2010年6月2日水曜日

2010年5月チーム月間MVP 

 投打ともなかなかの一カ月でした。

Hitter of the Month: Josh Willingham
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Ryan Zimmerman 128 22 7 18 .284 .375 .523 1
Nyjer Morgan 115 13 0 2 .223 .286 .252 5
Adam Dunn 114 15 6 18 .313 .395 .616 0
Josh Willingham 107 17 7 22 .280 .439 .598 0
Ian Desmond 98 10 3 17 .272 .296 .402 0
Cristian Guzman 90 14 0 8 .381 .411 .452 0
Roger Bernadina 82 7 2 12 .250 .284 .434 1

 好調。5月終了時点で、AVE(Guzman .327)、OBS(Willingham .438)、SLG(Zimmerman .603)の3部門でなんとナ・リーグトップだったりします。Guzmanはセカンド、ショート、ライトと動かされながら、打席では安定感を維持していて立派です。守備面でも、どのポジションでも十分に仕事をしています。このまま好調を維持して(仮にナショナルズがペナントレース争いから脱落する場合には)いいプロスペクトと交換できることを願います。Willingham、Zim、Dunn(打率3割超!)は、3人併せて20本塁打58打点(シーズン40本116打点ペース)とよく打ちました。特にWillinghamは3人の中でも最高の成績を残しました。Morganの不振はかなり深刻。やはり彼が起爆剤になってくれないと得点力は上がりません。頼むよ。Desmond、Bernadinaの両ルーキーはまずまず。Desmondはいいところで打っている印象がありますが、出塁率の低さが気になります。
 
Picher of the Month: Luis Atilano
G IP W L S K ERA WHIP
Livan Hernandez 6 36.0 1 2 0 17 3.25 1.31
Craig Stammen 6 33.1 0 2 0 17 4.86 1.44
Luis Atilano 6 32.0 3 1 0 14 5.63 1.59
John Lannan 5 28.0 1 1 0 8 4.50 1.43
Scott Olsen 4 22.1 0 1 0 14 3.22 1.25
Matt Capps 12 11.0 0 1 7 8 5.73 1.27
Tyler Clippard 14 16.2 4 3 0 17 3.24 1.26
Drew Storen 6 5.2 1 0 0 5 1.59 1.06

 先発投手陣では、2人とも援護がなく勝ち星は伸びませんでしたが、LivanとOlsenの2人はかなりの好投をしてくれました。Lannanも落ち着いてきました。そんな中、今月の勝ち頭はルーキーのLuis Atilano。6先発のうち2試合では自責点6と激しく打ち込まれましたが、その他の試合はしっかり作り、特に最後の2登板でTim Lincecum(SF)、Roy Oswalt(HOU)という2人のメジャーを代表する投手を相手に勝ち投手になったことは高く評価できます。

 ブルペンでは、Clippard-Cappsの必勝リレーはやや失速。特にCappsは、セーブ失敗は1つだけですが、三振が取れなくなってきているので心配です。しかし、ここには代表としてStorenだけを挙げましたが、Doug Slaten(1.13)、Tyler Walker(2.93)、Miguel Batista(3.00)、Sean Burnett(3.00)と現在ロースターにいる全ての投手が防御率3.00以下という素晴らしい投球を見せてくれました。誰かが調子を落とせば誰かが良くなる、というのはとても良い傾向です。

Rookie of the Month: Luis Atilano
 野手ではBernadinaがライトのレギュラーの地位をほぼ固めるいい働きを見せました(月の終わりで少し調子を落としていますが・・)。またDesmondも引き続きまずまずの働きを見せています。一方投手では、昨年のドラフト1巡目全体10位のDrew Storenがメジャーデビューし、堅実な使われ方をして結果を残しつつあります。

 しかし今月のRoMはAtilano。先月も2勝を記録していましたが、まだ評価するのは早いと書きました。注目していた今月、打たれる日はありましたが、上記の通りしっかり結果を残しました。よく頑張りました。

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