2009年2月15日日曜日

09 Spring Training Outlook 2 (Relief Pitchers)

 昨季開幕時からは大きく顔ぶれが変わることになったブルペン。(08シーズンレビューはこちら

 スプリングトレーニングの注目は、①Joel Hanrahan(27)がクローザーとしての信頼を勝ち得るか、②Mike Hinckley(26)の昨年9月は物か、③Garret Mock(26)の役割がどうなるか といったところです。

 過去数年間不動のクローザーを務めてきたChad Corderoが開幕から故障離脱(オフに退団)、代わっていい前半戦はいい仕事をしたJohn Rauchは夏にD-backsへトレードされ、Hanrahanがクローザーの地位を与えられました。昨季から本格的にブルペンに回ったHanrahanでしたが、コンバートは成功。クローザーの地位を前提としてスプリングトレーニングに入ります。ただ、制球難という評がどうしてもついて回りますので、まずはしっかり信頼を確立させて欲しいところです(ちなみに、昨春のHanrahanは9G 13IP 0W 0L 0S 15K ERA0.00 WHIP0.31という驚異的な成績で、当ブログの3月のPitcher of the Monthに選びました)。  

 セットアッパーはSaul Rivera(31)の予定。彼は昨季開幕からいました。過去2年で161試合(つまりチーム試合数のほぼ半分)に登板してきたので、勤続疲労がやや懸念され、WBCのプエルトリコ代表候補に挙がっていますが、回避してほしいというのが本音です。

 続くのは、右腕のSteven Shell(26)と左腕のHinckleyの、ともに昨季与えられたチャンスで好成績を残した投手。Hinckleyはわずか4年前の05年にはBAでチームナンバー1のトップ・プロスペクトと評価されていましたが、その後まったく結果が残せないまま評価を下げ、08年にはトップ30からさえも落ちてしまい、そこから這い上がってきました(先日発表された09年ランキングでは22位)。9月に昇格を果たし、14試合をなんと自責点0で切り抜けました。現時点では左投手ということもあり開幕メジャーが濃厚と言われていますが、スプリングトレーニングでしっかり結果を残すことが必要です。

 もう1人、ロースター入りが固いのがMock。昨季6月に先発としてメジャーデビューしましたが今一つの結果に終わった一方、シーズン終盤に昇格後はブルペン投手として23試合に登板し、被打率.181、投球回数を上回る三振を奪い、適性を見せていました。まだ先発投手に戻す可能性もありますが、先発時とリリーフ時での球速の差なんかを考えるとこのままブルペンに置いた方がいいと思います。ただし、役割はわかりません。昨季のようにスウィングマンとして使うのはややもったいなく、セットアッパーくらいにはなれるのではないかと見ています(ゴロ率の高さなどからDerek Loweと比較する声もあります。Loweもボストンではクローザーやってましたね)。

 残る3つ(4つ?)の席をめぐる争いは混戦。40人枠に入る選手では、昨季デビューしたもののやや成績を残せなかったMarco Estrada(25)とルール5ドラフトのTerrell Young(23)、招待選手ではWil Ledezma(28)、Jorge Sosa(31)、Gustavo Chacin(28)、出戻りのJesus Colome(31)あたりが争うことになるでしょうか。せっかくルール5ドラフトの全体1位で指名したのですから、Youngには結果を残ってほしいところ。先発投手として育成されてきたが結果が出せない、40人ロースターに入っているJason Bergmann(27)、Michael O'Connor(28)あたりも、ブルペン争いに回ってくる可能性があります(個人的にはBergmannにはもう一度先発でチャンスを与えてあげたいけれど)。

0 件のコメント: