2009年12月2日水曜日

09 Season Review 6 & Off Season Outlook: 2B/SS

(2009 Season:GSは二塁手としての先発数。その他はナショナルズでの全成績)
GS PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Anderson Hernandez 61 255 23 1 23 .251 .310 .320 5

Alberto Gonzalez

40 316

31

1

33

.265 .299 .351 1
Ronnie Belliard 36 204 26 5 22 .246

.296

.374 2

 (軽い故障で1週間出遅れましたが)開幕時のレギュラーはAnderson Hernandezでした。昨季途中にメッツから移籍してきて好成績を残し、ドミニカでのウィンター・リーグでも首位打者を獲得。大いに期待して迎えた今季でしたが、とにかく守備の評価が低く、打撃でも日を追うごとに数字を落とし、失望させられました。Manny Acta前監督が解任されるとともに出番を失い、8月上旬に遂に(ただ同然で)メッツに放出されてしまいました。

 Hernandezが自滅した後は、Ronnie BelliardAlberto Gonzalezが出場機会を得ました。Belliardは契約最終年となった今季、前半は評価を落としていましたが、出場機会を得た8月に月間成績.354/.391/.615という驚異的な数字を残し、8月末にドジャーズへと移籍していきました(さらにドジャーズでも同じような成績を残しレギュラーとしてプレーオフを戦いました)。短期間で評価を上げ、トレードバイトとなってくれたことに感謝しています(交換相手はVictor GarateLuis Garciaの2人のブルペンのプロスペクト)。Belliard移籍後は、主にGonzalezが使われ、9月にはIan Desmondも5試合試されました。8月を除けば「チームの穴」というのが実態でした。

[SS] 
(2009 Season:GSは遊撃手としての先発数。その他はナショナルズでの全成績)
GS PA R HR RBI AVG OBP SLG SB

Cristian Guzman

115 555

74

6

52

.284 .306 .390 4
Alberto Gonzalez 31 316 31 1 33 .265

.299

.351 1
Ian Desmond 14 89 9 4 12

.280

.318 .516 1


  Cristian Guzmanがほぼレギュラーとして出場。前半戦は3割を超える打率を維持しましたが、後半は故障もあり失速。打率はともかく出塁率.306という数字はとても上位打線を打たせられるものではありませんでした。守備が悪い悪いと言われていますが、個人的にはそんなに悪くなかったと思っています。少なくとも安心して見ていられるディフェンスでした。

 シーズン終盤にはIan Desmond(写真)が昇格し、Guzmanの故障離脱もあって出場機会を得ると、インパクトのある活躍を見せました。今季はAA、AAAの97試合で.330/.401/.477の好成績を残して評価を急上昇させ、セプテンバーコールアップでも期待に応えました。ただ、マイナーでの成績(マイナーでの最多本塁打は07年の13本で、今季は7本のみ)を見る限り、今季の89打席で4本塁打というのはでき過ぎに映ります。守備でも荒さが目立つことから、もう少しAAAで鍛えてくるべきかな、という印象を持ちました。

[オフ・来季の展望]
 最も不透明なのがこの二遊間。現有戦力の契約ステータスを確認すると、Guzmanが2年契約の最終年ですが、年俸800万ドルはいかにも高額。Gonzalez、Desmondはまだ年俸調停前。

 報道によれば、Jim Riggleman新監督は今季までショートを守っていたGuzmanをセカンドにコンバートしたい意向とのこと。守備範囲が狭くなっているという懸念からのコンバート案ということですが、どうかなぁ・・・・。少し疑問です。まず、守備が悪いという評価ですが、懸念するほどのものとは思えませんでした(参考資料)。また、シーズン中のトレードバイトとしての価値を考えるとショートに置いたままのほうがいいのではないかとも考えられます。とはいえ、既に今季終盤にGuzmanと首脳陣と話し合いの場が持たれた事実もあり、そういう方向で進んでいきそうです。

 この場合、ショートにはFA選手(またはトレード獲得選手)という案と、Desmondという案があります。9月の活躍を見るとDesmondを推したくはなりますが、Hernandezの例もあるので安易にレギュラーを与えるのもどうか。Guzmanのセカンドコンバートを前提とすると、あまり高額でない守備的なショートをFA(Adam EverettNick Green?大穴はOrlando Cabrera)、あるいはトレードで獲得し、スプリングトレーニングでDesmondと競わせるという感じでしょうか。結果的にDesmondが勝ち残ればそれはそれでめでたいことですが、今のところそこまで期待してません。

 個人的には、守備力はともかく、出塁率の低さは懸念に値するものだと思うので、Guzmanをショートとして使いたい球団があればトレードし(対価はプロスペクトが欲しい)、FAでセカンドも獲得してしまえばいいのではないかと思います。1つの可能性はOrlando Hudson。Type Aでしたが、ドジャーズが年俸提示しなかったのでドラフト指名権は失わないで済みます。他にはJuan UribeAdam Kennedyあたりも候補。800万ドルが残る年俸がネックと言われていますが、年俸負担してでも出せるなら出すべき。まあ、それでも難しいかな・・・。

2010開幕予想:
2B Cristian Guzman (ダークホース: Orlando Hudson)
SS Adam Everett (ダークホース:Ian Desmond )

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