2009年9月8日火曜日

09年8月チーム月間MVP

Hitter of the Month: Ryan Zimmerman
PA R HR RBI AVG OBP SLG SB
Ryan Zimmerman 120 23 7 23 .350 .442 .670 2
Adam Dunn 117 20 9 17 .297 .453 .659 0
Josh Willingham 114 17 5 18 .250 .360 .479 0
Cristian Guzman 112 16 1 13 .288 .321 .413 3
Elijah Dukes 102 7 2 22 .261 .333 .409 0
Nijer Morgan 101 15 0 5 .307 .371 .364 10
Ronnie Belliard 65 14 3 13 .361 .400 .590 2

 チーム全体が打撃好調でしたが、特に打線の軸となったのがRyan ZimmermanAdam Dunnの2枚看板。この2人、OPS(OBP+SLG)1.112というMVP級の数字で全く同じ数字となりました。シーズン本塁打数はZimmermanが27本、Dunnが35本まできました。それぞれ30本、40本の大台までもう一息。100打点はともに余裕の射程圏です。Elijah Dukesが打点22と勝負強い打撃。昨年は高かったのに今年は出塁率が上がりません。四球を選ぶことを意識すれば、全体として成績が向上するだろうに。前月大活躍したJosh Willinghamはさすがにペースダウンしましたね。Nyjer Morganは素晴らしい内容。怪我による離脱が本当に悔やまれます。

 控えで好調だったのは、Ronnie BelliardAnderson Hernandezのトレード放出、Alberto Gonzalezの不振から与えられたチャンスで好成績を残し、見事、優勝争いをしているドジャーズへのトレードにつなげました。がんばってね、ありがとう。

Picher of the Month: Mike MacDougal
G IP W L S K ERA WHIP
Garret Mock 6 32.2 3 2 0 33 3.31 1.47
Craig Stammen 6 27.0 1 2 0 13 7.00 1.48
J. D. Martin 5 27.0 3 1 0 10 3.67 1.37
John Lannan 5 26.0 1

1

0 11 6.92 1.73
Mike MacDougal 13 14.0 0 0 8 10 0.00 0.64
Tyler Clippard 13 18.2 1 0 0 20 2.41

0.96


 全体的に不安定な投手陣でしたが、チームが勝ち星を伸ばしていけたのは、クローザーのMike MacDougalが安定していたことが大きな要因です。先月の不安定さはどこへやら。文句の付けようのない成績です。もう1月早くこの調子が出ていればフラッグディールトレードの候補に名前も挙がったでしょう。他にも、ブルペンではTyler Clippardが先月に続いて好投。この奪三振率は本当に魅力的です。一方、先月は好投していたSean BurnettJason BergmannLogan Kensingがそろって大きく成績を落としました(KensingはDFA)。先月のJurian Tavarezもそうでしたが、登板過多から来るものに見えます。もう少し起用法考えて欲しい。
 
 ブルペンが登板過多になったのには、当然ながら先発陣の不振が響いています。特にエースJohn Lannanは何か問題がありそうな投球が続いており、28日の登板で8回2失点と好投するまでの4試合ではなんと防御率9.00でした。身体的な故障でなければいいのですが・・・・・。Craig Stammenはまさにその故障。右ひじ痛を抱えての投球で成績を落とし、9月に入って内視鏡手術を受けシーズンリタイヤしてしまいました。一方、ルーキーのJ. D. MartinGarret Mockの2人はメジャーの先発に慣れてきたと言えそうです。

Rookie of the Month: Garret Mock
 J.D. Martinと迷いましたが、奪三振率の高さという点で将来性をより感じるMockとします。ブルペンに行ってみたり、紆余曲折がありましたが、なんとかこのまま定着してくれることを願います。

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