パターソン解雇という衝撃のニュースで幕を開けた3月20日ですが、夜のオープン戦をナショナルズの選手たちはどんな心境で迎えたのでしょうか。
先発はオダリス・ペレス(Odalis Perez)。いきなり初回にミゲール・テハダ(Miguel Tejeda)にソロホームランを打たれましたが、結局は、6回を投げて4安打無四球6奪三振の2失点と、上々の投球でした。いよいよ開幕投手の可能性が高まってきたことを認めざるをえませんね(試合後、ナショナルズに契約が買い取られてメジャー契約となり、40人ロースター入りしました)。7回をアヤラ、8回をラウチが抑えて、1点リードで9回表を迎えたのですが、チャド・コルデロ(Chad Cordero)がオープン戦7試合目で初失点となる逆転2ランを浴び、3-4で敗れました。コルデロは精神面を含めて素晴らしいクローザーですが、フライボール系の投手なので、新本拠地だと今日のような感じで被弾が増えてしまうかもしれないと心配しています。ドライな批評をするとこういう感じです。ただ、情緒的に見ようとすれば、少し違った見方もできます。ナショナルズの選手の中でパターソンとの付き合いが一番長かったのがコルデロでした。パターソンの解雇について問われ「信じられなかった。みんな大きなショックを受けている」とコメントしていたので、何か投球にも影響したのかなあとも思えます。
打線はわずか4安打に終わりましたが、ジマーマンが2ラン、そしてニック・ジョンソンがスプリングトレーニング1号のソロを放ちました。ジョンソンはケガのことを全く思い出させない活躍を続けています。ロブ・マコヴィアク(Rob Mackowiak)、が7番レフトでフル出場。スプリングトレーニングにようやく初出場できました。結果は3打数ノーヒット1三振の上、エラーまでしてしまいましたが。ペーニャがDLスタートになるので、控え外野手争いは少し緩くなっています。ハリスは当確として、残りは1つ。マコヴィアクか守備力のライアン・ランガーハンス(Ryan Langerhans)か、これからしばらくが勝負でしょう。
ところで、パターソン解雇により、先発の柱としてますます期待が集まるショーン・ヒル(Shawn Hill)ですが、19日に打撃練習で40球を投げました。一夜明けても痛みはないということで、21日もう一度打撃練習で投げた後、順調なら24日にマイナーリーグでの登板という予定が組まれています。本人は、4月13日の復帰に向けたスケジュールを組んでいると語っています。慎重にお願いします。
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