ミルウォーキー・ブリューワーズがライアン・ブラウン(Ryan Braun)外野手と契約延長に合意しました。今シーズンを含む8年契約(2015年まで)で4500万ドル、09年シーズン終了後にスーパー・ツー(特に活躍をした一部の選手について、通常3年目終了後に与えられる年俸調停権が2年目終了後に与えられる制度)となった場合には5100万ドルまで上昇。年俸調停前3年、年俸調停3年、FA後2年をカバーする契約。「仮にこのままの活躍が続くとすれば」といういつもの条件付では、格安の契約となるでしょう。なお、ブリューワーズの球団史上最高額の契約となります。また、毎年25,000ドルを寄附するとのことです。この辺りは、若いのに立派なことです。
05年のドラフト全体5位で入団し、現在24歳。昨年5月25日にメジャーデビュー(つまりまだ1年経っていない!)。昨シーズンのナ・リーグ新人王を取った活躍ぶりは周知の通りですが、今シーズン序盤ちょっとだけつまずきましたが復調し、というかここ1週間ばかりは爆発的な打棒を見せています。先日通算40号本塁打を記録しましたが、デビューからの日数でマーク・マグワイヤ(Mark McGwire)を抜く歴代最速記録を更新しました。
契約が発表された15日の前の日までの成績は以下のとおり。足も含めて文句の付けようがありません。そして、15日も試合には敗れたものの、通算44号となるソロホームランを放っています。いやはや・・・。なお、守備はもともと三塁手でしたが、あまりに下手なので今シーズンから外野にコンバートされています。
Ryan Braun (carrier through 080514)
152G 615AB 193H 40double 7triple 43HR 111R 126RBI 16SB AVE.314
さて、この契約は、我らがライアン・ジマーマン(Ryan Zimmerman)の契約交渉に影響を及ぼすことは必至です。なぜなら、05年のドラフトでブラウンが指名されたまさに直前、全体4位で指名されたのがジマーマンでした。しかも、メジャーデビューはジマーマンのほうが先で、実績を積み上げてきたという自負もあるでしょうから、当然意識するはずです。同7位のロッキーズのトロイ・トロウィツスキー(Troy Tulowitzki)がオフに結んだ契約を上回る今回のブラウンの契約が、ジマーマンの契約交渉の1つのメルクマールになる可能性は高いと思います。
05年のドラフト全体5位で入団し、現在24歳。昨年5月25日にメジャーデビュー(つまりまだ1年経っていない!)。昨シーズンのナ・リーグ新人王を取った活躍ぶりは周知の通りですが、今シーズン序盤ちょっとだけつまずきましたが復調し、というかここ1週間ばかりは爆発的な打棒を見せています。先日通算40号本塁打を記録しましたが、デビューからの日数でマーク・マグワイヤ(Mark McGwire)を抜く歴代最速記録を更新しました。
契約が発表された15日の前の日までの成績は以下のとおり。足も含めて文句の付けようがありません。そして、15日も試合には敗れたものの、通算44号となるソロホームランを放っています。いやはや・・・。なお、守備はもともと三塁手でしたが、あまりに下手なので今シーズンから外野にコンバートされています。
Ryan Braun (carrier through 080514)
152G 615AB 193H 40double 7triple 43HR 111R 126RBI 16SB AVE.314
さて、この契約は、我らがライアン・ジマーマン(Ryan Zimmerman)の契約交渉に影響を及ぼすことは必至です。なぜなら、05年のドラフトでブラウンが指名されたまさに直前、全体4位で指名されたのがジマーマンでした。しかも、メジャーデビューはジマーマンのほうが先で、実績を積み上げてきたという自負もあるでしょうから、当然意識するはずです。同7位のロッキーズのトロイ・トロウィツスキー(Troy Tulowitzki)がオフに結んだ契約を上回る今回のブラウンの契約が、ジマーマンの契約交渉の1つのメルクマールになる可能性は高いと思います。
以前にメッツのデビッド・ライト(David Wright)と同規模の契約というのは少し無理があると書いたことがあります。今回のブラウンの契約の契約金と最初の2年分の年俸を除くとおそらく6年4000万ドルくらいでしょう。ジマーマンの実績・期待は、現時点ではブラウンに少し劣りますが、チームの顔として処遇する意味を込めて、ナッツ・ファンとしては、この規模の契約であれば妥当だし、結んで欲しいなと思います。どうでしょうか?
4 件のコメント:
昨年からブラウンの長打力に惚れ込んでいます。今年は率が下がったとしても40HRは堅いと信じ込んでいますが。
さらにハンリー・ラミレスも、あのフロリダが長期契約に踏み切ったことで、ジマーマンに対しては本当、どうなるんでしょうね。
ところで、ブラウンのチームメイトである、プリンス・フィルダーの姿をご覧になりましたか?明らかにダボダボのジャージを着ており、昨年よりもウェートが増えていると思います。絶対に。
hausさん こんにちは。
記事にも書きましたが、昨夜(というか今朝)、ナッツの試合が始まらないのでBOS-MIL戦をつけたら、いきなりブラウンがグリーンモンスター超えを放つところでした。泳ぎながらでしたが、しっかりとらえてました。どこまで伸びるか、どんな記録を作っていくか、楽しみです。
ただ、顔がちょっとあほっぽい、と思うのは私だけでしょうか。私だけ?
フィルダーの姿も見ましたが、こっちも迫力ありますね。親父も相当な体型でしたが、まだ24歳なのに・・・(ブラウンも24歳)。
この2人を中心に今年ブレークするチームかと思っていましたが、意外にも現在最下位ですね・・。今週後半はワシントンで迎え撃ちます。
>顔がちょっとあほっぽい
あははは、確かに口がポカーンとしていますよね。彼はユダヤ系と聞いたことがあるのですが、なんとなくそんな雰囲気も感じますね。でも、グリーンモンスターに3本叩き込んだのは自信になったでしょうね。
ミルウォーキーのチーム状態は相当ヤバいですね。HRという派手な部分から見落とされがちなのが、守備の拙さと出塁率の低さ。守備は直に見ればわかりますよね?SPも低目を丹念に突ける投手も少ないので、ガニエがああだこうだといっているだけではないと思います。
ナッツ戦はシンカーボーラーが鍵になりそうです。これは得意の展開に持ち込めそうですね。HRさえ打たれなければ3-1くらいで取れるといけるんじゃないかと。心配なのは左のペレスぐらいだと思います。
1、2番、特に1番に固定されているWeeksの出塁率(打率もですが)の低さが致命的ですね。ブラウン、フィルダーの前にランナーを置けるかどうかが得点力のカギになりますから。
SPはギャバードが痛かったですよね。hausさん同様、私はファンタジーで開幕DL覚悟でドラフトしましたから、復帰の喜びと、再離脱の悲しみは共有しています。
今度のナッツ戦に向けての分析はさすが。ラナンには大きな期待をしています。
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