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2011年2月25日金曜日

元ナショナルズの近況(1)

 ナショナルズの初戦は来週月曜日とちょっと遅いのですが、今日のジャイアンツ対Dバックス戦から、スプリングトレーニングの試合が始まりました。これから3月末の開幕まで、各球団で開幕25人ロースター入りをめぐっての熾烈な競争が展開されます。

 今春のナショナルズのキャンプに参加している選手については、これから日々フォローしていきますが、何人かの元ナショナルズ(このブログを始めてからの3年間にナショナルズを退団していった選手たち)が他球団のマイナー契約招待選手になっているとの報道に接し、この機会に主な選手の近況についてまとめてみました(主な退団選手の一覧はこちら)。

 まずその前に、スプリングトレーニング参加選手たちについて制度的な背景を説明しておきます。

 MLBでは各球団がメジャー契約(少なくとも、メジャー最低保証年俸:約4000万円が支払われます)を結べる選手は40人、シーズン中にベンチ入りできる選手はその中から25人と定められています(DL制度については割愛)。ですが、スプリングトレーニング開始時点では各球団とも50~70人の選手が参加しています。メジャー契約を結んでいる40人ロースターの選手に加え、マイナー契約招待選手(non roster invitees)が参加しているからです。招待選手というのは、マイナー契約ながら、球団からメジャー契約の選手たちと一緒にスプリングトレーニングに参加することを認められた選手です(それ以外のマイナー契約だと、マイナーリーグの選手たちのスプリングトレーニングに参加します)。

 ただ、招待選手にも内実は2種類あります。1つは期待のプロスペクト。まだ40人ロースターに入れるほどではないが将来を嘱望されている選手に、メジャー選手と過ごすという経験を積ませることが趣旨です。今季のナショナルズでは、Derek Norrisがこれに当ります。もう1種類は、オフにメジャー契約を得ることはできなかったものの、開幕25人ロースター入りを目指してチャレンジする権利を与えられた選手。若くても実力が微妙な選手(オフにDFAされた先発4人Atilano、Chico、Martis、Martin)もいれば、キャリアの終盤に差し掛かっている元一流選手(Matt Stairs)もいます。球団側からしてみればうまくいけば儲けもののお試し期間といった感じですが、選手側は選手生命がかかっているので必死のはずです。実際に招待選手から開幕ロースター入りを果たすのは各球団ともせいぜい2、3名といったところです。

 前置きが長くなりました。つまり、元ナショナルズの選手は、今も40人ロースターには入っている選手、マイナー契約招待選手として生き残りを賭けている選手、まだFAで仕事を探していたり、引退もしくは消息不明でMLB球団に所属していない選手と、大きく3つに分かれています。

 今日はまず、40人ロースター選手です。(基本的に退団した順)

Jon Rauch (TOR)
 昨年はツインズで21セーブを記録。終盤は、やはりナショナルズから行ったCappsがクローザーに入ったためセットアップに回りましたが、防御率3.12は立派。ALDSでも登板。FAとなりブルージェイズと1年375万ドルの契約を結び、やはりセットアップとして期待されています。

Brian Sanches (FLA)
 珍しく、もったいなかったなあと思う選手。08年にAAAのオールスターに選ばれるほど結果はマイナーで残しましたが、シーズン序盤に昇格した際にダメだったこともあり、オフにマイナーFAとして退団。ところが、マーリンズでは過去2年間で計108試合に登板して防御率2.40と大奮闘。今季もチーム構想に入っています。

Joel Hanrahan (PIT)
 獲得したBurnettが好投しているので、(MilledgeとMorganの要素を加味してもしなくても)ナショナルズとしては成功トレードと思われていますが、成績を比べてみると全く遜色ありません。両投手とも成績を向上させるとは、まさに理想的なトレードだったと言えます。今季はクローザーとして起用される可能性が高くなっています。
Hanrahan 105G (4W 2L 6SV 25HD) 101.0IP 137K 46BB 3.03/1.26
Burnett 106G (2W 8L 3SV 25HD) 88.1IP 82K 33BB2.45/1.12

Emilio Bonifacio (FLA)
 内野でも外野でもレギュラーにはなれませんでしたが、スーパーサブとしてなんとか生き残っているという感じです。

Austin Kearns (CLE)
 昨季はFAとしてインディアンズと契約し、前半戦は主にレフトでレギュラーとして84試合の出場で.272/.354/.419という好成績を残し、フラッグディールでヤンキースにトレードされるほど価値を上げました。しかし、ヤンキースでは成績を落とし、プレーオフのロースターには入れず。オフにFAとなり再度インディアンズ入り。Sizemoreが復帰してくれば、4番手の外野手となる見通しです。いちおうキャリアを再生していますね。

Matt Capps (MIN)
 フラッグディールで移籍したツインズでは、ナショナルズでの成績を上回る好投で、クローザーとしてチームのプレーオフ進出に貢献。年俸調停3年目(最終年)で710万ドルという高額で再契約しました。TJ手術で1年離脱していたJoe Nathanの調子しだいですが、現時点では今季もクローザーと目されています。

Adam Dunn (CHW)
 守備機会を求めていたはずですが、Paul Konerkoもいるので、ほぼ専属DHとなる見通し。球場的にはホームランが増えても不思議はありませんが、さて。

Scott Olsen (PIT)
 年俸調停対象でしたが解雇され、パイレーツと契約。先発ローテーションの枠を争う立場です。どうせなら25人に残って、ナショナルズ戦で投げて欲しいな(で、打たれる)。

Joel Peralta (TB)
 FAで主力が抜けて弱体化し、クローザーも決まっていないレイズのブルペン。Peraltaが昨季のような投球ができればクローザーも夢ではありません。

Wil Nieves (MIL)
 メジャー契約を結べたと喜んでいたのもつかの間。ブリューワーズのキャンプにはメジャー契約の捕手が4人もいて熾烈な競争にさらされています(→正捕手と目されていたJonathan Lucroyが手の故障で出遅れで、チャンスが広がりました)。頑張ってね。

Josh Willingham (OAK)
 4番レフトとか言われ、主軸として期待されています。故障なく過ごせるかどうかが全てでしょうね。

Justin Maxwell (NYY)
 40人ロースターには入っていますが、さすがに層の厚いヤンキースで25人に残るのは難しそうです。オプションもないので解雇されちゃうのかな。なんていう意見を吹き飛ばすスプリングトレーニングになればいいんだけどなあ。

Juan Jaime (ARI)
 まだシングルAでしか投げたことなく2010年は全休していた投手なので、何とも言えません。故障は完治しているのでしょうか?Dバックスが40人ロースターに置き続けていることが驚きです。

Aaron Thompson (PIT)
 こちらも実質AAまでしか上がってきていません。しかも昨季は結果を残せていませんでした。

2008年11月20日木曜日

08 Season Review (おまけ) ex-Natsのその後

 開幕直前、衝撃の解雇となったJohn Patterson。レンジャーズとマイナー契約を結びましたが、右腕の故障は癒えず、投球を再び開始することなく、5月末に再び解雇。その後の消息は不明です。誰かご存知なら教えてください。

 A week before the Opening Night, John Patterson (RHP) was suddenly released by the Nationals. He agreed a minor league contract with the Texas Ragers right after the release and joined the extended spring training for further rehabiliation. But right elbow injury continued and prevented him from throwing session in the bullben. Then, finally, he was released at the end of May 2008. How is Patterson doing? Any information? please!

 その他、シーズン開幕前、そしてシーズン中にナショナルズを去った主な選手たちのその後を振り返ります。意外な活躍を見せた選手が多く、歯がゆい思いが強いです。そんなにナショナルズでは力を発揮できないのか・・・。

Josh Whitesell
7AB 1R 1HR 1RBI 286/444/714 [D-Backs]
475AB 86R 26HR 110RBI 328/425/568 [AAA]

 開幕前のロースター整理中にウェイバーでDバックスに奪われました。見てのとおりの大ブレーク。マイナーでの26本塁打、110打点はナショナルズのマイナー選手の誰よりもいい数字。ナショナルズに残っていれば、文句なしにMinor League Hitter of the Yearを贈呈しなければならないところでした。9月にはメジャー昇格を果たし、初本塁打まで打ちました。先日発表された、John Sickelさんのプロスペクトランキングでは堂々20位にランクイン。来シーズンは当然開幕ロースター争いをしそうです。ナショナルズに残していれば・・・。批判が高まってきているボーデンGMですが、これも(あまり話題には上がりませんが)大きな失敗の1つでした。

Jon Rauch
26G 23.1IP 0W6L1SV 22K 6.56ERA 1.54WHIP [D-Backs]
 前半戦は故障離脱のChad Corderoに代わり、我がナショナルズのクローザーとして安定した仕事をしてくれました。その活躍を評価され、Emilio BonifacioとのトレードでDバックスに移籍。しかし、(Dバックスにすれば)期待はずれに終わりました。しばらくは良かったものの、勝負どころの8月後半から6試合連続失点するなど、地区優勝を争っていたチームの失速に一役買ってしまいました。シーズン終盤、Brandon Lyonがクローザー失格となったときも候補として名前が挙がることはありませんでした。ナショナルズが今季開幕前に結んだ契約があり、来季も(オプションが行使されたので10年まで)Dバックスに所属します。復活して欲しいな。

Felipe Lopez
156AB 30R 4HR 21RBI 385/426/538 4SB [Cardinals]
 ナッツファンにとって最もショッキングなシーズン後半を送ったのがLopez。ナショナルズでは100試合に出場しましたが、シーズンが進むにつれ成績を落とし、ついに7月の打率は.203と不振を極め、8月に入り戦力外とされました。ところが、すぐにカージナルスに合流すると突然の復活。最初は併用でしたが、3割を優に超える打率を残して次第に出場機会を増やし、セカンドのレギュラーの座を確保。9月は打率4割を超えました。FAとなりましたが、カージナルスは再契約を考えているようです。なんで、ナショナルズでその打棒を見せてくれなかったんだよぉ・・・。

Paul Lo Duca
34AB 3R 0HR 0RBI 294/400/353 [Marlins]
 開幕から故障と不振で8月頭にLopezとともに戦力外とされました。そして、Lopezほどではないにせよ、新しいチームでそこそこ活躍しました。マーリンズと最初はマイナー契約を結びましたが、8月半ばに昇格。基本的に代打要員としての出場でしたが、意外にも3割近く打ちました。四球も多く選び、出塁率4割ってどういうこと!?ナショナルズでは打率.231、出塁率.301だったのに!FAとなりましたが、どういう契約を得るでしょうか。

Luis Ayala
18G 19.0IP 1W2L9SV 14K 5.50ERA 1.39WHIP [Mets]
 ナショナルズでは主にセットアッパーとして62試合に登板し、大いに頑張ってくれていましたが、本来クローザーをやりたいという希望を持っていたため、モチベーションを低下させ、それにともないパフォーマンスも低下していきました。8月半ば、Billy Wagnerの故障でブルペンの補強を急いだメッツへ、Anderson Hernandezとのトレードで移籍し、3試合目に初セーブを記録すると、念願のクローザーの座を確保しました。しかし、結局好不調の波の大きさは変わらず、終わってみればナショナルズでの数字とほぼ同じ防御率5点台に終わりました。Type BのFA。どういう契約を得るでしょうか。

2008年11月18日火曜日

08 Season Review 14 (完) & Off Season Outlook: Bullpen/Closer

 長々と書いてきましたが、これでとりあえず最終回です。

 主な投手成績についてはこちらをご覧下さい。

 03年夏のドラフト1順目(全体20位)で8月には早速メジャーデビュー。04年にはクローザーの地位を不動のものとし、05年にはオールスターにも出場してセーブ王を獲得。通算128セーブを記録し、Zimmermanとならぶチームの顔となっていたChad Cordero。今季も当然クローザーとして計算していましたが、開幕戦、1点リードの9回表のマウンドに上がったのはJon Rauchでした。調整不足ということで、4月も半ばになってようやく登板しましたが、ストレートでも90マイルに達しませんでした。運と名前で(?)計4回1/3をなんとか1失点で済みましたが、まともに投げられる状態でないことは、テレビでも分かるほどでした。右肩の痛みで4月末を持ってDL入りし、結局手術でシーズンアウトとなりました。

 シーズン終了後、Corderoは、まだFA前だったのですが、年俸が高すぎる(今季6M)ために、年俸調停に行く前にDFAすることになりました。スプリングトレーニングには間に合うと、本人が言っているため、クローザーとして使えるかどうかギャンブルしてもいいと思っている数球団が獲得に乗り出しているようです。ナショナルズはさすがに音無し。07年夏などトレードバイトとして有用な時期に出していれば、と悔やまれます。GMの大きなミスでした。

 で、クローザーの座は、前半戦はJon Rauchが引き継ぎ、よく働きました。フラッグディールでRauchが移籍すると、次はJoel Hanrahan(写真)が務めました。今季からブルペンに回りましたが、制球に難があるものの、短いイニングであれば球威で三振が取れるので、これはいい転向でした。開幕当初のモップアップからセットアッパーを経てクローザーへ、今季一番出世した選手かもしれません。

 セットアップは、前半はLuis Ayalaが主に務めましたが不安定で、最後はメッツにトレードされました。終盤になって目立った活躍をしたのが、Steven ShellとセプテンバーコールアップのMike Hinckley。2人とも25歳とやや遅れてきたルーキーですが、今季はチャンスをつかみました。

 優勝を狙うチームではないので、基本的にブルペンの補強は不要。マイナーから上げてきた選手でまかなえば十分でしょう。クローザーは球威からいってもJoel Hanrahanでいいです。セットアップはShellに任せたい。勝ち試合のリリーフは、左はHinckley、右は今季チーム最多となった76試合に投げてくれたSaul Rivera(年俸調停初年度)といったところでしょうか。今季1.2Mで、年俸調停最終年となるJesus Colomeはどうするかな。年俸調停を申し入れないで、若手に任せてしまってもいいような気もしますね。

2009開幕予想:
 Closer: Joel Hanrahan
 Set-Up: Steven Shell
 (back-up Saul Rivera)

2008年8月4日月曜日

Expected 2011 Starters

 大型トレードの興奮冷めやらぬ8月上旬、上位チームと下位チームとがはっきり分かれ、MLBのシーズンも終盤に入っていこうとしています。MLBのナショナルズはもちろん後者で、今シーズンははや終了。MiLBのボックススコアをチェックしてプロスペクト達の成績に一喜一憂している毎日です(笑)。

 そんな中、自分なりに、2011年のスターターを予想(夢想)してみました。あくまで、現在ナショナルズ球団に所属している選手を対象とし、全くの独断で選んでみました(コメントなどあれば、是非お願いします)。Ryan Zimmermanを除き、私のこのブログを除いて、日本では全くといっていいほど無名の選手が並ぶリストができ上がってしまいました。

 まあ、まずは見てやって下さい(赤字は現在40人ロースターに入っている選手)。

Position Frontrunner Runner-Up
SP1 Jordan Zimmermann -
SP2 Aaron Crow -
SP3 John Lannan -
SP4 Ross Detwiler -
SP5 Colton Willems Collin Balester
CL Adam Carr Zechry Zinicola
CA Jesus Flores Luke Montz
1B Chris Marrero Bill Rhinehart
2B Stephen King Emilio Bonifacio
3B Ryan Zimmerman -
SS Esmailyn Gonzalez Ian Desmond
LF Elijah Dukes Destin Hood
CF Justin Maxwell Roger Bernadina
RF Michael Burgess Mike Daniel


 今後、時々(数か月に1度くらい?)、アップデートしていきたいと思います。

 なぜ2011年を選んだか疑問に思われるかも知れませんが、フロントの最近の言動から、ペナントを争う最初のターゲットを2011年シーズンに置いているのではないかという感じが強まってきたからです。 
 いまさら言うまでもありませんが、チームは現在(果てしなく深い)再建期に入っています。どんなにチームが低迷していようとも、再建期だからということでフロントやアクタ監督以下のベンチの責任を問う様子は(少なくとも今シーズンに関しては)見られません。そんなフロントが常々言う言葉が「The Plan」です。これはペナントを争えるチームを作る長期計画に他なりません。現在のチーム運営・編成は、①将来のペナント争いに向けて選手を育成すること、②(若手の無理に早い昇格を避けるための)つなぎの選手を活用しつつ、場合によってはトレードを通じてさらに将来のチーム力を高めること、を基本コンセプトとしていることは明らかです。また、③将来のチームに必要な選手かどうかを見極めることも、最優先課題となっています。

 今シーズン開幕前に、Jesus Floresの育成のためにPaul Lo Ducaらと契約したこともこの流れの中で理解されてきました(結果的には、Floresの思わぬ成長により既に先発マスクはFloresですが)。ただ、具体的に何年をターゲットにしているのかという時期は曖昧でした。ファンフォーラムでは、2010年派と11年派に分かれていました(09年を期待している者は既にいない…)。

 そこに、先日のJon Rauchのトレード、Cristian Guzmanの契約延長が行われ、2011年派が優勢となっています。Rauchの契約はオプションを含め2010年まででしたので、10年をターゲットにしているとすれば、格安で確実な仕事をしてくれるであろう彼を放出する必要はなかったと思われます。おそらく優勝争いをするチームのメンバーとしてはやや弱いと思われるGuzmanの新契約が2010年までのものとなっていることも11年派に力を与えています(上記のEsmaiyn Gonzalezがまだルーキーリーグであり、早くても11年に昇格となることを考え、結んだ契約ではないかと言われています)。

 その他、Dmitri Young、Austin Kearnsといったペナント争いをするには明らかに弱い選手との契約期間(オプション最終年)が、いずれも2010年までとなっている(現状では2人とも行使されるとは思えませんが)ことも、10年までは何とかつなぎつつ、仮にFloresのように予想以上に早く昇格できればポジションを取って代わらせるという方針かと思われます。

 Ryan Zimmermanの在籍が保証されている最終年が2011年であることも、重要な要素です。懸案となっている契約延長が仮に成就しなかったとすれば、2011年シーズンが、彼のFA前最終年になります。ワシントン移転初年度のドラフト1順目指名で、チームの顔として育ててきたZimmermanを中心として、(Zimmermanを含め)期待されている現在23歳前後の選手が26歳前後になる2011年こそが、チーム再建の目標ではないかと思われます。というか、そう信じたいです。

 そんな訳なので、気の長い話ですが、2011年まで、頑張って見守っていこうと思っています。

2008年7月23日水曜日

Jon Rauch→Traded to Arizona


 ナショナルズのクローザーを務めてきたジョン・ラウチ(Jon Rauch)投手がダイヤモンドバックスへトレードされました。フラッグディールトレードの第1弾です。

 セットアッパーとして過去2シーズンにわたり活躍した(計173試合登板はメジャー最多)後、今シーズンはチャド・コルデロの離脱したブルペンでクローザーを立派に務めてきました。この実績が評価されての移籍となります。交換要員は、23歳のEmilio Bonifacio二塁手(彼については後ほど別記事を書きます)。
 
 思えば、このブログの最初のニュース記事が、ラウチとの契約延長でした(こちら)ので、ちょっとさみしい気もします。でも、今シーズンはもちろん、在籍した約4年間ずっとチームに大きく貢献し、そして最後にプロスペクトを残して去っていってくれましたので、感謝しながら見送ります。ありがとう、さよなら!

 Dバックスでは、クローザーにはやや安定感に欠けるとはいえ20セーブを記録しているブランドン・ライオン(Brandon Lyon)がいるために、セットアッパーに戻るようです。登板過多からの故障だけが心配ですが、ケガなく活躍されることを願っています。

Jon Rauch (08 season with Nationals)
48G 48.1IP 4W 2L 17S 7BB 44K 2.98ERA 1.01WHIP
 
 それにしても、巨人でした。写真は今シーズン開幕戦の選手紹介の時のもののようです。遠近法のためだけでなく、明らかに巨大なのがわかると思います。

2008年7月1日火曜日

Collin Balester メジャー初先発勝利!/080701 @FLA (W9-6)

 いよいよです。残念ながらライブで観戦は出来ませんので、Gamedayで追いながらコメントはつけていこうと思います。映像は、後でゆっくり見ます。

Nationals 9-6 Marlins Season 34-51 (streak W1)

Pitching: Balester(W1-0), Shell, Hanrahan(H3), Ayala, Rauch(S17)
Hitting: Dukes(3/5 3R 1RBI 1SB), Belliard(2/4 1BB 2R 4RBI), Guzman(2/5 1R), Lo Duca(2/4 2R), Lopez(3/4 2RBI) 
HR: Dukes(5), Belliard(7) 

 コリン・バレスター(Colin Balester)のメジャーデビューは、ナッツ・ファンの期待に十分応える内容でした。(バレスターの投球など試合経過については、コメント欄を参照して下さい。)93マイル前後の力のあるストレートを中心とした組み立てで4回まではノーヒット(外野にさえフライ1本しか飛ばさせなかった)。5回に、初被安打に3四球もあり1点を失いましたが、5回1安打3四球3奪三振で1失点の内容。ファンを興奮させつつ、冷静なマウンドさばきで、試合の流れをナショナルズのほうへぐっと引き寄せる投球でした。

 そんなルーキーのがんばりに奮起したのか、今日は打線が15安打とよく打ってくれました。イライジャ・デュークス(Elijah Dukes)の2試合連発となる先制弾(よく飛んだなあ)、ロニー・ベリヤード(Ronnie Belliard)の満塁弾と長打も出ました。しかし、それで試合の流れを一気つかみきれないところがナショナルズの現状。リリーフ陣が打たれなかなか一方的な展開とはなりませんでした。しかし、最後は、昨日打たれたジョン・ラウチ(Jon Rauch)がランナーは出しつつもきちんと締めて、ゲームセット。

 前半の静から後半の動へ、ナショナルズファンにはドキドキする面白い試合でしたが、メジャー初白星がかかったバレスターには"Those last four innings seemed like it took about four hours"と言わせるような試合でした。もちろん、その後に続けて "It was fun, though, to watch. Even me, I'm so happy to be here, and so happy to be in the big leagues"と言っていますが(笑)。

 お疲れ様でした。そして、おめでとう!

MVP: Colin Balester

080630 @FLA (L5-6x(10))

Nationals 5-6 Marlins (10) Season 33-51 (streak L1)

Pitching: Redding, Colome(BS2), Rivera, Rauch(BS5 L4-2)
Hitting: Guzman(2/5 1RBI), Lo Duca(2/4), Harris(2/3 1BB 1R 1RBI) 
HR: Dukes(4), Young(4)

 試合前、チャド・コルデロ(Chad Cordero)のシーズン・アウトが判明し、ジョン・ラウチ(Jon Rauch)のクローザーの地位から「暫定」が取れました。1点リードで迎えた9回、そのラウチを投入して万全の逃げ切りを図りましたが、ハンリー・ラミレス(Hanley Ramirez)に同点弾を浴びてしまいました。さらに、ラウチを続投させた10回、先頭のジョシュ・ウィリングハム(Josh Willingham)に初球を放り込まれ、まさかの逆転負け。痛たた・・・。

 これで悪夢のような6月が終了。コリン・バレスター(Collin Balester)のデビューで始まる7月、気分を切り替えて、行きましょう!

2008年6月3日火曜日

月間MVP(May 2008)

 5月の個人成績から、月間MVPを選んでみました。

Hitter of the Month: Cristian Guzman

(080501-080531)
AB R HR RBI AVG OBP SLG SB
Ryan Zimmerman 90 13 5 14 .289 .319 .511 0
Felope Lopez 107 10 0 6 .234 .297 .318 0
Lastings Milledge 101 10 2 11 .228 .295 .347 8
Cristian Guzman 117 23 3 12 .316 .339 .487 3
Aaron Boone 69 9 5 11 .290 .351 .580 0
Jesus Flores 53 6 1 13 .340 .417 .528 0

 ジマーマンが25日の試合を最後に離脱。その時点で、グズマンに決まりました。4月を上回る成績を残し、好調がまぐれではないことを示しました。マルチヒットも11試合。シーズン200安打、100得点を超えるペースを維持しています。現時点で、オールスター(各チーム1人は出場することになる)に一番ふさわしい活躍をしているのは、間違いなくグズマンでしょう。

 全体に低調な打線の中で、フローレスのがんばりには目を見張るものがあります。10日に昇格してからずっと好調を維持しており、また守備・リード面でも成長が見られることから、ロデューカがDLから復帰してきてもレギュラーの座は確保できそうです。ブーンは、ジョンソン、そしてジマーマンの離脱で出場機会が増えてきました。先発に限ると3割を超える打率を残しており、当面、打線の軸になります。でも、ブーンが中軸を打たなければならないなんて情けない話ですが・・・。ミレッジは、盗塁に目覚めた感じです(笑)。
 
Picher of the Month: Jay Bergmann

(080501-080531)
G IP W L S K ERA WHIP
Odalis Perez 6 34.2 2 1 0 21 4.93 1.47
Tim Redding 6 35.0 3 1 0 22 3.86 1.34
John Lannan 6 33.1 2 3 0 22 4.32 1.41
Shawn Hill 4 22.1 0 1 0 14 4.43 1.66
Jay Bergmann 4 27.2 1 1 0 30 1.30 0.90
Luis Ayala 15 16.0 1 2 0 14 6.19 1.25
Joel Hanrahan 12 20.1 1 1 0 21 2.66 1.13
Jon Rauch 14 14.1 1 1 7 12 0.63 0.63

 開幕から不調で一度はAAAに落ちたバーグマンでしたが、15日に昇格すると3試合19回1/3を0点に抑えました。4試合目もソロホームランを4本浴びましたが内容は良くて、8回を完投しました。勝ち星が伸びないのは打線が打線ですから仕方ない。イニング数を上回る奪三振も魅力的です。

 先発投手陣は軒並み成績を下げましたが、そんな中でレディングが3勝。二桁勝利に向けて順調です。リリーフ陣は、ラウチが素晴らしい投球。コルデロがいない中で、しっかり守護神を務めています。セットアッパーはアヤラが一時期打ち込まれたものの、また調子を上げてきました。ハンラハンは春の期待にようやく応えてくれました。

Rookie of the Month: John Lannan 

 チャーリー・マニングがメジャーデビューを果たしましたが、ラナンとは比較になりません。日本語の某月間誌の7月号では新人王レースを争う1人として紹介されていました(WHIPが物足りない、と評されていましたが)。

2008年5月29日木曜日

080528 @SDP (W6-4)


"フローレスの満塁弾で快勝"

Nationals 6-4 Padres Season 23-31 (streak W1)

Pitching: Perez(W2-4), Sanches, Ayala(H13), Rauch(S11)
Hitting: Flores(2/4 1R 4RBI), Guzman(3/5), Lopez(2/5 1R)
HR: Flores(2), Milledge(3)

 両チーム無得点で迎えた4回表、ヒット、四球、死球で満塁のチャンスを作り、ヘスス・フローレス(Jesus Flores)がレフトへ満塁ホームランを放ちました。キャリア初の満塁弾です。カウント1-2と追い込まれての外角高めのストレートを振りぬきました。打率も.344を維持しており、ジマーマンまで離脱している現在の打線では、最も頼りになる打者といっても過言ではありません。キャッチングの評価も少しずつ上がってきていますし、ロデューカが復帰してきても、この調子では下げられません。 (写真は勝利の後、ラウチと)

 以後はナショナルズのペース。先発オダリス・ペレス(Odalis Perez)は、歯痛で眠れずフラフラしながらだったそうですが7回途中までスイスイと投げて2勝目。6回、7回にもきっちり追加点を奪い、2番手で投げたサンチェスだけが誤算でしたが、後を受けたアヤラ、ラウチが2回2/3をパーフェクト・リリーフ。快勝です。

MVP: Jesus Flores

2008年5月19日月曜日

080518 @BAL (W2-1)

"ラナンの快投で、なんとかスウィープを逃れる"

Nationals 2-1 Orioles Season 19-26 (streak W1)

Pitching: Lannan(W4-4), Ayala(H12), Rauch(S10)
Hitting: Lopez(2/5 1R), Zimmerman(1/4 1RBI), Nieves(2/4)
HR: Guzman(4)

 午前2時に起き、パソコンの前で待機していましたが、雨のため試合開始が遅延。30分ほどは待ってみました(その間にボストンとミルウォーキーの派手なホームラン競争を観戦(笑))が、あきらめてもう一度寝ました。起きてきて結果を見ましたが、見逃したことが残念な好ゲームでした。ラナンの投球はハイライトにはほとんど入ってないので、映像は後で観ます。

 ジョン・ラナン(John Lannan)とジェレミー・ガスリー(Jeremy Gathrie)の両先発がテンポの良い好投を演じ、7回終了で、得点は3回表のクリスチャン・グズマン(Cristina Guzman)のソロホームランによる1点のみ。特にラナンは、コントロールが素晴らしく、7回までわずか2安打、3塁さえ踏ませませんでした。8回に1死2、3塁のピンチを作って降板しましたが、出てきたアヤラが犠牲フライによる1点のみに抑え(アヤラ復活。うれしい!)、9回はラウチが危なげなく10セーブ目を記録しました。アクタ監督のラナンの投球についてのコメントは、"Ridiculous good with his location"でした。

 それに引きかえ、打線は・・・。カーンズは右ひじ痛だとかで、とうとう欠場しましたが、今日もミレッジがブレーキでした。8回表に1死3塁からジマーマンがライト線に運び(二塁打)ようやく2点目を奪いましたが、そのあと2つの四球でもらった1死満塁のチャンスで、ミレッジが6-4-3のダブルプレーに倒れました。アンダースローのブラッドフォードの外に逃げていく変化球を強引に引っ張ろうとして引っかけるという、絵に描いたようなダメ打席でした。こういう時こそ、打撃コーチの出番だと思うのですが、レニー・ハリスは何もしないようです。大丈夫かなあ。7回にも2死1、2塁からヒットでホームに突入したデュークスが憤死するなど、いつものようにチャンスを逃していました。

 とにかく、連敗ストップ。ラナンはこれで3度目の連敗ストップです。ありがとう!(ファンタジーでは、これまではスポットで投げてもらっていましたが(まだそこまで人気がないため可能だった)、もうドロップせず次回登板まで保持しておくことにします。)

MVP: John Lannan

2008年4月3日木曜日

080402 @PHI (W1-0)


"レディング7回1安打の好投。完封リレーで開幕3連勝!!!"

Nationals 1-0 Phillies Season 3-0 (Streak W3)

Pitching: Redding(W1-0), Ayala(H2), Rauch(S1)
HR: Zimmerman(2)

 今日はティム・レディング(Tim Redding)の好投に尽きます。MVPクラスが何人もいるフィリーズ打線を相手に、8回の先頭打者を四球で出して降板するまで、わずか1安打3四球で、二塁も踏ませない素晴らしい投球を見せてくれました。最速90マイルの速球を主体にカーブとスライダーを交え、2奪三振ながら見事に打たせてとりました。実は、前々日に「生まれて初めて」食べたカキにあたり前日は一日中嘔吐し続け、当日の昼まで激しい頭痛に悩まされていたそうですが、不思議なものです。そういえば、3月18日のオープン戦で風邪引きながら5回を無失点に抑えた時に「風邪引いているほうが結果がいいんだったら、これからも・・・」なんてコメントをしていましたが、まさかね(笑)。3月23日の背中の痛みといい、コンディショニングにいろいろある人ですが、抑えてくれればなんでもいいです(笑)。

 守備でもいいプレーが多く、アクタ監督がPlay of the Gameとして挙げたのは、レディングでもジマーマンのホームランでもなく、7回1死1塁で三遊間のゴロをジマーマンがさばいたダブルプレーでした(映像はこちら)。しかし、ジマーマンのコメントは、以下の通り。よく言われる、投球リズムがいいと守りやすいということですね。あくまで今日の主役はレディングだったと思います。(写真はレディング降板のシーン。なんとか投げ終えたという安堵の表情に見えます。)

 It's a lot easier to stay on our toes when we have a pitcher who is going after hitters and not walking people. It was an unbelievable effort by Tim. Anytime you have a guy who is throwing as well as he is, as a defense, you don't want to let him down.

 レディングと投げ合ったのは、昨シーズン15勝のコール・ハメルズ(Cole Hamels)。8回を5安打2四球6奪三振はさすがの投球内容です。そのハメルズから奪った1点は、6回の先頭打者ジマーマンのホームラン。開幕戦に続いて、相手が好投手でなかなか点を取れない時に、また打ってくれました。頼りになります。1-2と追い込まれてから外角高めのストレートをしっかり踏み込んで流し打ち、見事にライトポール際に運んだ技ありのホームラン(映像はこちら)。こういうホームランを打てるとなると、これからのジマーマンがますます楽しみです。

 レディングの後を受け8回を投げたアヤラ、暫定クローザーのラウチもそれぞれ3人ずつで片付け、完封リレーの完成。1-0の投手戦は気持ちが清々しくなります(もちろん勝てばですが)。
 
 MVP: Tim Redding

[OFF THE FIELD]
 故障関連。まず、DL入りもせず登板もせずのチャド・コルデロ。コルチゾンを打って痛みはなくなったようですが、キャッチボールもまだ。いつになるんだか。いっそDL入りして、マックスウェルを上げて欲しい。デュークスの復帰時期も未定。これも心配。良い話もあります。ウィリー・モー・ペーニャとエストラーダが順調で、ペーニャは打撃練習を開始し、エストラーダはマイナーの試合で7回までマスクをかぶっています。この2人は4月中旬には復帰できそうです。開幕3試合はロデューカがフル出場していますが、降格前に1試合くらいフローレスに先発させてやりたいな。

2008年2月9日土曜日

Spring Training Outlook 3 (Relief Pitchers)

 悲惨だった先発投手陣に対し、07年のブルペンは頑張りました。クローザーのチャド・コルデロ(Chad Cordero)をはじめ、ジョン・ラウチ(Jon Rauch)、サウル・リベラ(Saul Rivera)、ヘスス・コローメ(Jesus Colome)といった中継ぎ陣が活躍し、ブルペンのチーム防御率3.81はナ・リーグ4位と大健闘しました。
 
 コルデロは、チームの完全なクローザーとなって4年目を迎えます。昨シーズンはやや成績を落としましたが、それでも十分な迫力。トレードバリューが高いので放出の噂が時々出ますが、チームの顔として今後も活躍を期待したいところ。ちなみに、あと24セーブで球団記録152セーブに並びます。
 
 中継ぎ陣は本当によく働きました。メジャー最多の88試合登板のラウチを筆頭に、リベラが85試合、コロームが61試合を投げ、3人とも3点台の防御率を保ちました。さらに、ケガのため出遅れたクリス・シュローダー(Chris Schroder)とルイス・アヤラ(Luis Ayala)にいたっては、夏から秋にかけて防御率3点台前半の好投を見せました。
 07年に働けなかったライアン・ワグナー(Ryan Wagner)。もともとは2003年のドラフト1順目で指名されたレッズのトップ・プロスペクトでした。05年オフにトレードされてからは、故障に悩まされ、実力を十分に発揮できていません。07年も5月にDLに入り、6月に右肩を手術してそのままシーズンを終えています。スプリングトレーニングには投げられる状態で戻ってこられるようですが不安は残ります。 
 今シーズンも、ここまで紹介したメンバーが残っていますので、安心して見ていられそうです。難があるとすれば、全員が右投手であること。マイナー契約の招待選手の中にいる左投手、レイ・キング(Ray King)、マイク・バクシック(Mike Bacsik)といったベテラン、あるいは前川勝彦あたりを1枚ロースターに入れる可能性が高いでしょう。もちろん、若手がその座を奪う可能性もあるでしょうが。

2008年2月3日日曜日

Jon Rauchと2年契約


 この弱いナッツを応援しようと思ったのは何故か、を今日は記事にしようと思っていました。 でも、ニュースが入ってきたので、予定を変更。

 調停申請を行っていた
ジョン・ラウチ(Jon Rauch)投手と契約を結びました。08年120万ドル、09年200万ドル。2010年については、球団側がオプションを持ちます。

 単年であればもう少し安かったであろう選手と複数年契約を結んだということは、これからのチームの核となる戦力とみなしているということです。07年は中継ぎとして、チーム最多(MLB最多)となる88試合に登板し、防御率3.61、(この前書いたとおり)チーム最多の8勝を上げました。この前の記事ではやや揶揄したような表現をしてしまいましたが、07年に最もチームに貢献した投手であることは衆目一致しています。

 06年もほぼ同じ成績を残しているだけに、安定してこのくらいは残せるだろうとの期待からの契約でしょう。中継ぎFA投手の年俸が高騰しているこのオフの様子を見ていると、しっかりしたいい契約だと思います。

 そのRauchですが、長身で有名です。公表されているところでは、6フィート11インチ(2メートル11センチ!!)と、あのランディ・ジョンソンよりも高く、MLB史上最高です。当然ながら長身を活かした投球は迫力十分。もともと(01年頃)はホワイトソックスのトップ・プロスペクトでした。やや伸び悩みましたが、04年途中にカール・エベレットのトレードで移ってきてブルペンに入ってからは安定した成績を残しています。

 登板過多からの故障だけが心配です。

(2007年成績)

右 Jon Rauch (25)  88G 87.1IP 8W 4L 4S 71K ERA3.61 WHIP1.10