2010年5月27日木曜日

5/26 W7-3@SF (Lincecumをノックアウト!!)

Nationals 7-3 at SF Season 24-23 (W1)
Pitching: Atilano(W4-1), Slaten, Storen, Clippard
Hitting: Desmond(2/4 3RBI), Willingham(2/2 double BB R RBI), Dunn(2/4 triple 2R RBI), Kennedy(1/3 2BB 2R RBI 2SB)

 まさかの完勝。今季既に24勝目になります(昨季24勝目を記録したのはもう7月でした・・・)が、ベスト・ゲームの1つでしょう。
 
 相手先発は、2年連続サイ・ヤング賞のTim Lincecum。今季も、この試合の前までの成績は、9試合に登板して、5勝0敗。防御率2.35。75奪三振は堂々のメジャートップ。ここしばらく低調だったナッツ打線が、そのLincecumから5回途中までに6点を奪うなんて、誰が予想したでしょうか。ポイントは、①待球作戦、②足での揺さぶり、そして③Desmondの勝負強さでした。①Lincecum自身の制球が不安定だったこともありますが、2回までに3四球、42球を投げさせたことが、3回以降の得点への布石となったことは間違いないでしょう。結局4回2/3で降板させるまでに96球を投げさせました。②今季これまで8回盗塁を試みられて全て成功されていたLincecum。その弱点を効果的に突きました。3回の先制点はヒットで出塁したMorganが2盗した直後にKennedyのタイムリーで生還。5回にも四球で出塁したKennedyが2盗、3盗と続けて決めると、さらにZimも2盗とこの回だけで3盗塁を記録。大いに揺さぶりました。③そして、Desmond。3回は2点先制してなお1死2,3塁のチャンスでBernadinaが凡退し、嫌な雰囲気になったところで、3点目のタイムリー。5回もやはり2死2,3塁の場面で打席に入ると、追い込まれながらもちょこんとバットに当ててライト前に運ぶ2点タイムリーを打ち、この一打でLincecumを降板させました。

 投げては、ルーキーのLuis Atilanoが4回までわずか1安打。5回にソロ本塁打で1点を失い、6回に1死3塁としたところで降板しましたが、その時点で6-1でリード。今日の試合展開では十分な内容でした。ブルペンは、エラーがらみで1点を失いましたが、Slaten(1.35)、Storen(1.69)、Clippard(1.99)の3人がそれぞれしっかり投げ、試合終了時点で防御率1点台となりました。Lincecumは今季初黒星で5勝1敗。Atilanoは4勝1敗。と並べてみると、大差ありませんね(笑)。

MVP: Ian Desmond

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