前日のCappsに続き、7月30日の試合前にはCristian Guzmanがレンジャーズへトレードされることになりました。2005年の球団ワシントン移転からずっと40人ロースターに入り続けた最後の選手が去りました。
Cristian Guzman (2009 Season for WAS)
89G 346PA 44R 2HR 25HR 17BB 53K .282/.327/.361 4SB
ワシントン・ナショナルズ誕生のオフに大型契約してから山あり谷ありの5年半でしたが、ここ数年は打率をしっかり残す打者(ほとんど四球がないので出塁率は上がりませんでしたが)として、それなりに貢献してくれていました。
契約最終年となっていた今季は、開幕前からトレードできればいいなあとは思っていましたが、Desmondの成長(している、と信じたい)によって守備位置を失うことから出場機会が減ることが懸念され、また800万ドルという高額年俸もあって、なかなかトレードは難しいとされてきました。しかし、開幕からしっかり打撃成績を残してセカンドの守備機会のかなりの部分を得て、アピール。ア・リーグ西地区で堂々と首位を走るレンジャーズでプレーオフへの挑戦権を得ることになりました。Cappsの場合と同様、新天地で頑張ってください。
Guzmanと残り年俸の大部分をカバーする200万ドルの資金と交換でナショナルズが獲得したのは、Ryan TatuskoとTanner Roarkの両右腕。今季はAAで先発・ブルペン両方で使われてきました。Tatuskoは2007年のドラフト18順目、Roarkは2008年の25順目の大卒入団でまだ年齢的にも若く、それなりに期待感はあります。今後2人がどう育つかは未知数ですが、とりあえずGuzmanを何がしかの対価を得て出せただけでも良しとしましょう。
Ryan Tatusko (2010 Season for TEX(AA))
24G 100.0IP 40BB 58K 2.97/1.34
Tanner Roark (2010 Season for TEX(AA))
22G 105.0IP 33BB 75K 4.20/1.39
2010年7月31日土曜日
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