2010年6月7日月曜日

6/5-6 L2 (Atilano、Stammenが好投も連敗)

6/5 (見苦しい試合)
Nationals 1-5 Reds Season 27-30 (L1)
Pitching: Atilano(L5-2), Walker, Burnett, Batista, Slaten
Hitting: Desmond(2/4), Zimmerman(1/3 BB R)
 先発のAtilanoは7回を投げて6安打1四球6奪三振で失点2(自責点1)とデビュー以来ベストと言っていい内容でした。しかし打線が援護できず。こちらもルーキー(昨年のドラフト全体8位指名入団でマイナーを経験せず開幕からローテーション投手として好投を続ける新人王候補)Mke Leakeの前に、1回、2回、4回と先頭打者を出しながらも無得点。6回に相手エラーで1点を拾うのが精一杯。Atilano降板後にブルペンが打たれて点差が付きましたが、序盤に点をとっていれば全く違った展開となったでしょう。
 終盤は荒れました。8回、追加点のタイムリーを打ったレッズのBrandon Phillipsが、次打者への暴投の間に2塁へ進んだのみならず、3塁を狙って走る途中でショートのIan Desmondと交錯。3塁は余裕でタッチアウトでしたが、走塁妨害がコールされてセーフ。映像を見る限りDesmondは必死で避けよう、逃げようとしているのにPhillipsがぶつかって行っているようにも見えます。抗議したRiggleman監督が退場となりました。その後、PhillipsのNievesへのタックル、BatistaのPhillipsへの(故意)死球と続く見苦しい試合となりました。

6/6 (Cappsまたセーブ失敗)
Nationals 4-5 Reds (10) Season 27-31 (L2)
Pitching: Stammen, Storen(H3), Clippard(H12), Capps(BS4), Slaten(L2-1), Batista
Hitting: Bernadina(2/3 2BB R), Morse(1/1 double 2RBI), Desmond(2/5 double R RBI SB)
 先発のCraig Stammenが7回2死まで投げて7安打無四球1失点。2-1という僅差のリードを保ちながら、ゴロを打たせ続ける投球は今季一番の内容でした。7回2死2塁の場面で、まだ66球だったのに降板させた采配には疑問を感じましたが、Storenがきっちり次の打者を打ち取ると、8回、そして9回1死までClippardが抑えたところまでは完璧なリレーでした。このまま終れば采配についてとやかく言われることはなかったでしょう。
 しかし9回1死走者なしの場面で登板したCappsが、対戦した最初の3人に二塁打、二塁打、本塁打と打たれ、あっという間に2-4と逆転を許しました(怒)。Stammenは、試合後、Stephen Strasburgの昇格に伴ってマイナー降格を通告されただけに、なんとか勝ち投手にしてやりたかった・・・。Capps、どう落とし前をつけるつもりなんだ!Cappsは5月17日以来の最近10試合のうち7試合で失点し、計14失点(9自責点)。この間セーブ失敗が4つ。確かに守備に足を引っ張られることもありましたが、それにしてもひどすぎる。そろそろStorenへのクローザー交代を考えるべきではないかと思います!

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 若い先発投手が好投しても、打線が援護できず、ブルペンが打たれ、守備も足を引っ張って・・・。開幕から5月半ばまでは好調だったナショナルズ。この23試合は7勝16敗で、貯金5から借金4まで転落しました。チーム状態としてはよくない中で、1日オフで、次戦はいよいよStrasburgのデビュー戦です。チーム再生の起爆剤となることができるでしょうか。

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