2011年2月11日金曜日

2011 Spring Training Outlook 3 (C)

 続いて捕手。楽しみな若手が多く、故障さえなければ層の厚いポジションとなっています。

【オフの動き】
(退団)Wil Nieves (Non-tender FA→MIL)

 年俸調停対象2年目でnon-tenderとなりブリューワーズと契約したNievesが退団。マイナー契約でナショナルズに残留してくれないかなと思っていましたが、メジャー契約を結べたことを祝福したいと思います。これからも応援しています。

【スプリングトレーニングの見所】
(40人ロースター)
Ivan Rodriguez
Wilson Ramos
Jesus Flores
(マイナー契約招待選手)
Derek Norris
Jhonatan Solano
Carlos Maldonado

 実績から言って2年契約の2年目となるPudge Rodriguezは確定。RamosとFloresがもう1つの席を争います。Pudgeとの関係は、控えというより併用となる見込みです。Ramosが23歳でFloresが26歳と2人ともまだ若く、打撃も期待でき、正直言って甲乙付け難いです。故障で過去2年を棒に振ってきたFloresでしたが、ウィンターリーグでは健康にプレーできるところを示し.322/.365/.460と結果も残しました。ところがRamosは.322/.390/.567とさらに上回る成績。どちらもオールスター級に育つ可能性があると言われていますが、そこまでは望みません。どちらかだけでいいので、しっかり今後数年を任せられる正捕手に育ってください。個人的には守備の評価も極めて高く、伸びシロが大きそうなRamosへの期待が大きく、しっかりPudgeに教育してもらえればと思います。全てが上手く運んだ場合には、Floresは適当な球団へトレードしてあげることが本人のためでしょう。まあ、これまでの故障歴からすると、かなり夢のようなベストシナリオですが。

 マイナー招待選手にDerek Norrisの名前があります。あくまで捕手の枚数が足りないために呼ばれたということでしょうが、それでもこの経験は貴重でしょう。22歳と若く今季はAAでの開幕が予想されますが、スプリングトレーニングでどういう数字を残すか楽しみです。

【開幕予想】
Pudge, Ramos

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