2008年2月26日火曜日

ジマーマンとの契約延長に向けて 2


 ジマーマンとの契約延長に関連して、ボーデンGMが言及していたという最近の契約は、以下の通りです。

トロイ・トロウィツスキー(Troy Tulowitzki )遊撃手(COL):6年3100万ドル(FA前5年、後1年)+球団側オプション1年1500万ドル。
ロビンソン・カノー(Robinson Cano)二塁手(NYY):4年3000万ドル(FA前3年、後1年)+球団側オプション2年2900万ドル。
ブライアン・マッカン(Brian McCann)捕手(ATL):6年2680万ドル(FA前4年、後2年)+球団側オプション1年1200万ドル。
グレイディ・サイズモア(Grady Sizemore)外野手(CLE):6年2345万ドル(FA前5年、後1年)+球団側オプション1年850万ドル。

 ここから勝手に推測すると、ジマーマン側に提示された数字は、5~6年契約で総額3000万~3500万ドル+オプション1~2年といったところでしょうか。これとはほど遠いとすると、ジマーマン側はどういった契約を望んでいるのでしょうか。ベースにしているのではないかと考えられるのがこの契約です。

デイビッド・ライト(David Wright)三塁手(NYM):6年5500万ドル(FA前4年、後2年)+球団側オプション1年1600万ドル。

 この契約については、結ばれた当時(06年8月)のこともまだよく覚えていますが、随分と無茶な契約するなあという感想を持ちました。一般的な評価もそんな感じだったと思います。しかし、07年のライトは、メッツがプレーオフに駒を進めてさえいればMVPだったと言われるほどの大活躍で、今やあの契約は成功だったという評もあります(まだ契約は5年も残っているので、ケガをしない保障はありませんが)。両者には、同じナショナルリーグ東部地区、同じ三塁手という共通点があります。またこの契約を結んだ当時のライトの年齢は今のジマーマンと同じ23歳でした。そして、トロウィツスキーなどボーデンGMが挙げた選手たちとは異なり、ライトとジマーマンは、チームの単なる主力選手というにとどまらず、まさに「顔」であるという重要な共通点があります。

 とすると、ジマーマンがライト並みの活躍ができるかどうか、が最大のポイントになりますが、この点になるとジマーマンがかなり見劣りすることは否めません。守備力についてはジマーマンが上回ると言われていますが、打撃成績を見ると、打者に不利なRFKスタジアムが本拠だったことなどを差し引いても、各部門ともライトを下回ると思われます。また、ライトがこの契約を得たのは、オールスターに先発出場した直後でした(07年も同じく先発出場)。ジマーマンは、まだオールスターに出場したことがありません。こうして見ると、ジマーマンがライトと同じような契約を勝ち取ろうというのは、少し無理があるように思えます。

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