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2008年11月19日水曜日

MVP

 ナ・リーグはAlbert Pujols(STL)。本塁打、打点の2冠王で、チームがWSを制した(プレーオフ前に投票が締め切られているので関係ないですが)Ryan Howard(PHI)を抑えての受賞となりましたが、順当なところだと思います。今更言うまでもないことですが、Natsの選手には一票も入りませんでした。

 ア・リーグはDustin Pedroia(BOS)。従来、MVPは打点・長打重視の印象が強かったのですが、そのタイプとは全くかけ離れたPedroiaがこの大差で受賞というのは、ちょっとした驚きです。守備、走塁も合わせての総合評価なんでしょう。昨季は新人王、WSも制覇。今季はオールスター出場、ゴールドグラブ、シルバースラッガー、そしてMVP。いやはや、どんな選手になるのでしょうか。3位にもKevin Youkilisが入りましたし、レッドソックスは本当にチームとしていい時期を迎えていますね。

 ちなみに、うちの息子(3歳)のクリスマスプレゼントの1つは、15 PEDROIAのTシャツです。MVPになりそうだからではなく、あんな選手になって欲しいという願いから決めました(まだプラスチックバットでゴムボールを打っているだけですが・・・)。もう手元に届いていますが、あと1か月以上隠しておかねば・・・。


2008年11月14日金曜日

Cy Young, Manager of the Year

 Cy Young Awardは、ア・リーグがCliff Lee(CLE)、ナ・リーグがTim Lincecum(SF)。両投手ともチームがプレーオフに進めない中で、素晴らしい個人成績を残しました。

 Leeの数字は今季のMLBの1番のサプライズでしょう。春先からいつ転ぶかいつ転ぶかと懐疑的に見ていましたが、とうとう最後まで走り抜けてしまいました(最後の3登板はいまいちでしたが)。ただ、これだけの投球をしても、来季のファンタジーのドラフトで上位指名すべきかどうか迷います・・・。

 メジャー5年目が終わったのでもしや09年終了後にFAか、と思い調べてみて、びっくり。06年8月に長期契約を結んでおり、09年はたった5.75Mで雇え、10年も球団オプションがついており9Mで雇えてしまいます(しかも08年か09年のCy Youngで8Mから増額するという条件が発動された結果・・・)。恐るべしMark Shapiro GM。

 ちなみに、松坂大輔は、Roy Halladay、K-Rodの後の4位でした。

 Lincecumはもはや伝説の域に達しそうな投手。hausさんのこちらの記事がお勧め。ただ、いつも見ていて、あのストライドの長い投球フォームで体を壊さないかと、そればかりが心配です。


 Manager of the Yearはア・リーグがJoe Maddon(TB)、ナ・リーグがLou Piniella(CHC)という順当な結果に終わりました。

2008年11月7日金曜日

Gold Glove Award

 各賞の発表が始まりました。さすがに今季のナショナルズから誰かが何かに選ばれるとは正直思っていませんが、新人王投票でLannanには少しくらい票が入ることを願っています。

 さて、早速ですが、Gold Glove賞の発表がありました。

[National League]
P
Greg Maddux(LAD) 5年連続18度目
C
Yadier Molina(STL) 初
1B
Adrian Gonzalez(SD) 初
2B
Brandon Phillips(CIN) 初
3B
David Wright(NYM) 2年連続2度目
SS
Jimmy Rollins(PHI) 2年連続2度目
OF
Carlos Beltran(NYM) 3年連続3度目
OF
Nate McLouth(PIT) 初
OF
Shane Victorino(PHI) 初

[American League]
P
Mike Mussina(NYY) 5年ぶり7度目
C
Joe Mauer(MIN) 初
1B
Carlos Pena(TB) 初
2B
Dustin Pedroia(BOS) 初
3B
Adrian Beltre(SEA) 2年連続2度目
SS
Michael Young(TEX) 初
OF
Torii Hunter(LAA) 8年連続8度目
OF
Grady Sizemore(CLE) 2年連続2度目
OF
Ichiro Suzuki(SEA) 8年連続8度目

 守備に関してはなかなか(数字による)客観的な評価が難しいため、印象論というか惰性で選ばれているのではないかと疑いたくなることも多いこの賞ですが、今回は全体にフレッシュな顔ぶれです。

 そんな中で、もはや自動的って感じで選ばれているイチローとHunter、そして信じがたい数字である18度目の受賞となったMadduxには改めて拍手を送りたいと思います。Madduxは引退表明という報道がありましたが、本当かな。まだ先発5番手でなら十分投げられると思うし、「コーチ兼任」とかでナショナルズに来てくれないかしら。あと、ムースはどうするのかな。通算270勝。シーズン前は今季で引退かと言われていましたが、20勝挙げてますから引退はないでしょう。ヤンキースがCCやBurnettの獲得に成功するかどうかを見極めてからかな(ナショナルズには来てくれないよね・・・)。

 ナショナルズにとってのポイントはナ・リーグの三塁手。我らがRyan Zimmermanも守備は高く評価されてきましたが、2年連続となるとWrightには(打、走はもとより、ここでも)差を付けられた感じです。契約延長交渉に影響を及ぼすことは必至でしょう。

2008年8月1日金曜日

トレード期限: Good Bye Manny


 7月31日午後4時(米国東部時間)でウェイバーを経ないトレードの期限が過ぎました。
 ナショナルズに関しても、レディング、ロペス、ロデューカなどのベテラン選手についても、(希望的観測も含め)噂はありましたが、結局、まとまったのは、Jhonny Nunez投手をヤンキースに放出し、代わりにAlberto Gonzalez遊撃手を獲得するというマイナーなものにとどまりました。

 Johnny Nunezは、シーズン前のBAのプロスペクトランキングで25位の22歳の投手で、開幕はPotomac(A+)の先発ローテーションんで迎えましたが、結果を残せず、ブルペンに回されています。ブルペンではそこそこの好投を見せていました。


 一方のAlbert Gonzalezはベネズエラ出身の25歳。もともとはDバックスと契約し、あのランディ・ジョンソン(Randy Johnson)のトレードの一員としてヤンキースに移りました。今シーズンは主にAAAでプレーしてきましたが、長打は全くなく、打率も決して高くはなく、つまり守備の人です(ヤンキースでメジャーデビューは果たしていますが、66打数で打率.152)。グズマンが離脱しているため、早期にメジャーに上がるようですが、どんなに育ってもユーティリティ、基本は守備固めという選手でしょう。期待は高くありません。

 他球団に目を向けると、マーク・テシェーラ(Mark Teixeira)がエンゼルスへ、イヴァン・ロドリゲス(Ivan Rodriguez)がヤンキースへ(レンジャーズでの同僚A-RODと再会ですね)、ケン・グリフィーJr.(Ken Griffey Jr.)がホワイトソックスへ、といったビッグネームのトレードが相次ぎましたが、何といっても、マニー・ラミレス(Manny Ramirez)を中心とした大型三角トレードには驚き、そして寂しく思いました。パッケージの全体像は以下の通り。

 Manny Ramirez (BOS → LAD)
 Jason Bay (PIT → BOS)
 Brandon Moss (BOS → PIT)
 Craig Hansen (BOS → PIT)
 Andy LaRoche (LAD → PIT)
 Bryan Morris (LAD → PIT) (A)

 マニーがどんな選手かなんて、いまさら私が語る必要はないでしょう。でも、何を隠そう、「私が一番好きなレッドソックスの選手」でした。グリーンモンスターを越えていくホームランを何度観せてもらったか・・・・。球場一体となった「Let's Go Manny」コールが今も聞こえます。

 今この記事を書いている部屋には、レッドソックスの背番号24番のレプリカジャージーがかかっていますが、これを着て、今春の東京ドームでの開幕シリーズで、(フェンウェイパークとは違いただ1人で声を上げなければならなかったのですが)もう一度「Let's Go!! Manny!!」と声援を送れたことは、素晴らしい思い出です。いや、まだ現役を引退したわけではないんですが、レッドソックスの選手として応援してきたので、非常に寂しいです。でも、ほんと、ありがとう、マニー。そして殿堂入りを期待しています。

2008年7月7日月曜日

【LAD】黒田パーフェクト・・・ならず1安打完封

 地元ロスでの対ブレーブス戦。黒田博樹投手が、6回までパーフェクトピッチング!ということに気付いたので、急遽記事を立てて、コメント欄で中継してみました。(映像は見てませんので、あくまでGameday頼りで、遅れてハイライト映像を見てました)

 7回は3人で抑えましたが、8回先頭のマーク・テシェーラ(Mark Teixeira)にライト線へ2塁打を打たれて、残念ながら、偉業達成はなりませんでした。しかし、出したランナーは結局この1人のみ。打者28人。1安打完封の素晴らしい投球でした。

 これぞ黒田!



 写真は、がっちり握手をする黒田とノマー・ガルシアパーラ(Nomar Garciaparra)。ガルシアパーラは2号先制2ランを放って援護してくれました(コメ欄では1号と書きましたが間違いです)。今シーズンも長くDL入りしていましたが、元気に復帰してきたようです。

2008年6月17日火曜日

【SEA】 ビル・バベシGM解任

 マリナーズファンたちの間では何年も前から待たれていたことですし、今シーズンのここまでの戦いぶりから時間の問題といわれてきましたが、ナショナルズが、トリガーを引く役目を果たすことになるとは思いもよりませんでした。ナ・リーグ最下位チームに地元で3連敗したという事実はそれほど重かったのでしょう(ナショナルズとしては、ちょっと情けない扱い)。

 当面はLee Pelekoudas球団副社長が代行のようですが、新GMがどうなるのか、チームはどう変わるのか、注目していきたいです。2010年か11年を念頭に立て直してくれることを期待します。城島(~11年)、イチロー(~12年)は長期契約を結んでいますが、運命や如何。

 バベシはダメGMだったと散々に言われていますが、03年の秋に就任してからの主な業績をまとめてみました(もれているかもしれませんが)。確かに、高値づかみが目立ちますね。

03年11月 最初の仕事はRaul Ibañezとのの契約(3年1325万ドル)でした。契約延長(2年1100万ドル)を経て、現在に至るまで中心選手(守備はどうかと思いますが)ですから、これは悪くない仕事でした。

04年1月 Carlos Guillenをタダ同然でタイガースに放出。見返りはRamon SantiagoとJuan Gonzalez(かの通算434本塁打の選手ではない。現在はドジャーズのマイナーにいる内野手)。このギーエンのブレイクこそが、バベシに見る目がなかったという批判のはじまりになりました。

10月 Bob Melvin監督解任(確かに99敗したシーズンでしたが、メルビン監督自身は、その後Dバックスで最優秀監督賞を受賞することになるのであった)。セットで批判され続けることになるMike Hargrove監督と契約(07年7月に辞任。その後はいよいよ責任回避もできなくなった)。

12月 Richie Sexsonと契約(4年5200万ドル)。契約内容自体もさることながら、今日に至るまで切ることができずに来たことが、おそらくバベシの最大の失敗。

同月 Adrian Beltreと契約(5年6400万ドル)。セクソンよりは戦力になったが、前年の成績(.334 48HR 121RBI)に釣られた高値づかみであることは紛れもない事実。3割を超えたことも、(40本どころか)30本を超えたことも、100打点を超えたことも、それっきり一度もない。

05年11月 城島と契約(3年1650万ドル)。これはとりあえず成功でした。08年4月に契約延長(3年2400万ドル)したことはちょっと疑問。Jeff Clementを使う気があったのかなかったのか。

12月 Jarrod Washburnと契約(4年3750万ドル)。これも、前年の防御率3.20に釣られた、明らかな高値づかみ。

06年12月 Miguel Batistaと契約(3年2500万ドル)。昨年は働いてくれたので、まあ良しとすべきかなぁ・・。いやいや、モップアップとしては破格に高い。

同月 Horacio Ramirezを獲得する見返りに、Rafael Sorianoをブレーブスへ放出。あまりにアンバランスなトレードで唖然としました。まあ、ソリアーノも度重なるケガに見舞われていますが。

07年7月 イチローと契約延長(5年9000万ドル)。これは妥当なところでしょう。
 →6月18日追記:ライトに戻すようです。だとすれば、この契約はかなり高いと言わざるを得ないように思います。

12月 Carlos Silvaと契約(4年4800万ドル)。いくら先発を補強すればプレーオフが狙える、と信じていたとしても、6年間で通算55勝の投手に対する契約ではない。

08年2月 最後の大きな仕事は、Erik Bedardをオリオールズからトレードで獲得したことでした。交換相手は、Adam Jones(センターのレギュラーとして立派に務めています)、George Sherrill(既にクローザー)、Chris Tillman、Kam Mickolio、Tony Butler。送ったプロスペクトがどこまで成長するかは分かりませんが、少なくともベダードは期待外れに終わりそうです(シーズン途中での放出でどこまで取り返せるか・・・)。

2008年5月27日火曜日

【CIN】 Jay Bruceがデビュー


 BA、BPの両方で今シーズンのトップ・プロスペクトとされていたジェイ・ブルース(Jay Bruce)外野手が今日のパイレーツ戦でメジャーデビューしました。

 開幕はAAAで迎えましたが、文句のつけようのない数字を残し、早々に昇格を果たしました。

Jay Bruce (As of 080526 @AAA)
49G 184AB .364/.393/.630 34R 10HR 37RBI

 で、早速2番センターでフル出場し、素晴らしいデビューを飾りました。(写真は初打席に入ったところ)

 3/3 2BB 2R 2RBI (BB, Single, BB, Single, Double)

 4月から活躍しているカブスのGeovany Sotoと福留孝介、新人では勝ち頭(現在5勝)のブレーブスのJair Jurrjensに、 やはり先日デビューしたドジャーズのClayton Kershaw。ナ・リーグの新人王争いはなかなかに楽しみです。うちのラナンにも票を得られるよう頑張って欲しいものです。

2008年5月20日火曜日

【BOS】 John Lesterがノーヒットノーラン!!


 ジョン・レスター(John Lester)投手が、カンサスシティ・ロイヤルズを相手にノーヒットノーランを達成。9回裏だけ職場のテレビをつけて観ました。あまり大きな声で喜べないので、じわーっと感動に浸っていました(仕事しろって)。

 まず、bmbさんに敬意と祝意を表して、リンクをはらせて頂きます。おめでとうございます。
   試合経過 
   ジョン・レスター ノーヒッターおめでとう!!!!
 それから、試合のWRAPはこちら。

 02年のドラフト2順目(といっても、その年のレッドソックスには1順目がなかったため球団としてはトップ・ピック)で指名された、現在24歳の左腕。順調にマイナーの階段を上がり、06年6月にはメジャーに昇格し、いきなり負け無しで5連勝するなど順風満帆でしたが、悪性リンパ腫(がんの一種)に冒され、治療のために8月にシャットダウン。克服し、07年7月に復帰を果たしたときは、それだけで多くの人を泣かせました(しかも勝ち投手になった)。07年のWS第4戦ではおよそ24歳とは思えない落ち着いた投球で勝利投手にもなりました。そして今日、ノーヒッターを達成。地元フェンウェイパークの大歓声の中で、多くのファンを、また泣かせました。

 ノーヒッター達成の瞬間、テリー・フランコーナ(Terry Francona)監督がものすごく喜んでいる様子が見えました。レスターもフランコーナのことを第2の父親だと言っていますが、そういういい関係を作っているんだなと思いました。采配ではいろいろ言われることもありますが、やはりいい監督なんでしょう。そのフランコーナのコメント。レスター本人より興奮しているような感じです。

 He's a wonderful kid, not because he threw a no-hitter. He's a good kid because he's a good kid. We're proud of him all the time but to watch him do that tonight was beyond words. I tried to put it into words but it's hard because -- what a story.

 今日の試合で忘れてならないのは、4回に右中間の浅いエリアに落ちようかという打球をダイビングキャッチしたジャコビー・エルスベリー(Jacoby Ellsbury)の守備。レッドソックスのノーヒッターは、というかMLB全体でも、昨年9月のクレイ・バックホルツ(Clay Buchholz)以来ですが、バックホルツの時は、ダスティン・ペドロイア(Dustin Pedroia)の素晴らしい守備に助けられましたが、今日の試合が深まるにつて、あのときのことを思い出したファンは多かったはずです。

 それにしても、レスター、ペドロイア、エルスベリー(以上24歳)、バックホルツ(23歳)。さらにロースター枠の都合でマイナーに落とされましたが初昇格で42打数13安打(.310)の記録を残している、これまた24歳のジェド・ラウリー(Jed Lowrie)を含め、この世代のレッドソックスの生え抜きは驚異的な層の厚さです。足りないのはパワーバットくらい。そしてボストンには、生え抜きが欠けるポジションに注ぎ込めるだけの資金があります。強いチームができるわけですね。10年とは言わずとも少なくとも5,6年は黄金期が続くんでしょうね。

 最後にレスターのコメント。

 It was a long road back. When I did get back, I wanted to be on a certain level. I'm just glad I'm here right now.

 よく頑張ったね。だけど、君の前にはまだまだ長い道が続いてるよ。輝かしい未来へと続く道が。おめでとう!


2008年5月16日金曜日

【MIL】Ryan Braunと契約延長


 ミルウォーキー・ブリューワーズがライアン・ブラウン(Ryan Braun)外野手と契約延長に合意しました。今シーズンを含む8年契約(2015年まで)で4500万ドル、09年シーズン終了後にスーパー・ツー(特に活躍をした一部の選手について、通常3年目終了後に与えられる年俸調停権が2年目終了後に与えられる制度)となった場合には5100万ドルまで上昇。年俸調停前3年、年俸調停3年、FA後2年をカバーする契約。「仮にこのままの活躍が続くとすれば」といういつもの条件付では、格安の契約となるでしょう。なお、ブリューワーズの球団史上最高額の契約となります。また、毎年25,000ドルを寄附するとのことです。この辺りは、若いのに立派なことです。

 05年のドラフト全体5位で入団し、現在24歳。昨年5月25日にメジャーデビュー(つまりまだ1年経っていない!)。昨シーズンのナ・リーグ新人王を取った活躍ぶりは周知の通りですが、今シーズン序盤ちょっとだけつまずきましたが復調し、というかここ1週間ばかりは爆発的な打棒を見せています。先日通算40号本塁打を記録しましたが、デビューからの日数でマーク・マグワイヤ(Mark McGwire)を抜く歴代最速記録を更新しました。

 契約が発表された15日の前の日までの成績は以下のとおり。足も含めて文句の付けようがありません。そして、15日も試合には敗れたものの、通算44号となるソロホームランを放っています。いやはや・・・。なお、守備はもともと三塁手でしたが、あまりに下手なので今シーズンから外野にコンバートされています。

Ryan Braun (carrier through 080514)
152G 615AB 193H 40double 7triple 43HR 111R 126RBI 16SB AVE.314

 さて、この契約は、我らがライアン・ジマーマン(Ryan Zimmerman)の契約交渉に影響を及ぼすことは必至です。なぜなら、05年のドラフトでブラウンが指名されたまさに直前、全体4位で指名されたのがジマーマンでした。しかも、メジャーデビューはジマーマンのほうが先で、実績を積み上げてきたという自負もあるでしょうから、当然意識するはずです。同7位のロッキーズのトロイ・トロウィツスキー(Troy Tulowitzki)がオフに結んだ契約を上回る今回のブラウンの契約が、ジマーマンの契約交渉の1つのメルクマールになる可能性は高いと思います。

 以前にメッツのデビッド・ライト(David Wright)と同規模の契約というのは少し無理があると書いたことがあります。今回のブラウンの契約の契約金と最初の2年分の年俸を除くとおそらく6年4000万ドルくらいでしょう。ジマーマンの実績・期待は、現時点ではブラウンに少し劣りますが、チームの顔として処遇する意味を込めて、ナッツ・ファンとしては、この規模の契約であれば妥当だし、結んで欲しいなと思います。どうでしょうか?

2008年4月23日水曜日

080422 @ATL (W6-0)


"ラナン、3000奪三振のスモルツに投げ勝つ"

Nationals 6-0 Braves Season 6-15 (streak W1)

Pitching: Lannan(W1-2), King(H4), Ayala(H5), Rauch
Batting: Harris(2/3 1BB 1R 1RBI), Milledge(2/4 2R)  

 試合開始から、あと4つに迫っていたジョン・スモルツ(John Smoltz)の通算3000奪三振への期待に包まれたターナーフィールド。ナッツの選手にはやりにくかっただろうと思いますが、2回表に、ジョンソン、カーンズの連続三振の後、ミレッジ、ウィリー・ハリス(Willie Harris)の連続二塁打で1点を先制しました。奪三振記録のほうは、3回表のラナンで王手がかかり、次のフェリペ・ロペス(Felipe Lopez)ですんなり達成となりました。敵チームとはいえ、こういうマイルストンに遭遇するのはいいものです。おめでとうございます。そして、スモルツは今日も7回を10奪三振とさすがの投球でナッツ打線を抑え込みました。

 しかし、今日はナッツ先発のジョン・ラナン(John Lannan)がその上を行きました。前回登板で11三振を奪うキャリア最高の投球を見せましたが、今日も素晴らしい投球でした。スモルツに刺激を受けたのかなあ。ストレートは90マイル弱ですが、チェンジアップをきちんと低めに制球し、ゴロを打たせ続けました(ジョンソンの度重なる好守にも支えられました)。1死満塁のチャンスを逃し嫌な雰囲気の5回裏も粛々と片付けるところが偉いです。こちらも7回を5安打3四球4奪三振で無失点に抑えました。好投もあっただけに、ようやくの感のある今シーズン1勝目。これからもっと勝ち星を付けてあげたいピッチャーです。

 7回まで好投した両投手が降板した時点で1-0ナショナルズリード。8回はキング、アヤラとつなぎ、9回表には相手のエラーや、ロペスのタイムリー、最後はジマーマンにまで2点タイムリー二塁打が出て、気が付けば6-0。最後はラウチが三者凡退に抑えてゲームセット。連敗を3で止めました。
 
 MVP: John Lannan

2008年4月21日月曜日

【KC】 野茂英雄→DFA


 野茂英雄投手に戦力外通告。

 開幕こそケガもありマイナーで迎えましたが、すぐに昇格し、実に1000日ぶりとなるメジャーのマウンドを踏み、松井秀喜、イチローとの対戦もありました。しかし、結果は3試合に登板して以下の通り。

Hideo Nomo (As of 080419) 
3G 0W 0L 4.1IP 10H(3HR) 3K 18.69ERA 3.23WHIP

 致し方ないDFAだと思います。トレードの話がなければ自由契約となりますが、いずれにしても獲得する球団は出てこないだろうと言われています。でも、まだ本人から引退の発表はありませんので、思い出を語るのは、もうしばらく待ちたいと思います。

 代わって昇格したのがLuke Hochevar(なんて読むのか分からない・・・)ってのは、ちょっといいじゃないですか。06年ドラフトの全体1位の投手です。こうなったら野茂投手以上の大投手になってもらいましょう。代理人がボラス、ってところがちょっと気になりますが・・・。あれ、今シーズン初登板はアスレティックスに激しく打ち込まれてますね(Gameday)。

2008年4月8日火曜日

BOS 5-0 DETから

 ナッツはお休み。MLB.TVで松坂大輔投手の登板を観戦(NHKもやってましたがNESNを選択)。フェンウェイパークの今シーズン開幕戦。試合前にチャンピオンリング贈呈式があったようですが映像なし(写真は岡島とパペルボン)。始球式はちょっとだけ映像があり、86年のWSで伝説的なエラーを犯したビル・バックナー(Bill Buckner)の名誉回復で感動的でした。

 さて、松坂投手。東京、オークランド、そしてボストンと今シーズン3度目の開幕投手です。東京よりもオークランドよりも、素晴らしい投球内容でした。序盤からストレートで空振りがとれたのがポイント。毎回の7奪三振でした。6回表に不運なヒット2本と四球で唯一のピンチを迎えましたが、きちんと後続を断ち、結局109球で6回2/3を投げ、4安打3四球の無失点で2勝目。無駄な四球はありましたが、安定感のある投球でした。チームの連敗を4で止めたという点も高評価です。最終回は岡島秀樹投手が3人(2三振)で抑えました。
 
 松坂も良かったと思いますが、デトロイト打線も重症ですね。何といってもオフの大補強の目玉だったミゲール・カブレラが打率1割1本塁打1打点と不調なのが痛いです。ブルペンも崩壊状態。これで開幕7連敗。どこまで行ってしまうのでしょうか。02年に11連敗、03年に9連敗で開幕していますので、少し前まではデトロイト名物だったわけですが、今シーズンは優勝候補と言われて開幕したので、ファンの失望は大きいと思います。そういえば思い出しました。02年4月16日というのは、私が最初で最後にオリンピック・スタジアムでモントリオール・エキスポスを観戦(この試合。吉井理人投手を観に行ったわけではない)した日だったのですが、その試合中、場内の掲示でデトロイトのシーズン初勝利が分り、タイガースのユニフォームを着ている兄ちゃんが周りから握手責めにされていました。

2008年4月3日木曜日

Mets 13–0 Marlins から

 オフのビッグ・トレードでデトロイトから来たアンドリュー・ミラー(Andrew Miller)がマーリンズの一員として初先発。しかし、5回途中までに8安打2四球で5点を失いました。球速は常時90マイルを軽く超えていましたが、コントロールが悪かったようですね。

 対するメッツは17安打で13点。ディビッド・ライト(David Wright)とミレッジとのトレードで加入したライアン・チャーチ(Ryan Church)に1号ホームランが出ました。オリバー・ペレス(Oliver Perez)は好不調の波が激しい投手ですが、今日はいいほうのペレスだったようです。今年のメッツも相当手強いことを再確認しました。

 ただ、そんなメッツにも心配なニュースが(ナッツには朗報?)。開幕2戦目に先発したものの4回途中で降板していたペドロ・マルチネス(Pedro Martinez)がDL入りで、早くても1か月後の復帰という見通しが示されました。今年こそ復活が期待されましたが、残念です。00年にフェンウェイで初めてペドロを見て、これがメジャーかと衝撃を受けました(たぶんこの試合)。あれから8年が経ち、もう36歳。やはり肉体的に限界なのでしょうか。

2008年3月25日火曜日

【DET】Miguel Cabreraと契約延長


 今オフ最大のトレードでマーリンズから獲得したミゲール・カブレラ(Miguel Cabrera)と8年1億5230万ドルで契約延長に成功しました。総額では史上5番目の超大型契約です。

(過去の超大型契約)
1 Alex Rodriguez (07年 NYY) 10年2億7500万ドル
2 A-Rod (00年 TEX→NYY) 10年2億5200万ドル (07年オフに破棄)
3 Derek Jeter (01年 NYY) 10年1億8900万ドル
4 Manny Ramirez (00年 BOS) 8年1億6800万ドル(+2年4000万ドルの球団オプションあり)  

 現在24歳。8年契約が終わってもまだ32歳。A-RODが最初の契約を結んだ時と、新しい契約を結んだ時の年齢とほぼ一致します。A-RODと比較するとさすがに見劣りはするものの、パワーと確実性を兼ね備えた超一流の打者の1人。03年のワールド・シリーズで、20歳のルーキーが40歳のロジャー・クレメンス(Roger Clemens)から打ったホームランは鮮明に記憶にあります。そういえばあの時もイバン・ロドリゲス(Ivan Rodriguez)がチームメイトでした。

 これまではマーリンズ打線で孤軍奮闘していましたが、マグリオ・オルドネス(Magglio Ordonez)やゲイリー・シェフィールド(Gary Sheffield)といった強打者に囲まれて、マークが甘くなればさらに数字を伸ばし、打撃タイトルを取る可能性も十分。不安材料があるとすれば太りやすい体質でしょうが、8年後でもまだ32歳であることを考えると、死球などによる事故的な故障を除けば成績低下リスクは低いと思います。いずれはサードからファーストかレフトにコンバートされると予想しますが、それはこの契約が終わった後の話。さてさて、どこまでで伸びるでしょうか。8年間活躍を続け、A-RODに続く、ダブル・メガディール選手になれるか。

 8年1億5230万ドルという金額については、ここ数年のFA市場の趨勢からすれば、多少ディスカウント価格のような気がします(8年後の経済がどうなっているかなんて分りませんが)。 カブレラ自身の決断で契約に合意したとのことですから、きっとファンとの関係も良好なものとなるでしょう。それにしても、デトロイト球団の資金力にはちょっと驚かされます。  

 ナショナルズとライアン・ジマーマン(Ryan Zimmerman)の交渉にも、一定の影響を与えざるをえないと思います。ジマーマンがカブレラ並の活躍をしてくれるのであれば、何ら文句はありませんが。

2008年3月11日火曜日

【LAD】 Clayton Kershaw

 松坂大輔投手が登板したBOS v. LADを見ましたが、松坂投手よりも、松坂から3ランを放ったマット・ケンプ(Matt Kemp)よりも、ドジャーズの2番手として投げたクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)投手に強い衝撃を受けました。

 4回表、マイク・ローウェル(Mile Lowell)をショートへのポップフライ、J.D.ドリュー(J. D. Drew)を詰まらせてセカンドゴロ、そしてショーン・ケイシー(Sean Casey)を見逃し三振に切って取りました。ラストボールは左打者のケイシーをのけ反らせておいてすっとストライクゾーンへ入ってくる見事なカーブで、大変失礼ながら、ケイシーが初めてカーブを見た中学生のように見えました(笑)。このボールに対しては、ドジャーズのテレビアナウンサーから「Public Enemy No.1」というニックネームまでつけられていました。

 映像はこちら。

 06年のドラフト全体7位で、直近、BAで7位、BPで5位にランキングされている超の付くトップ・プロスペクトのサウスポーです。まだ、若干20歳ですが、ストレートは90マイル台後半を記録し、変化球も見ての通り素晴らしい。07年はAとAAで122回を投げ163奪三振、EAR2.95、WHIP1.28という記録を残しています。

 まだ20歳ということもあり、トーリ監督は、開幕ローテーションに入れるつもりはないようですが、今シーズン中にはメジャーに昇格してくる可能性も十分あると思います。