Pitcher of the Month: Jason Marquis
Livan、Lannan、Gorzelannyも期待以上の投球を続けています。逆に期待に応えきれていないのがZimmermann。奪三振率は故障前(2009年)の9.1K/9から半分以下に低下。Strasburgがいなければエースというレベルの投手と期待しているのですが、次第に不安になってきました。特に、試合が進み打線が2周目になると打たれる傾向があるのも懸念材料です・・。ともかくローテーションはしっかりしているので、AAAでMayaやDetwilerが好投してもなかなかチャンスを与えられないといううれしい誤算が生じています。
ブルペンでは、開幕直後はBurnettの安定感が抜群でしたが、次第に調子を落としました。でも入れ替わるようにStorenがどんどん支配的な投球をするようになり、結局自責点は今季初登板の試合での1点のみ。Riggleman監督は相変わらず認めませんが、現時点では間違いなくチームのクローザーです。そしてClippard。登板過多の懸念を払拭する快投を続けています。三振が欲しいピンチで出てきて何度救ってくれたことか。Storen以上の貢献と言っていいと思います。
Hitter of the Month: Wilson Ramos
ひど過ぎます。Ramosと故障離脱のZimmermanを除くレギュラー陣で最も高い打率がDesmondの.239だなんて、あんまりです。もういちいちコメントしていくのもつらいのですが、がんばりましょう。
Werthの7打点って何ですか。本塁打が4本なので4打点は自分自身。つまりたった3人しかホームに迎え入れていないということです。1,2番を打ったEspinosa、Desmond、Ankielが塁に出てくれなかったということもあるかもしれませんが、得点圏打率が.190ですから人のせいにできません(本塁打は全部ソロ)。そろそろブーイングを浴びせたくなってきました。LaRocheはほんとに打てません。スロースターターとして有名ですが、そんな悠長なこと言っていられるのは周りが打つチームにいてこそ。4番なんだから。Morseはスプリングトレーニングはまぐれだったということでしょうか。一時復活の兆しを見ましたが、4月最後の1週間はまた18打席で1安打無四球に逆戻り。
Desmondは、開幕直後の大不振からはちょっと復活しましたが、歩けないことは明らかなので、リードオフはダメでしょう。盗塁数(盗塁死わずかに1)は目を引きますが、下位打線でお願いします。しかし代わったEspinosaも、開幕直後の好調から一転、リードオフに座ってからは、.194/.253/.347という物悲しい数字に終わっています。うむむむむ。
控えのベテラン勢は・・・。Stairsはとにかく今すぐカットを望みます。代打Marquisのほうがまだ期待できます。
その中で頑張ったのが捕手の2人。Pudgeは打率こそ伸びませんが、貴重な場面で右方向へのタイムリーヒットを打ってくれた印象が強烈。相変わらず併殺王ですが許します。そして、Ramos。ほとんど1人で打線を引っ張っている印象。ルーキーの捕手に4番を打たせることになるなんて思いもしませんでした。他の野手、しっかりしろって。
Rookie of the Month: Wilson Ramos
対象者はRamos、Espinosa、それにルール5ドラフトで残っているBrian Broderickの3人。Broderickは緊張でガチガチだったデビュー戦、第2戦で派手に打たれた後は、安定した成績で5試合で好投(3試合では1イニングを三者凡退。5試合目で1塁に残したランナーを後を受けた投手に返された自責点1のみ)。防御率は7.56と大きな数字が残っていますがWHIPは1.32。十分戦力として生き残っています。
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