れません。少し休ませることも必要でしょうし、3試合とも前の投手が残したランナーを還してしまっていることを考えるとイニングの最初から使うべきなのかもしれません。それにしてもClippardはこれで6勝目。Ubaldo Jimenez、Roy Halladayと並んでトップタイです(笑)。クローザーのMatt Cappsは三者凡退で13セーブ目(依然、失敗なし)。こちらはむしろ調子を上げてきているようです。

 昨日は同点ソロ、今日は勝ち越しソロという違いこそあれ、Willinghamが一発を放ったことも昨日と同じでした。開幕直後の好調から、4月下旬以降調子を落としていたWillinghamでしたが、ここ2試合はいい活躍。6本塁打はDunnと並んでチームトップ。打点20はダントツです。また、Adam Dunnも3安打で打率を今季初めて.250まで上昇させています。こちらも調子が上がってきたかな。

 これで再び貯金3。2位タイに浮上。ホームでの2シリーズをいずれも2勝1敗で終え、ニューヨーク、デンバー、セントルイスでのロード9連戦に向かいます。まずはメッツと単独2位を賭けた1戦。先発はメジャー3試合目の前回登板で痛烈に打たれたLuis Atilano。あまり力まず、落ち着いて投げれば大丈夫。頑張って。

MVP: Josh Willingham

2010年5月8日土曜日

5/7 StrasburgのAAA初戦 (完全支配)

 AAAに昇格したStrasburgの初戦。


Syracuse 6-0 Gwinnet(ATL)
Stephen Strasburg: 6.0IP 1H 1BB 0R 0ER 6K 65pitches-45strikes (W1-0)
(2010 Season)
[AAA] 1G 6.0IP 1H 1BB 0R 0ER 6K 0.00/0.33
[AA] 5G 22.0IP 13H 6BB 9R 4ER 27K 1.84/0.86

 完全に支配しました。3回まではパーフェクト。4回に1安打、5回に1四球を許しましたが、6回はまた三者凡退。18のアウトのうち、6つが三振で、残り12が全て内野ゴロ。外野に飛んだのは4回のシングルだけでしたが、これもゴロでセンター前に抜けていったもの。いかに支配的な投球内容だったかが、伝わってきます。予定した球数まで到達せず6イニングを投げ切ったこともあり、スタミナには余裕があり、最後まで99マイル近いストレートと変化球の制球は乱れなかったようです。

 メジャーデビューに向けて、着々と階段を上っていきます。

5/8 W5-4 Marlins (Chico復活) [Live]

 久しぶりのライブ観戦。相手はマーリンズで先発はエースのJosh Johnson。対するはひじ痛のJohn Lannanに代わって1年半ぶりの先発となるMatt Chico。

NATIONALS
SS Guzman
2B Kennedy
3B Zimmerman
1B Dunn
LF Willingham
RF Harris
CF Bernadina
C Nieves
P Chico

***************
[試合後コメント]
Nationals 5-4 Marlins Season 16-14 (W1)
Pitching: Chico, Batista(H1), Burnett(H5), Clippard(BS3, W5-0), Capps(S12)
Hitting: Willingham(2/4 triple 2R 2RBI), Harris(1/4 R 2RBI), Guzman(2/4), Zim(1/3 BB)
HR: Harris(3), Willingham(5)

 打線は少ないチャンスをものにした、というべきかもしれませんが、もうひとつつながりに欠けました。8回は1点じゃなくてもっと取らなければ。

 Matt Chicoの投球内容は十分評価できるところ。一方Lannanも順調に回復しており、次回登板はできる模様ということですが、Chicoのオプションが切れているため簡単にはマイナーに戻せません。どうするのかな。このままブルペン投手にするという手もあると思いますが、次回登板の内容次第では、Atilanoをブルペンに回すことも考えられるかもしれません。今日のMVPはTJからの復活のご祝儀も兼ねて、Chicoに差し上げます。

MVP: Matt Chico

Matt Chico→MAJOR、Maxwell→AAA

 左ひじ痛のため(とりあえず1度)登板を回避したJohn Lannanの代わりに先発するため、開幕からAAで好投を続けていたMatt Chicoがほぼ2年ぶりにメジャーに復帰。

Matt Chico (2010 season for Harrisburg(AA))
5G(1-2) 26.0IP 7BB 17K 3.12/1.27
 2007年にはルーキーながら人材難の投手陣の中で31先発。当ブログを開始した2008年開幕時は事実上チームのナンバー2投手でしたが、既に左ひじに痛みを抱えたまま投げて、11試合で0勝6敗。当時の正直な感想はこちら(最後の登板時)やこちら(マイナー降格時)をご覧ください。その後、マイナーでも打ちこまれてついにTJ手術。昨季はほとんどリハビリに費やし、シーズン終盤にようやくマイナーでの登板が可能となりました。スプリングトレーニングでまずまずの投球内容を見せ、今季の開幕はAAでしたが、メジャー昇格の可能性もあると言われていました。AAでの成績を見ると悪くはありませんが、さあ、期待していいものかどうか・・・。

 代わって、Justin Maxwellがマイナーにオプションされました。

Justin Maxwell (2010 season for Nationals)
38PA 4R 1HR 3RBI .154/.395/.308 1SB


 こちらは、昇格してきた当初はまずまずの打撃で一時は打率3割近くまで上げましたが、4月23日以降は19打席連続でヒットがなく、三振か四球、低打率という悪い時のMaxwellに戻っていました。またしてもチャンスをつかめず。長い間期待してきた打者なだけに残念です。これ以上、機会が与えられるかどうかは分かりません。

5/7 L2-4 Marlins (Stammen好投も実らず)

Nationals 2-4 Marlins Season 15-14 (L1)
Pitching: Stammen, Bruney(L1-2), Burnett, Walker
Hitting: Zim(2/4 R RBI), Desmond (1/2 BB)
HR: Zim(5)

 先発のCraig Stammenが7回2死までを投げて失点2(自責点1)、8奪三振の好投。しかし、7回1死からCantuに同点弾を浴びて降板。勝てませんでした。
 
 またもChris Volstadの前に打線が沈黙し、6回までわずか4安打。6回裏にZimのホームランで2-1とリードするのが精一杯の援護で、Stammenが同点で降板すると、8回にBruneyが自らのバント処理ミスのエラーも絡んで、あっさり2点を勝ち越されてしまい、敗戦。近頃のBruneyは出てきては打たれている印象があります。

 こんな日は守備の好プレーを楽しみましょう。Harrisの2つのダイビングキャッチをどうぞ。

2010年5月7日金曜日

5/2 StrasburgのAA 5戦目(初黒星)そしてAAA昇格

 5月2日ですから、ずいぶん前のことになりますが、Stephen StrasburgがAAでの5試合目の先発で、初めて黒星を喫しました。

Harrisburg 1-6 Altoona(PIT)
Stephen Strasburg: 4.2IP 6H 3BB 4R 3ER 4K 79pitches-49strikes (L3-1)
(2010 Season for Harrisberg)
5G 22.0IP 13H 6BB 9R 4ER 27K 1.84/0.86

 先頭打者を打ち取った初回と4回はともに三者凡退で終えましたが、4点を失った2回は四球の後に3連打され、無失点に終わったとはいえ、3回と5回も先頭打者をそれぞれ四球と死球で出塁させた次の打者にヒットを打たれています。セットポジションでの投球、という課題はやはり生きているようです。辛い判定に悩んだり、守備に足を引っ張られた面もあったようですが、それも試合のうち。Strasburgにも悪い日はあるということが分かりました。予定の5回を投げ切る前に80球に到達しそうになり降板することとなったのも初めてのことでした。

 そんな登板の後でしたが、5月4日にAAA、Syracuse Chiefsへの昇格となりました。予定では7日、金曜日にGwinnett(ブレーブス傘下)との対戦となります。

4/30-5/6 @FLA, Braves (3勝3敗)

 GWで外していた間、NHK-BSも必ずしも毎日チェックできなかったので、本当に、この間の勝敗がよくわからないままに過ごしてきました。
 
 で、先ほどチェックしたら、アウェイのマーリンズに1勝2敗。ホームでブレーブスに2勝1敗。計3勝3敗。上出来です。地区順位の上でも、4月30日に一時単独2位に浮上した後、3位に後退したものの、最終的には2位タイとしています。

 なお、この間ロースターの異動はありませんでした。ただ、そろそろブルペン6人体制がきつい日程になることと、後述するLannanの登板回避の影響から、投手を1人追加して、野手を1人外す形での補強がありそうです。

4/30
Nationals 7-1 at FLA Season 13-10 (W3)
Pitching: Olsen(W2-1), Bruney, Clippard(H6), Batista
Hitting: Zim(3/4 double BB 2R 3RBI), Kennedy(2/5 double 2R RBI), Morgan(2/5 double R RBI), Pudge(2/3 BB RBI)
HR: Zim2(3,4)
 スタメン復帰のZimmermangが最初の2打席で左へ右への連続ホームラン。会心の復帰戦となりました。Olsenが6回無失点の好投。前々回登板から13イニング連続無失点。そして、試合を救ったのは7回2死満塁でのMorganのこのプレー。抜けていれば3点というシーンでした。素晴らしい。3連勝で貯金も3。
MVP: Ryan Zimmerman

5/1
Nationals 1-7 at FLA Season 13-11(L1)
Pitching: Stammen(L1-1), Walker, Burnett
Hitting: Zim(2/4), Dunn(1/3 BB R)
 Chrs Volstadの前にわずか4安打。完投を許す完敗。連勝ストップ。

5/2
Nationals 3-9 at FLA Season 13-12 (L2)
Pitching: Lannan(L1-2), Batista, Bruney, Capps
Hitting: Harris(1/2 double BB R), Dunn(1/3 BB RBI), Zim(1/3 double BB R)
 Hanley Ramirezに2本のホームランを打たれるなど9点取られては勝てません。Lannanが5回6失点。この後、ヒジの痛みを訴えて、次回登板(土曜日)の登板を回避することとなりました。今のところDL入りはしていませんが、場所が場所だけに心配です。

5/4
Nationals 6-3 Braves Season 14-12 (W1)
Pitching: Livan(W4-1), Burnett(H4), Clippard(H7), Batista, Capps(S11)
Hitting: Desmond(2/4 R 2RBI), Bernadina(2/4 RBI), Guzman(2/4 RBI), Pudge(2/4 R)
HR: Willingham(4), Desmond(2), Dunn(5)
 Livanが本調子でなく、6回途中までで123球に到達してしまい降板。ただ、5安打5四球されながらも2失点(自責点1)にとどめたところは立派。5回裏にDesmondのソロ本塁打で勝ち越すと、その後も毎回1点ずつ重ねて、結果的には快勝。それにしても川上憲伸は白星なしの5敗か・・・厳しいですね。これで連敗を2でストップ。今季まだ3連敗が一度もありません。素晴らしいことです。
MVP: Ian Desmond

5/5
Nationals 6-7 Braves (10) Season 14-13 (L1)
Pitching: Atilano, Burnett, Walker, Bruney, Capps(L0-1)
Hitting: Morgan(3/5 2doubles R RBI), Pudge(2/5 double RBI), Bernadina(2/4 double 2R)
HR: Desmond(3)
 先制したものの逆転され、追い付いてはまた離され、8回には2点差を追いつきましたが、結局延長10回にCappsが勝ち越しを許して惜敗。延長戦ではこれで3連敗。

5/6
Nationals 3x-2 Braves Season 15-13 (W1)
Piching: Olsen, Clippard(BS2, W4-0)
Hitting: Dunn(2/3 R RBI), Zim(2/4 double), Kennedy(1/2 BB R), Harris(1/1 RBI)
HR: Pudge(1), Dunn(6)
 先発のOlsenが8回1死までノーヒッターを継続。惜しくも記録達成がならなかったのみならず、(Zimの送球エラーもあって、といっても責めるほどのプレーではない)1死満塁としてマウンドを降り、リリーフで出てきたClippardが同点タイムリーを打たれたために勝ち星も消えました。ただ、チームとしては9回に無死満塁のチャンスを作り、代打Harrisのセンター前ヒットでサヨナラ勝ち。Olsenの好投を無駄にはしませんでした。それにしても、今季1号本塁打を打ったPudge Rodriguez。まだ打率4割を維持しています。
MVP: Scott Olsen