2008年9月12日金曜日

080912 @FLA (L1-2)

Nationals 1-2 Marlins Season 56-91 (streak L3)
Pitching: Martis(L0-2), Manning, Shell, Hinckley
Batting: Harris(2/3 1BB 1R), A.Hernandez(1/4 1BB 1RBI)

 シャイロン・マルティス(Shairon Martis)は十分好投しました。負け投手になったとはいえ、6回無死1.2塁としてマウンドを降りるまで、わずか2安打3四球9奪三振の2失点(自責点1)に抑えました。来シーズンのローテーション入りを首脳陣も本格的に考えて始めたことでしょう。

 しかし、6回の決勝点を失ったプレーには頭を抱えました。日本だと少年野球段階で学ぶ基本プレーができませんでした。場面は、無死2塁。打球は強いピッチャーゴロで、二塁ランナーが飛び出しました(二塁ランナーの明らかなミス)。打球を受けて振り向いた投手と、捕られたことに気付いた二塁ランナーが、一瞬顔を見合わせました。さて、投手はどうしますか?

 正解は「二塁ランナーのほうに向って走っていく」ですよね(今は違うと言う方があれば、ご指摘願います。私が学んだ20年前はそう習いました。今日のFSNのコメンタリーもそう言っていました。)。

 ところが、実際には、マルティスはほとんど躊躇なくセカンドベースカバーのショートに投げました。ランナーは当然サードに向ってダッシュ。ショートから三塁にボールが転送されましたが、これが悪送球となり(好送球でも微妙なタイミングでしたが)、ランナーは悠々ホームイン。記録はショート・グズマンのエラーとなり、マルティスの自責点にならなかったわけですが、本当の責任の所在は明らかです。反省してね。

 こういうことができないところが、張さんに「アメリカの野球はそんなもんですから」って言われちゃうんですよね。おっしゃるとおりです(笑)。

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