2008年4月23日水曜日

080422 @ATL (W6-0)


"ラナン、3000奪三振のスモルツに投げ勝つ"

Nationals 6-0 Braves Season 6-15 (streak W1)

Pitching: Lannan(W1-2), King(H4), Ayala(H5), Rauch
Batting: Harris(2/3 1BB 1R 1RBI), Milledge(2/4 2R)  

 試合開始から、あと4つに迫っていたジョン・スモルツ(John Smoltz)の通算3000奪三振への期待に包まれたターナーフィールド。ナッツの選手にはやりにくかっただろうと思いますが、2回表に、ジョンソン、カーンズの連続三振の後、ミレッジ、ウィリー・ハリス(Willie Harris)の連続二塁打で1点を先制しました。奪三振記録のほうは、3回表のラナンで王手がかかり、次のフェリペ・ロペス(Felipe Lopez)ですんなり達成となりました。敵チームとはいえ、こういうマイルストンに遭遇するのはいいものです。おめでとうございます。そして、スモルツは今日も7回を10奪三振とさすがの投球でナッツ打線を抑え込みました。

 しかし、今日はナッツ先発のジョン・ラナン(John Lannan)がその上を行きました。前回登板で11三振を奪うキャリア最高の投球を見せましたが、今日も素晴らしい投球でした。スモルツに刺激を受けたのかなあ。ストレートは90マイル弱ですが、チェンジアップをきちんと低めに制球し、ゴロを打たせ続けました(ジョンソンの度重なる好守にも支えられました)。1死満塁のチャンスを逃し嫌な雰囲気の5回裏も粛々と片付けるところが偉いです。こちらも7回を5安打3四球4奪三振で無失点に抑えました。好投もあっただけに、ようやくの感のある今シーズン1勝目。これからもっと勝ち星を付けてあげたいピッチャーです。

 7回まで好投した両投手が降板した時点で1-0ナショナルズリード。8回はキング、アヤラとつなぎ、9回表には相手のエラーや、ロペスのタイムリー、最後はジマーマンにまで2点タイムリー二塁打が出て、気が付けば6-0。最後はラウチが三者凡退に抑えてゲームセット。連敗を3で止めました。
 
 MVP: John Lannan

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