2008年11月16日日曜日

08 Season Review 12 & Off Season Outlook : Right Fielder

(2008 Season for Nationals:GSは右翼手としての先発数。その他の成績は全成績)
GS AB R HR RBI AVG OBP SLG SB
Austin Kearns 83 313

40

7

32

.217 .311 .316 2
Elijah Dukes 66 195 48 13 44 .264

.386

.478 13

 未完の大器と言われて久しいAustin Kearnsですが、今季は更に失望のシーズンとなりました。開幕から5試合だけ好調で、その後はもう全然ダメ。故障で(というか不振を故障のせいにするという大相撲でありそうな話で)何度も離脱を繰り返した挙句、8月24日にシーズンを終了してしまいました。空いたスポットを埋めたのがElijah Dukes(偶然にも、両者の離脱のタイミングが上手くずれていました)。出場した試合では素晴らしい活躍を見せ、来季への期待が高まりました。ただし、Dukesのライト守備は(強肩を除き)いま一つでした。

 契約が残っている(レッズからトレード獲得した翌年07年に3年契約+1年オプションを結んでいる)ことから、来季もKearnsが先発するしかなく、復活を神様に祈るしかないのか、と思っていたところに入ってきたのがトレードでのJosh Willinghamの(Bowden GM曰く外野手として)獲得の報。

 センターの記事で書いたとおり、Lastings Milledgeを両翼にコンバートする案が浮上しており、かつレフトのレギュラーと目されるWillinghamを獲得した以上、来季のライトはMilledgeが軸になると思われます。Milledgeは何げにチーム本塁打王、打点王、盗塁王でした。健康に1年を過ごした数少ない選手だから、ということで片づけられるかもしれませんが、実は後半戦の成績が299/355/448と、前半の245/312/368から大きく成長したと見ることもできます(ナッツファンとしては、1年我慢して使い続けてきた成長の証と信じたい)。今季は実は4番に入ったときの成績が一番良かった(打率3割超)のですが、チャンスでは打てず(得点圏の成績241/316/316)、パワーもなく、大振りして調子を崩す傾向があるため、現状では6番くらいで打たせたいところです。

 このまま、年俸8M(このままならGuzmanとならんでチーム最高給)のKearnsをベンチに置くなんてばかばかしいし、Bernadinaの出番を奪ってしまうので、なんとかトレードをまとめてきてください。お願いです。

2009開幕予想: Lastings Milledge
(back-up Roger Bernadina)

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