2008年2月3日日曜日

Jon Rauchと2年契約


 この弱いナッツを応援しようと思ったのは何故か、を今日は記事にしようと思っていました。 でも、ニュースが入ってきたので、予定を変更。

 調停申請を行っていた
ジョン・ラウチ(Jon Rauch)投手と契約を結びました。08年120万ドル、09年200万ドル。2010年については、球団側がオプションを持ちます。

 単年であればもう少し安かったであろう選手と複数年契約を結んだということは、これからのチームの核となる戦力とみなしているということです。07年は中継ぎとして、チーム最多(MLB最多)となる88試合に登板し、防御率3.61、(この前書いたとおり)チーム最多の8勝を上げました。この前の記事ではやや揶揄したような表現をしてしまいましたが、07年に最もチームに貢献した投手であることは衆目一致しています。

 06年もほぼ同じ成績を残しているだけに、安定してこのくらいは残せるだろうとの期待からの契約でしょう。中継ぎFA投手の年俸が高騰しているこのオフの様子を見ていると、しっかりしたいい契約だと思います。

 そのRauchですが、長身で有名です。公表されているところでは、6フィート11インチ(2メートル11センチ!!)と、あのランディ・ジョンソンよりも高く、MLB史上最高です。当然ながら長身を活かした投球は迫力十分。もともと(01年頃)はホワイトソックスのトップ・プロスペクトでした。やや伸び悩みましたが、04年途中にカール・エベレットのトレードで移ってきてブルペンに入ってからは安定した成績を残しています。

 登板過多からの故障だけが心配です。

(2007年成績)

右 Jon Rauch (25)  88G 87.1IP 8W 4L 4S 71K ERA3.61 WHIP1.10        

0 件のコメント: