ナショナルズがCristian Guzmanをウェイバー公示し、claimする球団がないままクリアしました。これで、8月いっぱい、7月中と同じように他球団にトレードすることができます。一時、レッドソックスがclaimした(獲得に名乗りを上げた)という情報が入ってきましたが、誤報だったようです。
昨季に続き、今季もここまで打撃好調のGuzmanですが、トレードで出せるなら出したほうがいいのではないかと個人的には思います。
まず、Guzmanの契約が高額(今季残り200万ドル+来季800万ドル)であること。昨季のオールスター出場の活躍を見て、前GMが結んだものですが、当時から高い印象がありましたが、世界金融危機後の今日では明らかに払い過ぎとなっています。この負担を除くことができれば他に資金が使えます(あえて記事にしていませんがStrasburgとの契約期限が迫っています・・・)。
また、打撃は確かに契約に見合っているかも知れませんが、守備の衰えは目を覆うものがあります。UZRという数字で見ると、ショートとして一定の出場機会を得ている21人の中で18番目の評価を受けていたりします。現在のナショナルズの若い先発投手陣(特にJordan Zimmermannが離脱した後の残りのメンバー)は、基本的に打たせて取るタイプなので、彼らを育てていくには特にショートは守備を重視していくべきではないかと思います。
Guzmanを放出したら誰がショートを守るのか、という問題はありますが、セカンドのレギュラーとしてやっていけるかどうか試されているAlberto Gonzalezをショートに戻してもいいし、40人ロースターに入っていて現在はAAAでプレーしているIan Desmondを引き上げてもいいと思います。個人的にはDesmondを試してみて、ダメならオフにFA選手からJack Wilsonをはじめとする守備重視の補強をすればいいと思います。
噂に上がったレッドソックスはALのWC争いのトップに立っているとはいえ、打線が不調、Jed Lowrieが故障離脱しているところであり、Guzmanは役に立つと思われます。贅沢は言いません。決してトッププロスペクトを欲しいとか言いませんので、どうでしょうか?
2009年8月11日火曜日
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