2011年3月7日月曜日

ST 3/7 Harper 2二塁打2打点、他いろいろ

 なんだかいろいろあったこの試合。結果的には、8回裏にHarperの2本の二塁打などで9点というビックイニングを作って逆転勝利(BOX)。

 まずはその8回裏。5-8とリードされて迎えたこの回、先頭のCoraがシングルで出塁しての無死1塁から、前の回から守備に入っていたBryce Harperが叩きつけた打球で一塁手の頭を越すライト線への二塁打。この後2死満塁となって、Bixlerの走者一掃二塁打、Ankielの2ラン、Harperのこのイニング2本目となる2点タイムリー二塁打(今度はライト線へライナー)など、怒涛の7連打で9点を奪ってしまいました。Harperはこれで打率3割超。おいおい。

 しかし、8回裏はしょせんアリゾナ秋季リーグと同クラス以下の若手投手が相手でしたので、あくまで参考記録。それよりもっと大事な、開幕ロースター争いという点でのこの試合の見どころはそれ以前にありました。

 まずはBernadina。1番センターで先発すると、いきなり先頭打者としてバント安打で出塁、かさず二盗成功。第2打席は2死満塁で回ってきて押し出し四球。素晴らしい!そろそろ、Morganを切ることを決断すべきときではないでしょうか。

 続いて投手陣。先発したMayaはピリッとしませんでした。失点こそ先頭打者Michael Bourn(昨季605打席で2本塁打)に打たれた本塁打の1点のみにとどめましたが、5安打1四球で3回2死で球数制限に達してしまい降板。ローテーション入りに向けてはちょっと後退かな。2番手のMockは最悪。連続四球でランナーをためて3ランと、前回と同じ失敗を繰り返しました。さすがに、もうダメだな。もう1人心配なのがStoren。先頭打者に三塁打を打たれるなど、1イニングを3安打2失点(Espinosaのエラーがあり自責点は1)。登板3試合全てで複数失点。クローザー争いどころか、開幕マイナーもちらつきます。一度プレシャーから解放してあげたほうがいいかもしれません(なお、クローザー争いに加わると言われていながら、ビザ問題で合流が遅れたHenry Rodriguezは既にキャンプ地で調整中。まもなく実戦登板予定とのこと)。

 なお、John Lannanはマイナーリーガー相手に登板し、4イニングを1失点にまとめ、順調だったそうです。

◎よくできました◎
Roger Bernadina 1/2 BB RBI K SB(2) .357
Jeff Frazier 1/1 BB R SB(1) .444 頑張ってますね。
Danny Espinosa 2/5 R 3RBI K .333 E(2) 2死満塁からのタイムリーと1死3塁で内野ゴロで計3打点。立派です。
Alex Cora 2/2 double 2R RBI .444
Bian Bixler 1/1 2R 3RBI .625

▲がんばりましょう▼
Garret Mock 1.1IP 3ER(4R) 2H 2BB 18.00 
Drew Storen 1.0IP ER(2R) 3H 2K 18.00
Jason Werth 0/4 3K .077 Morganに次ぐ低打率ですが、立場が違います。

☆プロスペクト☆
Bryce Harper 2/2 2doubles 2R 2RBI .308
Cole Kimball 2.0IP 0ER H 3K 2.25 素晴らしいの一言。マイナーに送るのはもったいない。
Derek Norris 0/1 K .400 8回裏1死満塁で代打で登場しましたが、空振り三振。
Ryan Mattheus 1.0IP ER 2H K 今春初登板。

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