(2008 Season)
AB | R | HR | RBI | AVG | OBP | SLG | SB | |
Jesus Flores | 301 | 23 | 8 | 59 | .256 | .296 | .402 | 0 |
Ryan Zimmerman | 428 | 51 | 14 | 51 | .283 | .333 | .442 | 1 |
Cristian Guzman | 579 | 77 | 9 | 55 | .316 | .345 | .440 | 6 |
Lastings Milledge | 523 | 65 | 14 | 61 | .268 | .330 | .402 | 24 |
Austin Kearns | 313 | 40 | 7 | 32 | .217 | .311 | .316 | 2 |
Elijah Dukes | 276 | 48 | 13 | 44 | .264 | .386 | .478 | 13 |
Felipe Lopez | 325 | 34 | 2 | 25 | .234 | .305 | .314 | 4 |
Ronnie Belliard | 296 | 37 | 11 | 46 | .287 | .372 | .473 | 3 |
Willie Harris | 367 | 58 | 13 | 43 | .251 | .344 | .417 | 13 |
Aaron Boone | 232 | 23 | 6 | 28 | .241 | .299 | .384 | 0 |
チームとして全く打てなかったナショナルズでしたが、その中で唯一シーズン通じて高い水準の打席を続けてくれた打者が、Christian Guzmanでした。アクタ監督もシーズン終了直後に公言していますし、いろんな応援ブログもほぼ一致して、今シーズンのナショナルズのHitter of the Yearとしています。
違う見方をすると意外な選手の名前も浮上するのですが、それは後で書くとして、まずはGuzmanの今季を振り返っておきます。
4年契約の最終年。過去3年間、06年の全休を始めほとんど仕事ができずすっかり不良債権扱いされていましたが、復活しました。シーズン後半は時々お休みしながらも主に2番ショートとして138試合に出場。いずれもリーグ4位となる183安打、打率.316を記録しました。打撃の向上には視力矯正出術がポイントだったようですが、そもそも肩をはじめとするケガを再発させずグラウンドに立てたことだけでも、(他の選手が軒並みケガに見舞われたことを思うと)感謝したいくらいです。そんなGuzmanのハイライトは8月28日のサイクルヒット達成。ホームラン、シングル、ダブルと打った後、8回の最終打席のトリプルで見事に記録し、チームも大勝。そんな活躍で、オールスター明けの7月に2年1600万ドルの契約延長。再建中のチームには高いようにも思いますが、FA市場に出ればもう手が届かなかったかもしれません。健康、かつ成績を落とすことなくシーズンを終えたということを考えると、基本的にはいい契約だったと見ています。来年も上位打線を打つことになるでしょうが、2番ならもう少し出塁率を高くして欲しいところです。
さて、GuzmanをMVPとするかどうかの前に、当ブログで独断で選んでいた月間MVPを振り返っておきます。
4月 Wil Nieves
5月 Cristian Guzman
6月 Elijah Dukes
7月 Willie Harris
8月 Lastings Milledge
9月 Elijah Dukes
これを見ると、Guzmanが選ばれたのは5月だけですね。そうそう4月はNievesを選んだんだった。実働3か月のDukesが、そのうち2か月で月間MVPを獲得と、いかに素晴らしい才能の持ち主であるかが改めて確認されますね。Guzmanは1回。
次に、チームの勝利毎に1人ずつ選んできたに貢献したMVP POINTを改めて振り返ってみます。これだと、Ryan Zimmermanが6Wで1位なんですね。さすが勝負強いところを見せたというべきでしょうか。続くのはDukesが5W、Milledge、Flores、Harrisが4W。Guzmanは、わずか3Wでした。
こうしてみると、Guzmanで本当にいいのかな、という気もしてきます。確かに、こつこつときっちり成績を残してきたGuzmanではありますが、強い印象を残した試合は先のサイクルヒットの試合くらいでした。それに比べるとZimmerman、Dukesは、先日の独断で選ぶベスト5試合でも書いたとおりインパクト抜群(まあ、Zimmermanに関しては、出場している間だけ連敗し、欠場とともに連敗脱出ということもありましたが(笑))。記録に残る選手と記憶に残る選手。MVPをどちらが受賞すべきかというのは大いに論争のあるところです。でも、さすがにシーズンの半分くらいしか出場しなかった両選手と比べてはGuzmanが可哀想。ということで、私もGuzmanを選びました。
ところで、上記では割愛していますが、スタッツを見ていてトリビア的な事実を発見。最多出場試合を記録したのは、なんとWillie Harrisでした(140試合)。途中出場も含め、セカンド(14)、サード(14)、ショート(3)、レフト(86)、センター(17)と見事なユーティリティーぶりでしたが、まさか最多試合出場とは・・・。
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