2008年11月18日火曜日

08 Season Review 13 & Off Season Outlook : Starting Rotation

 主な投手成績についてはこちらをご覧下さい。

 年間通してほぼローテーションを守ってくれたのが、Tim Redding(33GS)、John Lannan(31)それにOdalis Perez(30)でした。前半はこれにJay Bergmann(22)とShawn Hill(12)で戦いましたが、Bergmannは不振で、Hillは謎の右ひじ痛でそれぞれ離脱。終盤は、プロスペクトのCollin Balester(15)、Shairon Martis(4)がローテーションに加わりました。

 このうち、PerezはFAで退団。キャンプ直前のマイナー契約からスタートしながら、開幕投手を務め、1年間よく投げてくれたことに感謝しています。ただ、(Perez側、球団側ともが、再契約の意向を持っているといった報道もありましたが)、来季も見たいかと聞かれれば、No thanks。若い投手陣にいい影響を与えられるような投手だったという記事はついぞ読みませんでした。単なるイニングイーターであれば、要りません。

 他のメンバーのうち、Reddingが調停申請権を持っていますが、その他の選手はまだ3年以内(のはず)。このままチームに残ります。そして、先日のトレードでマーリンズからScott Olsenを獲得(関連記事はこちら)。

 来季のローテーションが確定しているのは、Lannan、Redding、Olsenまででしょう。4番手はBalesterが一歩先行しているとは思いますが(最終登板の2回途中7失点という暴発がなければ当確だったのに・・・)、5番手の座を争うのは、健康ならHill、再挑戦が許されればBergmann、今季メジャーデビューを果たした(→訂正:昨季、ヤンキースでメジャーデビューしてましたね。)Tyler Clippard、そしてMartis。Balesterも含めたところで、スプリングトレーニングで争うことになると思われます。また、今季A+とAAで好投し一気に評価を上げたJordan Zimmermannも、メジャーのスプリングトレーニングに招待されるとGMが明言していました。
 
 私としては、Martis(21歳)とZimmermann(22歳)の2人はまだ若いので、AAAでスタートさせて、夏以降の昇格で十分。それよりは、Clippard、Bergmannは、ともにかなり良い球を投げることは確かなので、もう少しチャンスを与えてあげたいなと思っています。FA選手の補強は必要ないでしょう。

2009開幕予想:John Lannan, Collin Balester, Scott Olsen, Tim Redding, Shawn Hill  
(Runner-up Tyler Clippard)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは、
シーズンレビューの書き上げお疲れ様でした。楽しく読ませいただいたのと、やはり応援されている方の視点は違いますね。本来なら投手のレビューを一番楽しみにしていたのですが、諸事情によりコメントが遅くなりました。

今季は投手陣にとって新球場やら色々とタフな面があったとはずですが、総じて健闘したのではないかと思います。NLEASTはどこも打線が好調で厳しい地区でしたものね。来季は何としてもBalester、Bergman、Hillの中から一枚でもいいからローテを守って欲しいですね。ルーキーの昇格は夏頃で良いと同じように思います。あと、Clipperdは一昨年がデビューだと思いますが、Seattle戦で勝った後の降格は惜しかったなという気がしました。

estoppel さんのコメント...

>総じて健闘した
そうですね。特にフルシーズン戦った3人についてはシーズン序盤からずーっとよく頑張ってきて、打線の援護がないまま最後は力尽きた、という印象です。

Clippard。ご指摘ありがとうございました。訂正しておきました。