2009年6月17日水曜日

6/17 W3-2@NYY (Lannanの好投でヤンキース倒)

 先発予想はエースLannan。ニューヨークの東ロングアイランド出身で、ヤンキースファンとして育ったとのこと。インターリーグで初の対戦が実現します。感慨深いでしょうね。対するは、0勝4敗、防御率14.34と信じられないほど絶不調のChien-Ming Wang。この試合は何とか取りたい!

[試合後コメント]
Nationals 3-2 at NYY Season 17-46 (St.W1)
Pitching: Lannan(W4-5), MacDougal(S1)
Hitting: Guzman(3/5 R), Johnson(1/3 BB 2RBI)
HR: Dunn(18)

 夜になって録画で見ました。

 ふぅーーーー。なんとか1つ取った、というのが感想。

 John Lannanの投球は素晴らしいの一言。さすがエース。8回1/3を投げて4安打1死球。2本のソロによる2失点のみ。4回まではなんとノーヒット。5回表の先頭打者Robinson Canoにライトスタンドに運ばれました(さすが新ヤンキースタジアムという短いホームラン)が、それで崩れることもなく8回までに打たれたヒットはそれ以外に1本だけ。とにかくストライク先行で内角も突くべきときは突く攻めの投球で、ゴロの山を築きました。8回を終わって投球数ちょうど100球。完投を狙って9回裏のマウンドにも登りましたが、本人もコメントしているとおり力が入り過ぎてコントロールを乱し、これもこの球場でなければ入らなかったであろう(笑)Johnny Damonにソロホームランを打たれ、1点リードの1死1塁の場面で降板しました。それでも、今季4勝目、シーズン防御率は3.38まで下がりました。激しく打ちこまれた最初の2登板を除けばなんと2.59でリーグでもトップ5に入る成績となります。それにしても、両親(Lannanパパそっくり)を含む46000人の大観衆の前でも落ち着き払った投球ができるところはあっぱれです。
 
 このまま終わっていれば上記のような「なんとか」という感想にはならなかったわけですが、ドラマはその後やってきました。9回裏1死1塁、打者Alex Rodriguezでマウンドを託されたのはクローザーに指名されてから初めてセーブシチュエーションで登板機会が回ってきたMike MacDougalでしたが、2盗、3盗と許し、あっという間に1死3塁としてしまいまい、またブルペンが追いつかれるのかと覚悟しました。結局A-Rodは歩かせて1死1,3塁で打席には前夜から打ち過ぎのCano。ヤンキースタジアムはお祭り騒ぎ。MacDougalはひたすら97マイル台後半のストレートを投げ続け、カウント2-2からCanoがファールで粘ること4球。異様な盛り上がりの中、9球目、96マイルのストレートを打った打球は6-4-3の併殺。ゲームセット。最後の最後まで息のつけない試合でした。なお、MacDougalのセーブは約3年ぶりです。

 打線はDunnのソロで先制し、Johnsonのトリプルで2点を追加。もうちょっと援護してやって欲しかったと言いたいところですが、今日は堅実な守備で足を引っ張らなかっただけでも良しとしましょう。

MVP: John Lannan

4 件のコメント:

DC さんのコメント...

Lannanが踏ん張りました!
9回のあのTimingで換えたのは最悪と思ったのですが(換えるなら最初からか、Damonに一発浴びた直後でしょう)何とかYanks相手に1勝。
ママLannan、パパLannanがイニングの終わりたんびに声援を送る姿がいじらしかったです。
よかったよかった。

estoppel さんのコメント...

DCさん
私としては、勝っても負けてもLannanと心中してほしかったです。

それにしてもLannanパパ、そっくりで笑えました。

DC さんのコメント...

私もそう思いました。
あの換え方は後に遺恨が残りかねないでしょう。最初からスパッと換えておくか最後まで任せるかのどっちかでないとね。

って、今日は完封勝ちしてるし…
ひょっとして、Yankeesが弱いの?

estoppel さんのコメント...

>DCさん
勝ったからどうでも良くなってますが。
勝つって大事なことですね。

>>ひょっとして、Yankeesが弱いの?
そうみたいですね。