松坂大輔投手が登板したBOS v. LADを見ましたが、松坂投手よりも、松坂から3ランを放ったマット・ケンプ(Matt Kemp)よりも、ドジャーズの2番手として投げたクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)投手に強い衝撃を受けました。
4回表、マイク・ローウェル(Mile Lowell)をショートへのポップフライ、J.D.ドリュー(J. D. Drew)を詰まらせてセカンドゴロ、そしてショーン・ケイシー(Sean Casey)を見逃し三振に切って取りました。ラストボールは左打者のケイシーをのけ反らせておいてすっとストライクゾーンへ入ってくる見事なカーブで、大変失礼ながら、ケイシーが初めてカーブを見た中学生のように見えました(笑)。このボールに対しては、ドジャーズのテレビアナウンサーから「Public Enemy No.1」というニックネームまでつけられていました。
映像はこちら。
06年のドラフト全体7位で、直近、BAで7位、BPで5位にランキングされている超の付くトップ・プロスペクトのサウスポーです。まだ、若干20歳ですが、ストレートは90マイル台後半を記録し、変化球も見ての通り素晴らしい。07年はAとAAで122回を投げ163奪三振、EAR2.95、WHIP1.28という記録を残しています。
まだ20歳ということもあり、トーリ監督は、開幕ローテーションに入れるつもりはないようですが、今シーズン中にはメジャーに昇格してくる可能性も十分あると思います。
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