G | IP | W | L | S | K | ERA | WHIP | |
Tim Redding | 33 | 182.0 | 10 | 11 | 0 | 120 | 4.95 | 1.43 |
John Lannan | 31 | 182.0 | 9 | 15 | 0 | 117 | 3.91 | 1.34 |
Odalis Perez | 30 | 159.2 | 7 | 12 | 0 | 119 | 4.34 | 1.48 |
Colin Balester | 15 | 80.0 | 3 | 7 | 0 | 50 | 5.51 | 1.50 |
Jay Bergmann | 30 | 139.2 | 2 | 11 | 0 | 96 | 5.09 | 1.43 |
John Rauch | 48 | 48.1 | 4 | 2 | 17 | 44 | 2.98 | 1.01 |
Joel Hanrahan | 69 | 84.1 | 6 | 3 | 9 | 93 | 3.95 | 1.36 |
Saul Rivera | 76 | 84.0 | 5 | 6 | 0 | 65 | 3.96 | 1.49 |
Steven Shell | 39 | 50.0 | 2 | 2 | 2 | 41 | 2.16 | 1.08 |
Garret Mock | 26 | 41.0 | 1 | 3 | 0 | 46 | 4.17 | 1.46 |
Mike Hinckley | 14 | 13.2 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0.00 | 0.81 |
全く迷う余地がありません。勝ち星、奪三振ではTim Reddingの後塵を拝しましたが、先発陣唯一人の防御率3点台。シーズン通じて安定した投球を続け、クオリティ・スタート(QS)は31先発のうち21試合(MLB全投手中の16位タイ)を数え、QS率68%は20先発以上の投手128人中の18位という堂々たる成績でした。勝ち負けは逆(15勝9敗)でも不思議ないのに、そうすれば当然新人王候補にもなったのに、と残念というよりLannanに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ストライクゾーンを広く使って球を出し入れする投球術が素晴らしく、ほぼ完成された投手のようにも見えますが、体を更に作ればストレートの球威が増すのではないかといわれています。将来は、マイナーの選手が育ち、フリーエージェントでもしっかり補強するという前提で、2011年のNLDS第3戦に先発できる投手に育ってくれることを期待しています。まず来年は2桁勝たせてあげたい!
ここでも月間MVPを振り返ります。(5月のバーグマンは一瞬の幻でした。)
4月 John Lannan
5月 Jayson Bergmann
6月 John Lannan
7月 John Lannan
8月 Odalis Perez
9月 Mike Hinckley
次に勝ちゲームのMVP POINT。ここでもLannanが6Wで独走。Odalis Perezが4Wで続きましたが、後は2W以下。いかにLannanが素晴らしいシーズンを送ったかは明らかです。
次点らしい次点はいませんが、強いて挙げるならJon RauchとSteven Shell。RauchはフラッグディールトレードでDバックスに移籍していきましたが、それまではまさにブルペンのアンカーとして大いに活躍してくれました。Rauchの移籍と同じ頃に登場したのがShell。なかなか芽が出ない投手でしたが、チャンスをつかみました。後半戦はブルペンでもっとも頼りになる選手に成長し、メジャー初勝利も記録。今シーズン最も伸びた選手の一人です。
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