2009年2月21日土曜日

Spring Training Outlook 8 (OF)

 昨季からの残留組は、Lastings Milledge(23)、Elijah Dukes(24)、Austin Kearns(28)、Willie Harris(30)、それに不振を極めたWily Mo Pena(27)。加えて、オフに入って早々にJosh Willingham(30)をトレード獲得したことから、この選手たちでポジションを争い、Penaに代わって1人くらい若手にチャンスが与えられるかどうか、と見ていました。(08シーズンレビューはそれぞれレフトセンターライト

 ところがAdam Dunn(29)の獲得により、状況は大きく変わりました。むろん、Nick Johnsonが健康ならという条件付きですが、Dunnがレフトに回る可能性は十分ありそうです。そうすると、外野はMilledge、Dukes、Kearns、Willingham、HarrisにDunnを加えるともうそれで6人。けがさえなければ、Penaを含めその他の選手に付け入るすきはなさそうです。

 ポジションは、レフトはDunnで確定。センターのレギュラーについても、Dukesのほうがいいのではないかという声もあります(私もこの意見)が、Milledgeで行くとアクタ監督が明言しています。とすると、ライトをDukes、Kearns、Willinghamが争うということになります。ここの争いがこのスプリングトレーニング全体でも、最ももあり上がるでしょう。Dukesは使って欲しいんだけどなあ。

 40人ロースターに入っている若手では、Roger Bernadina(24)、Justin Maxwell(25)、Leonard Davis(25)の3人がスプリングトレーニングでアピールしようとがんばるはずです。それぞれに楽しみにしているのですが、現状ではAAAスタートが濃厚となっており、ちょっと残念です。また、昨年のドラフト2順目のDestin Hood(18)も招待選手として呼ばれています。こちらは、ほんのちょっと経験を積ませるというだけでしょうから、どのくらい通用するのか見るだけで楽しみです。 
 
 招待選手には、このほかCorey PattersonRyan LangerhansJorge Padillaも入っています。Padillaはウィンターリーグでもかなり目立つ活躍をしていたのですが、残念ながらチャンスはもらえなさそうです。

 可能性としては、開幕までの間にトレードで整理してくることも十分考えられます。個人的には、Dukesは残して欲しいなあ・・・・。

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