“息詰まる投手戦を制し、シリーズ3勝1敗"
Nationals 1-0 Mets Season 18-24 (streak W2)
Pitching: Bergmann(W1-1), Ayala(H11), Rauch(S9)
Hitting: Flores(1/2 2BB 1R), Boone(2/4)
深夜にもかかわらず仕事をしながら、ライブでラジオ視聴(仕事が押していたので観ながらはあきらめた)。映像は試合終了後にハイライトだけ見ました)。昨日を上回る素晴らしい投手戦でした。メッツ先発のマイク・ペルフリー(Mike Pelfrey)は6回終了までノーヒッター。メッツの球団史上初の快挙かとささやかれ始めた矢先の7回、先頭のアーロン・ブーン(Aaron Boone)がライト前に運んでとぎれましたが、素晴らしかった。
一方、ナッツ先発のジェイ・バーグマン(Jay Bergmann)も負けじと快投。7回を3安打2四球9奪三振。再昇格初戦を見事な投球で飾りました。降格された時点では完全にフロントの信頼を失っており、もうチャンスは与えられないのではないかとの観測もありましたが、見事に裏切ってくれました。試合前11.68だった防御率は7.45まで低下。早く4点台まで下げましょう。これで、防御率3点台のペレス、ラナン、レディング、ヒルとともに、いいローテーションになりました。このローテーションが維持されていれば、そこそこ戦っていけると思います。
さて、試合は1-1で迎えた8回。先頭のヘスス・フローレス(Jesus Flores)がチーム2本目のヒットとなる左中間への二塁打で出塁すると、バーグマンの代打ハリスがきっちり送りバントで1死3塁。ここでフェリペ・ロペス(Felipe Lopez)がレフトへ十分な犠牲フライ。ほとんど唯一のチャンスをしっかりものにして1点を奪いました。1-0。
しかし、そこから残り2回が簡単ではありませんでした。信じられないようなファイン・プレーあり、メッツの走塁ミスとも言える2つのダブルプレーあり。息もつかせぬ展開でした。
8回。アヤラに対して先頭のホセ・レイエスがバントヒットで出塁。次打者の送りバントは普通に成功でしたが、レイエスが一気に三塁を狙って・・・・タッチアウト!一塁のブーンからランナーと並走しながら三塁ベースカバーに入っていくベリヤードへの送球は、あたかもDBにカバーされているWRへのタッチダウンパスのようだとラジオは言っていました。映像を見ると確かにそんな感じですし、ブーン自身のコメントは以下の通りです(笑)。
Cristian did a great job of being aware and staying ahead. He flashed his glove. I was able to complete my first pass of my career, and he got his first reception of his career, and we got the out.
9回。ラウチに対して先頭のカルロス・ベルトランがヒットで出塁。続くチャーチの当たりはレフト線へのフライで、これが落ちていれば無死2、3塁、悪くすると同点となっていたかもしれなかったのですが、ウィリー・ハリス(Willie Harris)が左中間から必死に走って走って、ダイビング・キャッチ!素晴しい!(写真)しかし、まだ試合は終わっていません。盗塁を試みたベルトランを刺そうとしたフローレスの送球は、どこ投げてるんだ!!と言いたくなる大暴投(これがフローレスの今の限界です・・・)で1死3塁のピンチ。そしてデルガドが放った打球は、痛烈なライナー・・・・。一塁のブーンがうまくとって三塁へ送り、飛び出していたベルトランが戻れずゲームセット!
さすがに9回は仕事も手に付かず、MLB.TVで観戦(笑)。最後まではらはらどきどきの試合でした。これでメッツ4連戦を3勝1敗と見事に勝ち越しました。また、マーリンズに1勝8敗と激しく負け越していますが、その他の全チームとの対戦成績は17勝16敗と1つ勝ち越しました。うーん、なんだかなあ。
今日のMVPは、初安打を放ち2つのダブルプレーで見事な動きを見せたブーンも十分値すると思いますが、シーズン開幕からの長いストーリーの分だけ、バーグマンにあげたいと思います。
MVP: Jay Bergmann
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