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2011年12月5日月曜日

ウィンターミーティング前夜

明日からウィンターミーティングが始まります。ビッグネームのFA選手たちの契約やトレードがいろいろ出てきそうです。昨年は、ウィンターミーティングの直前にナショナルズがJason Werthと契約合意に至り、周囲をあっと言わせましたが、今年は・・・。

ナショナルズのターゲットは、先発投手とセンターとGMが明言しています。

先発投手でナショナルズが関心を持っていると言われているのは、C. J. Wilson、Mark Buehrle、Roy Oswaltの3人。中でもBuehrleにはかなり強い関心を持っており、球団首脳がセントルイスのBuehrleの自宅に訪問し、既に契約を提示しているようです。ただナショナルズ以外にも人気があり、噂では関心を寄せているのは14球団にも上るとか・・・。個人的にもかなり好きな投手の1人なので獲得には大賛成ですが、条件があまり上ってしまうとなあ。Wilsonにはあまり執着していない様子。このオフ最高のFA投手とされていますが、絶対的なエース級とは言えないレベル。要求があまりに過大で多くの球団が二の足を踏んでいる状況。タイプAでドラフト指名権を失うこともあり、避けてほしい選択肢。Oswaltは腰・背中の故障の不安を抱えますが、短い契約なら高くてもありかなと見ています。Edwin Jacksonなどあまり他のFA投手には惹かれませんが、Javier Vazquezが引退を撤回するならいい選択肢だと思います。ダルはきっと今年は(来年以降も?)来ないと見ています。どうも当地のメディア(SIやESPN)は本人は来たいのに球団が邪魔していると勘違いしている感じがします。

センターは、FAにめぼしい選手がいません。Coco CrispかRick Ankielくらいですが、ナショナルズは関心なしと言われています。また、まだ手続き的にFAになっていませんが、キューバから亡命してきたYoenis Cespedesにも関心を示しており、ドミニカ共和国までRizzo GMが足を運んでワークアウトを視察しています。他にはヤクルトからポスティングにかかる青木という選択肢もありますが、報道を見ている限りあまり関心は内容です。Cespedesへの評価がどの程度かわかりませんが、このウィンターミーティングではトレードの話がいろいろと出てくる可能性があります。候補と言われているのが、 B.J. Upton(TB)、Denard Span(MIN) といったところ。Spanは夏にも噂がありましたが、脳震盪の影響が懸念されることと、何より夏にStoren(ありえない)を要求したように要求が高すぎるので話になりません。Uptonは長打が打て足もあるということで好選手だとは思いますし、若いのも魅力ですが、打率・出塁率が低くて三振がものすごく多いという、今季のナショナルズの欠点をさらに助長しかねない選手。チームにフィットし過ぎ(笑)。FAまであと1年しかないこともあり、個人的には気に入りません。ということで、Cespedesがダメなら、CrispかAnkielを獲得しに行けばいいと思います。それがだめならとりえあずBernadinaで開幕してもいいと思うんだけどなあ。

ナショナルズの選手でトレードの噂が出ている選手としては、何と言ってもJesus Flores。相変わらずベネズエラのウィンターリーグでは打ちまくっています。Wilson Ramosがいるのでナショナルズでのレギュラーはかなり厳しく、いいトレードで送り出してあげられればと思います。他にはDesmond、Lannan、Detwilerもトレードの噂がありますが、個人的には3人とも残って欲しい選手です。

ルール5ドラフトについては前に書きました。

***************

ニュースをいくつか。

さっき入ってきたのが、「マーリンズがJose Reyesと6年106百万ドルで合意」。わお。Hanley Ramirezがいるのでまさかと思っていましたが、やってくれました(Ramirezはサードへコンバートの見通し)。先日、クローザーのHeath Bellとも3年27百万ドルで合意したばかり。来季の新球場開場に向けて、球団名を「フロリダ」から「マイアミ」に変えるだけでなく、大規模な戦力補強をするとオーナーが公言していましたが、その言葉通りの大盤振る舞いです。さすがにPujolsからは手を引くと思いますが、先発投手の大物を獲得しに行くかもしれません。いやはや、ナショナルリーグ東部地区は簡単には勝てそうにありません。

最近の(やや古いものもありますが)、ナショナルズ関連のニュース。

●FA退団していたLaynce Nixがフィリーズと2年契約。ナショナルズも2年契約を提示したようですが、条件で及びませんでした。むむむ、ライバルに行かれるとは。

●マイナーFAとして退団していたShairon Martisがパイレーツと、Garret Mockがブルージェイズとそれぞれマイナー契約。2人とも一時はナショナルズで先発ローテーションに入っていた選手。Martisは2009年を最後にメジャーから遠ざかっていましたが、まだ24歳で、昨季はAAで好投していましたので、もったいないという印象がどうしてもあります。Mockは・・・拾ってもらって良かったですね。

●Jim Riggleman前監督がレッズ傘下のAAチームの監督に就任することになりました。あんな辞め方しても仕事があるんですね。驚きました。

2011年1月25日火曜日

J.D. Martin→解雇、Shairon Martis→DFA

 LaRoche、Gorzelanny、Hairston、Coffeyと続けざまに4人とメジャー契約したことにともない、40人ロースターから4人を外さなければならなくなりました。まずJ.D. Martinが解雇され、続いてShairon MartisがDFAされました。先発投手2人です。よく似た名前(姓)の2人ですが。顔も、キャリアも全然違います。

 J.D. Martinは、2001年ドラフト1順目でインディアンズに入団も芽が出ず、マイナーFAとしてナショナルズと契約した後、9年目にしてようやくメジャーデビューを果たした苦労人。2009年7月にScott OlsenのDL入りに伴いメジャーデビューすると、シーズン終了までローテーションを守り、2010年5月にもやはりOlsenの故障でローテーションに入りましたが、7月に腰を痛めてシーズン終了となっていました。2年間で24試合に先発、6勝9敗、4.32/1.41と数字は悪くありませんが、故障の具合があまり芳しくないという情報もありました。仮に故障がなくても、球威がなく、とにかくストライクを投げて打たせてとるタイプの投手であり、同じタイプでまだ若く比較的期待のあるAtilanoなどがおり、構想から外れたということでしょう。どこかの球団でもう一度メジャーのマウンドに立てることを願っています。 →2/4、結局ナショナルズとマイナー契約、スプリングトレーニング招待選手となりました。

 Shairon Martisのほうは、オランダ領キュラソー島出身でまだ23歳。2008年のFutures Gameに派遣されると9月にはコールアップされ、若干21歳でメジャーデビュー。さらに、2009年のスプリングトレーニングで快投し、まさかの開幕ローテーションを勝ち取りました。勢いはまだ続き、開幕から5月半ばまで7試合に先発して5勝無敗の快進撃。しかし、その時点でも防御率は4点台だったことが示すように多分に運に恵まれての結果でした。その後は成績を落とし、6月末にマイナー降格。マイナーでも、打ちとるにしても球数が多すぎる、被本塁打が多すぎるといった欠点を克服することができず、結局一度も再昇格を果すことなくDFAとなりました。変化球はまだまだといった感じでしたが、いいストレートを持っており、まだ若いことから考えてももったいないようにも思います。(退団となるのか、マイナー契約となるのかはまだ分かりません。個人的には球団に残ってほしいな。→2/2 ウェイバーを通過し、マイナー契約、スプリングトレーニング招待選手となりました。)

 あと2人、落とす必要があります。誰にするんだろう。あるいは、さらなるトレードがあるんでしょうか。

2010年7月3日土曜日

Chase Lambinがオールスターに (AAA)

 Internationals League(AAA)のオールスターにはナショナルズ傘下のSyracuse ChiefsからはChase Lambin二塁手だけが出場することになりました。わずか1人、しかも30歳のベテランとは、さみしい結果です。しかも、Lambinの成績(6月30日終了時点)も.297/.366/.488と、安打数でリーグトップ5に入る程度で、あまり目立つものではありません。

 しかし、他を見渡しても、打者で好成績を残しているのは、今更ながらのJustin Maxwell(.293/.402/.433)が相変わらずマイナーではよく打っているのと、ヤクルトに移籍してなかなかいい滑り出しを見せているJosh Whitesell(.304/.406/.446)くらい。Kevin Mench(.269/.345/.350)、Chris Duncan(.203/.288/.323)といったメジャー経験者も、残念ながら結果を残せませんでした。

 投手陣に目を向けると、期待していた若手先発投手のうち、メジャーに昇格したAtilano(1.64/1.09)、Martin(3.51/1.17)、Stammen(2.25/1.05)は良かったのですが、Collin Balester(8.12/1.76)はブルペン転向後も成績を残せていません。メジャー復帰に向けて頑張っているはずのShairon Martis(4.07/1.44)、Matt Chico(4.24/1.55)の2人は、悪くはありませんが、昇格をアピールするほどの成績でもありません。AAで好投して昇格してきたErik Arnesen(4.08/1.50)は、AAAにアジャストしているところといった感じ。今後に期待しています。

 ブルペンには開幕から好投してメジャー昇格を勝ち取ったSlaten、Peraltaの他にも、好成績の選手が多くいます。ドミニカ出身で次第に評価を上げてきたAtahualpa Severino(2.58/1.25)と、地元ジョージ・ワシントン大出身でドラフト外入団という経歴から一部に強い人気のあるJosh Wilkie(1.82/1.06)の25歳の2人は、オールスターに選ばれても不思議のない好成績を残しており、次の昇格候補と言えそうです。また、4月に屈辱のDFAを受けたJason Bergmann(2.15/1.09)も、呼び戻されてもいい成績です。

2010年4月9日金曜日

Syracuse Chiefs (AAA) Roster

 マイナーリーグも4月8日から開幕なので、今日から順にマイナーの各チームの注目選手を紹介をしておきます。

 まずは、AAAのSyracuse Chiefsから。
 
 先発投手陣は全員が40人ロースターに入っていて、メジャーのスプリングトレーニングで投げていました。しっかり結果を残して昇格の機会をつかんで欲しいところです。ブルペンでもSeverino、Slaten、Wilkie、Zinicolaあたりは期待しています。MacDougalは…。

 外野のMaxwellとBernadinaもスプリングトレーニングでメジャーに残れなかった選手。2人とも、期待しています。頑張ってください。

 ポジションは大体のイメージです。★はメジャーの40人ロースターに入っている選手。PITCHERS

Luis Atilano (ST) ★
Collin Balester (ST) ★
Shairon Martis (ST) ★
JD Martin (ST) ★
Scott Olsen (ST) ★
Atahualpa Severino ★
Doug Slaten
Andrew Kown
Joel Peralta
Jack Spradlin
Josh Wilkie
Zech Zinicola
Mike MacDougal (DL)

CATCHERS
Devin Ivany
Carlos Maldonado
Jamie Burke (DL)

INFIELDERS
Josh Whitesell (1B)
Seth Bynum (2B)
Eric Bruntlett (3B)
Pete Orr (SS)
Eric Duncan
Chase Lambin
Luis Ordaz (DL)

OUTFIELDERS
Roger Bernadina (LF) ★
Justin Maxwell (CF) ★
Kevin Mench (RF)
Marvin Lowrance
Jerry Owens (DL)

2010年3月21日日曜日

ST 3/20 Marlins (Guzmanが弱肩を露呈)

 もはやローテーション投手の地位がほぼ確定しつつあるGarret Mockが2本のホームランで3点を失いましたが、4三振を奪うまずまずの投球で5回を投げ切りました。試合は3-5 Marlinsで敗れましたが、収穫のある試合だったと思います。

◎よくできました◎
Ryan Zimmerman 今日も右中間への先制ダブルを含む2安打。アウトとなった打席も、ライトのファインプレーに阻まれなければ二塁打だったと思われる逆方向への強い打球。当たってますね。
Dunn、Willingham 2人とも健康状態に問題なく先発出場し、1安打1四球。よしよし。
Tyler Walker 今日は1イニングを三者凡退。でも、まだ防御率19.05です・・・。

▲がんばりましょう▼
Cristian Guzman 2番ショートで先発。打席では1安打しましたが、問題は守備。この春はじめて処理することとなった三遊間のゴロを捕ったところまでは良かったのですが、一塁への送球を悪送球。しかも、サイドハンドから投げる弱い送球しか投げられず、右肩の故障の回復状態が思わしくないことをさらけ出しました。まだ開幕まで時間があるとはいえ、Desmondにポジションを奪われる可能性が高くなってきました。ずっとGuzmanの先発起用を強調していたフロント・ベンチも、ここに来て、ショートがポジション争いの対象であることを認めるコメントを出すようになってきました。
Shairon Martis 二番手として2イニングを投げましたが、3本の長打で2点を取られました。前回は無失点で少し評価を回復していましたが、これで開幕メジャーはもう絶望的です。
Mike Morse 6番ライトで先発。ヒットも1本打ちましたが、2本の併殺打はいただけません。特に1本目は初回の1死満塁の好機をつぶしたので、印象はかなり悪いです。

☆プロスペクト☆
Drew Storen (マイナー降格となったのでこちらで)最終回に登板し、あっさり3人で抑えました。3試合続けて失点していましたが、マイナー降格となって力が抜けたのでしょうか、最速96マイルを記録しています。

2010年3月16日火曜日

ST 3/15 Braves (好投すれば打てず。11連敗)

 投手陣はオープン戦の最小失点に抑える頑張りをみせましたが、ブレーブス先発のDerek Loweには4回をパーフェクト(6三振)に抑えられるなど、今日に限って打線が打てず。2-5 Bravesで11連敗。

 明日はチームを2つに分けての2試合。先発はJohn LannanとCraig Stammenの予定。戦力が分散することにはなりますが、なんとか1つは勝って下さい。

◎よくできました◎
Garret Mock (先発)ポール際へのソロ本塁打と3本のシングルを打たれ初回だけで計2失点と不安な立ち上がりでしたが、なんと2~4回を9人で片付けてしまいました。ポイントは今日も無四球だったこと。これでスプリングトレーニング通算9イニングで未だ無四球。もともと球威はある投手。課題とされてきた制球力が付いてきたことが証明されつつあり、開幕ローテーションに一歩ずつ近づいています。
Shairon Martis 3番手として2イニングを無失点。初登板で滅多打ちに合っていたので、もうチャンスをもらえないかと心配していましたが、良かった良かった。

▲がんばりましょう▼
Maxwell-Desmond-Zimmerman-Dunn-Dukes 1番から5番までで17打数無安打、8三振、出塁もDukesの四球の1度だけと完全に沈黙。特にMaxwell.130、Dunn.176、Dukes.150の3人は低打率にあえいでいます。
Drew Storen 2番手として5回に登板。3本のシングルを打たれて2失点。4試合目で初失点。さすがに打たれる日もあるということです。アウト3つのうち2つは三振だったのは、前向きに評価できます。
Matt Capps 2点リードされた最終回に登板し、ソロ本塁打を打たれ、これで4試合連続失点。クローザーの座に黄信号が点ったかもしれません。 

2010年3月5日金曜日

ST 3/4 @FLA, @HOU(Storen無失点デビュー)

 球春到来。オープン戦が始まりました!ナショナルズにとっての初日はチームを2つに分けて2試合を戦いました。(テレビ中継はありませんでしたが、せっかくの初戦なので、日本時間3時からStorenの登板まで約2時間はMLB.comでラジオを聴いていました。)

 スレのタイトルは「Storen無失点デビュー」という、明るいものにしましたが、実は2試合とも先制しながら逆転負け。しかも4-10FLA、5-15HOUという大敗。不安のほうが圧倒的に多く残る結果となりました。どん底からの出発。試合後のJason Bergmannのコメントが象徴的です。
"The good thing is it can't get any worse." (良いことといえば、これ以上悪くなりようがないことだな。)

 試合経過は正直どうでもいいので、以下、良かった選手、悪かった選手、マイナーリーグのプロスペクトについて寸評だけ付けておきます。

◎よくできました◎
Garret Mock(先発)レフトBernadinaの好守にも助けられましたが、2回を3安打ながら無失点。ファストボール主体でストライク先行の「攻めの投球」で、まずは好発進。
J.D. Martin(先発)2回を完璧な投球。わずか19球、ゴロアウト4つですから内容にも文句の付けようがありません。
Drew Storen 初登板は6点ビハインドの場面。遊ゴロ、三振、二ゴロ、わずか9球(しかもうち8球がストライク)で3人を片付けました。同試合に登板した5人のリリーフ投手でただ1人の無失点。評価はますます上昇。
Roger Bernadina 四球と内野安打で2度出塁。ホームでタッチアウトにする好返球をはじめ守備でも光りました。
Ian Desmond 第1打席でヒットを放つとすかさず二盗。その後も四球と二塁打で計3度出塁と上々の滑り出し。守備のほうは、ショートで先発して試合終盤にはライトを守りました。
Josh Whitesell DHで先発出場。2安打1四球と3打席全て出塁。
Jerry Owens ライトで先発出場。3打数2安打1打点1盗塁とアピール。
Kevin Mench 途中からレフトに入り、9回2死の第2打席でホームラン。

▲がんばりましょう▼
Shairon Martis ひどかった。2番手で登板すると、最初の回はいい当たりをされながらも三者凡退でしたが、次の回は1死の間に6安打を浴びて降板(リリーフが打たれて自責点6)。制球が悪く、高めに入ったところを痛打されました。そもそも苦しい立場から、もう崖っぷちです。
Matt Capps いきなり先頭打者にホームランを打たれるなど、3安打2失点。ナショナルズでの初戦はほろ苦いものとなりました。
Brian Bruney 1回を2安打1四球で2失点。こちらもナショナルズでの初登板では結果を残せませんでした。
Eddie Guardado 1回を4安打3失点と打ち込まれました。
Ron Villone わずか1アウトを取っただけで3四球とヒットで3失点。調整不足?
Luis Atilano 1回を5安打4失点と残念な初戦。メジャーへの道は遠いか。

☆プロスペクト☆
 チームを2つに分けたおかげで多くのマイナー選手に出場機会が与えられました。明日からはこんなには出してもらえないでしょう。

Derek Norris, C 2打席回ってきていずれも四球と前評判どおりの選球眼。
Chris Marrero, 1B 犠飛で1打点。
Danny Espinosa, SS 0/1
Michael Burgess, RF 0/1
Steven Souza, 3B 0/1
Stephen Lombardozzi, 2B 1/1 RBI
Tyler Moore, PH 0/1
Francisco Soriano, PH 0/1
Leonard Davis, LF 0/1
Mike Daniel, RF 0/1
Jhonathan Solano PH 0/1
Josh Wilkie, RHP 2/3IP 0R 0H 1BB 0K

2010年2月17日水曜日

2010 Spring Training Outlook 1 (SP)

 このブログを開始してから3度目のスプリングトレーニングが近づいてきました。

 フロリダ州のVieraには既に多くの選手が集っており、Stephen Strasburgが投球練習を始めたという情報も入ってきましたが、ナショナルズのスプリングトレーニングは正式には現地金曜日から始まります。

 そこで、今年も、ポジションごとにスプリングトレーニングの見所を確認しておきたいと思います。

 初回は先発投手。先発投手争いから漏れた投手がロングリリーフに回る可能性もありますが、ひとまず昨季までの実績で主に先発投手として期待される選手を見ておきます。

End of Last Season

→OUT

→IN

40 Men Roster

Non-Roster Invitee

John Lannan

John Lannan

Craig Stammen

Craig Stammen

Ross Detwiler

Ross Detwiler

J.D. Maritn

J. D. Martin

Garrett Mock

Garret Mock

Livan Hernandez

Livan Hernandez

Matt Chico

Matt Chico

Collin Balester

Collin Balester

Shairon Martis

Shairon Martis

Scott Olsen

Scott Olsen

Luis Atilano

Luis Atilano

Jordan Zimmermann

Jordan Zimmermann

Stephen Strasburg

Stephen Strasburg

Jason Marquis

Jason Marquis

Chien-Ming Wang

Chien-Ming Wang

Aaron Thompson

Chuck James

Miguel Batista

Shawn Estes


 何と言っても注目を集めるのは、Stephen Strasburgがメジャーリーガー相手にどんな投球を見せるかでしょう。アリゾナ秋季リーグで左ひざを負傷しましたが、その後の経過は良好で、既に投球練習を開始したとの報道が入っており、万全の状態で迎えられそうです。スプリングトレーニングでの結果がどうであっても、例の財政上の理由から開幕はマイナーが有力視されていますが(個人的にもそうして欲しいという気持ちがある一方で、新人王を狙って欲しいという気持ちもあり、制度がおかしい!と最近思い始めています)、首脳陣を悩ませるほどの投球を見せることができるでしょうか。とにかく、早く投げている姿が見たいぞ!

 まあ、とりあえずStrasburgは横に置いておくとして、開幕ローテーションに向けた競争を見ていきましょう。


 現時点でローテーション入りが約束されていると言っていいのは、昨季のエースJohn LannanとFAで加入したJason Marquisの2人だけでしょう。この2人のどちらが開幕投手を務めるかが、1つのポイントです(ちなみに、開幕戦は4月5日ホームでのフィリーズ戦、Roy Halladayとの投げ合いになります)。過去の実績、経験から言えばMarquisに軍配が上がりますが、過去2年ナショナルズを追いかけてきたファンとしては孤軍奮闘してきたLannanに任せたいところです。この2人、左右の違いはありますが、ともにゴロを打たせる投手という点で共通しており、シーズンを通じてLannanの更なる成長につながればと期待しています。

 既にFA市場にはローテーション入りが確実な投手いませんので、(トレードさえなければ)残りの先発3枠はかなりオープンな争いとなります。候補は数え切れないほどたくさんいます(笑)。40人ロースター選手ではLuis Atilano、Matt Chico、Ross Detwiler、Garrett Mock、Collin Balester、Shairon Martis、Scott Olsen、Craig Stammen、J.D. Maritn、Aaron Thompson、マイナー契約選手ではChuck James、Miguel Batista、Shawn Estes。(以上、アルファベット順)
 
 現時点で有力と言われているのがOlsenとStammenの2人。特にStammenはLannanの右版という感じで期待しています。ただ、2人とも故障で昨季は途中で離脱しているだけに、どこまで回復しているかがまず注目されるところです。Olsenは故障箇所が左肩なだけに心配は大。故障上がりという意味では、TJ手術で昨季は登板なしに終わったChico、肩の手術でやはり昨季は登板なしのJamesもどんな球を投げるのか、というところから見てみないと分かりません。なお、Chicoはオプションも切れているので、結果を残し、ローテーション入りを果たせなければ退団ということにもなりかねません。

 昨季終盤の好投で期待が高いのが、DetwilerとMockの2人。特にDetwilerは昨年9月の投球内容なら十分ローテーションでやっていけると思います。大卒のドラフト1位で入団して4年目ということも考えると、思い切って使う時期が来ているのではないでしょうか。Mockはいい球を持ってるんだけどなあ。球威だけなら(Strasburg以外では)一番なのに安定しない、もったいない投手です。

 昨季メジャーで先発した経験のあるBalester、Martis、Maritnの3人ですが、かなり好投しない限り開幕メジャーは難しいと思われます。ただ、昨季も同じような立場から素晴らしいスプリングトレーニングを迎えたMartisが、文句の付けようのないスプリングトレーニングを過ごして開幕ローテーションを勝ち取りましたので、今季も分かりません。 また、マイナースタートになったとしても、虎視眈々とチャンスをうかがえるようなスプリングトレーニングを過ごして欲しいところです。

 EstesとBatista、特にBatistaは一部に期待感もあるようですが、個人的には開幕25人ロースターに入っていれば、チーム状態が悪いということだと思っています。若い投手がそろって期待通りの投球ができなかった場合の保険という位置づけでしょう。ベテラン選手に対して申し訳ありませんが、応援するわけにはいきません。

 なお、王建民の入団会見がまさにスプリングトレーニング開始の金曜日に予定されていますが、リハビリに専念するスプリングトレーニングになりそうです。

 このオフは、始まって早々にMarquisを獲得しましたが、その後はローテーションで計算できる投手を獲得することはありませんでした。あと1人、Marquis級の投手を獲得しておきたかったというのが本音です。上で、3枠を巡って「候補は数え切れないほどたくさんいます(笑)」と書きましたが、笑いごとではなく、この事実がチームの投手力の弱さを象徴しています。まだ、トレードの可能性はありますが、このままの戦力で開幕を迎えるとすれば、StammenやDetwilerの成長にチームの浮沈がかかっていると言っても過言ではないでしょう。応援していますよ!

開幕ロースター予想(希望的観測):
John Lannan
Jason Marquis
Craig Stammen
Ross Detwiler
Scott Olsen
Garret Mock

↑
スプリングトレーニング直前に股関節の手術によりDetwilerが離脱。Mockを追加しました。

2009年6月29日月曜日

Scott Olsen→Activated、Shairon Martis→AAA

 Scott OlsenがDLから復帰。マイナーでのリハビリ登板でも必ずしも好成績を収めていない(3試合12.2投球回で5.69/1.97)ので、正直なところどれだけ期待していいのか分かりません。まあイニングをある程度稼いでくれれば良しとしたいという程度の期待です。月曜日の古巣マーリンズ戦で復活登板です。

 枠を空けるためにマイナーに行くことになったのは予想外にもShairon Martis。スプリングトレーニングの好投で自力でローテーションを勝ち取り、開幕からは5勝負けなしと好投しましたが、5月19日以降は8登板勝てません。本人は無論不本意でしょうが、なんと言ってもまだ22歳。自分の投球を見つめ直す、いい機会ではないかと思います。もともとマイナーではイニング数をわずかに下回る程度の三振を奪っていましたが、メジャーでは半分以下、と本来の投球をできていません。もう一度AAAで各球種をしっかり磨いて来て欲しいと思います。また、いいかなと思われる日でも突然制球を乱してみたり、メンタル面での調整が必要な感じも受けました。自信を取り戻してくれることも大事だと思います。

 いずれチャンスはまた与えられるでしょう。それまで、しっかり投げることです。頑張れ!

2009年6月28日日曜日

6/26,27 @BAL (2連敗、しかも情けない試合)

 連敗で、シーズン最多の借金30(前回はここから4連勝した)に再度到達しました。

 確かに失点も多いのですが、この2試合は打線が敗因だと思います。みんなそこそこ打つのですが、つながりがない。チャンスは作るけど点につながらない。情けない試合が続きました。
 
6/26
Nationals 1-11 at BAL Season 21-50 (st.L1)
Pitching: Detwiler(L0-4), Hanrahan, Villone, Colome
Hitting: Bard(2/3 BB RBI), Willingham(1/3 BB R)
 5回を終わった時点では1-3でリードされていたとはいえ、まだ試合になっていました。しかし、6回裏先発のDetwilerが2者連続でヒットを打たれたところで降板すると、Hanrahan、Villoneが打たれる打たれる。エラーも絡んで一挙8失点で試合終了。打線は、全くいいところなし。
 Scot Olsenの復帰が近づいている(マイナーの試合では92マイルを記録したとのこと)のですが、ローテーションから外れるのはStammenで、Stammenはブルペンに回ることが明らかにされています。ロースターから外れるのはHanrahanかColomeか、と言われていますが、Hanrahanの立場が苦しくなりました(Colomeは今日2回無失点)。

6/27
Nationals 3-6 at BAL Season 21-51 (St. L2)
Pitching: Martis(L5-3), Tavarez, Beimel, MacDougal
Hitting: Guzman(2/4 R), Willingham(2/4 R)
 初回、乱調気味のJeremy Guthrieから、2連打と四球の無死満塁からDunnが四球を選び、1死後さらにBardが押し出し四球。しかし、なお1死満塁でBelliardが最悪の6-4-3。全く攻められず。こんな攻撃をしていたのでは勝てるはずもありません。結局Guthrieには5回まで投げ切ることを許し、一方ナショナルズ先発のMartisはじわじわと攻められた末に、5回裏2死からの3ランで逆転されてしまいました。しかし、それでもまだナショナルズに勝機はありました。1点を追う6回裏、再び無死満塁のチャンス。しかし、ここでもBelliard本塁封殺の後、Kearnsが併殺で、なんと無得点。ブルペンも打たれて、情けない敗戦となりました。

2009年6月21日日曜日

6/19-21 Blue Jaysに2勝(ともにサヨナラ)1敗

 土曜日の朝から39度の高熱を発しまして、つい先ほどまで寝込んでいました(今は平熱に下がりました)。ようやくチェックしたら、おおおおおお!2試合続けて延長サヨナラ勝ちしてる!これまで延長は8試合負け続けていたのに、別のチームみたいだ。今日はどうやら負けそうですが、それでも今季初の2カード連続勝ち越し。素晴らしい!

 (もしかして、私が見ないほうがいいのか!?)

6/19
Nationals 2x-1 Blue Jays(11) Season 19-46 (st.W3)
Pitching: Zimmermann, Wells, Tavarez, Villone, Hannrahan, Beimel, Colome(W1-0)
Hitting: Johnson(3/3 3BB), Dunn(2/5 BB RBI), Guzman(2/6 R)
 Jordan Zimmermannは6回途中1失点ながら球数が100球を超えてしまい、同点のまま降板。両軍ブルペンがよく踏ん張り、試合は1-1のまま延長戦へ。結果は、延長11回、1死満塁のチャンスにDunnがライト線へサヨナラタイムリー!3連勝。
MVP: Adam Dunn

6/20
Nationals 5x-3 Blue Jays(12) Season 20-46 (st.W4)
Pitching: Detwiler, Wells(H5), Hanrahan(BS5), MacDougal, Colome, Tavarez(W3-4)
Hitting: Gonzalez(3/5 R), Harris(2/4 BB 2R 2RBI), Johnson(2/4 BB R RBI), Guzman(2/5 R), Dukes(2/5 RBI)
HR: Harris(2)
 メジャー初白星はブルペン(Hanrahan)に消されましたが、8回途中3-1とリードして降板したDetwilerの好投は大きな収穫。試合は連夜の延長戦となり、最後はHarrisがライトのナッツブルペンへサヨナラ2ラン!!(Harrisは守備でもファインプレーがありました)今季初の4連勝を飾りました。
MVP: Willie Harris

6/21
Nationals 4-9 Blue Jays Season 20-47 (st.L1)
Pitching: Martis(L5-2), Colome, Wells, Hanrahan
Hitting: Bard(3/4 R 2RBI), Dunn(2/4 BB RBI), Johnson(2/4 BB), Guzman(2/5)
 今季初スウィープを狙いましたが、Martisが3回までに6点を失って主導権を取れませんでした。Hanrahanがまた打たれた(9回に出てきて1イニングを3失点)ことが気になります・・。

2009年6月15日月曜日

6/16 L3-5@NYY (Martisは良く投げましたが)

 新ヤンキースタジアムでの3連戦。早くから、オフにナショナルズを「振った」Mark Teixeiraとの対戦という点で注目していましたが、現状は、それどころではありません。3連敗中。去就が取りざたされるアクタ監督ですが、果たしてその姿は火曜日にベンチにあるのでしょうか・・・。 

 初戦の先発予想は、Shairon MartisにCC Sabathia。フライボール系のMartisですから、異様にホームランが出る設計となっている新ヤンキースタジアムでは、苦しい投球が予想されます。しかも相手はSabathia・・・。とりあえず、打撃陣に期待しておきます。

[試合後コメント]
Nationals 3-5 at NYY Season 16-46 (St.L4)
Pitching: Martis, Villone(BS1 L3-4), MacDougal, Beimel
Hitting: Hernandez(2/3 R 3RBI)
HR: Hernandez(1)

 予想外にMartisが頑張ってくれちゃいました。4安打5四球ながら6回を投げきって失点2(自責点は1)に抑えてくれました。本塁打を打たれることもなく、相手先発はCC Sabathiaと十分渡り合い試合を作ってくれました。Sabathiaに対してさすがにそうは打てませんでしたが、5回無死1,2塁の数少ないチャンスにAnderson Hernandezの今季1号3ランで逆転。3-2とリードした状態で6回裏を三者凡退に片付けて気分良くMartisは降板。

 しかし、今日もまた終盤の逆転負け。7回裏、万全のつもりで投入したVilloneがあっという間に同点、逆転を許してしまいました(センターDukesの守備を批判する声もありますし、確かにTorii Hunterなら取ったかもしれませんが、そもそも強い打球を打たれ過ぎ)。直近6試合をナショナルズは1勝5敗なのですが、その5敗のうち実に4敗がVillone。それまで3勝無敗、防御率0.00だったのに・・・。

2009年6月11日木曜日

6/10 L2-4(12) Reds (Martis好投も雨の日は本当に打てない)

Nationals 2-4 Reds(12) Season 15-42 (St. L3)
Pitching: Martis, Hanrahan, Beimel, MacDougal, Villone(L3-1), Bergmann
Hitting: Guzman(2/6), Bard(2/4 RBI)

 今日もまた雨模様。打線もやはり湿っていて、8回まで無得点。2回にJay Bruceに痛恨の2ラン本塁打を浴びて2点を失ったものの7回をわずか3安打2四球と好投しましたMaritsを援護できませんでした。勝ち星ついてもいい投球でした。5月後半は大荒れでしたが、6月に入ってからは2試合続けて好投。ローテーション投手としての安定感を感じます。

 しかし、Martisにはつきがあります。2-0とリードを許したまま迎えた9回裏、先頭のDukesが四球で歩き、Willinghamの打席がカウント3-2となったところで雨がひどくなり中断となりました。大差が付いていればコールドゲームとするところですが、ナショナルズ(フロント)はあきらめず、中断。約2時間の後再開するとWillinghamは四球で歩き、BardとA.Gonzalezにタイムリーヒットが出て同点。Martisの黒星は消えました。

 この流れであればナショナルズが勝てそうなものですが、2-2のまま延長戦に突入したあとはチャンスさえも作れないまま、迎えた12回表、この回から登板したRon Villoneが四球、バント処理失敗(雨に濡れた芝に足をとられた)、パスボールで無死1,3塁として降板。代わって出てきたBergmannが併殺打で2死3塁までこぎつけながら、2連打を浴びて2失点で、結局また負けました。(遂に、Villoneに初自責点が記録されました)

 今季のナショナルズは本当に延長戦に弱い。これで8戦全敗です。

2009年6月9日火曜日

09年5月チーム月間MVP Vote for Zimmerman!

Hitter of the Month: Ryan Zimmreman
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Ryan Zimmerman 134 24 6 19 .342 .410 .547 0
Nick Johnson 128 15 2 21 .327 .453 .455 1
Adam Dunn 126 16 10 27 .243 .349 .551 0
Christian Guzman 125 20 2 8 .298 .315 .446 0
Josh Willingham 90 16 8 10 .303 .411 .684 0

 Vote for Zimmerman !!!!!! 30試合連続安打が13日にストップした後、ミニスランプに陥った時期もありましたが、素晴らしい1か月を送ったRyan Zimmerman。難を言えば、チームで最多の6併殺でしょうが、勝負強い打撃という印象も残っています。オールスターのファン投票でもトップのDavid Wright(NYM)を猛追。打撃成績では若干劣りますが、守備も含めた総合評価では決して劣っていないと確信しています。まだ投票を済まされていない皆さん、投票をお願いします(投票はこちら)。

 Adam Dunnは良い意味でも悪い意味でも当初の期待通りの成績になりつつあります。月間10本塁打はナ・リーグでもAdrian Gonzalez(SD)に1本差の2位タイ。昨季のナショナルズのチームトップが14本塁打だったことを思うと隔世の感を覚えます。月間27打点も圧倒的。一方で、三振は相変わらず多く、打率は急降下、守備は壊滅的ですが、それでも打線での存在感は十分な貢献です。

 この他、期待を上回る活躍を見せてくれたのがNick JohnsonとJosh Willingham。故障の懸念が常に付きまとっているJohnsonですが、健康にプレーを続け、4月に続く好成績。四球数(22)でDunn(18)を上回るというのはなかなかできないことです。そして驚いたのはWillingham。全てソロ、という点はひっかかりますが、月間本塁打8本は立派で、チーム1(リーグでもJustin Upton(ARI)に次ぐ2位)のOPSを記録しました。大不振の4月から見事に立ち直りました。

 逆に、大きく期待を裏切ったのがAustin Kearns。4月の好調はどこへ行ったのかと思わせる情けない成績(.222/.310/.302/0HR)。特にチャンスに打てないことが強いところが致命傷。Zimmermanの半分の打席数ながら併殺打は5つですから・・・。Dukesの復帰で、次第に出場機会を失いつつあります。

Picher of the Month: Ron Villone
G IP W L S K ERA WHIP
Shairon Martis 6 37.1 3 1 0 19 5.30 1.26
John Lannan 6 34.2 2 2 0 16 3.89 1.62
Jordan Zimmermann 6 34.2 0 2 0 39 7.27 1.53
Daniel Cabrera 4 15.2 0 3 0 7 8.04 2.55
Ross Detwiler 3 15.0 0 1 0 12 4.80 1.33
Scott Olsen 3 14.1 0 1 0 9 9.42 2.23
Craig Stammen 2 11.1 0 1 0 5 5.56 1.24
Joel Hanrahan 14 14.1 0 1 3 19 3.77 1.67
Ron Villone 15 13.0 2 0 0 3 0.00 1.08
 
 投手陣では、ブルペンのRon Villoneが孤軍奮闘。依然として無失点、防御率0.00を続けています。奪三振は極めて少なく、支配的な球があるわけではないのですが、大ベテランがたった一人がんばってくれています。ただし、登板試合数15試合はチーム最多。他に頼れる投手がない中で、登板過多が心配されます。こんなことを言っては申し訳ないのですが、貴重なフラッグディールトレード候補ですから、価値を落とさないように大事に使ってほしいところです。

 その他のブルペン投手は軒並み壊滅。Joel Hanrahanの不調でブルペン・バイ・コミッティ方式を取りましたが、その構成メンバーとなったKip Wells(8.10/1.56)、Jurian Tavarez(6.30/1.80)、Joe Beimel(6.92/2.08)はそろいもそろってダメで、結局Hanrahanがクローザー復帰となりました。BeimelはDL入りして別人になってしまいました。直り切ってなかったのかなぁ。

 先発投手陣で、比較的好成績と呼べるのは、John Lannanくらい。そのLannanもらしくもなく四球が多く、不安を残します。月の前半にShairon Martisが1完投を含む3連勝を飾り、これは月間MVPは間違いなしと思いましたが、その後、3試合続けて打ち込まれてしまいました。4月は好調だったJordan Zimmermannも今月6試合のうち5試合で5失点以上と、成績を残せず。ただ、イニング数を上回る奪三振数はこれからの期待を感じさせます。Ross Detwiler、Craig Stammenの両ルーキーがデビューしました、四球が少ない点は評価されると思いますが、まだまだ磨く必要があると感じました。Daniel Cabrera、Scott Olsenについては、ノーコメント。

Rookie of the Month: Shairon Maris
 今月3勝、シーズン5勝ともチームトップ。勝ち運に恵まれているだけだという評もありますが、私は、低めにコントロールされた変化球は十分通用すると見ています。これからも期待しています。ただし、5月後半の2度のフィリーズ戦ではともに7失点。何かに魅入られたようにホームランボールを投げ込んでしまうようなので、Ryan Howardにはもう投げさせないでやって欲しいというのが正直なところ。

2009年6月6日土曜日

6/5 L1-3 Mets(10) (Zimmermanの併殺が…)

Nationals 1-3 Mets (10) Season 14-39 (st. L3)
Pitching: Martis, Bergmann, Villone, MacDougal, Beimel, Hanrahan(L0-3)
Hitting: Guzman(3/5)

 だいたいライブで(ながら)観戦していました。

 ワシントンDCには梅雨なんてないはずですが、ここ数日雨ばかり。そんな天気と関係あるのかどうか知りませんが、打線もすっかり湿っています。3試合続けて、1得点では勝てるはずもありません。

 今日先発のShairon Martisも合格点をあげられる投球でした。ボールはそんなに悪くないように見えましたが、ファールで粘られ苦しんでいました(メッツの打者が頑張っていたというべきか)。根負けした四球が4つなど、毎回ランナーを出しながら、それでも、5回を1失点に抑えました。5回は、無死2,3塁とされながらも後続を断ち、成長の跡を感じさせました。

 しかし今日も打線が援護できませんでした。メッツ先発は昨季はナショナルズにいたTim Redding。今季はここまで全くダメで先発しているのが不思議なくらいの成績(この試合前の防御率は9.20)でしたが、打てませんでした。勝負を分けたのは5回裏のZimmermanの打席でした。1点を追うこの回、1死2塁からMartisの代打Alberto Gonzalezが右中間へ同点タイムリーを打ち、さらに二塁打と敬遠四球により1死満塁となってRyan Zimmermanが打席に向かいました。カウント3-0となり、押し出しも思い浮かびながら、なんとしても1点、できればビッグイニングとしたいと願って見ていましたが、1球見逃した後、外より高めのカッター、決して難しい球ではなく、むしろ甘い球でしたが、打ち損じ。結果は最悪のショートゴロ併殺打となってしまいました。

 この後ブルペンはよく頑張りましたが、ナショナルズ打線も点を取れず、延長戦に突入。最後はJoel Hanrahanが、よりによってDavid Wrightに2点タイムリーを打たれて敗戦。

 3連敗。1つ勝っては連敗、ばかりです。5月7-9日の3連勝以来、連勝がありません。というかその間、4勝20敗です…。

2009年5月31日日曜日

5/30 L6-9 @PHI (Howardの2発にMartis初黒星)

Nationals 6-9 at PHI Season 13-35 (st. L5)
Pitching: Martis(L5-1), Bergmann, MacDougal, Villone, Tavarez, Wells, Colome
Hitting: Gonzalez(2/3 R RBI), Hernandez(2/5 RBI), Johnson(2/5)
HR: Belliard(2)

 前回登板で満塁弾を浴びていたRyan Howardに対して、今日も2回の第1打席でソロ、そして、3回の第二打席でまたも満塁弾を浴び、ついにShairon Martisが今季初黒星を喫しました。それ以外の打者にも打たれ過ぎ。防御率も5点台まで上がってしまいました。
  
 打線はまた復調してきており、Cole Hamelsを相手に、6回には代打Belliardの2ランで1点差まで詰め寄るなど6点を取りましたが、そこまで。その裏、ブルペンが頑張ってきたのに、Anderson Hernandezのエラーで2点を失い、流れまで失いました。これ以外にもDunnが2つのエラーをするなど、なんともしまらない守備は相変わらず。

 昨日のDetwilerといい、ブルペンがせっかく良くなってきたのに、先発投手陣がだめ。歯車がかみ合わないとはこのことです。

 ところで、今日の先発センターは、なんとAustin Kearnsでした。まずまずちゃんと守れたようです。

2009年5月24日日曜日

5/24 W8-5 Orioles (Dunnの2ラン&満塁弾で打ち勝つ) [Live]

 開幕から30球団でも上位の成績を残してきた打線がさすがに湿ってきました(特にこの10試合.171/.333/.286/1HのAdam Dunn)。今日あたりは奮起を期待したい。今季は勝ち運に恵まれているShairon Maritsが今日の先発です。
 →試合開始直前にラインナップが変更。Nick Johnsonが急きょ外されました。故障でなければいいんですが・・・

Orioles:
Roberts - 2B
Jones - CF
Markakis - RF
Huff - 1B
Wigginton - 3B
Reimold - LF
Moeller - C
Andino - SS
Bergesen - P

Nationals:
Harris -- CF
Guzman -- SS
Zimmerman -- 3B
Dunn -- 1B
Willingham -- LF
Belliard -- 2B
Kearns -- RF
Nieves -- C
Martis -- SP


[試合後コメント]
Nationals 8-5 Orioles Season 13-30 (st.W1)
Pitching: Martis, Villone(W2-0), Beimel(H7), Hanrahan(S5)
Hitting: Dunn(2/4 2R 6RBI), Nieves(2/4 R RBI), Kearns(2/4 R), Harris(2/4 R)
HR: Dunn2(13,14)

 Adam Dunnが大爆発。試合前のコメント(上記)で湿ってきたとか書いて失礼しました!「40本100打点はストップ」とか根拠もなく書いてしまったこと(こちら)、心から反省しています!!6回裏に逆転2ラン。再逆転された7回裏に今度は満塁弾。計6打点。特に2本目は追い込まれながら左投手からの逃げていくスライダーを左中間へはじき返す見事なバッティングでした。前の打席で本塁打しておきながら目の前でZimmermanが敬遠されたことで闘志に火が点かないはずがありません。ファースト守備でも結構がんばっていましたし(笑)。 

 Shairon Martisは6回0/3で5失点。リードを許しての降板となりましたが、自らタイムリーも放ち、いつものようにがんばってくれました。6回を終えて3失点。球数がもう少し多ければ(6回終了時点で85球)、あと1人打者が出塁していれば、あるいはブルペンが鉄壁ならば(笑)、きっと交代だったろうに。少なくとも、私の評価は下がっていません。

 Nick Johnsonが急きょ先発メンバーを外れたことに関して、故障発生か?トレードされたのか?といった憶測が飛び交いましたが、どうやら胃痛ということで、ほっとしました。故障はもちろん最悪ですが、トレードもなにやら寂しいので・・・。

 故障関連でいくつか。左手の指を痛めて先発を外れていたAnderson Hernandezでしたが、代打で登場し見事にヒット(Dunnの満塁弾で生還)。その後守備にもつき8回には素晴らしいダイビングキャッチを見せてくれましたので、大丈夫そうです。また、DL入りしているElijah DukesとJesus Floresは順調に回復しており、それぞれマイナー選手たちと練習できるまでになっているとのこと。Scott Olsen(不要論も相当出てきているが)もキャッチボールを開始したとの情報がありました。

MVP: Adam Dunn

2009年5月20日水曜日

5/19 L5-8(10) Pirates (Martisでも勝てず)

Nationals 5-8 Pirates(10) Season 11-27 (St.L6)
Pitching: Martis, Villone, Beimel(L0-3)
Hitting: Hernandez(2/4 R RBI), Nieves(2/5 RBI), Dunn(1/2 2BB R RBI)
HR: Dunn(12)

 Martisが6回まで5失点と試合を作れなかったのが敗因。5安打2四球は全て点を取られた1回と3回。他の4イニングはパーフェクトピッチングだったので、調子が悪かったのか良かったのかよく分かりません。

 今日は珍しくブルペン(といってもずっと好投していたRon VIilloneが2イニングですが)が踏ん張り、9回まで追加点を与えませんでしたが、打線は9回に5点目を取って追いつく(Martisの黒星は消えた)のが精一杯。10回に2イニング目となったBeimelが3点を失ってジエンド。

 過去10試合のチーム得点は、8,7,7,6,6,5,5,6,7,5=1試合平均6.2。その間のチームの勝敗はなんと1勝9敗。これが、われらがナショナルズの現状です。

2009年5月14日木曜日

5/13 W6-3@SFG (Zimmermanの連続試合安打止まる) [Live]

 ほんとうに久しぶりにライブ観戦(ただし、おそらく最後までは見られない予定)。
 Martisに連敗ストッパーへの期待がかかります。打線は以下の通り。Dunnが今季初の欠場。Willinghamの好調が可能にしたんでしょうね。対するはBarry Zito。31歳のお誕生日だそうです。

Nationals

Guzman SS
Johnson 1B
Zimmerman 3B
Willingham LF
Dukes CF
Kearns RF
Belliard 2B
Nieves C
Martis P

[試合後コメント]
Natioanls 6-3 at SFG Season 21-11 (st. W1)
Pitching: Martis(W5-0), Beimel(H6), Wells(S2)
Hitting: Johnson(4/5 R 2RBI), Dukes(2/5 3RBI), Guzman(3/5 2R), Zimmerman(0/3 2BB R)

 Ryan Zimmermanの連続試合安打は今日でついに終ってしまいました。でも、今日まで、ひどいチーム状況の中でナショナルズを追いかけるファンにとって貴重な楽しみを提供してくれました。ありがとう。これからも応援しています!それに、今日もヒットこそ出ませんでしたが、2四球(敬遠を含む)で1得点を記録して、チームの勝利に貢献してくれていました。
 
 今日の試合はライブで見ていましたが、何といってもShairon Martisの好投が光りました。初回こそ大ピンチでしたがそこをしのぐと、サイ・ヤング賞投手の(といってももうすっかり昔のこと、という印象ですが)Barry Zitoとともに中盤までいい投球を見せ、終盤になってつかまったZitoと対照的に、次第に調子を上げました。最終回となった7回は2つの四球もあって1点を失いましたが、犠牲フライの1点だけにとどめ、109球を投げ、2安打4四球2奪三振という素晴らしい内容。5月に入って3戦3勝。無傷の5勝目はリーグの最多に並びました。チーム11勝のほぼ半分を1人であげています。奪三振数が少ないので、「幸運なだけ」という人もいますが、92-93マイルのストレートと緩急の付いた変化球とをしっかり低めにコントロールしており、大崩する気配があまりありません。これからも期待しています。それに、今日もバットでも活躍。5回1死から二塁打で出塁し、Nick Johnsonのタイムリーで先制のホームを踏みました。

 それにしてもブルペンは、今日も出てきた2人が2人とも失点。相変わらずの不安定ぶりです。

MVP: Shairon Martis

2009年5月9日土曜日

5/8 W5-4 @ARI (Martis投打に活躍で4勝目)

[夜になってから録画でフル観戦しましたが、十分楽しめました]

Nationals 5-4 at ARI Season 9-18 (St. W2)
Pitching: Martis(W4-0), Mock(H3), Hanrahan(H2), Tavarez(H3), Wells(S1)
Hitting: Flores(2/3 BB 2R 2RBI), Guzman(2/5 2RBI), Zimmerman(2/5)
HR: Dunn(8), Flores(4)

 Dバックスもナショナルズに負けず劣らず開幕から不振(特に打線が低迷)で、Bob Melvin監督を解任して、34歳のA.J. Hinch新監督(選手としては捕手としてA’sなどで出場歴あり)の下で迎えた最初の試合。ナショナルズのほうもManny Acta監督の去就がとりざたされていたりしますが、まあそれは置いておきましょう。(私は、Acta監督を支持者です)

まずは、Ryan Zimmermanの連続試合安打。初回2死走者なしで迎えた第1打席であっさり三遊間を破り26試合に伸ばしました。

 さて、試合。ナショナルズ先発は、前回登板で見事な完投勝利をおさめたShairon Martis。いきなり先頭のFelipe Lopez(そう、昨季途中でナショナルズからリリースされたあのLopezです!)にダブルを打たれ、1点を失う不安な立ち上がり。しかし、直後の2回表には自らヒットを打ってチャンスを広げると2死1,2塁からCristian Guzmanのタイムリー三塁打で逆転のホームを踏みました。2回から4回は無難に投げ進みましたが、5回に1点、6回にも1点を失ったところで降板となりました。5回に1点を失ってなお無死3塁のピンチを連続三振と外野フライで切り抜けましたところは快哉を叫びましたし、味方がこつこつと点を取ってくれていたこともあり、5-3とリードしての降板。先発としての仕事は果たし、無傷の4勝目を記録しました。
 
 今日はブルペンもがんばりました。6回1死1,2塁で出てきたMockは2者を打ち取ってピンチをしのぎ、7回に出てきたHanrahanは1点こそ失いましたがそれでとどめ、8回のTavarezは三盗をFloresが刺したことで無失点。そして1点差のまま迎えた9回はKip Wellsが登板。いきなりカウント3ボールとしてやきもきさせましたが、ライトフライ、見逃し三振、空振り三振でゲームセット。自身初セーブを記録しまいた。

MVP: Shairon Martis