PA | R | HR | RBI | AVG | OBP | SLG | SB | |
Nijer Morgan | 111 | 19 | 1 | 7 | .388 | .418 | .495 | 14 |
Adam Dunn | 110 | 15 | 6 | 18 | .319 | .427 | .615 | 0 |
Ryan Zimmerman | 108 | 19 | 7 | 23 | .240 | .296 | .469 | 0 |
Josh Willingham | 106 | 16 | 7 | 23 | .330 | .415 | .648 | 2 |
Nick Johnson | 104 | 13 | 1 | 11 | .294 | .423 | .365 | 1 |
先月から調子を上げていたJosh Willinghamが、レギュラーとして安定的に出場機会を得るとともに大ブレーク。2本の満塁弾を放った試合に象徴されるように、シーズン序盤にホームランといえば全てソロだったのがうそのように、クラッチヒットを放つようになり、打点もチーム最多タイとなりました。タイ、というのはRyan Zimmermanと同じなのですが、Zimmermanは打率がわずか.240にも係わらずこの打点数というのは、これもある意味クラッチ振りを示していると言えます。
6月不調だったNick Johnsonも調子を上げ、月末のトレードに向けて価値を上げていきました。ただ、本当はもう少し長打が欲しかった。調子を上げたという意味では、Adam Dunnもそう。打率、出塁率ともぐんぐん上げ、キャリアベスト(これまでは.266/.400がベスト)の数字を残しそうな勢いです。もちろん、40本、100打点ペース。
そして、忘れてならないのが、6月末にトレードでやってきたNyjer Morganの活躍。1番センターの座をがっちりつかみました。守備も素晴らしいが、打撃もちょっと驚きです。月間の40安打というのは、イチローの50安打を何度も見ている日本人には大したことない数字に見えますが、それはそれはたいしたものです。そして盗塁。本人の盗塁数が増えたのみならず、チーム全体の走塁への意識にも変化を与えているようにも感じます。
Picher of the Month: John Lannan
G | IP | W | L | S | K | ERA | WHIP | |
John Lannan | 6 | 43.2 | 2 | 3 | 0 | 11 | 3.30 | 1.21 |
Craig Stammen | 5 | 34.0 | 2 | 2 | 0 | 13 | 3.18 | 1.12 |
Jordan Zimmermann | 4 | 21.2 | 0 | 2 | 0 | 23 | 4.57 | 1.52 |
Mike MacDougal | 11 | 9.2 | 0 | 0 | 3 | 3 | 5.56 | 2.07 |
Sean Burnett | 12 | 12.0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0.75 | 0.67 |
Joe Beimel | 11 | 9.0 | 1 | 1 | 0 | 7 | 3.00 | 1.11 |
Tyler Clippard | 10 | 17.0 | 1 | 1 | 0 | 22 | 2.12 | 1.00 |
Jordan ZimmermannとScott Olsen(2GS/4.30/)が故障で離脱し、Ross Detwilerが不振でマイナー行きとなりました。代わってローテーションに入ったのは、メジャーデビューとなったJ. D. Martin(3G/7.50/1.50)と、昨季に続いてチャンスを与えられた、Collin Balester(2G/4.00/1.00)とGarret Mock(3G/7.24/2.12)の3人。いずれもAAAでは素晴らしい好成績を残してきました。投げてみた結果は、Martinは不運もあって未勝利ながらまずまず。Balesterはいい感じに見えます。Mockはなぁ・・・個人的には好きなんですが、打たれすぎですね。
1か月を通じてローテーションを守ったのは、John LannanとCraig Stammenの2人。2人ともよくがんばってくれています。スタッツではStammenのほうが上回っていますし、5試合中4試合でクオリティ・スタートを記録し、完投勝利もありました。しかし、印象度では圧倒的にLannan。21日のメッツ戦での完封勝利の印象が強烈過ぎます。
今月はブルペンが好調。MorganとともにパイレーツからやってきたSean Burnettが驚異的な好成績。万を持して昇格してきたTyler Clippardも高い奪三振率で好投を続けています。またJason Bergmann(2.79/1.45)、Logan Kensing(2.35/0.78)も、表には載せていませんが、がんばっています。一方、心配なのは、クローザーのMike MacDougal。セーブ失敗こそ1つしかありませんが、三振も奪えないし、防御率も良くありません。こんな調子では、Clippardクローザー昇格論が出てくるのも時間の問題でしょう。なお、先月良かったJurian Tavarezが急失速であっさりDFAされてしまいました。なんだか、もったいない。
Rookie of the Month: Craig Stammen
上記の通り先発ローテーションにしっかり定着しました。球速は決して速くないものの飄々とした表情でどんどんストライクを取っていくところなど、Lannanの右投げ版、と呼びたくなるほどタイプが似ています。対戦相手の研究も進んでくるでしょうから、これからも同じような成績を残せるかは不透明ですが、これからも応援していきたい投手になってきました。
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