オダリス・ペレス(Odalis Perez)とマイナー契約を結びました。メジャーに残れば85万ドルプラス先発数に基づくインセンティブ。リスクはほとんどなく、いい契約だと思います。
昨シーズンはロイヤルズで8月半ばまでに8勝(ただし防御率は5.57)を上げましたが、膝を痛めてそのままシーズン終了。オフにFAとなりましたがマイナー契約しか話がなく、レッドソックスからもオファーはあったものの、ローテ入りのチャンスが大きそうなナショナルズに落ち着いたようです。(ナッツのチーム最多勝も中継ぎのラウチの8勝でした)
左腕からの90マイル台前半の速球といいカーブが持ち味で、かなり三振が取れる投手でした。もっとも輝いたのはドジャーズにいた02年。防御率3.00で野茂の16勝に次ぐ15勝を上げ、オールスターにも出場しました。最近は奪三振率が低下傾向し、防御率も上昇。まだ30歳ですが、デビューが早かったので衰えはじめたと見る向きが多いようです。
先発ローテーションの枠を争うことになります。ケガは癒えているようですし、スプリング・トレーニングで結果を残して先発4番手辺りとなってくれるのがベストシナリオ。少なくとも、スプリング・トレーニングでの競争が激化し層が厚くなるのはよいことです。先発ローテーション候補に挙がっているのは、ほとんど経験のない若手ばかりなので、1枚くらいベテランがいてくれるといいな、とは思っていましたので、ペレスはまだベテランと呼ぶには早いものの経験は豊富なので、そういった面で投手陣に好影響を与えてくれることも期待します。
2008年2月20日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿