2008年4月25日金曜日

080424 Mets (W10-5)

“1番ロペス、満塁弾を含む6打点の大活躍"

Nationals 10-5 Mets Season 7-16 (streak W1)

Pitching: Hill, O’Connor(W1-0), Rivera, Ayala, Rauch
Batting: Lopez(2/4 1BB 1R 6RBI), A. Boone(2/5 2R), Nieves(2/3 1BB 2R 1RBI)
HR: Lopez(1)

 3-3の同点の6回裏2死満塁、打席はフェリペ・ロペス(Felipe Lopez)。メッツ2人目のアーロン・ヘイルマン(Aaron Heilman)が投じたカウント3-2からの外角高めのチェンジアップを振り抜いた打球は、右中間スタンドにライナーで飛び込ました!!ロペスの、この一打を含む6打点の活躍で、逆転勝ち。勢いの出そうな勝ち方です。

 この満塁弾、ロペスにとっては今シーズン1号。ようやく出番をもらえるようになっての大活躍。1番セカンドの地位は当面盤石でしょう。今、もしやと思って調べてみたら、チームとしてこれが今季12本目のホームランですが、3ラン・満塁弾は初めてでした。ナッツ打線がランナーを置いたチャンスにいかに打てなかったか、ということです。しかし今日は、チームとしても13安打。しかも5,6,7回の3回だけで10点を上げる集中打を見せました。

 ナッツの先発は、復帰第2戦となるショーン・ヒル。5回を投げて5三振を奪い自責点は2とまずまずの内容でしたが、失点はいずれも2死から(しかも1点はピッチャーにタイムリーを打たれた)で、詰めが甘かったと言わざるを得ません。代打を出された時点では3点を追う状況でしたから、悔しい交代だったと思います。

 ヒルに代打を出した5回にロペスのタイムリーなどで追いつくと、6回は今日昇格したばかりのマイク・オコンナー(Mike O’Connor)が簡単に打ち取りました。そして、その裏に飛び出したのがロペスの満塁弾でした。オコンナーは、いきなり勝ち投手。ついています。ちまちま点を返されたブルペンは、今日もやや不安を残しましたが、オコンナーの加入で少しは負担軽減となり、本来の力を取り戻してくれることを願います。

 ちなみに、この試合、ミレッジが先発から外れました。理由は、集合時間に遅れたため。何度目かの遅刻で教育的指導となったようです。とはいえ6回に代打で出場し満塁となる四球を選んでいますし、アクタ監督もミレッジも冷静なコメントを出しているので、心配することではないようですが。

 MVP: Felipe Lopez

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