Pitching: Redding(W1-0), Ayala(H2), Rauch(S1)
HR: Zimmerman(2)
今日はティム・レディング(Tim Redding)の好投に尽きます。MVPクラスが何人もいるフィリーズ打線を相手に、8回の先頭打者を四球で出して降板するまで、わずか1安打3四球で、二塁も踏ませない素晴らしい投球を見せてくれました。最速90マイルの速球を主体にカーブとスライダーを交え、2奪三振ながら見事に打たせてとりました。実は、前々日に「生まれて初めて」食べたカキにあたり前日は一日中嘔吐し続け、当日の昼まで激しい頭痛に悩まされていたそうですが、不思議なものです。そういえば、3月18日のオープン戦で風邪引きながら5回を無失点に抑えた時に「風邪引いているほうが結果がいいんだったら、これからも・・・」なんてコメントをしていましたが、まさかね(笑)。3月23日の背中の痛みといい、コンディショニングにいろいろある人ですが、抑えてくれればなんでもいいです(笑)。
守備でもいいプレーが多く、アクタ監督がPlay of the Gameとして挙げたのは、レディングでもジマーマンのホームランでもなく、7回1死1塁で三遊間のゴロをジマーマンがさばいたダブルプレーでした(映像はこちら)。しかし、ジマーマンのコメントは、以下の通り。よく言われる、投球リズムがいいと守りやすいということですね。あくまで今日の主役はレディングだったと思います。(写真はレディング降板のシーン。なんとか投げ終えたという安堵の表情に見えます。)
It's a lot easier to stay on our toes when we have a pitcher who is going after hitters and not walking people. It was an unbelievable effort by Tim. Anytime you have a guy who is throwing as well as he is, as a defense, you don't want to let him down.
レディングと投げ合ったのは、昨シーズン15勝のコール・ハメルズ(Cole Hamels)。8回を5安打2四球6奪三振はさすがの投球内容です。そのハメルズから奪った1点は、6回の先頭打者ジマーマンのホームラン。開幕戦に続いて、相手が好投手でなかなか点を取れない時に、また打ってくれました。頼りになります。1-2と追い込まれてから外角高めのストレートをしっかり踏み込んで流し打ち、見事にライトポール際に運んだ技ありのホームラン(映像はこちら)。こういうホームランを打てるとなると、これからのジマーマンがますます楽しみです。
レディングの後を受け8回を投げたアヤラ、暫定クローザーのラウチもそれぞれ3人ずつで片付け、完封リレーの完成。1-0の投手戦は気持ちが清々しくなります(もちろん勝てばですが)。
MVP: Tim Redding
[OFF THE FIELD]
故障関連。まず、DL入りもせず登板もせずのチャド・コルデロ。コルチゾンを打って痛みはなくなったようですが、キャッチボールもまだ。いつになるんだか。いっそDL入りして、マックスウェルを上げて欲しい。デュークスの復帰時期も未定。これも心配。良い話もあります。ウィリー・モー・ペーニャとエストラーダが順調で、ペーニャは打撃練習を開始し、エストラーダはマイナーの試合で7回までマスクをかぶっています。この2人は4月中旬には復帰できそうです。開幕3試合はロデューカがフル出場していますが、降格前に1試合くらいフローレスに先発させてやりたいな。
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